2011年04月
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災害の時の議員の被災地視察は非常に難しいものがあります。現場で対応する関係者の邪魔をしないように配慮が必要です。一方で予算など審議するためには現状の把握が必須です。県議会ではこうした課題に対するため、特別委員会を設置、ある程度事態が落ち着いてからの調査、超党派での視察を行いました。国会に対しても同様の対応を要望しました。昨日は衆議院農林水産委員会が気仙沼に来ました。こうしたかたちでの視察が適切な対応だと思います。昨日は県、国の視察に参加するため県南、県北と移動の長い一日でした。今日は常任委員会がありました。環境生活委員会では瓦礫の処理、原子力発電所の課題などについての審査が三時間ほど続きました。頼んでいた中古車がやっと納車になりました。視察 5
調査最終日です。今日は山元、亘理、岩沼に来ました。広大な平野に位置する県南地方にとって津波の襲来はそれじたいがまったく想定外の事でした。写真は福島県との県境にある中浜小学校の二階です。津波は右手の東南の方向から来ました。ここがすっぽり隠れたそうです。高さが実感出来ます。ここにいた小学生90名はこの上の屋根裏で全員助かったそうです。奇跡ですね。見渡すかぎりの土地が瓦礫に覆われいます。被害のあった面積では県内ではこの地方が最大のようでした。亘理の瓦礫の量は百万トンを超すようです。百年を越す処理量だそうです。特産のイチゴは9割被害に会いました。住の確保、農業の再生、破壊された海岸線の修復がここの課題のようでした。







