日本医師会(日医)の原中勝征会長が、20日に開かれる日医の政治団体「日本医師連盟」(日医連)の臨時執行委員会で、日医の代表として夏の参院選比例代表に出馬を予定している自民党の西島英利参院議員(62)への推薦を取り消すよう提案することが16日、分かった。関係者によると、日医執行部は了承しておらず、異例ともいえる「会長提案」になるという。

 西島氏の推薦は、日医連が昨年1月に機関決定した。しかし、民主党支持を明確にして新会長に選出された原中氏は、かねて西島氏の推薦撤回の考えを表明していた。

 関係者によると、原中氏は日医執行部に対し、西島氏の代わりに民主党から出馬予定の医療法人理事長、安藤高夫氏(51)を推薦する意向を示したという。

 ところが、執行部内では、鳩山内閣の支持率が急落していることを踏まえ、民主党支持に全面的にかじを切ることには反対意見も強い。このため、執行部提案ではなく、会長独自の提案として西島氏の推薦取りやめを日医連に諮ることになった。

 原中氏が西島氏の推薦見直しを強硬に進めようとする背景には、「自民党支持団体の象徴とみられてきた日医を切り崩したい民主党の小沢一郎幹事長の強い意向がある」(日医関係者)とされる。

 ただ、日医内には、民主党支持へのシフトを進める原中氏への不満が根強く、日医連で西島氏の推薦取り消し提案が可決されるかは不透明。会員からは「原中氏が強引に進めようとすれば組織が分裂する」との懸念も出ており、今後の対応によっては原中氏の求心力が急速に低下する可能性も指摘されている。

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