2011年05月31日 本会議 五月議会が開会しました。本会議場が先の地震でダメージを受け現在使用不能、替わりに五階会議室を使用しての本会議です。震災後はじめての議会です。一日も早い復旧、復興が実現するように議員各位に活発な議論と積極的な政策提言をお願い致しました。午前中の会派総会や勉強会では水産特区への反対意見が噴出しました。当然の事です。本会議終了後追加補正の打ち合わせを済ませてから気仙沼に戻ります。
2011年05月30日 大雨 朝から激しい風と雨模様の悪天候です。会議のため仙台に来ましたが交通網が混乱して予定は大幅に変更になりました。被災地の海岸や急傾斜地など脆くなっている箇所が心配です。午前中は知事の政府要望の説明会、午後は交通安全協会の総会と明日から始まる議会の日程を決める議運が開かれました。魚市場開設に伴う仮設店舗や加工場などと崖崩れへの対応、瓦礫処理についての意見交換などの一日です。二次処理を巡って地権者との契約は市町でという県の方針に困惑しています。負担が多いので県に委託する事業のはずです。市町の負担を軽減しない方針がどうしてでてくるのか不思議でなりません。今回のような極限の対応を求められる状況では公務員のセンスが問われるギリギリの判断が必要です。この件については全く納得できません。最近こうした事例が増えてきて困惑しています。
2011年05月29日 お田植え祭 今日はあさから雨模様、濃い濃霧の一日でした。午前中は羽田神社のお田植え祭、復興協会の社団法人化の打ち合わせなどがありました。ごごは学校同期生を案内しながら現地状況調査です。夜は魚市場の現況と仮設の加工場など、水揚げ時のそれぞれの対策についての意見交換もありました。復興事業の背景になる法律の整備と二次補正の早急な実現が必要です。
2011年05月28日 ボランティア 一体全国から何人の皆さんのお手伝いがあるのでしょう。本当に片付くのかなと思っていた瓦礫が担当の皆さんの努力と大勢のお手伝いのお陰で目に見えて減ってきています。今日は母校早稲田大学の学生ボランティアとの交流会もありました。状況の改善が確実に前進している一方で、県、市の役割分担などや連係がスムーズにいかないケースが次々に出てきます。担当官の言い分はそれぞれもっともですが相変わらす、県の担当者には非常事態の認識が今一つ足りない気がします。そのたび仕事が滞っていくのを情けなく思います。被災がどうすれば復興できるのかを前提にすればおのずから答がでてくるはずです。避難所の環境改善は冷蔵庫の設置など前向きに検討されています。そうした事や魚市場再会の課題の打ち合わせや造船所周辺のヘドロ、福祉施設背後地の崖崩れの現地視察などもありました。
2011年05月26日 総会 世間では既に総会シーズンに入っていました。午前中の会合は渋滞にぶつかって副議長に変わって貰いました。午後から防犯協会、土地開発公社の総会と、久しぶりに震災から離れた公務に出席しました。同僚からいつまでその格好と云われましたが、当方は瓦礫の合間での生活、いまだに被災中ですと答えました。議案説明と各課と補助メニューや民地にあるヘドロ対策などの打ち合わせの一日でした。
2011年05月25日 一歩前進 民地にある瓦礫撤去が本格化して来ました。決して動かないと思われた視界が大きく開けて来ました。重点地域の魚市場の復旧も着々と進んでいるように見えます。今日は瓦礫最終処分の件や緊急雇用対策復興市場の場所の確保、漁港機能の回復、水産加工関係者との意見交換などあっちへ行ったりこっちへ来たりの一日でした。
2011年05月24日 日程 基金事業として行われる生活再建資金の総額は六千億と云われます。が、基金残高は六百億弱です。間もなく支給予定ですが資金枯渇が心配されます。対応を求めた全国議長会の要望活動に参加しました。民主党に陳情要請対応本部に行きましたが被災地を心配している様子を感じる事はできませんでした。以前のようなリップサービスもありません。いい加減な約束はできないとやっと気がついて来たようです。午後に瓦礫処理の施設を視察した同僚議員との意見交換のため県庁に戻りました。各方面で炭素化する技術開発が進んでいるようです。課題はコストとスピードです。夜は気仙沼へ戻って来ました。
2011年05月23日 要請 早朝、小学校の避難所で季節柄の冷蔵庫や扇風機などの設置要望がありました。生活環境の改善まだまだのようです。市に改善を求めながら仲間に呼び掛けるとさっそくいくつかご提供いただきました。有難い話です。気仙沼復興協会がNPO法人化目指すことになり担当者と一緒に県庁に来ました。道路公社の決算審査、塩竃市などの要望の会と県漁協幹部と水産議員連盟との勉強会で今日の日程終了です。
2011年05月22日 難問 階上地区の田圃です。瓦礫の散乱は何処でも見られますが、この地区では近在の大型冷蔵庫から流出した魚類が大量に残っており既に腐乱、ひどい悪臭です。県、市には早急の対応を要請しましたが、瓦礫の処理の新しい技術開発も進んでいるようなので、試験操業のようなかたちで誘致できないか個人的に検討してみます。
2011年05月22日 避難所 避難所の一つ気仙沼中学校の体育館です。班長会議を傍聴しました。これから暑い季節になり長期の避難所生活が心配です。一日も早い仮設住宅の建設に努力していますがしっかりとした見通しを示すことができず申し訳なく思います。もうしばらくの辛抱をお願いしました。午後は流れ出た魚が腐敗して大変な悪臭を発している階上地区の一角を視察しました。かなりひどい状況で速やかな対応を痛感しました。あす現地で市、県の対応を要請しました。被災した冷蔵庫から水産廃棄物の取り出し作業中に出火、ウレタンに延焼して数時間後にやっと鎮火しました。ちょっとした不注意が原因のようです。まだ被災中で、油断大敵です。緊張感をもって作業して貰いたいと思います。