9月2日に決算報告書をウェブにアップしましたが、お知らせするのを忘れていたので、先ほど新着情報に記事を掲載しました。

第10期は前期に比べて売り上げが大きくなったことから、黒字決算となりました。

この要因を分析しますと、まず、コロナ禍の影響により、第9期に計上すべき売り上げが第10期にずれこんだこと(欧州のロックダウンと海運の混乱で納期が遅れた)が大きな原因です。本来、9期と10期の売上を合計して半分にした数字が正しいことになります。

経費の方をみますと、やはりコロナ禍の影響によって出張等が激減し、販管費が減少したことも黒字の要因になっていると思います。その他、不安定な経営ゆえ、役員報酬を低く設定してきたことも利益を押し上げた要因の一つです。

2018年に経営難に陥り、2019年の洪水被害を受けて一度は経営の継続が難しいかもしれないと思いましたが、ようやくここまで回復することができました。この間、失ったものも大きかったですが、経営者的にはかなり鍛えられたと思います。このことは、商工会議所や八十二銀行、税理士の先生を始め、取引先やお客様のご理解と協力の賜物だと感じております。また、これらはもちろん、優秀なスタッフや家族の貢献があってのことでもあります。

今期、第11期は引き続きコロナ禍の影響をうけて、既に決まっていた事業などがキャンセルになったりしており、厳しい経営が続きそうです。

欧州では逆に、コロナ禍を受けて欧州委員会や加盟国が打ち出した「グリーン・リカバリー」の政策を受けて、バイオエネルギー業界、特に熱市場は好景気に沸いております。

これまで1/4だった家庭用ボイラの補助率が一気に1/2に引き上げられ、ボイラもチッパも受注が増大し、納品待ちの長い行列ができている状態です。彼らからすれば好景気で大変良い話なのですが、当社のような輸入業としては、国内のお客様から発注をいただいても納期に時間がかかるため、申し訳ないことになってしまっています。

国内生産の必要性を強く感じております。