まずはちょっとうれしいこと.

 ブログランキング ジャズ・カテゴリー で久しぶりのトップ 5 に返り咲き.


23 001

 いつもの定位置は 6 位から 10 位くらいをフラフラ.
 今月は結構アクセスが安定していたので ・・・・・・ といっても 300 /日 程度ですがね.


 いつかベスト 3 と思っているのですが、上位陣も完璧に安定状態ですので、そこに食い込むのは無理だろうな.

 それよりも今年はもう少し更新回数を増やせたらと思っています.
 昨年の更新がちょうど 100 回でしたので、目標 130 回くらいかな.






 今の季節には全くふさわしくない夏らしいジャケット写真のアルバム.
 その昔は クリス・コナー なんて全く聴きもしなかったのに、気が付けばアルバムも 10 枚ほど.

 以前は間違えて Criss Conner なんて書いていたのも、きちんと Chris Connor と書けるまでになりました (笑)






ConnorC017






  " Chris Craft / Chris Connor "





  1. Moonlight in Vermont
         (J.Blackburn-K.Suessdorf) ・・・・・ 3:14
  2. Blow, Gabriel, Blow
         (Cole Porter) ・・・・・ 2:12
  3. Here Lies Love
         (R.Rainger-L.Robin) ・・・・・ 3:38
  4. Be a Clown
         (Cole Porter) ・・・・・ 3:03
  5. Good for Nothing
         (E.DeLange-J.V.Heusen) ・・・・・ 3:56
  6. On the First Warm Day
         (Bart Howard) ・・・・・ 2:42
  7. Chinatown, My Chinatown
         (W.Jerome-J.Schwartz) ・・・・・ 2:13
  8. Our Love Affair
         (R.Edens-A.Freed) ・・・・・ 2:40
  9. The Night We Called It a Day
         (T.Adair-M.Dennis) ・・・・・ 3:22
  10. Johnny One Note
         (L.Hart-R.Rodgers) ・・・・・ 2:00
  11. Lover Man
         (J.Davis-R.Ramirez-J.Sherman) ・・・・・ 3:53
  12. Be My All
         (Bart Howard) ・・・・・ 4:24





  Chris Connor (vo),

  # 2, 3, 7, 9 :
  Bobby Jasper (fl), Mandell Lowe (g), Stan Free (p),
  Percy Heath (b), Ed Shaugnessy (ds) 
  Recorded at NYC, March 13, 1958.

  # 5, 6, 8, 12 :
  Al Epstein (english-horn,b-cl), Mandell Lowe (g), 
  Stan Free (p), George Duvivier (b), 
  Ed Shaugnessy (ds)
  Recorded at NYC, April 8, 1958.

  # 1, 4, 10, 11 :
  Mandell Lowe (g), Stan Free (p),
  George Duvivier (b), Ed Shaugnessy (ds)
  Recorded at NYC, May 23, 1958.






 1958 年 アトランティック で録音した クリス・コナー 絶頂期のアルバム.
 スモールコンボをバックに、そのバックの演奏がこれまたいいんだな.

 にも拘らず、このアルバム購入にはちょっとしたトラブルが ・・・・・・・




1000022

 このアルバムですが、クリックしたのは上の写真の定価 1,987 円の輸入盤で、オンラインではこのアルバムだけが販売され、会員割引で 1,099 円でした.


 ところが届いた商品は税込 1,000 円で限定発売された国内盤でした.
 支払い額は当然のように 1,099 円の記載.
 これってどうなんでしょう、 Amazon だったら間違いなく 1,000 円に価格を下げるんじゃないの.
 

 HMV に問い合わせしたら、「今後ホームページの表記をきちんとさせます・・・・・」 という何ともピント外れの回答.

 まるでスーパーで 「きくらげありますか」 って聞いたら、 「きくらげはないけれど、塩クラゲならあります」 って答えられたような感じです ・・・・・・・・ ( 腐女子 の体験談から引用)

 せめて 「交換しますか ?」
 あるいは 「返品も可能ですがどういたしましょう ?」
 くらいの返事がくるかと思っていたんですがねぇ ・・・・・・


 ジャズ・アルバムなんて有名なアルバムになればなるほど、何度も再販されたり、さらに輸入盤なんかもあるのでこういったミスが起こる可能性は十分あります.
 ある程度は仕方ないと許しちゃいますが、だからこそ問題はその後の対応でしょう.
 そうすれば 99 円程度のことだから、 「このままでいいです」 ってなっちゃったのですが.


 HMV ダメだな、こりゃ.




ConnorC017-2

 そんな訳ありのアルバムになってしまいましたが、内容はとてもステキなアルバムです.
 Azumino さんも クリス・コナー のアルバムの中で一番好きなアルバムとおっしゃっておりました.

 まずハスキーな声がいいです.
 この声で "Moonlight in Vermont" を最初に歌われちゃったらイチコロですね.
 おまけに マンデル・ロー のギターがいい.
 ヴォーカルは、やっぱりこういったスモール・コンボでの伴奏だな.
 そんな意味でも、最近は アトランティック 時代に興味津々.


 選曲はスタンダード中心ですが、それぞれの曲が結構短い演奏.
 大体この時代のヴォーカル・アルバムって、こんな感じで短めの演奏のような気がしますが、もう少しバックのソロなんかも聴きたいと思ってしまいます.




Chris Connor 003

 ベツレヘム 三部作ももちろんいいですが、聴き始めると アトランティック 時代もいいですね.
 この時代一番脂ののっていた時期とでも言いましょうか.


 今回彼女の写真を Yahoo USA で探そうと Chris Craft で検索するとなぜかモーターボートの写真がドッサリ.
 調べてみると "Chris Craft" というモーターボートの有名メーカーがあるそうです.
 当然今日のアルバムに写っているボートも、このメーカー.

 このメーカーは 1924 年に創業した アメリカ のモーターボート・メーカー.
 高級なウッドボートを多く製造した、セレブ御用達の名門ボートメーカーのようでした.

 ところでこういったボートって、右ハンドルが基本なんですね.
 てっきり自動車のハンドルと同じで アメリカ は左だとばかり思っていました.


 また、脱線して関係ない話になってしまいました.




Chris Connor 005

 ちょっとハスキーな声で、淡々と歌っています.
 こういうヴォーカルは一人カウンターに座り、ロング・カクテルでも片手に聴いてみたいものです.

 1 曲目の "Moonlight in Vermont" はもちろんですが、ボクは 6 曲目の "On the First Warm Day" と 8 曲目の "Our Love Affair" .
 ミディアム・テンポで、ちょっと飛び跳ねるような軽快なリズムの中淡々と歌うこの曲、結構好きです.
 暖かな日を浴びながら、街を歩きたくなるような曲なのです.


 やっぱり クリス・コナー いいなぁ ・・・・・・・・・・


 ちなみに、 アトランティック での彼女のベスト・アルバムっていったい何だろう.
 もう少し集めたくなった、今日この頃なのです.






 最後はやっぱり冬らしい風景.




21 0012

 1 月 21 日 8:00 頃の写真です.

 最近、週末はずっとこんな感じで雪が降っていました.
 明日も雪こそないもののかなりの冷え込みのようです.


 信州の春はとっても遠いのです.