団体戦が五人一組ということで咲ジャンキーが妄想しがちなのがバスケのポジションとバンドのパートだと思う。しかし咲-Saki-ガールズバンド編の妄想は難しい。久/純/ダヴァンあたりは似合うけど、ややアングラな地下のライブハウスに他のメンバーを巻き込む図が想像できない。そうなるとやっぱり持ち前の行動力で突っ込んで巻き込んでいくやんちゃな子の出番。それに音楽となれば有珠山でしょう。爽は遊びとくれば何でも手出しそうだし、揺杏はそれにつき合って器用にこなしそうだし、ユキのアイドル化計画として歌というのは自然な流れ。ダンスも習得したことだし。誓子と成香は鼓笛隊経験から音楽の素養あり。西洋音楽はキリスト教と密接な関わりがあるからミッションスクールでは音楽の授業を大事にするとも聞くし、日常的な讃美歌でコーラスもばっちりだ。


真屋由暉子/Vocal――歌唱力は高くないがアイドル的なキャラクターとパフォーマンスで人気を集めるバンドの顔。華やかな衣装と目の輝きからダイヤモンド・ユキの異名を持つ。
獅子原爽/Guitar――次々に珍しい奏法や音作りを取り入れた曲を生み出すバンドの中心人物。高等テクニックを駆使しながらもニコニコと楽しそうにギターを弾く異端児。
桧森誓子/Drums――安定感に欠け、すぐに走ってしまうためプレイヤーとしての評価は高くないが、手数が多くかなり前面に出て来る面白いドラムを叩く。
岩館揺杏/Bass――安定して8分で刻む堅実なプレイが持ち味の職人的ベーシスト。上三人の暴走を支える縁の下の力持ち。ボーカルより高音のコーラスに定評がある。
本内成香/Keyboard――数合わせの初心者。けっこう言いたいことは言ってくる。「私ならそのタイミングでアドリブを入れたりはしない…」

爽「ボーカルはユキで決まりとして、問題はドラムなんだよな」
揺杏「体力いるし練習場所限られてくるしで大変なのに目立たないからね~」
誓子「じゃんけんで!」

 揺杏の特技・裁縫でライブ衣装も思いどおり。うん、バンドとなれば有珠山が一番似合うな。そしてもう一チーム、ビジュアル的に似合うのは新道寺。姫子のV系でギター弾いてます感はすごい。主に下睫毛のせい。あと美子の髪型は絶対ロックバンドやってるでしょ。


花田煌/Vocal――独特の声質が病みつきになると評判。ライブでは絶対に歌詞がトバない強みを持つ。ダークな曲調にもめちゃくちゃポジティブな詞を乗せてくる。
白水哩/Guitar――バンド随一のテクニックを持つ頼れるリーダー。普段はチューニング間違えたりストラップ外れたりでよく「おああー!」してる。
鶴田姫子/Guitar――哩とのツインギターは息ぴったり。MCやコーラスで煌ともコンビ感がある。カッティングのときの「萌え袖ミュート」が持ちネタ。
安河内美子/Bass――スポーツで培った体力でライブ中激しく動き回っても演奏は終始安定。意外とベースラインは攻めてくる。
江崎仁美/Drums――一曲ごとに水分補給を欠かさない。政治色の強い詞を持ってきてはメンバーに却下される毎日。


 制服はそのままステージ衣装になりそう。そうか、この二チームは制服と髪型そのままでライブ映えしそうなんだ。ネクタイにライン入ってるのが強い。ライブ映えって点では六弦ベーシスト豊音なんて最高なんだけど、楽器は村でおばあちゃんと一緒に大正琴とかのイメージが。
 「こん積み重ねがおまえらん中にあっか…!」安定した演奏力でライブ回数をこなし地道にファンを増やした新道寺。「ちょっと遊んでくる!」過激なパフォーマンスや即興性で話題を振りまき一気にのし上がった有珠山。音楽観の違いで真っ向から対立する二組がついに対バンで顔を合わせる――的なスピンオフでお願いします。カリスマ煌が一秒間に十回すばら発言したり。ユキが「昨日ははやりんトバしたぜ 今日はすこやん毟ってやる」と歌ったり。

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