2015年06月28日 【日記】 【家族の話】

もしかしてだけどニートって最高の親孝行なんじゃないの。

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ニート感


少し前のことなんだけど、仕事の都合で実家に帰っているときに体調を崩して、一週間ほどなにもせずに母親の世話になったことがあった。



そのときは、実家から通った方が楽だからと、三日間ほど滞在する予定で、当然仕事なので朝晩のご飯を食べさせてもらうくらいのつもりだったんだけど、二日目から急激に体調を崩して、体温がちょうどいい湯加減のお風呂くらいまで上がってしまって、まともに立ってもいられないくらいだったので、母に病院に連れていってもらった結果、ウイルスもしくは細菌性の胃腸炎と診断され、そのまま数日間実家で療養するハメになった。

当然、仕事に出ることはできず、朝起きて、熱を測って(あまりの高さに絶望する)、もそもそとパンを食べ、スッキリ!!を見て、ヒルナンデスを見て、昼飯を無理矢理押し込んで、ミヤネ屋を見て、パズドラをやって、晩御飯を食べて、テレビを見て寝る、という毎日で、画面焼き切れるんじゃねぇのってくらいテレビ見てるけど、自分ではなにもできないのですべて母親にまかせっきり、だった。あんまりやることないもんだから、昔買って保管してあったドラえもん引っ張り出してきたもんね。


(結局持って帰ってきて、今37巻あたり)



こんなに自分の身の周りのことをなにもしなかったのは高校生の頃以来で、17年ぶりくらいだった。そういえば、まさか今年で35歳になる人間が、母親に近所の医者に連れていってもらうことになるとは、夢にも思っていなかった。



で、そんなふうに、本当に久しぶりに親に頼りっきりの生活をしてみて、ふと思ったんだけど、これってある意味では親孝行になるんじゃないだろうか。



上記の通り、こんな親に頼りっきりの生活をするのは、実に17年ぶりくらいの出来事である。僕は大学に入学してからは、親元を離れて独り暮らしをしていたので、こんな生活は、とても久しぶりのことだった。17年前といえば、1998年。松坂大輔が甲子園で優勝投手になったり、俺たちの横浜ベイスターズが38年ぶりに優勝したり、海の向こうのメジャーリーグではマグワイアとソーサが熾烈なホームラン王争いを演じたり、野球以外になにかたとえはなかったのか、という気持ちは拭い去れないが、とにかくそんな懐かしい時代以来の出来事だったのだ。

あと、98年といえば女子高生たちがこぞってルーズソックスという、今の若い人には馴染みがないだろうけど、ソフトクリームの生まれ変わりみたいな靴下をはいてたからね。あれ、伸ばすとマフラーの代わりになるから。これ豆な。



閑話休題、とにかく、親に頼りっきりの生活は久しぶりだったんだけど、これは、親目線で考えれば、また子供の世話をできて、けっこううれしいんじゃないだろうか、と思ったのだ。

まぁ、体調崩して迷惑かけたくせになに言ってるんだ、と言われればその通りで、僕自身、迷惑を都合のいいように正当化している、という自覚はある。でも、たとえば僕が、この先自分の息子の世話をずっと続けていって、でもいつか彼も独り立ちする日がやってきて、家を出ていったあとで、ひょんなことから再び身の回りの世話をしてやることになったとしたら、やっぱりそれは、どこか喜ばしいことだ、と感じるのではないだろうか。昔を懐かしんで、結婚式に流れるタイプのムービーが脳内再生されるのではないだろうか。

親というものはやはり、いつまでも子供の世話をしたいものなのではないだろうか…



そして、その考えを基に辿り着いた極地が、「ニートは最高の親孝行説」である。



ニートというのは、学なし職なしやる気なし、”Not in Education, Employment or Training”の略であることは今さら書くまでもないことだろうけど、そういう人たちは日中のほとんどを実家で過ごし、親のすねをシロアリに食われた木造住宅の柱みたくなるまでかじりつくす、というのが、僕が勝手に抱いているイメージだ。

これまでは、そんな人間は生きている価値はない、とまでは言わないが、地球のために少しでも酸素の消費を減らしてほしい…くらいにはうっすら思っていた。けど、自分がそれに近い生活をしてみたところで、ニートであるということは、ある意味では、ずっと親のそばにいて、親からしたら歓迎すべき状態なのではなかろうか、と。

実は僕自身、上記の通り大学入学と同時に実家を離れてしまっていて、学生時代は特に、里帰りも頻繁にする方ではなかったので、親孝行もろくにできていないし、家のことは弟にまかせっきりにしてしまった、という負い目を正直感じている。あのとき実家から通える大学を選択していたら、ずっと実家にいて両親と過ごしていたら、もう少し、親孝行らしいことができたのではないか、と今さらながらに感じているのだ。

だから今回、久しぶりに実家でゆっくりしたことで、いろいろと考えた(考える時間だけはいくらでもあった)結果、どんな形であれ、親元にいて一緒に生活することが、親孝行であり、その究極の形を具現化した存在が、ニートなのではないだろうか、と。そう思ったわけだ。

これまで、三大義務を果たさないとかどんだけサボってんだよ…とまでは思わないが、消費税を払ったくらいで納税の義務を果たしたつもりになるなよ…と、幾ばくかの蔑みの目を彼らに向けていたことは否めない。でも、彼らは、日本国民の三大義務すら投げ打って、それ以上に価値のある親孝行という行為に邁進しているのだ。



親孝行は勤労に勝る、と説いたのはかの有名な孔子である、というのは今僕が考えた真っ赤な嘘だが、それでもやはり、親孝行はやれるときにやれるだけしておくべきだと、僕は思う。あいにく、僕が今からニートになるのは難しいので、極力実家に帰るなどして、共に過ごす時間を少しでも増やしていきたい、そんなことを思ったのだった。



ただ、ニートはニートでも、インターネット上でときどき見かける、ブログ閲覧数とかTwitterフォロワー数とかを自慢して偉そうなことを言ってるタイプの人は、サーバーエラーでブログが消滅したあと、ひっそりと就職活動を始めたらいいと思うよ。

(なにを言われても「働け」以外の感想がでてこない)



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1. Posted by リコ   2015年06月28日 13:28
だっちゅーの
の頃ですね
そんなに久しぶりだとホントお母様も嬉しかったはず
でもいつもの生活に戻る前提だから
終わりがないと思うよね、働け、と

ねじさん優しいのね
2. Posted by ずっこ   2015年06月28日 23:45
これってことはしなくても、まめに会いに行くのが親孝行ですよ。

「消費税を払ったくらいで納税の義務を果たしたつもりになるなよ」っていつも思ってた。うーんスッキリ。
3. Posted by まんま   2015年06月29日 00:41
たまーにだから親孝行っぽく感じるだけであって、これが日常となると話はちがってくるってわけですな。うん。働け。

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