小野和俊のブログ

個人的なブログです。

カテゴリ: 考え事

今日までICC Fukuoka 2019に参加していたのだが、月曜日に福岡に向かう飛行機の中でアダチンこと安達真からFacebookの通知が来ているので見てみると、レクターの松岡さんが私と会ってみたいと書いてくれていて、翌日火曜日に私達は福岡で飲みに行くことになったのだった。そこにリンクアンドモチベーションの柴戸さんが加わり、私もShiftall岩佐さんを誘い、更に岩佐さんがZOZOテクノロジーズの金山さんに声をかけ、加えて松岡さんが懇親会会場で技術顧問の神様の及川さんに声をかけて及川さんも参加することになり、さらに・・・ということでなんだかすごいメンバーの飲み会が開催されることになった。

松岡さんが声をかけてくれたきっかけはこのブログだったらしく、もう10年以上も前に書いた風林火山の記事のことなどを覚えてくれていた。更に松岡さんが飲み会のことをFacebookに上げると今度は「小さなISV」の記事を今でも人に紹介している、と言ってくれている方がいたり、松岡さんに紹介されて入ったCTOのグループで参加の挨拶をポストすると、ブログを読んで影響受けましたとメッセージしてくれる方がいたり、今をときめくベンチャーの人たちからそんな風に言ってもらえるとなんだか嬉しくなってしまう。

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ランチで隣の席についた客は、食事中絶えず何かの文句を言っていた。

先日紹介を受けた保険には騙された、
近くにあるあの店は高い、あそこは良くない食材を使っている、
上司は使えない、同僚の誰それは直さなくてはならない欠点がある。
50歳近くと思われる彼は、奥さんと思しき正面に座った女性に対して
「もう本当に色々とダメなんだよ」、と、終始愚痴をこぼしていた。

何かをつくる立場を一度経験すると、
それについて軽率に悪く言う事はできなくなる。

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清水亮という男がいる。ネットのidはshi3z。

本当に嫌な奴で、だいたい飲み会の席で同席すると喧嘩になる。

4年ほど前にもこんなことがあった。九州大学工学部大学院の『高度ITCリーダーシップ特論』という授業の講師として招かれた我々は講師陣の飲み会で口喧嘩を始め、shi3zさんは私に捨て台詞を吐いてその場を退席したのだった。リーダーの見本たるべき私達が飲み会の席で喧嘩別れし、しかもその直後からTwitterなどの公の場で互いに罵り合う姿を見て、「自分はこんなリーダーにだけはなりたくない」と思った学生も少なからずいただろう。この授業の本質が、ダメなリーダーを反面教師的に間近に見ることで受講生の意識改革を促すことにあったのだとしたら、そこまで見越してコーディネートした楠さんの深謀遠慮には敬服の意を表さざるを得ない。

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昨日は神楽坂築土八幡神社の大祭があるということで、近所の子育て仲間と共に神輿を担ぎに行ってきた。エッサ、ソイヤという掛け声と共に上下に揺さぶられる神輿の流れに乗らないと、26年ぶりに宮出しされたという大きな宮神輿の木材がゴツゴツと肩を強打して、骨が折れるのではないかと思えるほど激しく痛む。しかし、次第に慣れてきて、周囲と波長が合い始めると、痛みはほとんど感じなくなり、自分が流れの一部を構成しているように感じられるようになってくる。

数日間は残るであろう肩の痛みと共に、私は、ああ、これと同じことが仕事でもよくあるな、という既視感を覚えたのだった。
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好奇心には水平的好奇心と垂直的好奇心の2つがあると思う。

水平的好奇心の強い人はどんなことにでも幅広く興味を持ち、
垂直的好奇心の強い人はある一つのことに徹底的に興味を持つ傾向がある。

それぞれの特徴を表でまとめると次のようになる。

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東急ハンズの長谷川さんがブログで印象深いエントリを書いていた。

東京渋谷: 成長のためには、リセットが必要だ。幼稚園、小学校、中学、高校、大学と「新米」と「最年長」を5回くりかえす。問題は、社会人になって、このサイクルが、1回しかないことだ。

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「まず型をきちんと覚えろ。はじめは自分のやり方も何もないだろ」

高校時代、陸上部の先輩は私にそう言ったのだった。
私は当時、反抗心だけで、
型なんて覚えずにあんたなんて追い抜いてやるさ、と思ったものだが、
だからと言って一人だけ部活とは別に練習をするわけにもいかず、
動き作り、走り込みなど、先輩から言われたとおりに、
望ましいとされる同じ動きを自分自身の体が自然に動くようになるまで、
毎日、夜遅くまで何度も練習した。

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「俺、今日はキレないようにします」

昨夜の彼との会話はこの一言から始まった。
彼は1000万人以上のアクティブユーザーを誇るWoWの世界において、
世界最激戦区と言われるBG9の3onで6位まで上り詰めたスーパープレイヤー。
彼とはここ1ヶ月ほどWoWのアリーナを一緒にやらせてもらっているのだが、
アリーナ新参者の私はいつも彼から教えられてばかりである。
そして、彼は割とよくキレる。

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先ほど打ち合わせをしていてふと思ったのは、
「見せ場」というのは大事だということだ。

自分に与えられた役割を最低限こなしたり、
期待される範囲内で淡々と進めていくというのも良いのだが、
うおっ、ここまでやるか、というサプライズの瞬間を目の当たりにすると、
一緒に何かに取り組む仲間としてはこの上なく頼もしく感じるし、
逆に自分がそうしたサプライズを与えようと目論んでいるときには、
寝食忘れて無我夢中で没頭できるものである。

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昨夜は WoW のギルドでインスタンス攻略に出かけて、
初めての人が勝手が分からず敵に突っ込んで行って死にそうになったり、
崖をジャンプするところで失敗して迷子になって戻れなくなったり、
5人のメンバーでの3時間に渡る長丁場のパーティープレイは、
謝ったり称えあったりと、まるでドラマのように時間が過ぎていった。

WoW をプレイしているときもそうだけど、よく思うのは、
常に初心者であり続けたいということだ。

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