2015年06月10日 【日記】 【近隣の話】

輝く太陽の下で、僕らは素直に生きれるさ。

今お願いしているもの→人気ブログランキング(社会人編)


芝生で遊びたい


うちの庭の一角、たぶん五、六坪かそこらの広さだと思うんだけど、そこには芝生を植えていて、芝生は放っておくと、どんどんほかの場所に根を張って広がっていってしまうので、定期的に抜いてやる必要がある。

で、先日の日曜日にも、朝六時に起きてひとりで芝生抜きをしてたんだけど、なかなかどうして、これが面白い。日曜の朝からブチブチと芝生を抜いていると、ちょっとしたストレス解消にもになる。



ここで、芝生抜きの具体的な話をする前に、芝生に関する基本的な知識を身に付けていただくとすると、芝生(うちの芝生は姫高麗だ)は、地下茎という地中を走る根っこみたいなもので広がっていく。根っこが広がっていって、適当なところから顔を出して、そこから芝生が生えてくる。よって、芝生を植えているエリアの隣に、たとえば地面むき出しの場所、畑なんかがあったりすると、そちらにもどんどんと芝生が侵食していってしまう。

僕の家の庭も、芝生が生えているエリアの隣に畑があったり、タマリュウを植えているエリアがあったり、むき出しの土の部分があったりで、それらが、すでにかなり芝生の侵食を受けている。芝生が、お前は大日本帝国かってくらいの侵略を始めている。なので、畑や、タマリュウや、むき出しの土にとってのアメリカ軍であるところの僕は、定期的に、芝生の地下茎をほじくり返して、芝生を抜いてやることで、彼らの生活圏を確保するのだ。



草抜き用のやつ

地下茎をほじくり返すときには、このような専用の器具を使っている。こいつの先端、突起部分を地面に突き刺して、ぐりぐりとほじくって、地下茎をひっかけて引っ張り出す。芝生の地下茎は、とても力強く地中に根付いているので、大抵の場合はちょっと引っ張り出すだけでちぎれてしまうんだけど、ときどき、調子がいいと30cmくらいの地下茎がごそっと抜けることがあって、この瞬間が、たまらなく気持ちいい。いわゆる「芋づる式」というやつだ。これができると、あぁ、俺はこの瞬間のために、この34年間を生きてきたのだ、という気持ちになるし、きっとこんなことが起こるのは、前世で善い行いをしたからに違いないので、すべての前世と俺たちと、ハイタッチしたい気持ちになる。



そんなわけで、先日の日曜日も、朝の早い時間帯に二時間ほどかけて、芝生抜きをした。

朝の九時頃までが、芝生抜きには最適だ。
これからの季節、これ以上遅い時間帯まで庭仕事をしていると、熱中症の危険性も高まってくる。それに、嫁と息子がだいたい八時くらいに起きてくるので、ちょうどこれくらいの時間に終わっておけば、文句も言われないので、これくらいが頃合いだと思っている。



ただ、この朝早い時間帯に作業をすることの、弊害というものも確かに存在している。それは、思いのほか、散歩などで人通りが多い、ということだ。

僕の家は、山の中の新興住宅街にあるので、家の周りを歩いているのは、基本的にはその街に住む近所の方々なんだけど、日曜の朝早くから、けっこうな数の大人たちが、あたりをうろちょろしているのだ。今思い返すと、奥様方が多いような気がするけど、ウォーキング、犬の散歩、掃除、徘徊…その行動は様々なれど、そのほとんどが、ジャージに身を包み、颯爽とした足取りで、僕の家の前を通り過ぎていく。そしてときには、一心不乱に地面を凝視し芝生を抜いている、これがもし自分の家の庭でなければ即座に県警が動くレベルの不審者に向かって、「おはようございます」とか「精が出ますね」とか、声をかけてくれる。

そのたびに僕は、作業を中断し、顔を上げて挨拶を返すわけだけど、毎回々々それを繰り返すのも、けっこうめんどくさいし、そうやっていろんな人に自分のやっていることを見られているというのも、考えようによっては、あまり気持ちのいいものではない。現に、嫁が息子を連れて近所の井戸端会議に初めて参加した際に、どこの家に住んでいるかを説明したところ、全会一致で「いつも庭仕事してる、あの」みたいなリアクションだったそうだ。そのうち「庭マン」とか、「庭職人」とか、「茂庭」とか、陰でそういうあだ名で呼ばれることになるんじゃないかと思うと、気が気ではない。誰だ、俺のこと元日本代表のDFみたいにいうのは。



じゃあそれほどまでに人目が気になるのであれば、もうやめればいいではないか、という指摘があるだろうことも、重々承知している。だが、当然庭の景観保持の観点からも、この芝生抜きは続ける必要があるし、なによりも、上にも書いた通り、この芝生抜きは、僕のストレス解消法のうちのひとつなのだ。

現代社会には、様々なストレスが存在する。そしてそのストレスは、多分に漏れず僕の元にも降り注ぐ。

朝五時に起きて会社に行くことのストレス。無理難題を振りかけられるストレス。「その仕事はこちらでやっておきますから大丈夫です」と他部署の人間に言われてホッとしていたら、その仕事のやり方を逐一質問され、かえって時間がかかってしまうストレス。一年ほど前に僕の下についた超優秀な部下が、報告書の数字を半角全角織り交ぜて(例:1577円)使ってくるストレス。

それらを解消するためにも、この芝生抜きという行為は、僕の日常になくてはならないものだ。それに、僕はもうこの芝生抜きの気持ちよさに、どっぷりと浸かってしまっている。もう芝生抜きなしでは日常生活を満足に送ることすらままならない。芝生抜きは危険だ、そのことにもっと早く気付くべきだった。だが、もうそこから逃れることはできない。芝を抜くだけの行為に、このような中毒性が潜んでいようとは、いったい誰が予測できただろうか。何気なく鼻の穴に指を突っ込んだら、思いのほかでかいハナクソが取れたようなものだ。なにが悪かったのかといえば、強いて言えば「運」かもしれない。



そういった意味では、もはやこの芝生抜きは、オナ○ニーであるといっても過言ではない。

そういう考えに思い至り、振り返ってみると、あの快感には、オ○ナニーに勝るとも劣らない気持ちよさがあることに、改めて気付かされた。突起物を突っ込み、巧みに操って、ズルッと抜いたときの、あの快感、カタルシス。なんということだろう、あれは!オナニ○ーだったんだ!僕は日曜の朝から、太陽の下で、あまつさえ衆人環視の元、そのような行為に及んでいたなんて!ご近所の人妻たちに見られながら!あの日犬の散歩にやってきた、おっぱいの大きなあの美人人妻にも!僕は!僕は…!



次の日曜日が、楽しみで仕方がないですね。

(おまわりさんこの人です)



人気Blogランキング。クリックで投票です。
人気ブログランキング
当ブログにおけるイイネ!ボタン的存在。応援よろしくお願いします。

あわせて読みたい昔の日記
2012年12月15日 そんなふうに僕たちも生きていけたら素晴らしい。(雑草魂)


ねじまき鳥 at 18:05CM(2)TB(0)日記 | 近隣の話この日記をはてなブックマークに追加 この日記をTwitterに投稿 ページの先頭に移動

拡散用ボタン各種取り揃えております


   このエントリーをはてなブックマークに追加        

最近よく読まれている日記



本日のコメンテイターはこちら

1. Posted by あやぽん   2015年06月11日 15:01
ねじさんに見てほしい

http://www6.plala.or.jp/private-hp/samuraidamasii/tamasiitop/robotyuugoku/robotyuugoku.htm
2. Posted by リコ   2015年06月11日 20:59
ちょうどこれくらいの時間に終わっておけば、文句も言われないので

って、お家のためにやってることでもあるのに
文句言われちゃうんですか?

【ねじまき鳥より】

息子がね、そんなことより俺と遊べ、とかね…

この日記にコメントを残す

お名前:
URL:
  情報を記憶: 評価:  顔   星
 
 
 

最近書いた日記(PRと書いてある場合は広告です)




トラックバックなんてしないくせに



ページの先頭に移動



昔の日記をランダム表示
巻かれたねじの数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

このブログについて
最近あったこと、寝る前にふと思いついたこと、生まれたばかりの息子のことなどを書いています。

過去のおすすめ日記はこちら

無断転載はご遠慮ください。
こちらこちら

過去のイベント参戦歴
呼ばれればなんでもやります。猫の手も借りたいときなどにどうぞ。
紅白日記合戦これ
→2008年年末参戦。
画像ばとんこれ
moon pieceさんより。
除夜のテキストラーイク祭これ
→2007年年末参戦。

このブログのはてなブックマーク数

ブログ開設:2005年8月15日
自己紹介

ねじまき鳥

出身…愛知県名古屋市
年齢…松坂世代
性別…ついている
趣味…読書登山、おっぱい
連絡…感想、依頼、ネタなど。
nejiwomake●gmail.com
(●→@、題名には「ねじまき」)

ねじまき鳥へのインタビュー
ねじまき鳥への108の質問
 回答→1234

ねじまき鳥のTwitterlog
ねじまき鳥のmixi
ねじまき鳥の経県値
今日のひとこと
月ごとの日記
カテゴリごとの日記
ブログ内検索
一方・相互ごった煮リンク
リンクフリー、相互リンク募集中
人気ブログランキング表
読者層調査
TOP絵ギャラリー
TOP絵常時募集中です。

過去の作品たち
TOP(裸)
TOP(尻)
アヒルさん作

TOP(着物)
TOP(カレー)
himaさん作

TOP(日の出)
TOP(ペンギン)
田中葉助さん作
参加中のランキング
アクセス解析、他
アクセスランキング アクセス解析
ねじを巻け、そして服を脱げ。
ねじまきおすすめストア
livedoor Readerに登録
Syndicate this site
livedoor Blog(ブログ)

Copyright © 2005 ねじを巻け、そして服を脱げ。 All Rights Reserved.
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...