本を出しました。「その仕事、全部やめてみよう」

このブログで書いてきたこと。
この20年間仕事で取り組んできたこと。
プログラマーとして、経営者として、感じたことや学んだこと。
誰かに伝えたら、その人や、あるいはその人のいる会社が、
もしかしたら何か変わっていくかもしれないこと。

それらを一度全部見直して、
いまあらためて

「2020年版、書籍版・小野和俊のブログ」

のような形でまとめたらどんな風になるだろう。

そんな風に考えながらこの1年半ほど本を書いていました。
そしてようやく完成したのが今回の本です。
220ページの本になりました。




先日、とある日本の大企業の幹部の方からこんな相談を受けました。

「うちは事業会社ですが、手の内化・内製化が大事だということで、
 今回初めて外部からベンチャー出身のエンジニアを採用してみたんです。
 そしたらみんなが忙しい仕事中にも、業務時間外の夜中にも、
 思いついたことを次々と好き勝手提案してくるんですよ。もう本当にありえない。
 エンジニアとしては仕事ができる人なのかもしれませんが周囲と
 馴染めなくてホトホト困り果てていまして・・・」

その時はなんとか言葉を尽くして

「それはエンジニアの文化としてはむしろよくあることで、
 『困る、馴染めない』と評価するのではなく、
 そういう人やそういう文化を受け止めていくことは、
 ソフトウェアの時代に御社が力強く成長していくためには
 越えなければならない壁。」

という説明を試みました。
でも、いまならこの本がある。

その経営幹部の方にも、そして「馴染めない」と言われたエンジニアの方にも、

「その状況、本当によく分かります。
 よければ、これを読んでください。」

そう言って本書を渡したい。

それから、DX担当部署等でPoCをいくつも回しているものの、
すべてPoC止まりで大きな変化を生み出せず苦しんでいるという方。
そんな方にも本書を届けたい。

ソフトウェアの力を事業に取り入れ、そして誰かの喜びに寄与するものを
作り上げていくために大切なことは何なのか。
逆に、その妨げとなり、「全部やめる」べきことは何なのか。

その問いに対して、今の私に答え得ることを1年半かけて
全力でまとめてみました。

色々と未熟なところもあるかとは思いますが、
そんな想いでまとめた一冊ではあります。

興味を持っていただけましたら、
ぜひ、書店やAmazonなどで手に取っていただけると幸いです。