■本編感想
 大将戦の感想は雑誌掲載時に書いてるので副将戦を改めて読んでみたら思った以上に絹恵と浩子がなれ合ってた。そこだけ親戚麻雀の空気。あと哩もユキも能力者だけど闘牌自体はほとんど能力絡まないから副将戦=普通の麻雀、大将戦=オカルト麻雀と別の面白さがあってよかった。
 雑誌で白かったページも完成版になってるなーとめくってたら目を引いたのが琴似栄の吉田!相変わらずすごいキューティクルと眼光!その後ろの爽の亜種みたいなイケメンも気になる。
 最後の引きはもう見事としか言いようがない。天和反対派なのは変わらないけど、やっぱ演出が上手いんだよなぁ。雑誌では1ページだったのが見開きになって、吹き出しの位置が変わって右手も左手も見えるようになったのがポイント高い。それでタイトルとスタッフロール的なのが被さるの、個人的にすごく好きなんですよ。アニメのエンディングが流れ始めるみたいで。前ページの照が曇ったあたりで「GET WILD」でも流そう。
 過去の感想記事もリンク張っときます。


 なんで184局が抜けてるんだと確認したら何のひねりもなくリザベーションで和了ってて書く気失せたんだった。それなりに見所はあったんですけどね。とりあえず和了りに向かってみる爽のにこやかな顔とか、リザベ流すために赤ドラ捨てて和了率優先するクールな末原さんとか。それをアシストかな?と好意的に解釈する爽とか。


◎ユキの能力について思ったこと
 絹恵&浩子の情報だと「真屋由暉子は1日に一局だけ左手を使い、その直後に必ず満貫以上を和了ってる」ようです。準決後半戦も五決も実際それで和了った場面が描写されてます。今までは正直つまんねー能力だなと思ってました。狙ったところでツモが良くなって確実に高い手和了れるなんておいしすぎ。2回とも七対子をツモって親倍…ワンパターンだなぁと。しかし能力を使った局じゃなく使ってない局に注目してみたら、1日1回制限による使いどころの難しさが見えてけっこう面白く思えるようになりました。

準決前半戦 東一局2本場(子)
9巡目hai016ドラs6
 →左手使わず3巡後にダヴァン警戒の聴牌崩し

 準決では残り7300でとにかくトビ回避のために早く点を増やしたいところでした。親ででかいの和了るために温存したくもありますが、トンだらおしまいです。いくらか面子ができたところで左手使えばリーチ平和三色ドラドラとかリーチツモ平和一通ドラでハネ満見えます。それでも使いませんでした。

五決 南三局(親)
8巡目hai018ドラp2
 →左手使わず浩子のリーチ宣言牌s8ポン、次巡にp4で7700の和了り

 五決の方もリーチツモ白発ドラドラでハネ満いけそうですが自力で手を進めてるうちに先制リーチを打たれています。おそらく自分のツモが良くなるだけで、他家には何の影響もないのでしょう。左手宣言して有効牌ばかりツモるとしても他家もツモが良くて先に和了られるとか、鳴かれてツモ順飛ばされてるうちに早和了りされるということもあり得るのでは。つまりこれまでの和了りも「左手を使ったから高い手を和了れた」というより「高い手を和了れそうだから左手を使った」のではないでしょうか。本来は準決のように聴牌してから使うものなんだと思います。なぜ五決ではそうしないで配牌時に3向聴で左手宣言したかといえば半荘1回勝負だったことが原因です。半荘2回ならどこかで1局ぐらい自力で早い巡目に高い手を張れることもあるでしょう。それが4回ある親番なら尚更良し。そのチャンスが半分に減り、姫松と千里山はリザベ阻止のために速度重視。高打点で先制できる機会が来ないのも無理はない。実際に左手を使ったときの手は決して良くはありませんでした。

五決 南三局1本場(親)
配牌hai019ドラp5
 →3巡後にp3待ちで聴牌、次巡j4に張り替えてリーチ一発ツモ七対子赤裏裏8100オール

 これは普通に打っても他家より先に和了れる見込みが低いと考え、「高い手を和了るため」ではなく「親番を続けるため」に左手を使ったのでは。「オーラスで子で良い配牌が来て他家に早和了りされない」のに賭けるより安手でも親で速攻決めてもう一局親番やれる方がマシということです。赤ドラ引いて裏乗って一発消しされず結果的に倍満までいけただけで。準決でも五決でも裏ドラ乗ってるので能力の効果かと思ってしまいますが、準決の裏ドラj1は1枚、五決の裏ドラm8は2枚とも左手使う前から持ってたのでただツイてただけでしょう。また、聴牌後に張り替えてるので有効牌を“高確率”で引ける能力と思われます。鳴きでずらされなければ“確実”に引ける・必ず一発がつくほどではないはず。
 1回限りの奥の手をどの場面で使うか――和了りが近いときに確実にモノにするか、和了りが遠いときに連荘狙うか。子でもハネ満あれば使ってしまうか、後の親番に温存しておくか。倍満張ったけど他家も良い待ちで張ってそう…5面張だから使わなくても引けるかな…そういう色々な状況の中から「ここだ」というポイントを選ぶ。真屋由暉子の能力は大富豪で1枚限りのジョーカーの使いどころを見極めるような、カードゲームの醍醐味を麻雀にミックスした面白い能力だと認識を改めました。

 
lefthand



■裏表紙感想
 『咲』って確か萌え系の麻雀漫画だよなーまだ続いてたんだー今どうなってんのかあらすじでも見てみるか……なんだこの変な赤い髪の無邪気可愛い子は!全巻買お!――ってなんねーかな。巡り巡って中東の石油王の目にとまって「サワヤカワイイ」って準決と五決のアニメ予算出してくんねーかな。その勢いで爽主人公のスピンオフ始まんねーかな。

 というくらいに18巻の裏表紙は獅子原教徒にとってド高目赤五筒一発ツモレベルの「感謝します!」状態でした。いいなぁこのアホそうな表情とポーズ。さらにメインを張ってるのは末原さんじゃないか!いやー作者ブログで姫松制服チラ見えしてから期待してはいたけど「末原さんならリボ原スタイルにするだろうからこれは洋榎だろ」と自分に言い聞かせて逸る気持ちを必死に抑えてました。無事末爽コンビが裏表紙を飾ってくれて感無量です。しかもくそダサジャージ姿!スパッツよりそこら辺にいそう感があっていい。マイフェイバリットスエハラスタイルに認定します。爽もベストなしの方が好きなので服装的にも絶好の裏表紙だなぁ。そして出る度に笑いどころを提供してくれる元聖女・誓子。帯がついてると絶妙に顔が隠れるけど睫毛で判別可能。なんで一人疲れてるの…


通常解釈:元気っ子の爽くんより体力ない
妄想解釈:じゃんけんで負けた方がおんぶする罰ゲームに負け続けた
邪推解釈:わがまま&かまってちゃんの大げさな疲れアピール
百合解釈:二人きりになるのを見かねて慌てて追って来た
メタ解釈:特典でユキと階段を上ったのでまたか…とげんなりしてる

kaidan



 表紙データも更新しました。
 完全にコミックス勢に変貌を遂げたので190局までのネタしか出せないけど、今後も思いつくままに絵と文を書きながらまた新刊を待つことにします。そういえば宮守永水は11巻で敗退して13巻頭には再登場してた…よし、20巻にはまた爽が見られるな!