*2007/8/18 記事の文中・文末に追記しました。

連日の猛暑で ワンコのクールダウンに悩みますよね〜。。
最近ではワンコのクールベストのポケットに小さい保冷剤を入れたり バンダナに包んで首に巻いたりと みなさん色々工夫して暑さ対策をしていますね。

実はワンコが保冷剤を齧って誤飲(誤食)した場合 その成分や量によっては 命を落とす危険な中毒症状に陥ることもある、、のです。
うちのコは絶対に大丈夫、、、と思われる方もいらっしゃると思いますが こんな事実もある、ということを知ってて欲しくてUPしますね。
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追記*読んでいただく前に、、誤解の無いように :
全ての保冷剤が危険だと言う事ではありません。また保冷剤を使ってはイケナイと言うつもりもありません。我が家のレディも夏場のアジリティ練習でのクールダウンや 怪我などで患部を冷やす必要のある場合などには 今後保冷剤を使用することもあると思います。私は 保冷剤は使い方次第でとても便利なものだと思っています。
この記事を読まれて 保冷剤について誤解なさらないように、、過度に恐怖心を持たれないように、、
我がコの性格・行動・体質 そして環境などなど いろんな面をきちんと理解し把握している飼い主さんのご判断のもとで 安全に使って欲しいと思っています。
そのための注意喚起だと思って読んでくださいね。
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973dc7beこれはケーキなどを買った時に入れてくれる小さな保冷剤。
アイスパックと言われる物です。
これ便利ですよね〜、、
我が家の冷凍庫にも数個が常備されてますよ。今の所レディに使うことはないのですが あれこれ利用価値があって重宝してます。
ワンコにも このタイプを利用されてる方が大半だと思います。
これは「高分子凝集剤が主成分の製品」なので 大量に誤飲しなければ中毒には直結しないようです。
それでもやっぱり袋を齧って中身を舐めたり誤食した時には 嘔吐や下痢になるようです。気をつけましょう!
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 食べても無害です、、とは書いてませんものね(笑)


危険なのは「樹脂が主成分の製品なのです。
例えば 凍らせても固くならないものが該当します。
この樹脂の成分に含まれる物質で起きるのが『エチレングリコール中毒』と呼ばれる怖い中毒なのです。
凍らせても固くならないものに含まれてるエチレングリコールは微量なのですが、その犬の体質、その時の体調、抵抗力、誤飲した量によっては中毒を起こすし、本当に手遅れの場合は死に至るケースがあるようです(=◇=;)

中毒症状としては:中枢神経抑制作用、(神経症状としてヨタヨタと歩く、脱力、尿失禁など)腎障害、低カルシウム血症 などです。

怖いことに お医者様の中にこのエチレングリコールについてほとんどご存じない方もいらっしゃるようだと言う事。
ましてや身近にある保冷剤にその成分が含まれていることも広く知られてないらしい、、ということ。

上に書きましたが 私達が普段利用している「高分子〜〜」が成分のアイスパックなどの製品なら この恐ろしい中毒にはならないはずなのですが 残念なことにアイスパックの袋には含有成分の表示がありません。。
どこで作られたものなのか、、メーカーすらわからないものがほとんどです。(うちの冷凍庫にあるものを見てみました( ̄▽ ̄:)
こうなると中身についての情報は皆無です。

カチカチに固まった保冷剤だから安心?
冷凍庫に入れてもソフトなままの保冷剤は全て危険?
中身の成分がわからないなら・・・判断出来ませんよね。

だから、、ワンコに保冷剤を使う場合は 必ず飼い主の目が届く範囲で!
ワンコが勝手に齧ったり舐めたりしないように気をつけてくださいね。
クールベストのポケットから知らないうちに落ちたり バンダナを取ってしまったり 包んであったタオルなどを外したり ワンコは遊びで色んなことをやりますからね。
普段ほとんどイタズラや齧るということをしてこなかったレディですが 先日は久々に(本当に久々、、1歳を過ぎて初めてかも・・)割り箸を齧って私に叱られました。(笑)
ワンコには「絶対に大丈夫」は無いのだと思ったほうがいいと思うのです。

↓画像は3年前 2004年7月のレディです。
暑くてヘロヘロ〜だったのでアウトドア用の保冷剤をタオルに包んでスリスリ・ゴロニャ〜ンとさせていたんです。
しばらくして見ると タオルがほどけて保冷剤の表面についてる水滴をペロペロリンとやってました。
*注(追記)画像に写ってるアウトドア用の保冷剤は 成分が「高分子吸収体」のもので エチレングリコール中毒とは別物です。
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実は夏の間レディにお留守番をさせる時に この保冷剤をタオルに包んでケージに入れて行こうかと考えてたことがあったのです。(扇風機のみだったので)
でもこの時期 レディは生後7〜8ヶ月、乳歯が抜け始めて歯がむず痒かったのでしょう。コットンボールやコングなど固いオモチャを好んでカジカジしてたんですよ。
それで「もし保冷剤を齧ったら?食べてしまったら??」と思い 調べてみてわかった↑上記の「エチレングリコール中毒」だったのです。

この時に大変参考になったブログがあったので紹介しておきます。

コーギーのアッシュ君の闘病日記
『犬のエチレングリコール中毒って?』 です。
闘病4日目から原因などの詳細が書かれています。
よく読んでいただくとわかりますが エチレングリコールは車のラジエーター液にも使われているとのこと(寒冷地だけでなく・・です)もしも故障してる車からラジエーター液がもれてたら・・そしてワンコがそれを舐めたとしたら とても危険なんです。こんなこと誰も教えてくれませんでしたよね。。知らないってことは怖いことだと つくづく思ったのでした・・・

この闘病記を読んで思ったこと:
もしかしたら 今まで不幸にもこのエチレングリコール中毒に罹ったワンコがいても 診て頂いた病院で原因不明として診断されてしまっていたのではないか?
パソコンの普及率が高くなったとは言え ワンコ飼いの方が皆さんネットを活用して情報を得たり体験談を発信してるとは限りません。
危険な物質について 知っていて気をつけることと知らずにいることでは 万が一の場合、病院に原因特定の判断材料として申告することすら出来ないのですから・・・

他にも参考になるサイトは 保冷剤について  獣医さんのブログ
チワワの保冷剤誤飲症例


自分のワンコのちょっとした「いつもと違う様子」に治療の進み具合や診断・説明に納得が行かない場合などは 掛かり付けの獣医さんに遠慮することなくセカンドオピニオンを求めることも 大事な決断だと思いました。



そう言えば、、思い出したのが 昔 子育て真っ最中に「中毒110番」というサイトの「子供の誤飲」という項目で確かに「保冷剤を食べてしまったら」というのを見たことがあったんですよね〜、、
子供も大きくなり 喉元過ぎれば・・・な私でした〜(^┰^;)ゞ

まだまだ暑い日が続きそうです。
ワンコにも辛い日々です、、みなさん気をつけて猛暑を乗り切りましょうね!