九州合同法律事務所

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医療基本法

医療基本法議連第2回会合

 平成最後の寒波が襲来した4月10日、東京の参議院会館で、医療基本法の制定に向けた議員連盟第2回会合が開かれました。

 この議連の発足については、前々回のエントリーでご報告したとおりです。
 今回の会合では、患者の権利法をつくる会、患者の声協議会、H−PAC医療基本法制定チームの3団体からのヒアリングが行われました。
 
 患者の権利法をつくる会では、このヒアリングに先立って、以下のような内容の要請書を、議連に提出しました。

要請の趣旨

「安全かつ質の高い医療を受ける権利」及び「患者の自己決定権」等を国民に保障し、その権利を実現するため、医療提供体制及び医療保障制度を整備する国・地公共団体をはじめとする関係者の責務を明らかにする法律を、日本の医療制度全ての基本法として制定することを要望します。

福岡城
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医療基本法制定議連が発足しました!

 当事務所は、市民団体「患者の権利法をつくる会」の事務局であり、ここ数年、患者の権利擁護を中心とする医療基本法の制定に取り組んでいます。このテーマについては、このブログでも何度か取り上げてきました
 医療基本法の制定を 今こそ!〜三団体共同骨子
 医療基本法の制定を 今こそ!〜基本法と患者の権利
 患者の権利法をつくる会「医療基本法要綱案」案文と解説
 「医療基本法要綱案」市民向けパンフのご紹介
 
 一昨年は、各政党の国会議員を招いたシンポジウムを、昨年は院内集会を開催して、立法活動に向けた働きかけを強めていたところですが、さる2月6日、ついに医療基本法制定に向けての議連が発足しました。

医療基本法案 年内の国会提出目指す 超党派議連発足
2/6(水)20:17配信 毎日新聞

 国民の医療を受ける権利などを定めた「医療基本法」の制定に向けた超党派の議員連盟(会長・尾辻秀久参院議員)が、6日発足した。今年中の議員立法による法案提出を目指し、医療団体や患者団体へのヒアリングを今後進める。

 医療基本法は、医師法、医療法、医薬品医療機器法などを束ね、医療の基本理念や患者と医療提供者の関係などを定める。約半世紀前から日本医師会や患者団体、有識者らが必要性を訴えてきた。2000年代に入りハンセン病患者に対する人権侵害への反省から議論が本格化した。法制化により、患者本位の医療の推進や医師偏在是正の効果が期待される。

 6日に東京都内で開かれた設立総会で、日医の横倉義武会長は「医療界と患者の対立ではなく、協働で立法につなげたい」と意欲を示した。患者側の15団体の代表も出席し「患者の位置付けを、施しを受ける対象から人権を守られる主体に改めて」などと要望した。【清水健二】

 
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190206-00000069-mai-pol

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医療基本法制定に向けた院内集会のご案内


 5月16日17時から、参議院議員会館1階講堂で、医療基本法制定に向けた院内集会を開催いたします。
 医療問題、患者の権利に関心のある方は、是非、ご参加下さい!


180516院内集会

 医療基本法については、このブログでも何度か取り上げてきました。患者の権利法制定運動から、医療基本法制定運動への流れについては、九州・山口医療問題研究会福岡県弁護団のブログ記事「医療基本法を知っていますか」及び「患者の権利と医療基本法」を参照いただければ幸いです。続きを読む

インフォームド・コンセントを理解していますか?

 かつて某大学医学部の教授から依頼され、年に1回、4回生にインフォームド・コンセントの講義を行うようになりました。調べてみたら直接依頼を受けた教授が東京の大学に移られたのが平成10年ですから、何と20年以上も続けていることになります。
 たった一コマ70分の講義。しかも午後3時頃からという最も眠い時間帯、4月や5月のあたたかい陽射しの中での枠です。医学生にとって直接医師国家試験とは関係なく、配布されている用紙に走り書きで感想文を書くだけの課題。
 ですから、当然ながら学生たちの関心は薄く、特にここ10年くらいは講義中の態度はさんざんで、多くがスマホやタブレットをいじり、最前列でもこれ見よがしに眠っていたりします。
それでも、医学生が「患者の権利」や「インフォームド・コンセント」について学ぶ機会は滅多にないのだからと、心を奮い立たせて教壇に立ってきました。
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「医療基本法要綱案」市民向けパンフのご紹介

 昨年10月に発行した、患者の権利法をつくる会「医療基本法要綱案」市民向けパンフレットのご紹介です。

 医療基本法は、1972年に国会に上程されたものの成立しないまま忘れ去られ、はや40年以上が経過してしまいました。

 その間、医療をめぐる社会的状況はおおきく変わりました。
 患者の権利運動の昂揚、薬害事件・医療事故多発等による医療不信、21世紀に入って顕在化してきたいわゆる「医療崩壊」減少。このような様々な問題の解決をめざして、いま改めて医療基本法の制定が強く求められています。
 患者と医師をはじめとするすべての医療関係者は、たがいに信頼し、協力をするのが本来の姿です。そのようなあるべき医療を実現するために、医療のあらゆる担い手(ステークホルダー)がなっとくし、自らの役割を積極的に果たすことのできる「医療基本法」を一日も早くつくりたいとわたしたちは願っています。
 
 長いこと凍結状態だった「医療基本法」を一日も早く誕生させるために、いっしょに力をあわせていきましょう。


表紙 患者の権利法をつくる会は、2011年11月に医療基本法要綱案を発表し、それから約2年間をかけて議論して、2013年9月には、その案文と解説を収録したパンフレットを発行しました(患者の権利法をつくる会「医療基本法要綱案」案文と解説)。
 しかし、発行と同時に、世話人の中から、「字ばっかりで読みにくい」、「これはこれで必要だとしても別に親しみやすい説明書が必要だ」という問題が提起され、イラスト入りの市民向けパンフレットを発行しようということになったのでした。続きを読む
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