先々週あたりから実験的に自宅の PC 用の椅子にバランスボールを使い始めたところ、
これが思いの外すばらしかったため、
先週からは会社で使う仕事用の椅子もバランスボールに切り替えた。

今では私の生活において、プログラミングもゲームもブログもプレゼン資料の作成も、
PC で行うすべての作業がバランスボールの上で行われている。

もちろん、今書いているこのブログのエントリも、
バランスボールの上に正座してポヨンポヨンとリズムを刻みながら書いている。

バランスボール導入前バランスボール導入後
導入前
導入後

バランスボールを椅子として使うのが、なぜそんなにも快適なのか。
その理由は3つある。

1. 背筋と腹筋に適度な緊張感
私の場合、二通りの座り方を使い分けている。
一つは、普通の椅子と同じ要領でバランスボールに座る座り方。
もう一つは、バランスボールの上に正座する座り方。

どちらの座り方をしていても、腹筋と背筋に適度な緊張感があり、
単に PC を前に座っているだけで心地良い。
しかも、多少ではあるが、筋トレにもなる。

特に後者の正座スタイルだと、不安定度が増して時々腰をキュッキュッと
動かしてバランスを取らなければならないので、
緊張感がやや強くなって良い。

2. 足を組まなくなる
デスクワークの時間が長い人の頭痛の種の一つとして、
ついつい足を組んでしまうというものがあるが、
足を組みすぎて内臓を悪くして入院したなどという噂話を聞くたびに、
ああ足を組んではいけないのだと思いながらも
ついつい組んでしまうのが足というものである。

右と左を交互に組み替えてバランスを取ろうとしたりしたとしても、
やはり足を組まないに越したことはない。

バランスボールに座って作業をしていると、
足を組むと極端に不安定になるので、
つい足を組みそうになってもハッと気づいてすぐに
元の姿勢に戻ることができる。

3. 眠くなりにくくなる
昼食後の時間などは、仕事の内容が単調なものであったりすると
どうしても眠くなってしまいやすいものだが、
バランスボールに座っていると、
ウトウトとして首がガクッといった瞬間にバランスボールから
転げ落ちそうになる上、よく世間ではガムを噛み続けると
眠くならないなどと言われたりするわけだが、
バランスボール上では常にバランスをとるために
顎よりずっと大きい関節である腰でバランスを取っているので、
ガムなど比較にならないくらい眠気防止効果が大きい。

ただし、本当に眠い時にはバランスボールの上に座っていても
眠くなるわけで、この場合には転げ落ちるリスクが発生して危険なので、
極度に眠い時や泥酔しているときにバランスボールに座るのは
避けた方が良さそうである。

そして、最後に
これは人によって意見が分かれるところだと思うが、
PC 周辺が全体として近未来的なイメージになって、
インテリアとしても悪くない(と、個人的には思う)。

みなさんもぜひバランスボールで快適なPC生活を満喫してみてください。
これはかなりお勧めです。

※ ちなみにサイズが色々とあるのですが、身長170cmから180cmくらいの男性の場合、65cmか75cmくらいだと椅子用としてはちょうど良いようです。私の場合、家のPCは65cm、会社は机がもう少し高いので75cmが最適なサイズでした。ちなみに机の高さは家が72cm、会社は75cmです。



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