2013年03月05日 【テレビ日記】

名医たちのジレンマ。

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寒い日に乳首に当てられるとヒヤッとするよね。



風邪を引いたとき、逆に考えるんだ。「よかった、バカじゃなかった」と。

こんにちは、僕です。



最近、テレビを見ていると医療系のドラマばかりやってる気がする。

毎クールごとに医療ドラマをやってて、だいたい天才ドクターの主人公がメスを握ってて

この主人公たちをまるっと全部集めて病院で働かせたら

日本の平均寿命が100年くらい延びるんじゃないかって気がする。

こっちがち○こ握って何億という命を散らせている間に

彼らはメスを握っていくつもの散りそうな命を救っている。

もし僕が医大を目指して絶賛3浪中の受験生だったら

そろそろGoogleで青木ヶ原樹海までの交通手段を検索しているところだけど

それくらい、医療ドラマをよく見る気がするのだ。



ただ、医療を扱うドラマって、見る側にも専門的な知識が求められたりもするし

そのほかにも、作る上でけっこうハードルが高いんじゃないかというポイントがある。



たとえば、手術のシーンがそれだ。



医療ドラマの主人公は、主人公なんだから当然天才ドクターで、すごい知識と技術を持っていて

それらを活用して患者を救っていくことが、物語の軸になるわけだけど

それをどこで活用するか、といえば、やっぱり手術だ。

舌の短い人のために言い換えれば、オペだ。

主人公にはこんな技術がある!こんなに精密な動きが取れる!こんな専門知識がある!

さすがメディカルドラゴンッ!俺たちにできないことを平然とやってのけるッ!

そこにしびれる!あこがれるゥ!

そんな主人公の常人ならざる業を披露する場が手術であって

手術こそが医療ドラマの醍醐味であり、ドラマとしての見せ場であると、僕は考えている。



でも、最近ふと気付いたけど、手術のシーンって、どれもこれもけっこう曖昧だ。

患部もほとんど映らないし、具体的にどういった技術が用いられているのかの描写もない。

「○○の癌を切除する!」とかやってるけど、どこの手術をしてるのかよくわからないし

切除も、「ふぅ」とか「成功だ…」とかの一言で終わったかどうかがわかるだけで

肝心の、取り出された癌が映し出されたことなど、僕の記憶の限りでは一度もない。

画面に映し出されるのは、いつもがんばっている主人公だけだ。

下手したら、「オペを開始する」のすぐ後が、術後の患者がベッドで眠るシーンなんてこともある。

すっ飛んでる。過程が完全にすっ飛んでる。

ジョジョ第5部でイタリアマフィアのボスが使ってたタイプのスタンドだよこれ。



けっこうね、手術の前はアレなんですよ、ここにこんな病巣があって、こう取り除く!

そしてそれは俺にしか出来ない!(ドヤァ)みたいなことを言ってるんですけどね。

けっこう詳細な説明を、時にはCGなどを駆使して患者に(そして我々に)してくれるわけですけど

いざ本番が始まると、描写がものすごく曖昧、ものすごくぼんやり。

お前は一週間前の晩飯のメニューを聞かれたお父さんか、ってくらい肝心なところが曖昧で

主人公が持っているはずの素晴らしい技術が、全然こちらに伝わってこない。

こんなに伝わらないかね?ってくらい伝わってこない。

たぶん3分の1も伝わってない。SIAM SHADEも驚きの低下率。



そんなのってないんじゃないかな。

散々「俺はすごい」みたいな雰囲気を出しておいて

いざ本番になったらそのすごさを全く伝えず、なんとなく雰囲気で察してください、って。

お笑いだったら、事前に散々「こいつは面白い」って言っておきながら

肝心のネタを流さずに、観客の笑い声から察してください、と言っているようなものだし

グルメ番組だったら、クチコミでおいしいと評判の一品を

料理そのものを写さずに、彦麿呂のリアクションだけで淡々とお伝えするようなものだし

映画だったら、超大作!全米が泣いた!興行収入歴代一位!とか煽っておいて

見終わった人の「すごい!」「泣ける!」という感想だけでアカデミー賞狙うようなもんだ。

肝心なところを伝えずして、どうしてすごさが伝えられるのか、と。



でも、よく考えると、これも仕方のないことなのかもしれない。

手術って、けっこう血が出るじゃないですか。

血のほかにも、けっこうテレビに映してはいけないものが出る場合があるじゃないですか。

小さなお子様だったら確実に泣いて謝るレベルのものが写るし

場合によっては大人も半年くらい焼き肉が食べられなくなることもあるだろう。

そんなことになれば、焼き肉業界はたまったものではないし

芸能人には焼き肉店を経営する人も多いので、そのあたりの大人の事情もあって

だから仕方なく、手術の直接的な描写は避けて、主人公のがんばりをクローズアップしたり

周囲の「これは…!」みたいなリアクションから察してもらうしかないのかもしれない。



いずれにせよ、ドラマに登場する名医たちは、皆ある種のジレンマを抱えて生きている。



テレビに出てくるほどの人たちだ。その自己顕示欲は相当なものだろう。

おそらく、常に自分の技術や知識を披露したい、注目されたい、と思っているはずだ。

でも、そう願えば願うほど、手術を放送することができない、という事実が重くのしかかって

見せたい!でも見せることができない!というジレンマに苛まれることとなるのだ。



だとしたら、なんて人間的なんだろう!



画面の向こうの、天才と呼ばれる医者たちにそんな人間的な一面があったとしたら

これから、医療ドラマを見る目が少しだけ変わりそうな、そんな気がしたのであった。



なお僕も、トイレで非常に立派なう○こをしたときなどに

同様のジレンマに陥ってしまうことがあります。



(やだ…人間的…)



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1. Posted by クロ   2013年03月07日 23:58
夕方のニュース番組とかでやってる天才ドクターのドキュメントなんかだと、手術のシーンはグロ防止手段なのか、白黒になってたりしますよね。
2. Posted by じょい   2013年03月13日 00:39
手術中でもお腹はすくし、術後すぐに焼き肉食べに行ったりもできるよ。

人間的でしょ。
3. Posted by まゆげ   2013年04月01日 14:36
ねじさん、どうしたのですか、お身体お悪いのですか。

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