7月9日(日)から関西空港~洲本港を結ぶ、淡路関空ラインの定期航路が復活しました。また、大阪府岬町の深日港~淡路島の洲本港の航路も復活を目指して、この夏限定で社会実験が行われています。詳しくは以下のリンクをご覧ください。
関西エアポート:淡路島・関西国際空港間の定期航路が10 年ぶりに復活 高速船により1 時間でのアクセスが可能に
淡路関空ライン公式サイト
大阪府岬町:深日港~洲本港、社会実験運航

関西空港を含めた、堺市以南の大阪府南部泉州地域や和歌山市などから淡路島へは、紀淡海峡や大阪湾を隔てて、距離的には短いにも関わらず、両者を直接結ぶ橋やトンネルは存在せず、航路に関しても明石海峡大橋開通後に南海淡路ラインなどが廃止され、明石海峡大橋経由で大阪湾を遠回りするか、南海フェリーで徳島を経由するなど、遠回りせざるを得ない状況でしたが、関空の好調などもあり、航路復活の機運が高まってきたようです。

まず、淡路島の洲本から関西空港を結ぶ、淡路関空ラインに関しては、これまではリムジンバスで2時間以上かかっていたものが、淡路関空ラインの航路を利用すれば約1時間で結ばれ、淡路島から関西空港えのアクセスは便利になりそうです。早朝便も設定されるなど、LCCの需要にも応えた感じに見えますが、大人片道運賃が2,800円と、少し高い感じがします。


一方、深日~洲本航路に関しては、和歌山市から淡路島への最短ルートが復活することと、大人片道運賃が1,500円であることから、大阪府南部の泉州地域から淡路島へ安価に行けることでしょうか。淡路関空ラインは、関空連絡橋を渡るのに鉄道もバスも加算運賃適用と上記の航路運賃から、割高となってしまいます。
また、深日港へは南海電鉄の深日港駅からすぐに乗船場があるため、電車でのアクセスも便利ですが、現在は難波からの直通列車もなく、難波方面からも和歌山市方面からもみさき公園で多奈川線への乗り換えが必要です。利用促進策としては、みさき公園で特急サザンとの連絡を良くすることと、淡路島側のバス会社と南海電鉄との連携により、割引きっぷの発売による利用促進策が必要であると感じます。
さらに、輪行バックによる自転車の積載は可能ですが、フェリーではないため、原付・二輪・自動車を載せることはできません。特に、原付や125cc以下の小型二輪は明石海峡大橋を遠回りしても高速道路であるため通行できず、これまで原付・125cc以下の小型二輪で淡路島へ向かうにはトラックで荷物を運ぶしかなく、自力で行ける手段が存在しない状態でしたが、昨年から淡路島へ明石からの淡路ジェノバラインが原付・二輪の積載をはじめてます。
淡路ジェノバライン
ただ、搭載量が限られるのが現状なため、深日~洲本航路においても原付・二輪を載せることができるよう、改善が望まれます。これが実現すれば、原付・125cc以下の小型二輪の利用者も取り込めるのではと思います。

とは言え、これまで遠回りルートしか存在しなかった、関西空港や大阪府南部泉州地域・和歌山~淡路島への最短ルートが復活の機運が高まったことに関しては朗報です。淡路関空ラインに関しては利用客の定着を、深日~洲本航路に関しては社会実験が良好で定期航路復活へつながればと思います。当ブログ管理人も一度、淡路島へ行く際にこれらの大阪湾横断ルートを使ってみたいところです。
さらに構想として、紀淡海峡に橋やトンネルを整備し、高速道路や新幹線計画もあることから、ミッシングリンクの解消や東海道・山陽ルートに代わる第二国土軸形成による、大阪府南部や和歌山の活性化にも期待したいところです。
紀淡連絡道路実現期成同盟会事務局:実現させよう!紀淡連絡道路