金持ちは殺される

ライトなラノベコンテストに応募する作品です。 あとは小説家になりたい無職の日記とか思いつき。そして小話を書きなぐります

twitterでチョロっと書いたネタですが、このギャグで短編書くのはちょっと無謀ですな、と言う事でこの短さになりました。


あ、ちなみに今も無職です。
お仕事ください。法と道義と正儀に反していない仕事ください



 名探偵 みなを集めて さてと言い 


「さて、お集まりの皆さん」
 探偵が放つお決まりの文句。
 ここから続くのは最後の推理劇と言うのがまぁ相場。
「定番ですね。探偵さん。でも期待してますよ」
「ありがとうこざいます。今回のこの惨劇の犯人が分かったのです」
「本当かい?君のいままでの成果は呼んだ僕がよく知ってるが、君は頭を打って記憶をなくしたんだろう?大丈夫なのかい?」
「えぇ、いまだに曖昧な記憶しか戻ってませんが、この事件はそこまで難しくはありませんよ。犯人が意図したのかしてないのか、この絶海の孤島で殺人を犯したところに間違いがあるのです。他に誰もいないのなら、アリバイを当たっていけばいいというだけです」
「しかしそのアリバイとやらも駄目だったじゃないか。連続殺人でどの事件にでも誰かアリバイがあると言うのは君に指摘されたことだぜ」
「えぇ。しかし一人居ます。私の推理が間違っていた」
「ほう」
「私はあの時一人除外していたんです。そして記憶を失った今だから言えます」
 そして探偵は皆に宣言をする。
「犯人は私です。探偵であるこの私がこの事件の犯人なんです」


「私が開発したのはあなた方の為のものです」
 突然訪ねて来た私の目の前に居る面白みがない男はそういった。
 私は発明家を自称してる。そこまでろくな物を作ってる自覚はないが、まぁ大した物を作ってる自覚もない。
 まぁガラクタと実用品の間位のジョークグッズを作って個人的に売ってる変人と思って欲しい。株だの土地だのの配当で食うに困ることはないし、人いわく「センスが良い」との事で結構発明品が売れるのだ。
「それはつまり発明家や物を作る人間のための製品って事かね」
「まぁそういった所です」
「なるほどねぇ。まぁ営業トークを聞こうか」
「ありがとうございます。私が開発しましたのはアイディアを実現可能な物まで高めるものでして」
「ほう、それはアイディアを煮詰めるってことかね」
「えぇ、こちらのコンピューターには人工生命の考えを応用し作られたデータがはいっておりまして、あなたの計画に対して何千万もの手法を提案します」
「そんな面倒くさいものは要らないよ」
「まぁ最後までお聞きください。無論そのままでは使えませんので開発者が外部からある程度の方向性の示唆を行う必要があります。そこで私が実用性をポイント化しまして、それを組み込んであるのです。ですので、何千万と言う計画から自動的にいくつかの物を選び出して貴方に提案すると言うソフトなのです」
 ほうなかなか面白いね、と私は興味を持った。
 値段を聞いてみるとなかなかするが、まぁ払えなくもない。だが高い
 そこで私は、前金として幾ばくか払う代わりに試用期間を作って欲しいと頼み、相手はそれを受け入れた。

数日後
「いかがですか?」
 再び男が現れた。
「面白い装置だとは思うけど、ダメだね。楽しめたから前金はそのまま貰ってくれ」
「えっ、それはなぜ」
「いくつかアイディアを試しに入れてみたんだが、出来上がるとどれも平凡なものになる。あげく「○○店で同じ物が売ってます」なんて書かれた日にゃこっちも困るさ」
 どうやら彼は、実用性以外のことを考えてなかったようだ。
 彼みたいな面白みがない人間らしいといえばらしいが、私みたいな変人には向かないってこった

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