2013年05月
海士町視察


人口わずかに2千数百人の島海士町は市町村合併を拒み、平成16年から独自に地域再生に取り組み様々な分野で大きな成果を挙げ、全国的に注目を集めています。今日の午前中は観光協会の職員からこれまでの取り組み概要の説明を受け、ブランド化を進める岩牡蛎の工場や塩の生産施設、CASの工場などを視察しました。Uターンなどで帰ってきた若者の斬新なアイデアを生かし、町、漁協など関係者が一体となって事業化に成功しました。自立した地域社会の実現に向けてまっしぐらに進んでいます。午後の町の執行部から説明のあった給与カットなど厳しい行政改革の実践や廃校寸前の県立高校の存続に向けてのユークな取り組みも印象的でした。一クラスしかなかった学生数が僅か数年で二クラスに増えていました。高齢、少子化に敢然と挑戦、地域の活性化を図る町の人達の気概と実行力アイデアの素晴らしさに驚きました。恵まれた豊かな自然に囲まれた離島海士町の夢溢れる未來に心からエールを送ります。