神奈川県茅ヶ崎市の海水浴場で津波対策の訓練があり来賓として出席しました。天気が今一で海水浴客も少なく、関係者以外の関心も低いような気がしました。海岸で暮らす人々の意識を変えて行くことが、まず大切な防災対策かも知れません。黒岩神奈川県知事に始めてのご挨拶です。昼過ぎからの勉強会、意見交換会には、市議会、県議会からそれぞれ議長、議員の皆さんが出席しました。対策の見直しなどいくつもの課題について真剣なやり取りがありました。
明日、神奈川県の津波訓練が茅ヶ崎市で開催の予定です。その後シンポジュームに出席するために今夜は横浜に来ました。横浜駅の正面に東北商店街の垂れ幕がありました。横浜の高校生が主催し東北の物産を販売、義援金の募集活動で制服の高校生が一生懸命声を枯らしていました。とても嬉しかったですね。こんな風に一体何人の人に支援していただいているのか、こうした皆さんに答えるためにも私たちはもっともっと頑張んないと駄目ですね。
原発立地県の議長協議会の総会です。経産省、保安院の担当官による原発事故の説明と質疑がありました。港湾内にも高濃度の汚染水を滞留させていることが分かりました。量や高波への対応など質問しましたが回答はありませんでした。たとえ低濃度であれこれ以上海に放流することは絶対に許しません。大型のタンカーをチャーターしと隔離しながら対策を図るなど出来ないんでしょうか。堤防を強化して万全な津波対策をします、と全く信じられない発言もありました。一体今回の事故から何を学んだのでしょう。新しいあんぜん神話を創ろうとしているようです。リスクとの共生を考えていく必要があると思います。
今日は昨日の総会での各委員会の報告に基づく政府や政党への要望活動です。和歌山県議会議長、鹿児島県議会副議長と一緒に小宮山厚生副大臣を訪問しました。震災関連でケァハウスの仮設補助や臨時雇用対策についても要望して来ました。
今日は全国議長会の総会です。議事の最後に岩手、福島、宮城三県議長名で菅総理の早期退陣を求める緊急動議を提出しました。議長会の決議に馴染まないとの反対意見もありましたが多数の賛成で決議が認められました。記者会見で与野党一体となった震災体制を希望しました。早期退陣に繋がるかどうか分かりませんが早く国の基本方針を示して貰いたいと切望します。
今日から全国議長会のため上京中です。午前は、離島振興対策都道府県議会議長会総会 ここでは国交省の離島振興課長の現況説明や新しい離島振興法への対応などが審議されました。個別に大島架橋の促進を要望しました。午後は地すべりがけ崩れ対策協議会、活動火山・大規模地震対策協議会と続きます。進行はほぼ同様です。形式化した会議ですが政府要望の中味は大切なものばかりです。こうした活動の積み重ねがあってもなかなか実現しません。全く納得出来ないことが多すぎます。東京は少しじめじめしていますが以前のように暑くなくて助かります。
今日午前はは再生可能エネルギー対策チームの打ち合わせや仮設住宅の課題や漁船登録など手続きの簡素化について、午後には明日から予定されている全国議長会の日程調整、原発関係の要請文チェック、被災三県が全議総会で緊急提案する、総理退陣要請に関しての会派会長懇話会などがありました。与野党一丸となった国の震災対策のスピーディーな促進の為には菅総理の早期退陣が必要と岩手、福島の議長と考えが一致、共同歩調を取ることになりました。国民がこんなひどい状況にあって政治を信頼出来ないと云うことはとても不幸なことです。 夕方には仙台国際貿易整備利用促進協議会の総会に出席です。
今日は気仙沼市内、古谷舘地区、面瀬地区などで慰霊祭が執り行なわれました。祭壇両サイドには大きな千羽鶴が飾ってありました。母親を亡くした高校生が遺族代表の弔辞で、この悲しみを乗り越えて一歩前進することが生き残った者の努めと話していました。まさに今、私たちに与えられた使命です。各地域では子ども向けのいろいろな催しもあり、元気に走り回る姿に思わず足が止まり気持ちが和みます。穏やかな日曜日でした。
あの暑さがウソのような涼しい一日でしたね。地盤沈下になやむ漁港周辺の整備がなかなか進んでいませんね。範囲が広いのと一旦かさ上げした箇所が数日後にまた冠水しています。今日は階上と唐桑の現地視察でしたが心配なのがやはり台風や低気圧です。船が出揃うまでに船曳き場など早く整備したいですね。壊れた海岸の侵食も心配ですが沿岸域の海水の濁りがいつまでも停滞していて気になります。それでも以前最悪だった階上内田地区の悪臭などの環境はずいぶん改善されていました。
今朝は9時、総務部長から8月臨時議会の開会日の申し入れありました。二次補正対応です。10時から震災特別委員会の開催です。放射能汚染の稲わら、牛肉などに質疑が白熱しました。昼は会派総会、水産特区の委員会審査は継続になりました。臨時議会で決着します。午後には常任委員会です。やはり放射線量、放射能の測定などの対策について質疑が集中しました。数人の来客、京都府議会の議長もお見えになりました。いろいろな事態が明らかになるにつれ、私たちは大きなリスクに取り囲まれていることが分かります。正確な情報提供が不可欠です。福島原発の情報など一時全く入手できていなかったことに唖然とします。それにしても大型台風がそれてよかった。福島、宮城と縦断したらと思うとゾッとします。
