2002年 秋

とある碁会所の一角で開催されていた、尼崎市囲碁協会の幹事会。

Aさんが突然言い出しました。

A「私の知り合いの幼稚園の理事長さんから、幼稚園で囲碁保育をやりたいという相談をされたんだけど、、、。」

B「えっ?!幼稚園で?また、無茶な話だね。」

C「幼稚園で囲碁保育なんてやっているところあるの?」

D「あまり聞いたことないなぁ?!」

E「ヒカルの碁の影響かな?かなり無理筋なので体良くお断りした方がいいんじゃないの?
F君、取りあえずどんな話か一度聞いてみてきてくれる?」

F「判りました。取りあえず、お話を聞くだけはやってきます。」

当時はアニメ「ヒカルの碁」がテレビで放送されていて、囲碁を知らない方にも囲碁が認知されはじめていたとはいえ、幼稚園生に囲碁を教える方法など想像もつきませんでした。
取りあえずお断りする方向で幼稚園の理事長さんとお会いすることになりました。

(つづく)

今から20年程前から続く、からたち幼稚園の囲碁への取り組みは
「幼稚園児がつみきや絵本で遊んでいるのと同じように、さりげなく囲碁で遊んでくれる光景をつくりたい。」
という思いから始まっています。

今では3つの幼稚園で約500名の年中さん、年長さんが、"日本棋院関西総本部の吉川先生による週1回の囲碁あそび保育"を楽しみ、もっと囲碁を学びたいという在園生や卒園生が、"土曜日の囲碁道場"と"平日の碁学部"に通って来てくれています。
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囲碁道場では、日本棋院の北野先生、水戸先生、岩丸先生、吉川先生にご指導をいただいています。
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2005年に始まった囲碁道場の一期生はわずか数名でしたが、今では道場生・碁学部生を合わせると100名を超えています。

たくさんの子供たちが囲碁を楽しんでくれるようになりましたが、これまで模索を繰り返しながらたくさんの失敗も経験してきました。

このブログでは、現在の当園の囲碁への取り組みだけではなく、子供たちに囲碁を教えるポイントや今日までの歴史も回顧しながら「碁っ子あそび」としてご紹介していく予定です。

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