2011年03月03日

日本製『森のパズルバズ』は本当に手作りだった!

先日、KIDS LANDのお取引先である平和工業さんを訪問。
森のパズルバスの工場見学に行ってきました。

大野社長自ら駅まで迎えに来て下さり、私達を案内して下さいました。

平和工業さんは日本を代表する木製玩具メーカーだと言っても過言ではないのでしょうか。
本社は名古屋の住宅地にあり、1926年(大正15年)創業。
社長は奥さまのご実家の事業を継がれて、ただいま3代目だそうです。


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本社では新製品なども見せて頂きました。
(3月18日〜オープンするレイクタウンの店舗で一部入荷予定です。)

名古屋ということで、お昼は夫は味噌煮込みうどん、私はきしめんを頂きました(^u^)。
名古屋ゴハンって美味しいですよね!

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夫が作ってみたい夢の木製玩具の話をすると、
社長が一緒になって設計図を考えて下さいました。
やさしいお人柄に感激!です。

そしていよいよ工場見学。
森のパズルバス等を作っている工場へ。

こちらの森田社長が館内を案内して下さいました。

『森のパズルバスができるまで』

1.まず、材木屋さんで木を仕入れるところから始まります。

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森のパズルバスは、スプルスのフシを抜いて製木した木を使用するそうです。

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手前がスプルス、奥がセンノキ(北海道産)。

センノキは、乗用アヒルの親子などに使われていて、こちらは木の木目を(模様として)活かして作られています。
乗用アヒルの親子は車高が低く、持ち手が高くて乗りやすい、アヒルのカタカタが昔懐かしいということで、お孫さん向け1歳のお誕生日プレゼントで人気の商品です。

2.木を切って、木の幅の調整です。

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こちらは2人1組で作業されてました。

3.車輪のくりぬき

まずは、八角形に木を切り取って、機械で形を整えます。

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車輪をくり抜く刃は、1秒間に16,000回転。
車輪の部分はポプラの木を使用し、木の逆目に気をつけて配置するのだとか。

この機械では、木のくり抜き等も行い
メロディーカーのオルゴールを入れる所↓、パズルバスの形合わせの所とか)、

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サイン・コサイン・タンジェントの三角関数を理解していれば、プログラムを組んで機械を使いこなすことが出来るそうです。

手押しの取っ手の内側のくり抜きも↓

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ちなみに、手押し部分のにぎりの部分(丸太に加工)は外注するそうです。

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4.穴開け、くり抜き作業

ドアのつまみの穴を開け、形合わせの部品を作ります。

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形合わせの部分はまた別の木を使うそうで、昨年末からブナの木を使用。

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5.組み立て
  
ボンドで貼り合わせ、バスの形になって行きます。

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続いて釘を使って固定されます。

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ドアの内側には、ストッパーとして長方形の木が添えられます。

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手押し用の取っ手も組み立てておきます。

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6.やすりかけ

 社長の奥さまが愛情込めてやすりがけをします。
 まずは機械で面をやすりがけ、続いてパズルの部分を1つづつ手作業で。

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社長曰く、手が荒れる一番大変な仕事なのだとか。

7.車輪付け

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車輪の芯に微妙な突起があります。

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この突起が車輪が外れないための重要な役割を果たしているそう。

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8.紐付け

他の乗用玩具・手押し車と比べて、
森のパズルバスは紐を引っ張って歩きまわれるのがポイントです。

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紐がついて完成となります。

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9.箱詰め

出来あがって商品は箱詰めされ、順次出荷となります。

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年末に商品がなくなり、只今ようやくストックが出来てきたところなのだとか。


最後に、平和工業の大野社長、製造元の森田社長に今後の展望を聞いてみました。

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森田社長は、これからも森のパズルバス等作り続けるのみとのこと。

大野社長は、食べ物のように地産地消。
まずは日本の子ども達に!とおっしゃっていました。
(以前は海外にも商品を出荷していました。)

昔は、「タイヤが割れた・・・」とか、修理の依頼の度にドキドキしていたらしいのですが、今は『おもちゃに愛情を持って貰えてる証拠』と、嬉しいとのこと。たとえ、新しいものが売れなくても。

また、『既製品でなく、廃材を活用して子ども達の想像力を育む場所を提供したい』とのことでした。

お話を伺い、KIDS LANDの店舗でも廃材を活用して、何かお役に立てれば・・・と考えています。


大野社長、森田社長、ありがとうございました。


l2k_a at 12:17│Comments(0)TrackBack(0)知育玩具 

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