2006年02月08日

【ブログ討論会】サービスロボット市場は、なぜ一向に立ち上がらない? その3

ちょっと引っ張りすぎ?
スンマセン。。。

「サービスロボット討論会 その2」では、
恐れ多くも「蒸気機関から産業革命」に似た流れで、
今から「新しい革命」が起きるのでは?と言った内容を書きました。

じゃ、「新しい革命」が起きるとして
我々中小零細製造業は如何に関わっていくと面白いか?
考えてみたいと思います。

 (完全に「サービスロボット論」から外れてしもたな〜)




その1で、
「サービスロボット」は企画と製造は違う会社で行った方が良いのでは?
と言った事を書きました。

実際、その方がプランニングし易いと思うんです。
(現時点では。と言う意味です)

が、今はそう言ったマッチングの出来る
コーディネーターの要素を持った人、職業が無い様に思います

    「それじゃ、コーディネーターやる?」

そんなカンタンな仕事でない事は火を見るより明らかです(笑)。


そこで、我々としては「2.5次産業」と言う考え方をしてみます。
 
  「作って(創って)売る」 と言う考え方です。


製造技術は、日本全国の有志が居ますので心強いです!

企画と言う部分も、「創り出す感性」のある製造業の人間であれば、
開発企業には無いユニークな、独創的な発想が出てくると思います。

 
  現にこの「ブログ討論会主催」のミナログには、
  非常に多くの意見が集まっていますし、
  その中身は、右に倣え、出る杭は打たれる、
  の日本とは思えない様々な意見が飛び交っております。

  これこそが、我々が誇るべき、
  そして更に磨け上げていかなくてはならない
  魅力ではないかと思うのです。 


そう言った横の連携を使いながら、
大量生産は無理としても何らかのロボットを製造してみる。

全国的に売る必要は全然無くて、
むしろ各々の地域に必要とされる能力、技術に対して
売り込むと言う前提で作ってみると良いかもしれない。


  「作って(創って)売る」発想


そうなると、根幹技術は同じでも地域によって用途が変わったりするから
完成形も違ってくる。

 バリエーションが増える

 情報共有する

 新たな発想が生まれる

 また、創ってみる。。。


実際に取り組むとなったら 大変 です。

しかし、二足歩行を可能にしている現在のロボット産業界において
これまでの基礎研究を生かして発展させていくには、
我々製造業者が持つ現場力を発揮しても
イイ時期に来ているのかも知れませんね。


その中に「サービス」と言うキーワードは
絶対に重要になってくると思います。

 何でかって?

「何をサービスするロボットなのか?」で作らないと
ただのロボットになってしまうからです。

生活の中にロボットがあるには、「理由」が必要だと思うのです。

そしてソコが「2.5次産業」界の強みを発揮できる所だと思うからです。


 技術を保有し、ユーザーに近い職業の中小製造業

 「作って(創って)売る」と言う感性を持っていると言うことは
 市場意識、個客意識が有ると言う事

 市場意識、個客意識にダイレクトに反応できる。


大きな成果は望めないかもしれませんが、
多くの実績を積み上げていく事が出来るのではないでしょうか?


討論のお題として頂きました
「サービスロボット市場は、なぜ一向に立ち上がらない?」
ですが、2.5次産業を目指す我々製造業としましては、
実はこれからが一番面白くなっていく時期なのでは無いかと思うのです。

立上がっていないのでは無く、これから立上がっていくイメージです。


 「サービスロボットの市場」を活性化出来るのは、
 そして、「新しい革命」を起こす大きな力となるのは、
 意外?にも2.5次産業なのかも知れませんね。


 期待を込めて。
 



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1. サービスロボット市場(まとめ)  [ 【ミナログ】製造業社長の逆襲 ]   2006年02月11日 13:08
多くのかたよりコメント、トラックバックでご意見を頂きました。

この記事へのコメント

1. Posted by みどりかわ@ミナロ   2006年02月07日 22:56
オ、オレは今ものすごく感動しいてる〜(笑

いや、ホント言いたいこと全部、京旋さんが言ってくれました。感謝です。


「作って(創って)売る」発想。2.5次産業。

うん、これはシーズとニーズが同時に生まれる現場だと思っています。

ますますやる気出てきたな〜
ありがとう〜
2. Posted by デハボ1000   2006年02月12日 11:45
えー、初めて書きます。当方、技術士稼業です。
私見ですが、イージーオーダーという考え方もありうるかと。(PLCの設定がイージー?という話はともかく)
安全対策(暴走)などの労災事故もぼちぼちあるようで(厚生労働省の資料にある)そこを攻め、NONといっている議論もあります。携帯電話のように何でも出来ますといっても、それが身の丈にあった作動をするかというのは別問題。
となるとDELLやHP、EPSONDIRECTのようなシステムをロボットのプログラム設定にすれば、かなり抵抗感がへるかも。で、その意味では2.5次産業なのかなという見方もできるでしょうね。
3. Posted by グランパ   2006年02月12日 14:20
記事に無関係なコメントですみません。
 お久し振りです、グランパです。
今度下記サイトに移動しましたので
お知らせします。
LINKいただいているアドレス変更して頂ければ
嬉しいです。宜しくおねがいします。
http://blog.meibanya.com
4. Posted by 京都旋盤   2006年02月13日 21:27
みどりかわ@ミナロ さん
こんにちは!
今回は討論会に参加させて頂きまして、ありがとうございました。
僕自身、「ロボット」や「メカ」モノが大好きなので非常に興味深いお題でしたし、楽しく考えさせて頂きました。
今回自分自身のエントリーを作る時、最も気をつけたのは、「何が出来る?論」ではなく「何をしたい?論」と言う点です。
しかし、みどりかわ@ミナロさんと同じ様な思考であった事は僕も感激、感動です。
ありがとうございました!
個人的には「スコープドック」が欲しいな!(笑)
5. Posted by 京都旋盤   2006年02月13日 21:32
グランパさん
こんにちは!
リンク先変更の件、了解いたしました!
それから、グランパさんブログのサイドバーに表示されているリンクですが、僕トコだけ文字化けしている様なんですが。。。?
お時間のあるときで結構ですので、ご確認お願いします。
6. Posted by 京都旋盤   2006年02月13日 21:44
デハボ1000さん
はじめまして! コメントありがとうございます!!イヤ〜凄く嬉しいです♪
イージーオーダーですか? 面白いですね。
でも流石にBtoCで行うにはまだまだ敷居が高そうですね。しかし、BtoBとしてなら結構面白いかもしれません。
2.5次産業と言えども、現状で2足歩行を自社技術として保有している企業はあまり無いのではないでしょうか?
なので、まずはユニット販売みたいな感じでメーカーから買う事が出来れば、カスタマイズもできるでしょうから色々と面白い例が出てくると思うのですけどね。

現状では、労災事故の問題や知的財産権などの法的問題も多いと思います。
(イヤきっとトンでもなく多いと思います 笑)

しかし、「ロボット」が道具としてもっと身近に感じる事が出来る様になるのは、結構早い時期に来る様な気がしてなりません。
希望的観測の塊ですけど(笑)

ありがとうございました。
7. Posted by デハボ1000   2006年02月20日 17:37
土曜日、高名な(といっても40前の方ですが)大学の先生の講演(口演に近い)を聞きにいってきました。私が学生時代のロボットはCPUの性能が全体の性能の足を引っ張るものでした。今は制御系統が分散志向で進められているのは、時代の変化だ。
さて、私たち技術を糧とするものにとっては、知覚センシングの微細化技術が結構問題です。(当然そのセンシング要素をサブルーチンとして持つソフトも含めて)さらに加工という面について考えると、加工ノウハウを各自暗黙地とする必要がある。それを展開することによって新たなアクチュエータ≒センシング素子が出来ていく。その相互作用で、身近なほんとにバグのないマシンが構築されていくという認識。
要するに、「微細化加工技術の蓄積がセンシング技術の小型・高性能化を引きつり出し、結果ロボットの真の道具化が促される。」というストーリーですが、皆さんいかがお考えになりますか。
8. Posted by gaku   2006年02月21日 21:23
ごぶさたしております。

ひさしぶりに覗いたら京都会議ですね〜(笑
2.5次産業ってデザイン関係ではよくあるようです!
デザイン系の雑誌でちょくちょく特集されてたり...
提案(コンセプト)はできても作れない、
そこで技術屋さんとコラボが増えきたみたいで。

需要から作るのではなく、需要を作る時代なのでしょうか?
個人的には、数十年後の日本
マニュアル(MT)的な生活ができないと、
飢え死にすると予測してますが(笑
9. Posted by 京都旋盤   2006年02月23日 00:43
デハボ1000さん こんにちは
イヤ〜 難しいお話でナカナカ付いて行けてませんが、思うところを書かせて頂きます。

>「微細化加工技術の蓄積がセンシング技術の小型・高性能化を引きつり出し、結果ロボットの真の道具化が促される。」

ロボット産業の技術的側面や産業ロボットに特化してしまえば、このストーリーは非常に有効打であるのかも知れませんが、
エンドユーザーが興味、関心を持つのは、そういった部分ではないと思います。

2.5次産業で出来るであろう部分は、そう言った技術的要素がほぼ出揃った環境において
「じゃ、何作りましょうか?」と言う部分だと思うのです。
10. Posted by 京都旋盤   2006年02月23日 00:44
上の続きです

例えば、携帯電話で言えばドコモのiモードとコンテンツ企業の関係の様なイメージをしています。
ドコモの「ハード(トラフィックと言うべきでしょうか?)は作るけどコンテンツは皆で考えてね」と言うスタンスが無ければ、昨今の携帯電話向けサービスの充実も無かったのではないでしょうか?

デパポ1000さんの問いかけに対して、非常にズレたお返事となっておりますが、
しかし、僕自身が感じている現在のロボット産業界とエンドユーザの溝と言う部分はこう言ったところに有るのではないかと思っています。

知識不足の失礼を承知で書かせて頂きました。
ありがとうございました。
11. Posted by 京都旋盤   2006年02月23日 00:53
gakuさん こちらではお久しぶりです!

>2.5次産業ってデザイン関係ではよくあるようです!
デザイン系の雑誌でちょくちょく特集されてたり...

それって「セレクトショップの・・・」とか言うヤツ(ヤツってか 笑)ですかね?

付加価値を求めていくと、「コンセプト」は非常に重要になってくるのだと思います。
こう言った流れが一過性のものでなく、文化として根付いていって貰いたいと思っています。
12. Posted by 京都旋盤   2006年02月23日 01:03
上の続きです

>需要から作るのではなく、需要を作る時代なのでしょうか?
デザイナー始め作り手としては、ある意味面白いコトだと思います。gakuさんもワクワクしてるでしょ?
「安ければ良い」だけの時代は「安い」で完結していたのですけど
その時と違いこれまで市場にとってあまり関係の無かった(?)「コンセプト」や「拘り」が製品の付加価値として認められる事によって
その製品が浮き出てくると言うのは、非常に面白い事と感じています。
ま、今はメディアが煽っていると言う側面もありますから。。。
>マニュアル(MT)的な生活
想像性、創造性欠落の行き着く先はそうなってしまうんですかね〜 
最近の二極化が実は発端となってたりして?
13. Posted by デハボ1000   2006年02月27日 19:25
「コンセプト」ですか。はい(笑)
技術者の中にも、コンセプトを明確にしなければならないタイプと、コンセプトは後からついてくるという対照的なタイプがあります。もともと私は後者のほうでしたが、世界は前者に向かっているというのも事実ですね。
で、需要喚起型というのは、やっぱり形を作らなければなりませんね。イメージがたぶん出来ていないでしょうから。そうするとコンセプトメーキングをするための試作工程が必要でしょう。
そうするとたとえば足のところまでメインCPU(頭にあるとしよう)からUSBで引っ張ってくること、そのCPUシステムユニットは書き代えられるようサブルーチンをわかりやすく持つことなどの「コンセプトを見出すためのコンセプトマシン」が必要になるというるのですかねえ。すこし考えて見ます。

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