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今日は
引用のみです。
<移籍決断の翌日、憎きあの人は引責辞任>
ソフトバンクから巨人へFA移籍が決まった杉内(31)は、しめしめとほくそ笑んでいるのではないか。
19日の会見では、目に涙を浮かべながら、「昨年の契約更改で(交渉に当たった球団幹部から)『FAを取っても必要とする球団はない』というようなことを言われた。感情の部分がどうしても元に戻らなかった」と、移籍理由をこう述べた。その球団幹部とは編成・育成本部長を兼務する小林至取締役(43)だ。
小林取締役は昨オフ、杉内との契約更改交渉で録音機を出すなどして、両者の間にはひともんちゃくあった。同取締役は20日、「不用意な発言で杉内投手にご迷惑をおかけした。誤解を生む発言をしてしまった」と杉内流出の責任を取り、取締役を辞任。今後は海外スカウトなどを担当するという。
今回の杉内のFA移籍はどうにも解せない。そもそも杉内がFA宣言したのは、昨年導入された新査定方法の見直しを求めるためだった。過去の実績を軽視してその年の成績を重視する査定に対し、「それでは若いヤツが困る。愛がない」と行動を起こした。が、巨人移籍を発表した19日の会見では、小林取締役の昨年の発言が「移籍のきっかけになった」と言った。
杉内は05年に最多勝(18勝)、最優秀防御率(2.11)の2冠に輝き、沢村賞も獲得。07年から4年連続で2ケタ勝ちを収め、うち3度は15勝以上。08年から2年連続で最多奪三振のタイトルも手にした球界を代表する左腕だ。FA市場に出てくれば争奪戦は必至の逸材に、「FA宣言したら、取りにくるところがあるか?」なんてバカなことを言うはずがない。
球団事情に詳しいあるOBがこう言う。
「小林取締役は今年、杉内の残留交渉にノータッチ。14日の交渉で球団は、成果報酬を重視した年俸変動制の4年契約を、杉内側が求めていた固定制に変更するなど大幅に譲歩。交渉はとてもいい雰囲気だったと聞いていた。それが巨人との交渉が終わると、杉内の態度が一変ですからね」
<反発避けるため>
杉内の代理人は14日の交渉後、「誠意は十分に見せてもらった。条件面では何も言うことがない。ホークスが納得のいく形に変われば、FA宣言した大きな理由がなくなり、(所属先の)選択肢から排除する理由もない」と語っていた。
杉内は去る16日の交渉で、巨人がエースナンバーの背番号18を用意すると感動。巨人への色気を見せる発言もあった。
その際、巨人から「4年総額30億円といった、とんでもない金額を提示されていたのではないか」といぶかる声もあったが、「まさか、あのスギさんが移籍するなんて今でも信じられない」と、心変わりの真意を測りかねている選手もいる。
いずれにせよ、和田やホールトンが抜けるチームから自分も出ていけば、ファンの反発は免れない。それを避けるには、昨年の交渉でぶつかり憎悪の対象となった小林取締役の発言を利用、「悪者」に仕立てるのが最善の方法だったのではないか。
孫オーナーは19日深夜、ツイッターで「(小林取締役を)厳しく処置したいと思います」と語っていた。そして小林取締役は辞任。ファンの非難を浴びることなく巨人へ移籍できる杉内は万々歳か。
引用:日刊ゲンダイ 様


