一昨日、11/9に中部化学関係学協会支部連合(略して中化連)の第50回秋季大会が信州大学の松本キャンパスで開催されました。

信州大学繊維学部の高橋先生からのお誘いを受けて、特別討論会「バイオマスのエネルギー利用の現状と未来」において、私からも「固体燃料の直接燃焼‐技術開発と熱利用ビジネスの可能性」と題したお話をさせていただきました。

私の前には、信州大学工学部の鮫島先生が「バイオマスとそのエネルギー利用の現状と未来」について、講演されました。
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私の次にPEO技術士事務所の笹内さんが「バイオマス小規模熱電併給システムの現状とポストFITに向けた課題」について講演されました。
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その後、信州大学繊維学部の嶋田先生から「加溶媒分解及び接触分解を用いた木質バイオマスからの液体燃料製造」と題した講演がありました。

皆さん、お立場や専門はバラバラですが、日本の森林やエネルギーの問題に対して前向きにかつ精力的に関わっておられ、特にFIT制度の問題については厳しいご意見を持たれていました。FITは日本の再エネにおいて当初の目的(再エネを本格導入するという)は達したので、今後はポストFITの設計が大切だ、というのが結論でした。

と同時に、バイオマスのエネルギー利用においては、熱利用の位置づけが大切であり、日本は熱利用に関する政策が足りていない、というのもまさに同感でした。

私は日本森林学会と日本エネルギー学会、応用森林学会には所属していますが、化学工学の関係には疎く、知己を得る良い機会になりました。

県庁や松本市役所からも話を聞きに来られていて、たとえ学術関係の講演会であったとしても、幅広い人材との交流や意見の交換が大切だと思います。