定期演奏会
2023年11月12日(日)
第66回定期演奏会が開催され、無事に終演いたしました。
今回は4年ぶりにコロナ前の通常の演奏会の形に戻すことができました。
第1部は9月と10月に2度行われたオーディションで選ばれた子どもたちによる作曲クラスの作品発表と個人演奏がありました。
本番前の舞台袖では、手を温めたり集中して静かに順番を待つ子どもたちの姿がありました。
舞台に一歩踏み出すと、ひとりひとりの音楽の世界があり、会場のお客様も一気に演奏に引き込まれ、聴き入っておられるようでした。
第2部は合唱クラスの発表でした。
朝のリハーサルでは、舞台の準備が並行して行われる中、子どもたちはしっかりと指揮の先生を見て集中することができていて、成長されている様子に驚きました。
本番でもBⅠ合唱は伸びやかに楽しく歌うことができました。BⅡ合唱は少しお兄さんお姉さんらしく、発声も元気に伸びやかにより難しい曲に挑戦しました。A合唱はより柔らかく美しいハーモニーで、精一杯表現して歌うことができました。
第3部は合奏クラスの発表で、今回は初めて明石幸大先生に指揮をしていただきました。
B合奏は10月の城巽フェスティバルでも演奏しているので、2度目の本番でした。しっかりと指揮の先生を見て、みんなで音楽を合わせるという感覚が伝わる力強い演奏でした。
A合奏の子どもたちは舞台袖に並んでいるときから、早く舞台に立ちたいような気合いを感じました。ブランデンブルク協奏曲の心地良いリズム感の中、とても良い緊張感と華やかな音色に会場が包まれました。
プログラムの最後はA合同演奏があり、堀川音楽高校と京都市立芸術大学からエキストラの方々にもたくさん入っていただき、オーケストラの音色と合唱の声が合わさり、とても美しく華やかに幕を閉じることができました。
数ヶ月に渡り練習を重ね、演奏を聴かせてくれた皆さん、本当にお疲れさまでした。
お手伝いしてくださった保護者の皆さま、またご来場くださった皆さま、本当にありがとうございました。
次は、いよいよオペレッタ「西遊記」の準備が本格的に始まります!
また新しくみんなで舞台を創っていきましょう🎵
(前日の堀音ホールでのリハーサル写真です。本番の写真は後日お楽しみに!)


2022年11月13日(日)
第65回定期演奏会が無事に終演いたしました。今回も3つのセクションに分けて、総入れ替え制での実施でしたが、生徒さんや保護者の皆様には他のクラスや他のセクションも、今までよりは多めに観ていただけるよう工夫しました。
第1部は合奏クラス、今回初めて大谷麻由美先生にご指導いただいての舞台でした。
B合奏クラスは「運命」を凛々しくまとめあげていました。 A合奏クラスはさすがの貫禄で「カルメン」組曲の多様な音楽を演奏し分けていました。合奏クラスは団結力が固く、みんなとても仲が良いです。1つの曲を毎週一緒に練習しているうちに、知らず知らずのうちに一体感が生まれるようです。
第2部では、まずは作曲クラスオーディションで選ばれた作品を作曲者自ら演奏していましたが、どの作品も力作で、子どもらしさや美しい旋律に満ちあふれていました。
それに続く個人演奏部門は、ピアノ独奏、ヴァイオリン独奏、チェロ独奏、そして独唱と、2回のオーディションを経て選ばれた子どもたちの演奏でした。素晴らしい演奏の数々に、会場では感嘆の息が漏れていました。
第3部は合唱クラスの発表。コロナ禍で最も影響を受けたクラスです。オンライン授業、隔週の授業、少人数に分けての授業など、合唱本来のハーモニーを感じる喜びを味わうことがほとんどできない2年間でしたが、なんとか乗り切ってきました。今年10月に入って、久しぶりに全員揃っての授業を再開したばかりでしたが、1か月の全体練習と今日のリハーサルを経て、本番では元気いっぱいのBⅠ合唱、リズム感に溢れたBⅡ合唱、そして A合唱は密やかで美しい音楽を聴かせてくれました。
withコロナの時代になり、様々な演奏会も通常どおりの形で行われることが多くなってきました。
音楽教室の演奏会も、元通りみんな一緒に集ってお互いの演奏を聴き合える形に早く戻していきたいです。
演奏を聴かせてくれたみなさん、おつかれさまでした。ご来場くださった皆様、ありがとうございました。
↓本番の一部分とリハーサルの写真です


2021.11.14(日)
呉竹文化センターにて定期演奏会を開催しました。昨年に引き続き、感染症予防のためクラスごとに完全入れ替え制の発表でした。
午前中の合奏クラス発表は、B合奏が「動物の謝肉祭」、A合奏がエルガーの「弦楽セレナーデ」でした。半年間の練習の成果がしっかり感じられる素敵な演奏でした。通常は2人で1つの譜面台を使用しますが、今は1人1つです。指揮者とコンミスの挨拶も握手ではなく腕合わせする光景もすっかりお馴染みとなりました。
お昼は、ヴァイオリンやピアノの曲を作曲して、それを自分で演奏するというこの音楽教室ならではの作曲クラス部門と個人演奏部門でした。どの作品もどの演奏も本当に素晴らしく、聴きごたえたっぷりでした。
午後は合唱クラスの発表でした。BⅠ合唱、BⅡ合唱、A合唱とだんだん年齢が大きくなっていくにつれ、元気なお歌から美しいハーモニーが生まれ、声とピアノの音色の溶け合う美しい音楽へと成長していきます。
入れ替え制のために別の学年の演奏を聴いていただけないのが残念でした。
来年こそは教室全員が揃って同じ時間に本番ができるようになっていてほしいものです。
ご来場くださった皆様、ありがとうございました。

2021.10.23
定期演奏会個人演奏部門と作曲クラス部門のための第2次オーディションが行われました。
弦楽器科の特別審査員に岸邉百百雄先生と四方恭子先生、ピアノ科は田隅靖子先生 砂原悟先生 大畑博貴先生、作曲科に岡田加津子先生 平田あゆみ先生、声楽科には上野洋子先生がお越しくださり、受験者の演奏に耳を傾け、たくさんのアドバイスをくださいました。
受験者の皆さんは今日のために一生懸命練習を積み重ねてきたことと思います。気持ちよく演奏できたでしょうか。
今日の経験を糧にしてこの先も良き演奏を目指していきましょう。
定期演奏会本番は11月14日(日)、呉竹文化センターです。
合唱クラス、合奏クラスの発表もとても楽しみです。

2021.10.2
今日は定期演奏会個人演奏部門と作曲クラス部門出演者のための第一次オーディションでした。
控室や試験室が密にならないよう、1人ずつ集合時間や審査時間をずらしてスケジュールが組まれています。
感染症対策のために9月から導入された検温器で検温し、受付後に控室へ入ります。
教室では個人レッスンは行っていませんが、ほとんど全ての生徒さんが個人で楽器を習っています。個人演奏部門は大きな舞台で演奏できる、良き勉強の機会でもあります。
今日のオーディションで合格すると10月23日の第二次オーディションに進み、特別審査員の先生に審査していただくことができます。
ピアノやヴァイオリン、チェロ、声楽など、一人で毎日地道に練習を積み上げていくのはとても大変な道のりですが、その先にある喜びに向かっていく時間はかけがえのない宝物にもなります。
作曲クラスは今年はオペレッタも控えているので、前期や夏休みは大忙しだったと思いますが、この間クラス授業のとき、聴音の合間の時間に何か音符を書いている人を見かけました。何かの楽譜を写してるのかな?と思って尋ねてみたら「作曲してるの♪」と答えてくれました。小さな時間の間にもメロディが心に浮かぶなんて素敵だなあと思いました。
きっと今日の楽譜審査にも、そんな素敵な曲がたくさん並んでいたことでしょう。
受験した人全員に教室の先生たちが心を込めて講評を書きますので、じっくり読んでみてくださいね。

2020年11月14日(土)
呉竹文化センターにて定期演奏会を開催いたしました。
感染症対策のため一般公開はせず、クラスごとに保護者・関係者のみ観覧していただいて5部構成で行いました。
通常のプログラムとは異なり、B・A合奏、作曲クラス・個人演奏、A合唱、BⅡ合唱、BⅠ合唱の順番で行われた演奏会でしたが、どのクラスも前期にオンラインのみで授業していたとは信じられないほどの完成度で、大変聴きごたえのある会となりました。
コロナ禍の閉塞感を吹き飛ばすかのような力強い演奏に勇気づけられ、たった一回の合わせとリハーサルで感動的な演奏を聴かせてくれた子どもたちやご指導くださった先生方のご尽力に心打たれました。
来週以降も合唱・合奏・鑑賞クラスは隔週対面授業が継続されますが、年長以上のクラス授業では全員揃って対面授業を再開します。
感染症対策にも真摯に取り組み、音楽を楽しむことのできる貴重な時間を少しでも安全に過ごすことができるように努めてまいります。


