アメブロのほうに、昨年、以下のような転載記事を載せたようなので、コチラのブログにもシェアします。

医療法人社団医献会 辻クリニック様のFacebookウォールより転載。

https://m.facebook.com/tsujiclinic/posts/518415464842837

〜以下転載〜
人の3大劣化は『酸化』『糖化』『炎症』であり、これらはすべてリンクする化学反応である。

*糖化→AGEs(糖化最終産物)→活性酸素発生、炎症発生
*活性酸素→酸化、炎症反応発動
というこれらの反応が生体に発生すると、細胞(および肉体)のほとんどを構成する『タンパク質』が劣化し、老化/疾患となる。

今回の論文は『糖化劣化とそれによる炎症/酸化』を『皮膚老化』に絞って語られている読みやすいもの(日本語)

特に重要なのが、糖化によって最終的に作られる『AGEs:糖化最終産物』がタンパク質に及ぼす影響である。

皮膚タンパク質を構成するアミノ酸(とくにリジン、アルギニン)が『糖化アミノ酸』に変異すると、コラーゲンやエラスチンといった弾力繊維が弾力を失う。
これが『しわ、たるみ』の原因のひとつである。

さらに、作られたAGEsが細胞の『RAGE』というAGEs受容体に結合すると、活性酸素発生の引き金を引くこととなり、活性酸素発生が高まることとなる。

加えて、AGEsのひとつであるペントシジンは、炎症反応の初期反応である『NFκB』を増加させ、炎症反応も促進するのである。

このようにしてリンクした『酸化・糖化・炎症』という3大劣化反応はそれぞれがそれぞれを促進することとなり、カラダを構成するタンパク質劣化を急速に促進することとなるわけだ。

この『タンパク質劣化』が
*皮膚で起これば?
*血管で起これば?
*神経細胞で起これば?
*筋肉で起これば?
*骨/関節軟骨で起これば?

*肝臓で起これば?
*腎臓で起これば?
と考えれば、『老化と疾患』が理解できる。

カラダの中で細胞レベルで発生する『酸化・糖化・炎症』を止めない限り、いくら外から治療(内科的・外科的含め)を施したところで、最終的には「モグラ叩き」と同じように対処きしれないことは明らかである。

『予防医療/抗老化医療』というものは
1:酸化・糖化・炎症の素を減らす努力(生活改善)
2:抗酸化・抗糖化・抗炎症

が同時に行われることによってその効果を最大限にすることができる。

そして、医療が提供できるのは『2』であり、『1』は本人の自覚のもとに行われなくてはならない。

このことをしっかりと伝えることも、医療の役割のひとつであろうと考えている。


上記をまとめると、糖化の素を減らせば酸化・炎症が減らせることであり、酸化の素を減らせば炎症が減らせるということになります。

糖化の素を減らすためには、手っ取り早く糖質食品を食べることを控えることです。

酸化の素は、それこそ無数にありますので、喫煙者はまずタバコをやめる、アルコールを控える、添加物の多い食品を避ける、睡眠をしっかりとる、心身に無理をかけるようなストレスを溜めないなどといった努力が必要でしょう。

身体の痛み、筋肉の痛みは、筋細胞の糖化・酸化・炎症によるものです。
筋肉の硬化、コリは、細胞劣化の現れ。万病に至る前のサインです。
たかが身体のコリ、痛みと侮らないように気をつけたいものです。