元旦から1/3まで、モデルハウスに泊まりました。
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今回のプロジェクトは「家庭用木質ボイラの活用によるオフグリッドシステムの低コスト化」というテーマで、滋賀県の長浜市にある国産材住宅メーカーの内保製材さんと一緒に取り組んでいます。

私とはちょっとしたご縁があって、木質バイオマスと太陽熱のハイブリッドによるオフグリッド住宅の構想をお話したところ、内保さんの提唱する「感響の家」のコンセプトと合致するのではということで、新しく建てるモデルハウスに導入してみようということになりました。

とはいえ開発途上のシステムなので、実証してみないと販売できないことから、林野庁の地域内エコシステム推進事業の技術開発・実証事業に応募したところ、採択していただきました。

モデルハウスは昨年3月に着工し、10月に完成しましたが、オフグリッドシステムの基幹となる太陽光発電、蓄電池、太陽熱パネル、貯湯槽、ペレットボイラ、モニタリングシステムの施工はその後に始まりました。
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現在、主要な機器の設置が終わり、太陽光発電と蓄電池、モニタリングシステムまでは施工が完了しています。

残念ながら、ここにも新型コロナ感染症の影響がでていて、ペレットボイラと貯湯槽の輸入が遅れたことから配管の施工が完了していません。なんとか1月中旬までに施工を完了させて、実証(モデルハウスでの生活)に入りたいと考えています。

とはいえ、電気のシステムは全て稼働するので、元旦からの3日間は電気だけの利用で実証してみることにしました。そういうことで正月の三が日は泊まり込みだったわけです。

幸か不幸か、この年末の寒波で滋賀県の北部は大雪に見舞われました。そして、太陽光発電はこの1週間、全く発電できていません。写真を見ていただくとわかるように、屋根の上のパネルが完全に雪に埋まっています。
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また、1/2のブログにあるように、エアコンの室外機も夜には熱交換器が凍ってしまって、室温23℃設定でも10℃までしか温度があがりませんでした。奇しくも薪ストーブに頼る結果となり、エアコンを完全にOFFにしましたが、室温は問題なく20℃以上に上昇しました。
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1/2の夜は料理もしてみました。
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遊んでいるのではないですよ。
あくまで実証です( ̄ー ̄)

今回の開発では、系統電力に頼らず、太陽光・太陽熱・木質バイオマスといったオール太陽エネルギーでエネルギーの自給自足ができるかどうかがポイントです。あまり知られていませんが、木質バイオマスは樹木が大気中の炭素を固定してできた燃料なので、実は太陽エネルギーの一種なのです。

ボイラはオーストリアのHargassner製の最小機種であるNano-PK6(6kW)です。
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事業の進捗や室内の様子などはまた別の機会に報告させてもらいます。