かわら版創刊準備号宇良共同店!

2005年07月04日

安里英子氏にお話を伺いました。

本日、安里英子さんにお話を伺うことができました。
お話を伺った、というよりは逆に「なぜ共同売店に興味を持ったの?」と私の方が聞かれる立場でしたが(笑)。

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安里英子
1948年那覇市生まれ。1977年ミニコミ誌「地域の目」を発行。沖縄の村落を訪ね歩き、草の根自治に学ぶ。1990年から97年にかけて、奄美から与那国島など琉球弧の35の島々を巡り、リゾート開発のルポを書き、島々の聖なるウタキや遺跡を訪ね歩き新聞に連載。著書「沖縄・共同体の夢」では、暮らしの最少単位であるシマ(村落共同体)の自治のルーツを探り、本来の自治の豊かさを説く。第5回地方文化賞次席(1992年)、第2回女性文化賞(1998年) 。沖縄大学非常勤講師。
著書
「沖縄・共同体の夢―自治のルーツを訪ねて」榕樹書林
「琉球弧の精神世界」お茶の水書房
「ハベル(蝶)の詩―沖縄のたましい」神奈川大学評論ブックレット
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安里氏「なぜ共同売店に興味を持ったの?」

―――「祖父の家のすぐ隣りに田港共同店(大宜味村)があったんですが、その思い出の売店がなくなったのが淋しかった、というのがきっかけです。何とか残す方法はないかな、と。それで調べるうちに、住民が共同で経営し利益を共有する、という仕組みが現代にも通用するすばらしい仕組みだということを知りました」

安里氏「共同店っていうと田舎で自然発生的に何となく生まれたような誤解をされるけど、そうじゃないんですね。明治39年にできた奥共同売店は、その経営規則を見ると、非常に整備された仕組みを最初からもってます。イギリスの産業革命以後の共同組合運動の流れをきちんと汲んで作られている。でも、単に仕組みがいいだけじゃなく、共同店には懐かしさ、マブイがこもってますよね。心の拠り所になってます」

―――「沖縄の共同売店を参考にして新しく作られた店が、宮城県にあることも知りました。福祉的側面はこれからの時代にますます必要とされているし、ITやマーケティングの要素を取り入れ、まちづくりの視点から共同店を見なおせば、沖縄でも新しく生まれる可能性もあると思うんです」

安里氏「共同店というのは、住民による自治なんですね。共同店の奨学金制度のおかげで多くの人材が世に出ています。国頭三村で共同店の活性化のための連絡協議会を開いたんですが、共同仕入れ案などが出てましたね。沖縄大学地域研究所のシンポでもいろいろな提案がありました(2003/03所報No29)」

―――「村外(地域外)組合員制度のようなものを作ってみたらどうでしょうか」

安里氏「それはとてもいいアイディアだと思いますよ」



kyoudoubaiten at 23:37│Comments(0)TrackBack(0) 共同売店って? 

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