2005年01月10日

・アジア各国から見た太平洋戦争4(台湾)

 今回で4回目になる、太平洋戦争を中国、韓国以外のアジア諸国からの視点で考えてみるシリーズですが、とりあえず今回で一段落をつけます。今回のテーマは台湾です。
 
 このエピソードは産経新聞にも取り上げられていますし、Web上でも一部話題になっていましたので、ご存じの方も多いかと思いますが非常に心動かされたエピソードであり、台湾に対する私の考え方にも大きく変化があった事件でもありますのでここに紹介させて頂きます。

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・台湾(高砂族) 
 皆さん高砂族をご存じでしょうか?台湾の原住民族のことです。太平洋戦争中、台湾は日本領だったわけですが、戦争が激化してきた時、日本は台湾人からも兵を募ろうと、1000名の志願兵を募集しました。そこに応募した高砂族の数、実に4万人。彼らは日本と共に戦うことを切望し、日本人以上の忠誠心で、元々持つ勇敢さと強靱な体で戦いました。その強さと勇敢さ上、実際戦場に出た5000人のうち、半数以上が戦死。
 しかし亡くなった方も、生き残った方も、戦後日本国籍を失ったことで恩給や補償を受け取ることが一切出来なかったのです。しかし彼らは一切日本政府に賠償を要求することなく、未だに日本へ敬意を持っています。過去に一度台湾人が日本政府に戦争の賠償を要求した際、彼らは「高砂族の恥」として大変な非難をしたことがあります(後にこの訴訟を起こした団体は台湾にも住所が確認できず、高砂族とは関係ない政治的な謀略ではないかと言われていますが、詳しくは未確認です。)以下に高砂族に関するエピソードを数点紹介します。

「おにぎり」
 ある元日本兵は、同じ部隊で戦い、戦死した高砂族を慰霊するため、この碑に赴き、そこで昼飯にと差し出されたおにぎりを見て、いきなり涙を流し、慟哭をはじめたそうです「俺はこの握り飯を彼の前で食うことはできない。」と。彼の部隊は東南アジアで作戦中、食料不足で飢えに苦しみました。そこで足腰が強く、ジャングルに強い高砂族の兵士が、遙か後方の基地まで食料を取りに行ったそうです。しかし何日待っても帰ってこない。様子を見に行ったら、彼は部隊まであと少しというところで、両手一杯の米を抱えて餓死していた。米を持ちながらの餓死。信じられるでしょうか。餓死するほどの限界に達しながらも、多くの日本兵が心待ちにしている食料には一切手をつけなかったのです。慟哭した元日本兵は、そんな彼の霊前で握り飯を食うことができなかったのです。

「靖国神社に昇殿参拝して」〜ある高砂族の方の話(2002年)
 きのう靖国神社に昇殿参拝して、今気持ちは非常に暖かい。私もおかげさまで長生きし、一人前になりました。
 もしも明治天皇がいなければ、台湾は日本の植民地にはなりません。(しかし)学校教育 もありません。当時、清国が台湾にいたとき、学校はひとつもありません。 日本が台湾を五十年間植民地にしたが、その五十年間の正義(はあった)。多少なり 差別もあろうが、世界第一と数える(世界でもまれにみる発展をした)五十年、立派な 五十年。厳しい法律だが、法律守れば人民は豊かになれる。盗賊の心配もありません。 立派な政治だと思います。
 古い昔を思い出して、大陸と交わった(中国大陸から来た以前の国民党政権など)今の 台湾より、懐かしく日本時代を思って、(今でも日本と台湾は)いっしょになりたいと思って います。
 私は公学校六年を終えて社会に出ました。今NHK(衛星放送)で俳諧を研究しています。 80歳をこえて唯一、日本の靖国神社に参拝した夜に、東京で作りました。
 繋ぎ断ち 日暮里(ひぼり)の島は 曇りけり

「返却された補償」
 当時高砂族を部下に多数部下に持っていたある陸軍少尉は、戦友の病気見舞いに訪台、同時に日本政府が台湾の 戦後処理を放置しているのを見かねて「我々日本人の恥である。戦友としてまことに忍びない。国が補償しないなら、おれがする、ほんの気持ちだけど・・・・・」と旧部下の戦友20余名に各日本円10万円を 贈った。高砂族の部下一同御温情に感泣して「こんな金をいただくわけにはいかない」と誠意のみ頂戴して全部返したといいます。

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 そんな高砂族の慰霊碑が台湾にあります。その慰霊碑が資金不足の為撤去される危機にあり、相当の費用がないと維持ができないとこの夏報道され、日本から寄付を出そうという呼びかけが産経新聞の主催でありました。
 私はこの話を聞いたとき涙しました。これほどまでに日本を愛し、共に戦ったにも関わらず、何の恩給も補償も得られなかった異国人達。私も微力ながら寄付をさせて頂きました。 幸い、多数の日本人からの寄付が集まり、台湾に引き渡されたようです。
 日本と共に戦い、亡くなった誇り高き高砂族の皆様、安らかに。

 この高砂族のエピソードが台湾人全ての戦時、戦後感情ではないかもしれませんが、同じく戦時中台湾と同じく「日本」であった韓国と比較して、なぜこれ程までに違うのだろうと私は激しく疑問に思います。当時日本はこの二つの地域に差別のある統治を行ったのでしょうか?単純に「民族性」という言葉でかたづけられる問題なのでしょうか?

尚、高砂族のエピソードは以下のサイトに詳しくまとめられています。
上記エピソードもこのサイトから一部引用させて頂きました。
http://www.takashago.com/index.html

参考文献
還ってきた台湾人日本兵
河崎 真澄


台湾人元志願兵と大東亜戦争―いとほしき日本へ
鄭 春河



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1. ゴキブリの主張をマジメに取り上げるなってば  [ 拾い猫日記 ]   2005年06月14日 16:06
台湾の先住民、合祀取り消し求める靖国訪問断念 -----------------
2. 台湾  [ [TW] HOTWORDS ]   2005年06月23日 02:03
台湾の最新情報をチェック!ad2();         台湾 ニュー...
3. 台湾の高砂族の老人は今も日本人だと言った  [ ガストロンジャー 〓うるさい街宣車は在日による右翼アレルギー工作〓 ]   2005年07月25日 15:42
土曜の朝、たまたまサタデーずばッとを観たら高砂義勇兵についての特集をやってた。 高砂族(たかさごぞく)を名乗る一団が6月に来日し、靖国神社に合祀されている高砂義勇隊を分祀させるべく靖国神社に向かい騒...

この記事へのコメント

1. Posted by hatti758   2005年01月11日 15:23
以前より中国韓国の日本への感情と、台湾その他東南アジア諸国太平洋諸島各国の日本への感情が、ずいぶん温度差があるなあと感じていたのはそんなわけだったのか…やはりなあ。
我が国は感謝していただける国に対して援助が少なすぎないかなと。
感謝しない国に対して弱腰だなと。

なんとかなりませんかね、日本という国。
2. Posted by lancer1   2005年01月12日 00:39
>hatti758さん
 韓国や中国を刺激するという理由で外交に様々な足かせが出来ているように私も思います。それを是正しなければこの国の未来は暗いものになってしまうでしょうね。解決には、時間は少しかかるかも知れませんが我々国民が正しい知識を付けることだと思っています。このblogの目的もその点です。お互いがんばっていきましょう。
3. Posted by retujitu   2005年01月19日 03:52
私は、この話を読みながら、泣いてしまいました。
4. Posted by lancer1   2005年01月19日 10:22
>retujituさん
 読んでいただいてありがとうございます。私も高砂族の話を始めて読んだときは涙が出ました。そしてかなり過去の歴史についてイメージが変わったものです。
5. Posted by かかか   2005年11月08日 11:11
かっこーかっこー静かに〜♪
6. Posted by kakaka   2005年11月08日 11:12
かっこーかっこー静かに〜♪
7. Posted by 彼方   2005年12月13日 02:49
私も、今、この記事を読んで涙が止まりません。

日本人は多くの真実を知らなければなりませんね。
私も、微力ながら協力させて戴きます。


8. Posted by kokumin   2006年02月15日 15:36
日本が先の大戦に関することで謝らなければならないこと1つがあるとすれば、それは、日本のために戦った、旧植民地籍の兵士にしかるべき補償をしなかったことであろう。

この記事を読んで、彼等の犠牲のおかげで我々が今生きているのだとしみじみ思いました。

知り合いのサイトです。よかったら見てやってください。
http://www1.u-netsurf.ne.jp/~ttakayam/turedure.htm
http://www8.ocn.ne.jp/~senden97/
http://ihasa.seesaa.net/
http://haniwa82.hp.infoseek.co.jp/index.html
9. Posted by むww   2006年03月19日 15:49
マッジ上等な話だ、だけど、あいつらもマッジ中国の恥だ、あいつらみたい

な裏切り者がいたからこそ、中国の抗日戦争はそんなに長くて難しかったと

思ってました。もちろん、すべての植民地の人たちがいくじなしになるのは

望んでるでしょう、しかし、裏切り者はあくまでも、ごくごく少数だから、

がっかりさせました、sorry<.

そして、注意したいのは、台湾って国じゃないことわよ、覚えてね,だっ

て、ブログを書くために、基本的な知識をためないと、笑われちゃうよ
10. Posted by はぁ?   2006年03月23日 16:39
台湾が国じゃないのは中国がエゴで独立を認めてないからでしょ。
書類上は「国」じゃなくても、すくなくとも日本人は台湾と中国は
別の「国」だって思ってるよ。
だいたい、中国と台湾を一緒にしたら台湾に失礼だろが(プ

中国人こそ国際的な「基本的な知識」とやらを持つべきなのでは?
11. Posted by nihonjin   2006年06月06日 01:05
最近新聞等で日本政府要人のコメントでは、竹島問題、東シナ海の油田問題等で、決まり文句のように「相手国を刺激しないように。」と言うのが頻繁に出てきます。いったい誰が最初に刺激しているのか、そして、それに対して反論や、厳しい対応をしてはいけないのか。              まるで、それこそ、それらの国の属国や植民地の地方公務員みたいな発言を繰り返すばかり。「金持ち喧嘩せず。」ばりに、ええ格好しているようにみえるけれど、国民の血税はそんなに薄くは無いよ。
 日本国民の税金で飯を食っているのなら、もっと、日本国、日本国民の利益のために、もう少し汗を流しても罰はあたらないよ。

12. Posted by 駅長   2007年12月03日 21:34
本当に泣きそうになりました。
このような人たちを始め台湾(国家、又は国家に準ずる)には親日的な人たちが多くいます。
日本はあんな反日で腐敗しきった支那と国交を断行してでも台湾と国交を結んで台湾との友好を深めるべきだと思います。
13. Posted by 親愛なる台湾人様へ   2008年02月07日 09:01
私は台湾が大好きです。とてもとても、大切な国です。
台湾に行って、台湾の人にもてなして頂きました。
とても、優しくて気さくな、我々の友人関係と全く変わらない付き合いが出来ました。親戚の人ぐらいに思っています。
もっと皆台湾に出かけて下さい。それだけで、解かります。
台湾の方も、もっと日本に遊びに来て下さい。
私は台湾人ですと言って下さい。
多くの日本人が歓迎致します。
14. Posted by ぽんつく   2011年12月12日 23:26
私の祖父は帝国軍人として南方へ出征していました、あまり多くを語る祖父では有りませんでしたが、物静かで正義感の強かった祖父は亜細亜の解放を信じて戦っていたいたと思います。
恐らく台湾の方々とも同じ日本人として行動を共にした事も、助けられた事も有ったかもしれません。
それは祖父が戦地から持ち帰った蛮刀と「バナナは台湾の物が一番美味しかった」…当時小学生だった私に話してくれた戦地での思い出がそう思わせるのです。

また、この度の震災津波被害への台湾の方々の日本に対するお気持ちに一日本人としてお礼が言いたい… ありがとうございます  
15. Posted by travel to jamaica in august   2011年12月28日 07:13
旅行シカゴCTA
16. Posted by hanako games   2011年12月30日 23:52
旅行変化マット赤ちゃん
17. Posted by thumbwrestlingfederation games   2012年01月03日 01:57
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18. Posted by utah wrecked cars   2012年01月04日 08:20
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19. Posted by hawaii repossessed cars   2012年01月05日 11:27
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20. Posted by laptop ram specifications   2012年01月11日 10:32
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チュームも見どころ。また、♪誰だ 誰だ 
25. Posted by モンクレールs   2012年11月02日 14:57
ハウを取り込み自社のリスク評価能力を高める必要があると判断した
26. Posted by 曽田道徳   2016年01月31日 14:29
1 私たちは、真実の教育を受けてない気がします。
このようなブログ等で歴史的な事実を知る事が、できます。
今は情報社会なので、いろんな角度情報が入り乱れてます。私たちが、如何に真実を捉えれる目を持つか?
歴史認識を新たに、持たなければ行けないと気付く事が、できました。感謝❗

ありがとうございました😌

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