早朝、早稲田ボランテイアの皆さんが百名ほど来市、大谷海岸の片付け、清掃作業に従事して貰いました。その後、細野環境大臣の講演と学生の対談が公民舘で開催されました。瓦礫処理や海岸堤防、原発のかだいなどまるで議会の質疑を聞いているようでした。被災地の状況をしっかり把握して来てくれていてとても嬉しく思いました。私の子供たちよりまた一世代若い後輩たちにエールを送ります。
今日の日程は予算総括質疑です。既報の通り、海岸堤防についての質疑です。整備のための海岸保全基本計画に関連して、住民意思の確認についての手続きの不備、漁港へのスーパー堤防の現実的で無いこと、海との共生の妨げになることなどを訴えました。計画の変更について明確な答弁はありませんでしたが、各々の地区で住民意思の確認と丁寧な説明、知事の現地確認については前向きの答弁がありました。これからも関係者との協議を重ねていきます。午後の日程が終了してから気仙沼に戻ります。
今日は一般質問最終日です。明日は総括質疑になります。十時開会のトップバッターです。3〜４０分の持ち時間ですがほとんどが海岸堤防の話になります。高さの見直しと地域住民の意思を反映しての建設を求めていきます。ネット中継があります。時間のある方はどうぞご覧になって下さい。
一般質問３日目です。やはり話題はもっぱら震災復興対策です。グループ事業の追加分の内示があったようです。気仙沼管内は観光グループが該当したと言うことでした。まだ多くの事業体の再生復活に多額の費用が必要です。議会終了後、国に対して集中的に要請活動を行って参ります。いのちを守る森の防潮堤防については建設を求める決議が提出される予定です。
昨日から本会議が再開、一般質問が始まっています。追加提案もあり総額一兆一千億を越しました。気仙沼管内の漁港工事の契約も順次進むようになりました。今議会は2９日からの予算総括質疑をおこないます。海岸堤防が主なテーマになります。
今朝は久しぶりの朝市です。青果物市場の建物を使った新天地です。新鮮な野菜と季節の花が色鮮やかに並んでいました。 昨日から今日にかけて埼玉県熊谷市の皆さんが大勢お出になっております。熊谷市の開祖、熊谷直実の孫が当時の気仙沼地方の領主だったそうです。その縁もあって震災以来様々なご支援を頂戴してきました。昨日は法要と歓迎のレセプション、今日は熊谷歌舞伎の上演です。浪板虎舞いなど地元の芸能などの出演もあり、会場いっぱいの市民の皆さんは熱演の舞台にに盛んに声援と拍手をおくっていました。
被災地の仮設で暮らす皆さんの気持ちを少しでもお慰めしたいと仙台の知人からお話がありました。そのご縁で東京のロシア合唱団白樺の皆様がお出でになりました。気仙沼アマコー連のお手伝いで気仙沼中学校で演奏会の開催です。海外演奏も経験している本格的な合唱団の素晴らしい歌声は聴衆の方々をしっかりと魅了していました。
この漁港の周囲の前面に１０メートルの堤防を張り巡らそうというのが今回の海岸堤防の計画です。ここは海の民が海との共生の長い歴史を生きてきた場所です。今回の震災で大きな被害を蒙りましたが地域の皆さんは困難を乗り越えまた海に戻ろうとしています。この場所は彼らの大切な、かけがえのない生活空間です。海岸線にあったほとんどの家が高台に移ります。この素晴らしい景観と優れた漁港機能を生かしていくことこそが政治の役割です。今日は会派の比較的若いメンバーが気仙沼に視察に来てくれました。海岸保全、海岸堤防のあり方について理解が深まったと思います。
今日は気仙沼センター水産加工組合の総会、懇親会に出席です。水産加工にとって欠かせない魚の残滓を処理する工場が９月には完成します。秋口の盛漁期には何とか間に合いそうです。先日先議案件として議決された気仙沼港の岸壁工事現場がこの写真の正面になります。こうした工事も順次着手されるようになりました。
今議会では予算総括質疑の予定です。海岸堤防のありかたや瓦礫の広域処理、再生可能エネルギーの課題なとを取り上げるつもりです。今日は関係する執行部や地域の皆さんからの情報収集など質疑の準備を行いました。
