2007年01月27日

KAL007 航路逸脱の原因の検証

KAL007 が正規ルートを逸脱した原因については、ICAO 最終報告でも自動操縦の切り替えミスの可能性に言及しているものの、明確な原因の解明には至っていません。
この事件解明に必要な証拠としては、アンカレッジからベセルまでと、撃墜地点近くの、米軍と自衛隊のレーダー航跡、また自衛隊が傍受した、ソ連戦闘機の交信内容、それと、KAL007 の各地点での航空管制センターとの通信内容、また後続機のKAL015便との交信内容等については、確かな証拠として、原因解明の重要な資料と考えます、つまり、KAL007は、ある要因の元で航路を逸脱した訳ですので、その要因を仮に特定し、検証をした結果、上記証拠と一致する事が確認出来れば、仮に特定した原因が、正に航路逸脱の真の原因である事が証明出来るものと考えます。
私は、慣性航法装置をアンカレッジ出発時にセットする際のミスが原因で、慣性航法装置に誤差が取り込まれ、その為に逸脱したコースに誘導された、と仮定し検証した結果、上記証拠を全て満たすことが出来ました、つまり航路逸脱の原因は、アンカレッジ出発の際、慣性航法装置のスイッチを航法を開始する位置にセットする際に、本来は、航空機が動く前にセットすべきところを、航空機が動き始めてからセットしたミスを犯した為、慣性航法装置に誤差が発生し、誤差の有る慣性航法装置にて誘導されたのが航路逸脱の原因であるとの結論に至りました。
詳しくは私のホームページ 
を見て頂きたいと思います。サハリン上空での航跡

kzj246p at 12:32コメント(0) この記事をクリップ!
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