よく、マッサージは筋肉を、整体は骨を観ていると言われます。
本当の様な話ですが、実際は正しいとは言えません。 

整体の教えの中で必ず言われる事なのですが、「生命そのものに触れている」という心構えが必須です。
身体に触れているわけですが、そう考えているのは整体ではないわけですね。

では「生命」とは何なのか?
という事が重要になりますよね。漠然とは誰でも分かると思うのですが、人体を扱う整体師としては漠然と捉えている様ではマズイ。本当を言えばその答えは自分自身で、経験を踏まえて実感していくのが理想と思うのです。言葉にすると本当とはちょっとズレる気がするので言葉で表現するのも微妙なのですが、あえて表現するとすれば「魂」なんでしょうね。
魂という表現はどうにも宗教的な感じや心霊現象的なイメージが先行する気がするので、私も極力使いたくない。だけどもこれが一番シックリくる気がするので仕方ない。そう思います。

もうちょっと砕けた表現?というか、自分なりの表現をすると「その人の本体」です。
人は他者にどう観られるか?という事を大なり小なり気にして生きていますよね。それで実際に見せている髪型にしても表情にしてもファッションにしても、そういうものは本体ではありませんね。
だから皮膚だって筋肉だって骨だって、それらも全部その人の本体ではないと言えます。整体的な表現をするなら、これらは「影」でしかない。
科学的とか西洋医学的に言うと、目に見えているものが全ての様な話になる。科学的には霊は居るという事だそうなので、これは目に見えないものを認めていますが、こと人体の話になると目に見えない存在を否定していますよね。
整体はそうではなくて、目に見えない事こそが本体であると考えます。よーく考えていけば当たり前と思いますけど。

長くなってますが、この話を真面目にやろうと思うとメチャクチャ長くなります。
まあいいか・・・、もう少し続けますね。
医学的には食べ物が物凄く重要だと言われます。要らないとは言わないけれども、あんなに言われるほど重要なのかと言えば、これは嘘だと言わざるを得ない。本当に重要なのはそれを求める「勢い」の方でしょう。なぜそれをそれだけ食べたくなるのか?これを観ていかないと真実に辿り着く事はありません。
酸素が人体には欠かせません。しかし空気中で最も多いのは窒素ですね。割合で言えば酸素は2割程度、窒素は8割程度もあります。この窒素ですが、整体から観れば物凄く重要なはずなのです。未だ科学的に解明はされていない様ですが、そこなんですよね問題は。研究から分かった事だけが真実で、分かっていない事は間違いだと論ずるのが科学・医学なわけです。だから後で分かってきた時にゴロっと言う事が変わってしまう。今までのは何だったの?と言うと「それは古い」と言うだけで、それを信じてきた事はどうするのよ・・・と。
こうして新たな情報に右往左往するのは影の世界に騙されているだけで、本体が育っていない。でも仕方ない。観る目を育てる様な事を一切してきていないのだから。習ってもいないし、何なら影こそが重要だと生まれた時から教え込まれているのですから。

ね?なんか宗教臭くなってきたでしょ?
だからまあ、こういう話はあんまりしないんですけど、人体を本当に理解していこうと思うと必須なのです。
それで一応こう話はしますが、西洋医学と整体が人体の捉え方の根本から違う事が何となく分かっていただければそれでOKです。深く考えるのは興味のある方だけで十分。
よく整体と間違えられるカイロプラクティックですが、これはアメリカ発祥で西洋医学に基づいています。いつも言っていますが整体は日本発祥で、上述している通り西洋医学とは全く異なります。(それなのにニュースでも、カイロプラクティック院経営の整体師逮捕!とか書かれます。せめて報道する者くらいはこの違いを理解して貰わないと誤解を広めてしまうでしょう。カイロプラクティック院ならカイロプラクターやん!って思います)

次回へ続く