昨日は薪ボイラの試運転調整に同席させていただきました。
朝の長野道からはすっかり白くなった北アルプスが遠くに見えます。
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今回の薪ボイラはドイツ・Viessmann(フィスマン)社製の「VITOLIGNO 250」という機種。
大型の薪ボイラで、最大出力は170kWです。

お客様のご要望でこの機種が導入されました。
日本では森の仲間たちが代理店として販売しています。

このボイラ、かつてはオーストリアのKöb Holzheizsysteme GmbH の製品でしたが、Viessmannに買収されて、今に至っています。

特徴的なのは、薪の上部投入と下部燃焼の機構です。
理解しやすい動画がYouTubeに掲載されているので、興味のある方はご覧ください。

薪が燃焼する部分の火格子はこんな様子でした。
当然ですが、新品。
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まず、新聞紙を丸めて投入。
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次に乾いた薪を投入。
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そして点火。
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最初の焚き始めだけ紫煙が出ます。
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ボイラも缶水も温まっていません。
制御盤には排ガス温度27℃(外気温は0℃くらいでした)、ボイラ往き温水7℃、環り温水7℃と表示されていました。
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ボイラのフタを開けるとこんな感じ。
なるほど、手前側から空気を取り込んで薪が燃えて奥側に熱が送られるのですね。
ちなみに、ボイラ内は負圧ですので、フタを開けても逆火しません。
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徐々に温度があがってきて、煙は見えなくなりました。
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ズームすると、新品の煙突のステンレスが焼け始めています。
周囲の空気が揺らいでいるのはちょっとわかりづらいですね。
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ボイラ内はご覧のとおり。
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排ガス温度187℃、ボイラ往き81℃、環り70℃、これで定格運転ですかね。
この間、30分。
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シンプルでよくできた製品でした。
無骨なデザインですが、小型のものは33kWからあるようで、家庭用として使うのは良いでしょう。