社民党は24日の党大会で、重野安正幹事長の続投を認める新役員人事と、今夏の参院選で改選3議席を6議席に倍増する参院選闘争方針などを採択して閉幕した。福島瑞穂党首は照屋寛徳衆院議員に空席の国対委員長への就任、阿部知子政審会長に再任を要請したが、福島氏の党運営に不満を持つ両氏は固辞し、両ポストの決定が先送りされる事態となった。同党は25日以後に両院議員総会で対応を協議する。

 党内には、福島氏が98年の参院初当選以来、比例代表から出馬することに「党首としてふさわしくない」との不満があり、照屋、阿部の両氏は、福島氏の選挙区への転出や重野幹事長の交代を要求してきた。党関係者によると、両氏は福島氏が応じないことなどを理由に就任を固辞した。

 大会後の記者会見で福島氏は「参院選へ向け党内で頑張るとの意思を確認できた」と述べたが、福島氏の求心力低下を印象づける大会となったことは否めず、参院選の候補者擁立にも影響しそうだ。【白戸圭一】

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