「三里塚闘争50年の集い7・17東京集会報告集」が発刊されました

柳川秀夫・加瀬勉・石井紀子・平野靖識

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2017年1月15日発行/B5/36頁
定価 500円
発行 三里塚芝山連合空港反対同盟(代表世話人・柳川秀夫)
目次:
開会にあたって 山崎宏(横堀地区)
主催者あいさつ 柳川秀夫(三里塚芝山連合空港反対同盟代表世話人)
東峰裁判と女たち 石井紀子(農業)
三里塚を楽しんで生きていく 平野靖識(三里塚物産)
講演 三里塚闘争50年 加瀬勉(三里塚大地共有委員会Ⅱ代表)
発言 島田恵(映画監督)
 清井礼司(弁護士)
 鎌田慧(ルポライター)
 高見圭司(スペース21)
 山田謙(関西・三里塚に連帯する会)
 代島治彦(映画監督)
 松島光男(羽田空港増便問題を考える会)
 中川憲一(管制塔元被告)
 鈴村多賀志(田んぼくらぶ)
閉会あいさつ 柳川秀夫

発行 三里塚芝山連合空港反対同盟(代表世話人・柳川秀夫)
連絡・注文先:千葉県山武郡芝山町香山新田90-5/電話:FAX0479-78-8101
振替口座 00290─1─100426 大地共有委員会(2)

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報告:三里塚芝山連合空港反対同盟2017旗開き&1.15東峰現地行動

配信:旗開き

1月15日、三里塚芝山連合空港反対同盟は、横堀農業研修センターで2017年旗開きを行い、50人が参加した。

 山崎宏さん(横堀地区/労闘―労活評現闘)

 開催あいさつを山崎宏さん(横堀地区/労闘―労活評現闘)から行われ、「昨年は三里塚闘争50年で7月15日、東京で集会を行った。だが政府・空港会社は、大きな攻撃をかけてきている。第3滑走路計画持ち出して、なにがなんでも力づくて、これまでやってきた方針を、欺瞞的にあたかも住民の要望に応えて作るという構図を作り出し、様々な策動を行っている。立ち退き対象になる地区で国交省・千葉県・地方自治体・空港会社が一体となって説明会という形でアリバイ作りを行っている。その中身は、芝山町北部地区にもう一本滑走路を作るというものだ。さらに平行滑走路の北側に延伸する。夜間飛行制限時間を緩和するという」、「今まで騒音時間帯は、午後11時から翌朝六時までの7時間は、飛行機が飛ばない時間だったが、それを大幅に短縮して、今後は4時間にまで緩和したいと言い出している。これがいかに経済効果を生み出すかと宣伝しているが、騒音による住民の立ち退き、騒音被害によって夜眠れなくなる事態に関しては、まったく考慮の範囲に入っていない。こうして住民を追い出して、自らの利潤追求のために欲望を遂げていく。まさに安倍政権の政治的質を同じようなものだ」と批判した。

柳川秀夫さん(三里塚芝山連合反対同盟/代表世話人)

 柳川秀夫さん(三里塚芝山連合反対同盟/代表世話人)は、「第3滑走路計画問題とともに横堀現闘本部裁判があり、裁判所は不当判決を出し、撤去せよと通知してきた。あくまでも反対なものは反対だという態度を貫き通していきたい。昨年、関西三里塚闘争に連帯する会の刈谷稔さんが亡くなった。あらためて冥福を祈りたい。刈谷さんの遺産カンパをいただいた。ありがとうございます。最後まで三里塚に思いを寄せ、闘う闘魂は引き継いでいくことを再認識した」と発言した。
 さらに「三里塚闘争は問題があるかぎり闘っていきたい。農業をやっいるから天候の変化を認識している。経済オンリーのグローバリゼーション、弱肉強食の社会の大きな現れだ。開発や発展の考え方に対して、反対の対案を出していかなければならない。三里塚は、問答無用の強硬策があいかわらず続いている。民主主義の多数決の論理は、一方的にまかり通っている。強い者はなにをやってもいいんだというものだ。こんなのを民主主義とは言わない。三里塚闘争は民主主義の問題を提起し、これからもちゃんと提起していくことが大事だ。今年も頑張っていきたい」と決意表明した。
 加瀬勉さん(多古町/三里塚大地共有委員会代表)は、冒頭、「本当ならば刈谷君が座っているはずだ。1回も休まず参加し、決意表明をしてくれた。刈谷君を哀悼して『闘いは吾が命なり 一途なる男の生の 誠なりけり』の追悼歌を捧げたい」と歌った。
 「現在、不眠不休の状態で忙しい。権力は、空港の機能拡大として第3滑走路計画を提案しているからだ。多古町にまで入って説明している。1000ヘクタールの面積を必要とし、3500メートルの滑走路を約10年がかりで建設し、50万回の増便を行っていくという計画だ。そのために2000戸の農民の立ち退きが必要となると言っている。昨年11月、多古町町長、国・県・空港会社が説明に来た。真正面と対決した。『怒り心頭に発す 機能拡大絶対反対 夜間飛行緩和絶対反対、第三滑走路建設反対、50万回発着反対、騒音被害反対、立ち退き断固拒否』の反論を行った。『空港と人間の命、どちらが大事か言ってみろ。何人殺してきたんだ』と追及した。防音工事交付金をバラまいているが、木造だから騒音は下がらない。新しい計画でも防音対策をすると言ってカネを積む。しかし騒音被害は下がらない。空港会社と今後、あらゆる分野で鋭く対決せざるをえない」と述べた。
 「厳しく追及したが、騒音対策法などの枠内の回答でしかなく、何一つ責任ある回答はなかった。住民は日常生活、営農活動全体を防音せよと要求するが、敵は財政がないと言うだけだ。住民の怒りは共通したものだ。国はシンポジウム、円卓会議で謝罪し、黒野空港会社元社長は東峰神社神木伐採事件で謝罪し、千葉県は大木よねさん事件で謝罪したくせに、なんで空港機能拡大プランを出してくるんだ。財産権に介入し、人権侵害に対して徹底的に糾弾した。敵はうつむいているだけだ。だけどやつらは絶対にあきらめない。警戒していこう。住民の怒りに対して、新しい大衆運動として組織していきたい。孤軍奮闘だ。敵は三〇年に五〇万回の計画を出してきた。こちらは百年戦争として闘う決意をしたい」と訴えた。

 石井紀子さん(成田市川上)

 石井紀子さん(成田市川上)は、「空港会社は第三滑走路計画についていろんなところで住民説明会を行っている。川上でも行い四〇人ぐらいが参加した。四者が来て説明したが、『ご理解いただきたい』と繰り返しただけだ。『住民の生活をどうしてくれるんだ』と予想以上に住民は怒ってました。私は『住民の反対を押し切ってまで作るんでしょうか』と聞いたら、『そんなことはありません。ご理解をいただいてからです』と言ったが、『反対しているかぎりできないんですね』と追及したら黙ってしまった」と紹介した。
 そのうえで「この段階で五〇万回離発着を出し、世界に並ぼうというみっともない姿そのものだ。空港反対派じゃないひとまで反対している。まさに墓穴を掘っている。トランプが米大統領になったように、差別と分断、いわれなき憎しみがひろがらないように気をひきしめていろんなことをやっていかなければと思ってます。政治の荒廃、右傾化を止めていきたい」と発言した。

 平野靖識さん(東峰地区/らっきょう工場)

 平野靖識さん(東峰地区/らっきょう工場)は、「昨年、横堀現闘本部撤去の不当判決とともに天神峰地区の天神峰地区の市東孝雄さんの畑についても明け渡せの不当判決を出している。さらに第三滑走路計画の東峰・天神峰住民説明会があった。島村家の息子さんたちも反対の声を上げていた。闘いの結果、空港会社は東峰地区に対して滑走路延長はできないと説明せさるをえなかった。東峰地区の拠点を守ってきた成果だ。第三滑走路計画反対の闘いを東峰地区でも行っていきたい」とアピールした。
 後半は 清井礼司弁護士から横堀現闘裁判の報告につづいて支援のあいさつに移った。
 高見圭司さん(スペース21)、渡邊充春さん(関西三里塚闘争に連帯する会 関西三里塚相談会)、根本博さん(泉州沖に空港を作らせない住民連絡会)、山田謙さん(東大阪三里塚闘争に連帯する会)、小山広明さん(三里塚国際大学)、全金田中機械の仲間、釜ヶ崎日雇労働組合、鈴村多賀志さん(田んぼくらぶ)、日米安保条約終了通告を求める会から闘いの報告と年頭の決意表明が行われた。
 1.15東峰現地行動


15東峰行動
 旗開き後、三里塚空港に反対する連絡会は、東峰地区に移り、元東峰共同出荷場から開拓道路に向かってデモを行った。成田空港に向けて「飛行制限時間緩和を許さない! 成田空港『第三滑走路』計画を撤回せよ! 裁判所の強制執行―現闘本部破壊を許すな!反原発―再稼働やめろ! 沖縄・辺野古・高江の新基地建設反対!」のシュプレヒコールをたたきつけた。(Y)

報告:12.3横堀現闘本部強制執行抗議緊急行動

配信:緊急行動三里塚
 12月3日、三里塚空港に反対する連絡会は、横堀現闘本部強制執行抗議緊急行動を横堀十字路で行った。
 成田国際空港会社が三里塚芝山連合空港反対同盟(柳川秀夫代表世話人)に対して横堀現闘本部撤去と土地の明け渡しを求めた横堀現闘本部破壊裁判(朽廃建物収去土地明渡請求事件)は、1審(千葉地裁/2015年9月2日)、2審(16年2月3日、東京高裁)、最高裁(16年7月21日)と立て続けに不当判決を言い渡した。
 横堀現闘本部を鉄板で囲ったままの既成事実を前提にして一連の判決は、①成田空港シンポジウム(1991年)、円卓会議(1993年)における「平行滑走路の整備については、あらゆる意味で強制的手段が用いられてはならず、あくまでも話し合いにより解決する」という歴史的事実を排除し、「信義則に反し、権利濫用になるとはいえない」と断定した②空港会社の現闘本部を管理・運営するための通行権をバリケードで妨害した事実を容認した③空港機能拡大に対して空港会社の営利主義を防衛した―などを柱にした不当なものであった。司法権力は空港会社防衛という階級的任務を貫徹するために反動判決をデッチ上げたのである。
 成田空港会社は、このような不当判決に基づき空港機能拡大の一環として横堀現闘本部撤去への建物収去命令申立を千葉地裁に起こした(11月1日)。千葉地裁は、アリバイ的に強制執行に対して意見があれば書面を14日以内に提出せよと言ってきた。つまり、14日以降、いつでも横堀現闘本部破壊のために強制執行を強行するということだ。
 三里塚芝山連合反対同盟(代表世話人・柳川秀夫)は、空港会社の主張を追認した不当判決を批判し、横堀現闘本部破壊の強制執行の強行を許さないと抗議の意見書を提出した。三里塚空港に反対する連絡会は、反対同盟に連帯して、緊急行動を取り組んだ。

 抗議行動は、空港用地内を鉄板で囲んでいるため現闘本部に行くことができないが、現闘本部に最も近い位置となる横堀十字路で行った。空港に向けて「横堀現闘本部撤去を許さない!千葉地裁は強制執行をやめろ!第3滑走路建設計画を撤回せよ!夜間飛行制限時間緩和をやめろ!」などの抗議のシュプレヒコールを行った。
 山崎宏さん(労活評現闘/横堀地区)は、「空港会社は、横堀現闘本部を破壊し、裁判によって土地を強奪した。反対同盟と支援が管理していた本部に向けた道路を通行不能にし、鉄板で囲い込み、管理できない状態にし、『朽廃』に追い込んだ。その上で空港の『妨害物』だから撤去せよと要求し、民事訴訟による土地強奪を行った。千葉地裁は、反対運動の歴史を無視して空港会社の主張を全面的に認めた。現地調査、証人尋問の要求さえも却下した。東京高裁は、一回の裁判で結審するという不当な訴訟指揮をした。最高裁は7・17三里塚闘争50周年・東京集会の直後の7月21日に上告棄却の決定を下す政治的判決を行った。司法権力を使った拠点破壊を許さない」とアピール。
 横堀団結小屋維持会は、横堀現闘本部が反対同盟と支援の活動拠点であった歴史をふり返り、空港会社による数々の暴力的通行破壊、鉄板囲い込みの犯罪を糾弾した。
 抗議行動後、横堀大鉄塔に移動し、鉄塔中段から鉄板で囲まれた横堀現闘本部、空港誘導路などを視認し、今後の闘いの方向性を検討した。(Y)

加瀬勉さんの抗議文

 11月6日、千葉県多古町の牛尾共同利用施設で「成田空港の機能強化に関する地区説明会」が開催された。
 成田空港会社は、9月27日、空港機能の強化と称して住民の生活破壊に直結する「第3滑走路の配置」、「空港敷地の範囲」、「夜間飛行制限の見直し」(午後11時~午前6時から午前1時~5時の短縮)、「予測騒音コンター」等を成田空港に関する四者協議会(成田空港の周辺9市町と国土交通省、千葉県、成田国際空港会社)に提示した。夏目誠空港会社社長は、騒音被害が大きいと予想される地域を対象に地区単位で説明会を実施すると表明していた。その一環として行われたのが牛尾地区説明会であった。
 牛尾地区の住民である加瀬勉さん(三里塚大地共有委員会代表)は、空港会社が押し進める「成田空港の機能強化」に対して断固として抗議し、以下のような抗議文を明らかにした。皆さんにFAX、データ配信します。各メディア掲載は許可が出ています。(Y)


加瀬勉さんの抗議文

 お前たちは犯罪者

 成田空港の建設は国家犯罪の積み重ねの上に建設されたものである。お前たちは加害者であり犯罪者であり犯人なのである。

 人面獣心

 強権を突如発動しあらゆる者を奪い尽した。我々の闘争抵抗で強権が通らないと知るや、今度は「丁寧に説明する」「結論は急がない」と町村単位、地区単位、集落単位で説明会を開いている。鉄棒を振るっても鬼は鬼、笑っていても鬼に変わりない。「夜間飛行の制限緩和」「50万回増便」「第三滑走路建設」「騒音対策」に「ご理解をいただきました」この口実、既成事実をつくるための説明会ではないか。そこに並んでいる鬼ども、人間の皮をかぶった鬼ども衣の下に鎧が見える。我々は断じて、いかなる空港の機能拡大に断固反対する。

 殺人鬼

 「国策に反対するものは日本人ではない」「日本から出て行け」「空港に反対する奴は何人殺してもよい。お上からの指示である」。俺たちはあらゆる迫害を受け、多くの人が殺されていった。その事実をこの目で見つめ、体験してきた。
いかにお前たちに殺されたか、殺されるような弾圧と迫害を受けてすべてを奪われたか。真実を語るから聞け犯罪人ども、空港機能拡大のペーパープランを撤回せよ。再び地域に大混乱を起こし、我々を殺して空港を拡大してゆくのか。人間の命を超える大義などこの世に存在しない。

 人間の良心の破壊

 「空港(株)、うつ向いていないで立って聞け」。お前のところの黒野(元空港株式社長、最高顧問)は、突如、三里塚東峰神社の御神木を無断で切り倒した。集落の鎮守、初詣、結婚の報告、出産の宮参り、七・五・三の宮参り・成人の宮参り、秋の収穫祭り。日常は神聖な場所として清掃してきた。御神木の一枝も折るものもない。集落の守り神として信仰の対象にしてきた。御神木を無断に伐採したことは、憲法で保障されている思想、信条の自由にたいする重大な人権侵害である。黒野は東峰集落住民に謝罪文を提出したが空港機能拡大の講演会を開催して歩いている。「黒野、人間として恥じを知れ」。

 国土航空局

 空港(株)の黒野が東峰神社の御神木を伐採する重大な過ちを犯した。監督官庁の航空局はどのように指導し注意したのか。答えてみろ。なぜ黙っているのだ。答えられまい、真実は、航空局が指示し切らせたのであろう。真犯人は黒野でなく、航空局お前であろう。
 一般社会では刑事事件である。なぜ刑事事件にならないのか。なぜそれが隠蔽されるのか。空港建設が国家犯罪であるからである。

 闘病生活

 私の集落では一戸一名の割合で病人がいる。ある者は通院し、ある者は福祉施設へ、ある者は自宅で療養生活を送っている。この人々にとって絶対必要なものは騒音のない静かな環境である。この人たちを騒音被害で苦しめ、さらに騒音地獄におとしいれ、立ち退きを要求するとはなにごとか。人権蹂躙である。人間の命をちじめる空港機能拡張計画を撤回せよ。

 振興政策

 隣の家と軒先を並べていながら騒音a地区、b地区に分断され、同じく軒を並べていながら、騒音b地区と騒音区域外に分断されている。騒音被害は同じだが、測定線引きによって分断された。集落内に被害とともに差別をなぜ持ち込んだのだ。子どもたちが独立し、結婚し、屋敷内に住宅を建てローンを組んで生活している。46年度以降新築した家には防音工事補助は出ない。防音の工事の補助は、家族構成割りであり、家の建ぺい面積にしたがってだされていない。集落の一戸の家族構成は平均3人である。工事費足りない。被害を受けている我々が不足分を出している。加害者の空港(株)のお前たちの会社が黒字で儲かっていて被害者の我々がなぜ工事費の不足分を出さなくてはならないのか。

 夜間飛行制限緩和

 夜間飛行緩和断固反対。24時間稼働絶対に許さない。騒音の30デシベル(音の高さ)の特殊な防音装置の寝室を作ると説明しているが、密封した金庫みたいな部屋になぜ我々は寝なければならないのか。高温多湿の日本の風土は開放的な家屋でなければならない。牢屋のような中に我々を封じ込めるとはなにごとか。

 立ち退き

 第三滑走路10年後、50万回増便30年後、騒音被害立ち退き区域からになるから村を出ていってくれ。「ふざけるなこの野郎」、お前たちのためになぜ俺たち住民が運命を変えなければならないのか。縄文、弥生有史以前から生活している場所を離れなければならないのか。お前たちの最高幹部は天下って高額な退職金を二度、三度もらって、宮遣いのお前たちも、やがて定年退職してゆくだろう。いや来年にも職場の配置転換で空港問題の係から離れるかもしれない。俺たちは子々孫々、永久に騒音地獄の中で生活してゆかねばならない。なん人も人の運命に介入干渉する権利は有していない。我々の財産権、居住権、職業選択の自由、健康で文化的な生活を等しくおくる権利等の基本的権利人間の良心の世界になぜ行政権力をもって介入して来るのだ。三里塚の悲劇を再び作り出す夜間飛行制限緩和、50万回増便、第三滑走路建設計画を撤回せよ。

 重い経済負担

 防音工事個人負担は、当初、空港公団の統計では一戸当たり100万円支出されたと言われている。では、空港関連振興策の集落排水(下水・トイレ)の宅地内工事は最高個人負担260万円、最低30万円、平均50万円から60万円負担している。成田用水事業はどうだ、米価核が安く10a当たり10万円ぐらいしかならない。生産費は10a当たり全国平均で13万円である。年金、農外収入で組合費、賦課金を収めている。防音工事、集落排水、成田用水、空港関連振興策の経済負担は俺たちに重くのしかかつている。騒音被害で苦しみ、加えて経済負担で苦しんでいる。空港(株)は黒字、お前たちも月給をもらってのうのうと生活している。なぜ俺たちが犠牲にならなければならないのか。

 騒音対策

 空港機能拡大とは騒音の被害を拡大し深刻化させることである。どんなに金をかけても木造家屋では騒音被害は防ぐこととができない。芝山相川、多古菅澤、横芝光伊藤の首長は空港交付金が成田市ばかり優遇されていて我々は少ない額であるといっている。交付金が増額され道路、箱物を作っても騒音の被害はなくならない。私の集落に騒音迷惑料が年間70万円来ている。騒音被害が増大し、被害が深刻化すれば、迷惑料もそれに従って増額されるだろう。でも、「金をやるから我慢しろ」では騒音の被害はなくならない。我々の我慢にも限度がある。必ず爆発する。お前たちにそのことを警告しておく。

 世界の流れに逆行

 「空港と地域との共生」とんでもない、「自然と人間の共生」これが我々の理念である。日本有数の北総台地の畑作農業を破壊し、北は茨城水郷稲作地帯、南は九十九里稲作平野の自然を騒音地獄にし、我々の生活に被害を与える。増便によって飛行機の排ガスをまき散らす。環境問題は地球温暖化に象徴されるように人類生存の危機をはらんでいる。京都議定書から最近のパリ―協定の枠組みまで、それでも地球の温度は3度上昇するといわれている。世界航空業界の総会でも2%の二酸化炭素の削減を議決している。空港機能の拡大は、この世界の流れに逆行するものであり、我々の未来に対する挑戦にほかならない。

 菅澤多古町長辞任せよ

 お前は町長をやめろ。何時から航空局と成田(株)の手先、提灯持ちになったのか。航空局に雇ってもらって霞が関の合同庁舎の玄関の掃除。空港(株)の窓ふき、掃除夫になればよい。空港で犠牲になり、騒音で苦しんでいる町民をしり目に、空港機能拡大四者協(成田、芝山、多古、横芝光の首長)の中で積極的に発言している。町民を犠牲にする町長など紙くずより価値がない。友納、川上千葉県知事、藤倉成田市長、寺内、手島芝山町長の誤り過失を、再び犯しているからである。町長をやめて、多古町の道路の端に散乱しているごみでも拾って歩け、町民のためになるし、社会や人類に貢献することができる。

  農民の作ったもの食うな

 お前ら今朝の食事何食ってきた。農民の作ったものを食ってきたであろう。毎日農民の作った米や野菜を食べて生き命を養っているだろう。農民の土地を奪い、農民を追い出し、農民を弾圧し、暴行し監獄に入れ、村を廃墟にした。そんなお前らに農民の汗水流して作った食料を食う資格はないのだ。滑走路と空港ビルディングのコンクリートをかじっていろ。それでは生きていることはできまい。農民の作った食糧によってお前らは生きているのだ。その農民を迫害して殺して空港を作ってきたのだ。現在の2500mの滑走路をさらに延長し新たに3500mの滑走路を新設する。その用地は1000ヘクタールを必要とする。米の政策で農民を苦境に陥れる。日本農業を衰退させる。そして農民から空港建設の土地を奪ってゆく。一寸もお前たちには渡さぬ。身命をかけて絶対に阻止する。

 航空政策の混迷

 「国策に反対するお前らは国賊である」「国策に反対するお前らは日本人ではない」「国賊は日本から出て行け」「空港に反対する奴らは何人殺してもよい。お上(政府)から命令されている」、お前たちはその言葉を実行して空港を建設してきた。「アジアに一つのハブ空港、それが成田」とお前らは言ってきた。韓国仁川、中国北京、上海に、フィリピンのマニラに巨大空港が建設されて、お前たちの思惑は外れた。
 国際線の発着は成田のみから、羽田、中部、関空へ、そして全国の地方空港への国際線の乗り入れ、これもお前たちの言ってきたことと違う結果になった。超音速機、音速の3倍の飛行機コンコルドがフランスで開発された。ソ連でもツボレスTU137型機が開発された。膨大な開発費、衝撃波の発生する騒音被害等で開発は中止されて姿を消した。今や、小型の格安飛行機が主力になる勢いである。お前たちの航空政策は、見通しはみんな外れた。
 だが俺たちは耐えがたき犠牲を背負わされた。お前たちは一人として政治責任はとってはいない。霞が関合同庁舎航空局に群がる学識経験者が、成田空港の機能拡大のプランを作成した。50万回発着は早くても15年後、遅くて30年後、なんの見通しもないペーパープランを出して再び地域を混乱させ悲劇を再発させようとするとはなにごとか。撤回せよ。

 戦後最大の失敗

 「成田空港の建設は戦後最大の失敗」だ。これは私の言葉ではない。私は、日本財界の要請によってその代表と会談した。経団連会長の桜田武、柳井日本商工会議所会頭、日本財界の実力者中山泰平、日本鋼管の社長、それに、元警視総監の秦野章である。
 桜田が「成田の内陸に空港を建設したことは、戦後自民党政策の中で最大の失敗であった。財界は海上空港を主張していたが、佐藤総理が我々の意見を聞かなかった。だからこんなことになってしまった。成田は4000m滑走路一本、貨物空港で事態を収拾したい」。
 私は成田空港の建設を放棄してほしいと要求した。
 秦野は「関東管区、中部管区の警官隊を総動員したが警視庁成田で破れたり。ジャングルの中にビルを建てて周りから攻撃されているようなものである。とても守れ切れない。日本の警察は15000人毎日動員して10日しか持たない。警察行政が麻痺してしまう。成田の事態を収拾したい」。
 私は闘争を継続すると秦野に言った。
 空港機能を拡大すれば住民の犠牲は深刻になる。内陸空港成田が背負った悲劇の運命である。航空局官僚とその手先の首長の亡者どもが悲劇の空港に取りすがっている。

 悪魔

 そこに座っている航空局の悪魔、空港(株)の悪魔、千葉県空港対策課の悪魔ども、悪魔はその魔力を失う時がある。それは鏡に映ったあまりにも醜い自分の姿を見たときである。鏡とは人民の、民衆の姿である。三里塚シンポで政府に行き過ぎがあったと謝罪した。村山総理も親書で謝罪した。黒野も東峰住民に謝罪文を提出した。千葉県当局も大木よねさんに強制代執行をかけたことに謝罪した。
 謝罪とは罪を償い、2度と過ちを繰り返さないことを誓い努力決意することである。反省するどころか新たな機能拡大のプランを出してくるのだ。三里塚シンポで強制代執行はやらないと合意しておきながら、空港(株)の社長夏目は、天神峰の市東さんの土地を強権発動して明け渡してもらおうと言明している。謝罪、反省とは人間の良心にもとずいて行うものである。
 謝罪、反省を方便としか考えていないそこに座っている悪魔ども、お前たちに将来、未来を語る資格はない。

 人間の尊厳

 強制代執行時に俺は大木よねさんと生活を共にしていた。朝夕毎日、機動隊とガードマンが巡回にやってくる。そして、よねさんに「婆、出て行け」「糞婆、まだ生きていたのか」「婆あ、早く死ね」等あらゆる暴言、差別言葉を浴びせて行く。
 ある日、我慢が切れたよねさんが着物の裾をまくり性器をあらわにして、「そんなにこの婆が憎いなら、この股の穴に警棒を突っ込んで殺せ、この穴からお前たちも生まれたのだ」と機動隊に抗議した。さすがの機動隊も黙って帰っていった。
 お前たちにも母親がいるだろう。妻もいるだろう。可愛い娘もいるだろう。それが大木よねさんのような迫害を受けたらなんとする。「航空局答えてみろ」「空港(株)答えてみろ」「千葉県答えてみろ」「答えろと言っているんだ。なぜ黙っているのだ」。
 お前らが人間の尊厳を冒涜している事実をこの目で見、体験し、知った。この事実から目をそらし、知らんふりして素通りすることは、人間として許されることではない。知っているのに知らんふりをすることは鬼どものお前らよりさらに畜生道の地獄に落ちることになる。人間として生きたいから五五年の歳月を駆けて、お前たち国家と対決しているのだ。

 人類の敵

 空港(株)の共生委員会、空港と地域の共生、我々は違う、自然と人間の共生共存だ。空港ビル、滑走路、騒音地獄との共栄共存ありえない。
 空港の機能が拡大されれば土地は奪われ、自然は破壊され、騒音地獄は深刻化する。空港と地域の和解、共存など永久にありえない。我々は自然と人間の共栄、共存なのだ。人間のコンクリートと騒音地獄との共栄共存などありえない。地球温暖化に見られるように環境問題は人類の生存の危機として直面してきている。京都議定書に始まってパリ協定の枠組みを各国が完全に実施しても地球の温度は3℃上昇するといわれている。特にサンゴ礁の島国は水没の危険にさらされている。環境破壊による地球難民が発生している。空港機能を拡大してジェット機の油を北は茨城水郷穀物地帯、南は千葉県九十九里平野全体にまき散らす、そして騒音地獄の深刻な拡大。人類の生存をかけて環境保全に努力しているのに、お前たちは環境破壊をさらに深刻化させてゆく。お前たちは人間の敵なのである。歴史の流れに反逆する人類の敵である。天罰、歴史の裁きを必ず受けるであろう。首を洗って待っていろ。

 殺人鬼ども

 昨年、三ノ宮静枝さんが亡くなった。静枝さんは「空港が憎い」といって自ら命を絶った三ノ宮文雄君の母親である。首にロープをかけ、裏山の産土神社の境内の椎の木に縊死していた。俺は、仲間とともに文雄君を樹からおろし首のロープを取って、文雄君の家に連れ帰った。息子の死を見た一瞬「ギャー」と悲鳴を上げて静枝さんは昏倒し意識を失った。お前たちは文雄君の命を奪った人殺しなのだ。
 駒井野強制代執行の時は、婦人行動隊が砦の杭に鎖で身体を縛り付けて抗議した。杭と婦人行動隊をワイヤーロープで縛り付け、ブルドーザーで引き抜き、立ち木に登っているのに切り倒し、チェンソーを始動させ襲い掛かり、鳶口を振るって暴行を加えてきた。逮捕者800名、重傷者42名。北原事務局長の高校生ノ娘さんは、ガソリンを頭からかぶって抗議の自殺をしようとした。三里塚の宮本由美子さんは、「朝死んで帰ります」と両親に頭を下げ、1日の闘争が終って自宅に帰ってきて、「死なずに帰ってきて申し訳ありませんでした」と両親に頭を下げた。由美子さんは、小学校六年生であった。東山君は機動隊のガス銃で射殺され、刑務所から出てきた原君は拘禁症で自ら命を絶った。新山君は全身火傷で死んでいった。殺人鬼ども、人殺しども、人間の命と空港のどっちが大切か答えてみろ。黙ってうつ向いていないで答えてみろ。答えられまい。
 岩山の秋葉君は電車に飛び込んで自殺を図った。上野駅地下道で生活していた。移転したが悩んで自殺した女性、補償金の配分で親族で争いができ、新築した家に放火して自殺を図ろうとした農民、補償金を博打で使い果たし、家屋敷を失いホームレスになった農民、空港問題で離婚等、お前ら移転補償金をはらったから責任がないと逃げているが、悲劇の原因を作ったのはお前たちである。人間の価値の創造発展は、汗を流して働く労働の中から作り出される。それを暴力と紙幣で金を奪い尽してゆく。悪魔の所業を断じて許すわけにはゆかない。

 歴史に学ぶ

 中国の故事に「その国を滅ぼさんとするならば、その国の史を消滅させることである」、有名な格言がある。成田空港建設50年の歴史、それは弾圧、迫害、殺人の歴史である。この悲劇のすべての責任は政府と空港(株)、お前たちにあるのだ。この真実をなぜ語らない。お前たちの犯した犯罪としての過失は取り返しのつかないものだ。国家と資本の真の招待とは、強権による支配、力こそ正義であるというのが立場。
 だが、今度は2000年前の荘子の言葉、「人民を統治支するには小魚を煮るように、あまり弄ると魚が崩れる、時間をかけて静かに煮ることである」「親切丁寧に説明する」「結論は急がない」。強権によって農民を殺し、今度は真綿で首を絞めて農民殺す。夜間飛行制限緩和、50万回増便、第3滑走路の建設計画は新たなる農民殺しの計画ではないか。空港建設50年の歴史の真実をお前たちは真剣に命がけで学ぶべきである。

 空港の軍事利用

 航空局、「空港には民間と軍事の区別はありません。空港は真っ先に軍事的に使われます」と、日米安保地位協定についてなぜ正直に説明しない。安保法案が国会で成立した。列車、各医療機関、空港など特定公共機関は軍事的に利用でき動員できることになった。この重大なことを何故に説明しないで隠蔽しているのだ。東に旭海軍航空基地、南に栗山陸軍飛行場、北に八街陸軍飛行場があって、連日、米軍艦載機の猛爆、機銃掃射を見て私は育った。自らの命は自らが守る。軍事的に使われる空港建設は絶対に許すわけにはゆかない。

 侵略の軍隊

 1941年12月8日、日本軍は真珠湾奇襲攻撃、太平洋船窓に突入。 1966年7月4日、佐藤(総理)は閣議において三里塚に空港を建設することを突如決定。千葉県の川上副知事は、「今日は大木よねさに対する代執行を中止する」と言って大木よねさん宅を急襲し、代執行を強行、大木よねさんに重傷を負わせすべてを破壊し強奪した。
 空港(株)の社長の黒野は、突如、東峰神社、産土神の御神木を切り倒した。 お前たちの三里塚でやってきたことは、戦前の軍部、ファシストと全く同じことをやってきたのである。お前たちはファシストであり、軍部独裁者であり、民主主義を蹂躙し破壊し三里塚の農民を迫害し、すべてを強奪した侵略軍なのだ。
 三里塚シンポで政府は謝罪、村山総理も謝罪、黒野も謝罪した。千葉県も大木よねさんに謝罪した。いくら謝罪しても、お前たちに殺された人間の命は戻って来ない。コンクリートの下になった田畑や自然、そしてすべてを強奪されて運命を変えることを余儀なくされた多くの人々の生活とその歴史は戻っては来ない。ファシストども自らの命をもって償い謝罪せよ。謝罪しつつ夜間飛行の制限緩和、50万回増便、第三滑走路の建設、1000ヘクタールの空港用地の拡大計画を提案してくるとは何事か。外道ども人間としての恥を知れ。計画を撤回せよ。

 環境破壊

 空港が建設された分水嶺である。北は根古名川、大須加川が北総台地の湧水を集めて利根川に流れ込む。南は新川、栗山川、高谷川、作田川が九十九里浜に注ぐ。高谷川と栗山川の合流地点に広がる水田地帯が俺の村である。この両河川の合流地点の川岸に屋号問屋さん(勝又貫行)の家がある。九十九里で鰯業が最盛期の時に千鰯が三十石船で積み荷されて栗山川を遡って問屋さんの川岸の倉庫に到着する。
 この俵詰めにされた千鰯は私の村は、勿論近在の田畑の肥料として配られる。千鰯の俵の荷卸しをした三十石船は、この地域で生産された米を積んで栗山川を下り九十九里浜に出る。そこから、利根川銚子河口を遡り,関宿の運河から江戸川に入る。多古米は江戸前寿司の原料となる。東京駅北口に多古米の販売の大きな看板が現在立っている。多古米は美味で特産米として他の地域の産米より高値で販売されている。私の村は多古特産米の中心的な生産地である。
 三里塚木の根谷津の一番上の水田が小川源さんの所有する水田である。この水田と畑の窪地に源さんの炭素窯があった。現在は管制塔の下になってしまった。源さんの水田は湧水の天水田であった。湧水を手で救って飲み、蛙がいて、タニシがいて、蛍がいて、オタマジャクシがいて、トンボがいた。この水田の湧水は横堀に出て辺田に出て高谷河上流の小さな流れに入る。その上流は一鍬田丹波山集落、反対同盟木村喜重さんの集落がある。一鍬田は高谷川の最上流でここが源水である。朝倉秋葉哲さんの所有する水田も源水のところである。浅香、稲葉、飯櫨を経て高谷川に合流する。高谷川は流れを大きくして下り、私の隣村、谷台地先で堰き止められて、牛尾、船越、木戸台、牛熊、殿辺田、寺方、於機の地域と集落の水田耕作に利用されてきた。この地域の稲作は高谷川の水流、水の恩恵によって生産されてきた。
 この地域の稲作は北総台地の湧水、谷津田、高谷川によって育てられてきたのである。高谷川は、この地域の人々にとって、インダス・ガンジスであり、ナイル、黄河なのである。高谷川はわれわれの文明の発祥地であり、われわれは高谷川の恩恵を受けてきた。その分水嶺、水源が空港建設で破壊され、コンクリートで埋められてしまったのである。現在は空港関連事業成田用水事業で利根川新川機場から送水されている。高谷川自然水、天水と利根川の水を反復して利用しているが高谷川の水資源の重要性は昔も今もかわりない。10aは300坪であるが、高さ2mの水量を必要とし、米は生産されている。さらに高谷川上流埋め立て1000町歩の空港用地を拡大するというのである。
 私の隣村志摩集落台地に縄文、弥生、平安時代の複合遺跡が関東最大の規模で存在している。

 多古高校横の居合五

 ちいき十嵐さんの宅地よりマンモスの等身大の牙が出土している。日本が大陸とつながっていたことを証明している。多古町は丸木船の全国一の出土数である。空港建設はこれらの地域の文化、資源を破壊尽しして建設されているのである。それは日本民族の精神、文化、良心の破壊、人間性の破壊にほかならないのである。
 日本の産業革命は、明治30年代。たかが100年ちょっとである。富岡絹糸工場が世界遺産となって騒いでいるが、「女工哀史」「ああ野麦峠」を読んでみるがいい。人間の生き血を吸って資本が太ってきたことがわかる。空港建設もまた人間の血と命を奪って肥大しているのである。私資本の傲慢さを絶対に許さない。 ハイエナどもは交付金に群がり、増額するなら「空港機能拡大」を容認すると説明会開催を許した小泉成田市長、相川芝山町長、菅沢多古町町長、伊藤横芝光町長のことである。夜間飛行の制限緩和、1000町歩の空港用地の拡大、第三滑走路の建設、50万回の増便、騒音地獄で立ち退き住民は2000戸、騒音被害は北は茨城県水郷穀物地帯一帯、南は九十九里平野全体に広がる。この広大な地域の自由民を空港建設の犠牲に、生贄にするというのである。空港建設のために住民を生贄にする首長の祭司ども、住民を犠牲にして空港建設の露払い、提灯持ちをしたければ市長、町長を辞職して、霞が関合同庁舎航空局の玄関掃除に雇ってもらい、空港(株)ビルディングの窓ふきになればよいではないか。住民を犠牲にするお前らは市長でも町長でも何でもない。紙屑みたいなものである。
 佐藤(総理)の突如の三里塚位置決定、友納千葉県知事、藤倉成田市長、寺打ち芝山町長の犯した過ちをお前らは再び繰り返しているのである。口を開けば市民、町民のためのガラス張りの政治を選挙公約で唱ええ、霞が関に巣喰う安倍(総理)をはじめとする権力者共は住民自治、地方の時代、地方創生と言いつつ地方地域衰退を作り出してきた。高度経済成長政策は農村から土地、水、そして労働力を奪い尽してきた。過疎、集落放棄、耕作放棄、その後の政治経済のグローバル化は、格差、差別、貧困の固定化の社会を作り出した。空港周辺地域の村々、集落を見るがよい。多くの集落は廃墟になり、騒音地獄が発生した。空港機能の拡大はさらなる環境破壊、生活破壊、貧困と格差社会の固定化を促進するに他ならない。

■2017反対同盟旗開き 主催:三里塚芝山連合空港反対同盟(代表世話人・柳川秀夫)

日時:2017年1月15日(日) 
時間:正午 場所:横堀農業研修センター(0479―78―0100) 
参加費:1000円

会場への行き方:京成東成田駅地上 11時00分集合 迎えの車待機
/09:13発  京成上野特急 →10:21着 
成田→10:32発  京成成田 →乗り換え 京成本線(普通)[芝山千代田行き]
→10:37着  東成田

★反対同盟旗開き終了後(午後2時頃→旧東峰共同出荷場に車移動)


■2017.1.15 三里塚―東峰現地行動
 主催:三里塚空港に反対する連絡会

飛行制限時間緩和を許さない! 成田空港「第3滑走路」計画を撤回せよ! 
裁判所の強制執行―現闘本部破壊を許すな! 反原発―再稼働やめろ!
沖縄・辺野古・高江の新基地建設反対! TPP反対!

日時:2017年1月15日(日)/午後3時結集
場所:旧東峰共同出荷場跡(成田市東峰65-1)、開拓道路に向けてデモ
主催:三里塚空港に反対する連絡会/
連絡先:千葉県山武郡芝山町香山新田90-5/
電話:FAX0479-78-8101

■会場への行き方:
①2017反対同盟旗開き終了後(午後2時頃)→旧東峰共同出荷場に車移動
②京成東成田駅地上 14時00分集合 迎えの車待機/
 12:35発  京成上野特急 →13:41着 成田→13:52発  京成成田 →乗り換え
 京成本線(普通) [芝山千代田行き]→13:57着  東成田

1.15東峰現地行動呼びかけ

 安倍自民党政権は「戦争する国」づくりを目指し、2015年戦争法制を強行成立させ、南スーダンPKO派兵を突破口に、米軍と一体となって世界各地に自衛隊を派兵しようとしている。
 憲法9条は完全に空洞化されようとしている。安倍首相は、憲法を実態に合わせるために改憲を目論んでいる。憲法審査会の再始動を進め、3分の2以上の改憲派を確保した今、民進党をも巻き込んで改憲の世論形成を図っている。
 労働者・人民は今こそ安倍政権打倒!改憲阻止を闘う大衆的な直接行動をつくり出さなければならない。それなくしては着々と戦争に向いつつある現状を変えることはできない。

               夜間飛行制限時間の緩和を許すな!

 三里塚では今、成田第3滑走路建設、夜間飛行制限の大幅緩和という計画が進められている。
 政府・国交省・空港会社は2020年東京五輪時の外国客増加を口実に発着回数を増やそうとしている。現在、夜間の飛行は午後11時から午前6時までは飛行が禁止されているが(2013年からやむを得ない遅延の際は例外的に午後11時台は認める)、それを午前1時から5時までのたった4時間に短縮しようというのだ。
 もともと内陸空港という制約上、住民が騒音被害を受けるのを少なくするために設けられた発着時間制限であった。それをLCC(格安航空会社)導入に伴って例外が設けられたのだ。その際には地元市町に「なし崩的に運用時間が拡大しないようにする」と約束されていた。
 騒音下におかれている成田市、芝山町、横芝光町、多古町の住民は、住民説明会で「夜間飛行延長は絶対に認められない」と反対の声を上げている。
 国交省・空港会社は、「アジア諸国との空港間競争や日本経済は大変厳しい状況にあり理解してもらいたい」などと、ひたすら自らの利益のみを追い求め、住民の生活には一顧だにしないという姿勢を改めようとしていない。
 住民の犠牲の上に成り立つ「空港機能の強化」を絶対に許すことはできない。国交省・空港会社は直ちに夜間飛行制限時間の短縮を撤回せよ!

          2030年を目標とした成田第3滑走路建設阻止!

 国交省―成田空港会社は、2014年、成田に第3滑走路を作る計画を打ち出した。成田市や千葉県の経済団体が国交省に要望を出したのを受けて、空港機能拡大を目指して2030年を目標に新たな3本目の滑走路を作るというものだ。これと併せて平行(B)滑走路の北側延伸(1000m)も出されている。
 成田空港は羽田空港拡張、国際線の増便に伴い「空の表玄関としての地位が低下する」という危機感が高まり、しゃにむに成田を拡大しようとしている。
 3本目の滑走路用地は平行(B)滑走路南東の芝山町北部にかかる。全体で約200戸が予定地内にあり、移転を迫られ、騒音の影響を受けるのは現在の約6000戸から約2000戸増えるという。住民を札束で追い出し、騒音被害を押しつけて生活を破壊する第3滑走路・北側延伸計画に断固反対する。

   横堀現闘本部裁判―最高裁の不当な決定弾劾! 裁判所の強制執行―本部破壊を許すな!

 現闘本部裁判は、千葉地裁が反対同盟の求めた現地調査、証人尋問を一切認めず、たった4回の書面審理で結審し、空港会社の不当な現闘本部撤去策動を追認した。東京高裁においても第1回公判で結審、次回判決という拙速な訴訟指揮を行った。そして最高裁は7・17三里塚闘争50周年・東京集会の直後の7月21日に上告棄却の決定を下すという露骨なやり方だった。
 今後、千葉地裁による本部建物破壊の強制執行が目論まれているが、我々はこうした不当な攻撃には現地に結集して,断固として抗議の声を上げていく。
 三里塚農民、全国の闘う仲間と連帯して直接行動を闘い抜こう。三里塚に結集しよう!

 2016.10.18
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