2018年04月19日

分析家の語らい 28(言葉と意味:オールOKで子どもに楽しい人生を)


精神分析は言葉を重要視します。

より多くの言葉を覚えなさいと言われます。

広辞苑を引いて知らない言葉の意味を覚えていきます。

持ち歩くにはコンパクトな電子辞書が便利ですが、

辞書を引いたほうが良いということで、机上版の大きな分厚い

二巻に分かれた広辞苑を買って、まさに机の上に置いて

いつでも引けるようにしています。


「電子辞書があればいいのでは?」と思ったのですが、

我が師が言うように、ある言葉を引くとそれに関連した言葉が

後に続いて出てくるので、

電子辞書よりわかりやすく、関連して覚えるには良いと思いました。


広辞苑の紙の辞書を引いて、初めて電子辞書の見方、使い方、

言葉の覚え方を知りました。


また、言葉は知っていても、その意味を正しく理解していなかったことに

気づきました。

大体こういう感じの意味というくらいにしか理解しておらず、

これでは物事や文章、語りを正しく理解することは出来ないとわかりました。



精神分析では、人それぞれ自分の辞書が違うといいます。

その人の経験などにより、その人の言葉の意味がつけられています。

これは広辞苑などの辞書の意味とは全く違います。

分析では、そのクライアントの意味の付け方をみていきます。

意味は任意に選択された物事・言葉の差異から生まれます。(ラカン)


例えば子どもの頃行ったお祭りの屋台や出店で、

欲しいものを買ってもらったなど、何か嬉しい事があった人は、

お祭りは「楽しい」という意味がつけられます。

しかし、欲しかったものを買ってもらえなかったり、

何か怒られた事があったりすると、お祭りは嫌な思い出、「嫌い」となります。

そのように、プラスとマイナスの記号を付けて、

意識または無意識に登録されていきます。

当然プラスの記号の付いた事が多ければ、

その人の人生は楽しいものになるでしょう。


子どもに『オールOK』する事は、プラスの記号・意味を増やす事になります。


            ラカン精神科学研究所 セラピスト 登張豊実


埼玉県鴻巣市富士見町7−10   090-7357-4540


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2018年04月15日

分析家の語らい 27(精神分析:自分を知り活かす)


私事ですが、精神分析の仕事の拠点として、

また日常の生活の場としての滋賀県大津市唐崎を離れ、

埼玉県鴻巣市に引っ越してもうすぐ3ヶ月になります。

クライアントや友人達も、関西から関東に引っ越すと言うと

大変驚かれました。

確かに私の中でも一大決心でした。


“人は生まれ変わるように住み替える”

六十歳を目前に生まれ変わりたかったのでしょう。

自分中で、「もっと自分知り理論を学ぼう」

「このままではいつか行き詰まる、動くなら今しかない」

そんな声が聴こえた気がします。

そして生まれ変わるなら、人を育む環境の大切さがあります。

孟母三遷の教えもあります。
(孟母三遷:賢母の代表とされる申しの母は、孟子の教育のためによい環境を得ようとして、三度住まいを遷しかえた)


環境を変え鴻巣に住んで、教育分析(個人分析)の回数が増やし、

理論を学ぶため複数の『理論講座』で、より学ぶようになりました。


振り返れば「自分とは何者か」自分を知りたいと思いました。

人間には意識と無意識があり、

意識は自分で意識しているのですからわかりますが、

無意識は自分では意識できない意識で、

人は皆この無意識のまま言葉を発し、行動していると知りました。

自分でありながら自分では意識できない、知ることのできない自分がいる。

そんな事があるのか。

自分の中にある無意識を知ってこそ、自分というもの全体を知ることになる。

それほどまでに人は自分に対して無知なまま生きている。

そんな中で悩んだり、迷ったり、うつや神経症など心の病になったり、

不幸だと嘆いていると考えました。

自分を、無意識を知れば、マイナスをプラスに、

否定を肯定に変える事もできるはずです。

そうすれば、自分を活かし喜びや仕合わせを感じて生きていけるはずです。


更に自分を知り理解する事は、他者を知り理解することにもなります。

自分で知らずに自分を潰している事もあります。

自分にある破壊衝動「潰す」を知って否定し、「活かす」に書き換えます。

自分を活かせれば、他者を、クライアントを活かすこともできます。


            ラカン精神科学研究所 セラピスト 登張豊実


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2018年04月01日

ラカン精神科学研究所メールマガジン 第97号(2018年4月1日)発行のお知らせ


ラカン精神科学研究所では、毎月1回、月初めにメールマガジンを発行しています。

2018年4月1日、 ラカン精神科学研究所メールマガジン97号発行しました。

日々、クライアントの分析をする中で感じたことや、理論、自分の事を例にあげて書いています。


No,97今月のメルマガのテーマは、「買い物の選ばれ方」です。 


…好きなもの、コレクションしているもの、

いつもそばに置いておくまたは持つ物

それらは母を置き換えたものです。

その物のどこがのように好きなのかを分析していくと

母に繋がる言葉に行きつきます。

私は観葉植物が好きで、部屋にいくつも置きました。

…緑を見るとホッとして癒やされる気がする、と自分では思っていました。

…緑から森林が思い起こされます。

植物は自然の一部です。

…森林・自然は静かで、人間のようにしゃべりません。

しゃべらない・静かという事は沈黙であり、

沈黙とは意味を作らないという事。

自分が良いとか悪いとか意味づけられない

この沈黙が癒しになり、沈黙を愛するようになります。

…それだけ口やかましい母だったという事です。

…私が望まない口やかましい母を否定して、沈黙の母を欲したけれど

沈黙の母は実際には存在しないので、

意味で繋いで置き換えて沈黙する自然、植物を好み愛着した。

こうして人が買い物するものが選ばれます…
 
            
(メルマガより一部抜粋)


興味ある方はお読みください。


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2018年03月04日

ラカン精神科学研究所メールマガジン 第96号(2018年3月1日)発行のお知らせ


ラカン精神科学研究所では、毎月1回、月初めにメールマガジンを発行しています。

2018年3月1日、 ラカン精神科学研究所メールマガジン96号発行しました。

日々、クライアントの分析をする中で感じたことや、理論、自分の事を例にあげて書いています。


No,96今月のメルマガのテーマは、「理解:咳は母への叫び」です。 


母に自分を理解されたいと、人は何歳になっても望み願います。

どんなにあの時悲しい想いをしたか、悔しかったか、

「ダメ」と言われガッカリし傷ついたか。

また、一緒に喜んで欲しかったかなどなど。

不満が数々あります。

それを言葉で母に伝えたいが言葉にできず言えません。

それでも外に出したい、母に言いたい。

それが咳となって症状化します。

ですから、“咳は母への叫びである”といいます。

実際に長年喘息の症状に悩んだクライアントが、

母に言いたかったが言えなかった事を言葉にして言ったところ、

咳が出なくなった例はいくつもあります。…
 
            
(メルマガより一部抜粋)


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2018年02月04日

ラカン精神科学研究所メールマガジン 第95号(2018年2月1日)発行のお知らせ


ラカン精神科学研究所では、毎月1回、月初めにメールマガジンを発行しています。

2018年2月1日、 ラカン精神科学研究所メールマガジン95号発行しました。

日々、クライアントの分析をする中で感じたことや、理論、自分の事を例にあげて書いています。


No,95今月のメルマガのテーマは、「子どもが子どもらしくいられるための『オールOK』」です。 


子どもは…自分の欲求を親に言います。

…それを親の価値観や考えでいいとか悪いとか判断され、

叶う事と叶わない事があります。

また、同じ事でも時によってOKだったり、NOだったりします。

更には、いきなり怒られる事もあります。

…一貫しないのは、その時の親の気分によるためです。

…その都度変わる気まぐれな親の気分に法則はありません。

…気まぐれで予測がつかない母(父)はいつ怒り出すかわかりません。

…母の顔色を伺ってきた子どもは、社会に出て他者の顔色を伺って生きます。

…そして自分が傷つかないように自分を守るために、

いい子、いい人という仮面をつけてそれを演じます。

…親が自分に何を望んでいるかを読み取り、親にとって都合のいい子になります。


…親に関心を持たれ気に入られるための自我をつくっていくだけです。

これでは自分はどういう人間で、何をしたいのか何を欲するのかわからなくなります。

…家族・両親の危うさを察知した子どもは、

自分がどう振る舞えばこの家族を保つことができるかと心を砕きます。

自分を押し殺して家族の緩衝剤になろうとする子どももいます。

…無理をしてフリをし、心を痛め病んでいく事の無いように

『 オールOK 』する事が肝要です。

…お母さんがその方法と理由を、精神分析を通して学んで実践していくと、

子どもは癒されて本来の自分を取り戻していきます。  
            
(メルマガより一部抜粋)


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2018年01月30日

分析家の語らい26(うつ:肯定される事)


うつ状態で分析に来た男性クライアント。

その話を聴いていくと、クライアントの感じ方・考えは正しかった。

ところが、家族をはじめ周りの人達はクライアントを責めました。

「意気地がない」、「堪え性がない」、「我慢が足りない」、「そんなことでどうする」

などと言われ、クライアント自身もそうなのかと自信を失っていました。

こうして他者に否定的に語られると、よほどしっかりとした自分(自我)を

持っていないと、周りに潰されてしまいます。

分析で丁寧に話を聴いて、「あなたは間違っていない」、「その考えは正しい」と

クライアントを肯定しました。

それとともにクライアントは、元気を取り戻し社会復帰していきました。


こういった例はいくつもあります。

こういうクライアントがよく言われるのは、「精神科に行かず薬も飲まずに

よく回復しましたね」という言葉です。

精神分析からいえば、「うつが薬で治るのか」と言いたい。

薬で脳内ホルモンを調整しても、根本的な心の問題を解決しなければ

またぶり返します。


家族や周りは何とか社会適応させようと励ましたりしますが、

うつの人を励ましていけません。

まして否定したら、ますます落ち込みます。


また、こじらせないうちに早めの対応が大事です。

できればまだ動ける余力があるうちに分析に来てもらえば、回復も早いです。


いずれにしても、否定されて良くなることはありません。

肯定する事の大切さがよくわかります。

子育ても、人を元気にするのも肯定的言葉をかける事です。


           ラカン精神科学研究所 セラピスト 登張豊実


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2018年01月29日

ラカン精神科学研究所移転のお知らせ(埼玉県鴻巣市)

ラカン精神科学研究所移転のお知らせ

ラカン精神科学研究所は、2018年1月19日に滋賀県大津市から、

埼玉県鴻巣市に移転しました。

永らく滋賀県大津市を拠点に、京都・大阪などへも出向き

精神分析により様々な悩み・ご相談を受けてきましたが、

拠点を関東、埼玉県鴻巣に移しました。

滋賀県大津市の唐崎セラピールームへ来られていたクライアント達には

Skypeまたは電話による分析で対応させていただいています。


大阪での子育て相談室、並びに出張セラピーも

2018年1月10日が最後となりました。

子育てに悩み、ネットで検索し私共『ラカン精神科学研究所』に

行き着いたということでした。

ラカン精神科学研究所と『オールOK』に出会わなければ、

今の自分たちはない、出会えてよかったと言って頂きました。


今度は埼玉県鴻巣市を拠点に、関東で精神分析とオールOK子育て法を通して、

様々な悩みやご相談をお聴きし、解決に向けて共に歩みたいと思います。


       ラカン精神科学研究所 セラピスト 登張豊実


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lacan_msl at 00:46|PermalinkComments(0) お知らせ 

2018年01月04日

ラカン精神科学研究所メールマガジン 第94号(2018年1月1日)発行のお知らせ


ラカン精神科学研究所では、毎月1回、月初めにメールマガジンを発行しています。

2018年1月1日、 ラカン精神科学研究所メールマガジン94号発行しました。

日々、クライアントの分析をする中で感じたことや、理論、自分の事を例にあげて書いています。


No,94今月のメルマガのテーマは、「人からいい人と思われたい、嫌われたくない」です。 


人は他者からの評価を気にして生きています。

…つまらない人間と思われたくないと沈黙が怖くなります。

…嫌われたくないと、他者からの要求・要望を断れなくなります。

…過度に人に配慮して気を遣い、心的エネルギーはここに浪費され疲れます。

…「人に好かれたい」とは、自分の価値を他者に委ねています。

…いい人と思われたくて、相手の気に入る自分になろうとします。

…人から褒められたい気持ちがあると、

どうしたら褒められるかをいつも考えて、

相手から褒められる言葉を引き出すように話します。


…子ども時代は、母に好かれたい。

…母との関係が、その子の後の人間関係に影響します。

大人になって人に嫌われたくない、好かれたいにこだわるのは、

もとを辿れば、母に嫌われたくない、好かれたいに

行き着くと考えられます。

人からどう見られるかを気にするのではなく、

自分はどうしたいかで生きる。

…私の価値は私が決めます。  
            
(メルマガより一部抜粋)


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           ラカン精神科学研究所 セラピスト 登張豊実


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lacan_msl at 18:43|PermalinkComments(0) 分析家の語らい | お知らせ

2017年12月30日

大阪 子育て相談室 日程のお知らせ(平成30年1月10日)


大阪子育て相談室を開きます。

日 時 : 1月10日(水) 午前11:30〜12:30

場 所 : JR大阪駅周辺(詳しくはお問い合わせください)  

参加費 : 2,000円 プラス交通費を一人500円負担お願います
        (1回:1時間 完全予約制 電話等にて連絡してください)


お一人から参加いただけます。

子どもさんの年齢に関係なく、子育てに関しQ&A方式で相談会を開催しています。

日常の些細な事から、不登校、ひきこもり、非行、神経症など話し合います。


子どもを理解し、親の考え方・態度が変わると、子どもは変化していきます。

子どもの年齢に制限はありません。

これから妊娠出産を考えている方、お父さんの参加も歓迎します。

母親とは、母性とは何か、子どもへの対応法「オールOK」についてもお話しします。

興味関心のある方、参加希望の方は下記へご連絡ください。

また都合により日時を変更する場合もありますので、参加の方はメール電話にて必ずご連絡ください。


『子育て相談室』は複数人で行ないますので、個人のご相談は、精神分析になります。

詳しくはホームページを見ていただくか、電話等にてお問い合わせください。

090-7357-4540(携帯電話) 

メアド:lacan.msl☆gmail.com ☆を@に変換したメールアドレスにメール送信願います(スパムメール対策)



            ラカン精神科学研究所 セラピスト 登張豊実


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lacan_msl at 08:57|PermalinkComments(0) 子育て相談室(旧名称母親教室) 

2017年12月25日

大阪出張セラピーのお知らせ(平成30年1月10日)


大阪で出張セラピーをします。


日時 : 平成30年1月10日(水)

場所 : 大阪梅田駅周辺

分析料: 初回は75分15,000円、2回目以降は50分10,000円
(プラス交通費1000円)

* 場所、分析料、交通費について詳しくは、電話等にてお問い合わせください。


大阪出張セラピーは今回で最後となります。


自分自身、子ども、夫婦、家族、対人関係その他様々な悩みご相談ください。

大阪近郊で精神分析を希望される方、連絡ください。

日程が合わない場合、互いの都合のつく日時を調整します。

交通費を負担していただければ、お宅へ出張もします。


完全予約制となっています。

詳しくは電話またはメール等で連絡ください。 

090-7357-4540(携帯電話)

077-558-8766(電話) 

メアド:lacan.msl☆gmail.com ☆を@に変換したメールアドレス(スパムメール対策)にメール送信ください。



        ラカン精神科学研究所 セラピスト  登張豊実


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lacan_msl at 22:54|PermalinkComments(0) 出張セラピー