昨日は松本市の竜島温泉に導入されているチップボイラの定期メンテナンスに立ち会いました。
このボイラはオーストリアのGilles社製、2019年から稼働しています。
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Gilles社は2020年9月にHargassner社によって買収されて、現在はHargassnerの産業用ボイラを製造しています。Gillesでいうところの産業用ボイラHPKIシリーズはHargassnerのMagnoシリーズに名称変更されて、現行機種として販売されています。

一方、小型のHPKシリーズは廃版になったので、このHPK-RA160は現在販売されていません。

GillesのHPKシリーズに該当するHargassnerのECOシリーズは大変コンパクトかつコンピューター制御の優秀なボイラですが、廃版になったGillesのHPKシリーズも長所があり、胴体の大きさや重量さえ気にならないのであれば、大変優秀なボイラだと思います。

定期メンテナンスでは煙管を含むすべての部位を清掃します。
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各部の清掃とグリスアップ、機能確認のあと試験燃焼。
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遠隔監視「オンサイト」で見ていると、メンテ前に比べて同じ出力でも排ガス温度が低くなっているので、熱交換器に溜まった灰などが除去されたことで、熱効率が上がっていることがわかります。

効率的なボイラの運用(燃費の向上)に定期メンテは欠かせません。
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