2005年10月30日

久々のMOVIEれびゅー 空中庭園

久々に映画見てきた〜。

角田光代原作 豊田利晃監督「空中庭園」

 

空中庭園

 

 

 

 

 

今回は原作はおろか、雑誌とかの前情報もなく、
ほんっと映画見たってくらいの知識しかないから、間違ってたらごーめなさいよ!

 

【ネタバレ少な紹介】
「家族の間で秘密は作らない」ということをルールとする家族の話。

お母さん、お父さん、娘、息子、おばーちゃんの一見フツーの構成だけど、
実はお父さんには愛人がいるし、娘も息子もあんまり学校に行ってないし、
おばーちゃんもどうもすっごい我儘な様子。

そんな中で、いつも笑ってマンションのべランダの庭手入れや、パートに励むお母さんだけど、
実は自分も家に男つれこんでたりで、
自分の作ったルールがそんな風に崩壊していることに、本当は気づいてて・・・



キャストがすごくあってたなーと。
お母さん役   小泉今日子
お父さん役   板尾なんとかっていう、ごっつええとかに出てたお笑いの人 (パッカーン?)
娘役       鈴木杏
息子役      イイフンイキだったけど、シラン
おばーちゃん  イイカンジで多分有名だろうけど、シラナナイ
愛人1      (謎スギ) 永作博美
愛人2      (家庭教師っていうか取引先っていうか) ソニン


感想:
「よく」てよかった〜・・・そして小泉今日子ほんっとすげー・・・

 

↓ネタバレ多な感想はこの先


こっから先は、ネタバレものすっご多なので注意!っていうか見てから読まんと意味不明くさっ(見てから読んでも・・・?



観覧車が映画全体のイメージに使われてるんだけど、こんな怖い観覧車はないって!


途中、あーもうミスった!もうやだ〜、帰る〜っ!ていうくらいイヤだった。
幸せそうな家族の実は・・・ってとこもイヤだったけど、(この辺板尾・永作・ソニンで笑けて救い)
一番は、小泉今日子!まーぢーで怖かった。。。
初めはキレイで、家庭円満幸せな一主婦ってかんじだったのに、
その完璧な笑顔は、嘘というか演技というか、「幸せ」を祈るための手段でしたと。

なんでそんなルールをわざわざ作って、「幸せ」を演じているのかっていうと、
自分が幼いときに、家庭に愛が見いだせられなかったから、守られなかったから、
だから自分は、子供に愛を、家庭に垣根のない関係を、幸せを作ろうって思っているから。

でも愛人の存在が確信的になったり、お母さん(実母)にひどいこと言われたり、
幼いときのことのイヤなことを思い出すようなことがあったりして、
自分の理想と現実との隔たりに歪む様子がもー。。。


大揺れに揺れて、あーこの観覧車は一周して戻ってくるんだよね?
空中瓦解じゃないよね?ていうかちゃんと戻ってきて!って半ば祈って見てた。


嘘でしか、自分に完璧な目標を作ることでしか、思いこむことでしか、乗り越えられなくって、
でも思いこんだことによって、見えなくなった本当のことがあって。
ていうか「思いこんでる」って気づかないから、「思いこんでる」っていうんだろうけど。
それは理想の完璧な形じゃないかもしれない、でも現実のそこそこってのもいいのにねって。
自分の「そこそこ」がどこなのかが問題!(けっこエンドレスに理想→失敗→そこそこor新理想→失敗・・・)


小泉今日子が、キレイで幸せな一主婦から、理想(というか夢・希望)と現実の間で壊れてる母、
雨の中で叫ぶ幼いこどもみたいなただむきだしの人、そして嘘じゃない顔で家族を迎えにいく本当にキレイな女のひとって、
変幻ていうか、「すごかった」につきる。

ちょっと演出うわーってとこもあったけど、
生まれ変わるときって、本当に世界がガラガラと崩れていって、白が黒に、黒が白になって、
今までの自分、ひとたちやものたちが悲しくって、いとおしくって、ただ叫ぶしか。
観覧車ちゃんと戻ってきてよかったって。

愛って、実はスキとか関係なく、合わなかったりで、人間とかそのものとの関係として決して良好とはいえなくても、
単にほおっておけないとか守りたいって、意識的にじゃなくって、なんとなく思ってるってことなのかなー
んで、それが自分しかいないって思い込む度合いの強さがその大きさなのかなー・・・とか思ったりした。
まーでも色んな形ありすぎて、結局愛は愛としかいえないのかな。

もひとつ感想:
戻ってきてよかったけど、かといってもう1回乗る勇気はない!(でもよかったよ)

今日はテーマソングのUAのCD買って帰った。

 


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この記事へのコメント
お久しぶりです。ティークですw気分一新でHNかえました>w<

最近映画見てないなぁ。空中庭園…人間模様というかざっと読んで渡る〜を思い出した…(笑
Posted by 新 at 2006年10月03日 23:05