沖縄県名護市で3人が負傷したひき逃げ事件で、沖縄県警は19日も米軍が身柄を拘束した米海軍女性3曹(25)から事情聴取した。県警によると、3曹は「基地内で酒を飲み、勝手に基地の車を持ち出した」と供述しているという。

 一方、県警は19日、事件から約1時間後に車両放置現場に女性が現れた際、米憲兵が先に米軍車両の窃盗容疑で3曹の身柄を拘束していた、と発表した。

 米軍財産に関する犯罪は米軍側に第1次裁判権がある。更に日米合同委員会合意は、日米双方の捜査機関が犯罪現場に同時にいて米軍関係者が容疑者の場合、原則として米側が逮捕すると規定している。

 県警は18日、3曹が放置現場に現れた際に「現場の名護署員らが通行人と思い職務質問しなかった」と説明していた。しかし19日には「名護署員は憲兵から窃盗容疑で身柄を拘束していること、ひき逃げに関与した疑いがあることの説明を受けた。質問しようとしたが、3曹が酒に酔っていることもあってできなかった」と訂正した。【三森輝久】

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