2014年01月

2014年01月29日

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あっ、これは今週号のダイヤモンドは面白いかも・・・・・ということで早速電子書籍で購入手続きを開始した。紙の書籍と電子書籍が選択できるときには、持ち運びの用意さから電子書籍を選択することが殆どで、だいたいは自宅内のiPad AirかNexus7で読むことが多い。出かける直前、通勤電車内で読むことを考えると、Nexus7よりもau SERIE SHL22に取り込んでおいた方が得策かもしれない。そう考えてSHL22で手続きを済ませることにした。

文庫本ならいざ知らず、雑誌ともなるとさすがにiPhone5sの画面ではきつく、SHL22の4.9インチIGZO液晶パネルだと許容範囲ギリギリといったところか?休日になったらじっくりとiPad AirまたはNexus7で読み返せばいいやと思い、購入電子書籍をタッチして数ページめくったところ、いきなりアプリがクラッシュしてしまった。

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他社の電子書籍は購入すると同時に端末内にダウンロードされるのだが、ページ数が多ければ多いほど取り込むのに時間がかかる。はやる気持ちを抑えることができない人のために、一部の電子書籍はダウンロード完了を待たずして、最初の数ページを閲覧可能にしているようだが、ダウンロードしながらページをめくるという負荷のかかる作業をしたために、アプリがクラッシュしてしまったのだろう・・・・そう考えてしばらく時間をおくことにした。

が、5分ほど経過してタッチすると、今度はアプリそのものが起動しない。

??

今まではfujisan.co.jpの雑誌はiPad Airで読むことが殆どだったので、SHL22で読むのはこれが初めて。iPad Air使用時の経験からいえば、アプリそのものは安定しており、クラッシュした記憶はまずない。とりあえずSHL22を再起動してみたが、症状は変わらず。アプリが起動しないか、起動してもページをめくるとクラッシュしてしまう現象は改善されなかった。SHL22の発売日は2013年7月12日なので、すでに半年以上経過している。いくらなんでも半年過ぎていればアプリ側でも対応していそうなものだが、まずはGoogle Playのレビュー欄で確認してみることにした。

【2014/1/7】[2.6]弊社Webサイトで無料公開しているオススメ記事をアプリで直接開くことができるようになりました。
タダ読みの雑誌の中からFujisanがオススメする厳選記事を弊社Webサイトでご紹介しています。
【2013/11/26】[2.5.2]バージョン2.5.1で発生してしまった不具合に対応しました。
【2013/11/25】[2.5.1]Android4.4でアプリが正常に起動できない問題に対応しました。
Android4.4で発生してしまっているその他の問題も順次対応予定です。
また、ダウンロード速度を改善しました。
【2013/07/31】[2.4.3]「今日のちら見」の閲覧時にエラーが発生する問題に対応しました。
【2013/07/19】[2.4.2]動画再生中に回転した際の動作を改善しました。
【2013/06/11】[2.4.1]内部設定変更をし、今後追加されるサービスに対応しました。
【2013/06/07】[2.4.0]動画・音声の再生に対応しました。

■強制終了多すぎ ページ捲るごとに問題発生。

■とにかく他のリーダーの中でNo.1の使いづらさです。 一昔も二昔以上前のクオリティーです。この感じだと昔のスマホや低スペックな物だと使い物にならないんじゃないですかね? 作った人はこれでいいと本当に思ってるのか疑問です。残念です。 改善される事を心から願ってます。

■まともに動きません 数ある電子書籍アプリの中で最悪だと思います とくに雑誌は全く閲覧できません

■最悪なリーダー。重い&遅い 定期購読している雑誌をこれでしか読むことができないので我慢しながら使っているが、重すぎてお話にならないレベル。読み込みに異常に時間がかかり、ページめくりも重く、読む気になれない(というよりなかなか読めない)ので、定期購読自体をやめようかどうか悩んでいる。このアプリの根本的な設計のやり直し、および他のリーダーでも読めるように早急な対応を求めます。

案の定、同種の意見は多く、自分だけの現象ではないことが分かるとほっと一安心?したが、気になったのは評価欄だ。

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自分のように使い物にならないと評価する人もいれば、最上位の評価をする人も結構いることになる。なんだかなぁ・・・・そういえば"送信者不明【MMSメッセージをダウンロードするにはタップしてください】との怪しげなメッセージが届いたときの対処方法"でも書いたように、国産Androidガラパゴススマートフォン固有の現象っていう可能性もなきにしもあらずだ。これは他のAndroid端末で調査する必要があるかもしれないなと妙な胸騒ぎを覚えつつ、最初に手にしたのはNexus7だ。

実はいま現在、au SERIE SHL22,Nexus5 & 7の3台のAndroid端末を使い回しており、インストールしているアプリもほぼ同一で画面構成もだいたい似通っている。気分次第でAndroid端末を使い分けているのだが、となると使用アプリやホーム画面構成は同じ方が使いやすい。ゆえにこの3台の端末のソフトウェアの差は殆どなく、しいて言えばOSのバージョン程度ということになるのだろう。

2013年7月12日発売  Android 4.2.2  au SERIE SHL22
2013年7月27日発売  Android 4.3  Nexus7
2013年11月1日発売  Android 4.4.2  Nexus5

Nexus7でfujisan.co.jpにアクセスし、早速該当雑誌をダウンロード。すると、完全にダウンロードするまでは多少のもたつきが感じられたものの、Nexus7本体に取り込んでからは実にサクサクと快適に動作する。ページめくりも一切遅滞がなく、SHL22のアプリクラッシュがまるで嘘であるかのようなスムーズな操作が可能だ。

意地悪く、クラッシュさせてみようかなと人差し指1本で高速ページめくりを試みても、きちんと追従してくれることを確認すると、疑問が湧いてきた。同一アプリをインストールしたはずなのに、なんでSHL22とNexus7ではこれほどまでに対照的なのだろう。焦る気持ちを抑えつつ、今度はNexus5で同じ実験を行うことにした。

蛇足ながらNexus5 & 7はともに素のAndroid端末で、当然のことながらガラパゴススマートフォンに標準で搭載される、いわゆるゴミアプリは皆無だ。ゆえにNexus7も7インチタブレットとしては実に軽やかな動きで不平不満はほとんどないのだが、それよりもさらにギアが上がった動きを見せるのがNexus5だ。

AndroidのiPhoneとも揶揄されるほどの完成度を誇るNexus5だが、該当雑誌で拡大縮小、ページ送り、高速ページ送りなどさまざまな実験を試みても、これまたクラッシュは一切なく、その軽快感はNexus7を確実に上回る。そして最後にiPad Airで同じことをやってみたが、結果は言わずもがな。

4機種で同一雑誌をダウンロードして実験したことになるわけだが、このSHL22のみアプリ起動不可能、起動したとしても数ページめくっただけでアプリクラッシュ、他の3機種はクラッシュとは無関係で快適に動作する現象をどのように捉えたらいいのだろう?

バージョンアップの歴史を見ると、Android 4.4に対応したのは2013年11月25日なので、もしNexus5を発売直後に購入し、fujisan.co.jpアプリをインストールしていたらクラッシュした可能性がなきにしもあらずだが、前述の通り発売日が早いSHL22にいまだに対応していないのが今一つ納得がいかないのだ。

A SHL22を筆頭に一部の端末のみで動作不良なので対応が後回し
B アプリ開発元の力量不足につき、不具合を改善することができない
C SHL22を含む一部のAndroidガラパゴススマートフォンがAndroid OSの領域を侵しているために、対応が極めて難しい

いや、単なるバグでしょ?それは・・・・って言われたら【終了】になってしまうのは承知の上で、思いつくままにその理由を列挙してみたが、Bの可能性は低いものの、A & Cの可能性は少なからずあると思う。"送信者不明【MMSメッセージをダウンロードするにはタップしてください】との怪しげなメッセージが届いたときの対処方法"は、現象が確認されてから2か月前後が経過しているにも関わらず、いまだに症状は改善されていない。

純粋無垢のAndrodi端末であるNexus5 & 7では一切不具合が発生しておらず快適に動作するのに対し、ガラパゴススマートフォンSHL22は発売後6か月経過しても対応策を講じたアップデートをリリースすることすらできないのが妙に引っかかる。ここからは単なる憶測にすぎないので読み流してもらって結構だが、SHL22のガラパゴス機能の一部が本来侵してはならないAndroid OSを侵食しているために、侵食された領域を通過、ないしは読み取ろうとするfujisan.co.jpアプリと衝突、そしてfujisan.co.jpアプリがクラッシュするのでは?との疑念を抱いているのだ。

もちろん証拠はないし、憶測・妄想にすぎないと言われればそれまでだが、この4機種の実験の結果、分かったことは多々ある。もし自分がSHL22しか所有していなかったとしたら、評価欄にはおそらくこう書くだろう。このアプリ、起動すらしないし、クラッシュばかりで市販品のレベルに到達していないんですけれど・・・・

が、Nexus5しか持っていなかったとしたら、いや、これものすごく快適でiPhoneやiPad以上じゃないですか?文句なしのお勧めアプリですよ!!

両意見ともに確かに事実を書いており、その意味では正しい書き込みだと言えるだろう。が、それはあくまでもNexus5,7,SHL22,そしてiPad Airを持っていたからこそ分かったこと。ユーザレビューあるいは評価欄、もし正反対の意見が書いてあったとしても、両者ともに正しいことがあり得るということを改めて実感した。

Lancer2000lancer2000 at 21:39│コメント(5)トラックバック(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote

2014年01月27日

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Windows Phone Nokia Lumia520はメイン端末ではないのだが、iPhone5同等の軽やかさとその独特のインターフェイスから週末になるとよくSIMカードを入れ替えて使用している。正式名称はModern UI (モダンユーザインターフェイス)で、その一番の特徴は視認性の高さと見た目の楽しさ。そのカラフルなタイル全体が醸し出す雰囲気が見るからに心地よく、平日iPhone5sばかりを使用していると恋しくなるほどに惹かれてしまう。

iOS,Androidの現在のインターフェイスもさまざまなアイコンを取り入れて視覚的に楽しいのだが、単色タイルの配置、および組み合わせの妙味はWindows Phoneならでは。原色を効果的に組み合わせたそれぞれのタイルは、まるでレゴブロックを積み立てるかのような楽しさに満ち溢れ、本日天気晴朗、気分はお出かけ日和というときには、これほどワクワクさせてくれるインターフェイスはないんじゃないのかなと思ってしまう。

iOSとは全く異なる独自開発のインターフェイスは、さすがにPC OSを作り続けてきたマイクロソフトの面目躍如といっていいほどに、その操作性は無駄がなく計算され尽くしている。これ、2年前に発売されていれば分からなかったのにね、と思わせるほどに扱いやすく、iOSとは別系統のユーザインターフェイスながらも随所に遊び心が感じられ、マイクロソフトもやればできるんじゃないの?と感心してしまうぐらいだ。

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ただ原色タイルが画面全体に表現されてしまうと圧迫感を感じる人も多いはずで、その意味でこのModern UI (モダンユーザインターフェイス)、デスクトップPCのような大画面よりも、スマートフォンやタブレットに向いているような気がするのだ。個人的にはデスクトップPCでModern UI (モダンユーザインターフェイス)は扱いにくいために従来型のWindowsスタートメニューを愛用しているが、Windows Phoneがここ日本で発売される予定が現時点ではないために、Windowsタブレットを購入するのも一計かなと思っていた。

以下の記事は日経新聞プラス1(2014年1月25日)より引用したもの。すでにNexus7(2013),iPad Airを購入しているので、Windowsタブレットはなくても別に困ることはないのだが、【ビジネスで使えるトップ10】を見ると、iPad Air,iPad mini,Nexus7(2013)以外は全てWindowsマシン。腐っても鯛なんて書いたらマイクロソフトファンに怒られるかもしれないが、やっぱりビジネスの世界ではいまだにMicrosoft Officeが強いもんね。

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「MS帝国」崩しきれぬアップル 決め手欠く業務ソフト無料化
米アップルが昨年10月末に表計算などの業務用ソフトを無料化してからもうすぐ3カ月。発表時にはタブレット(多機能携帯端末)、スマートフォン(スマホ)時代に乗り遅れ、勢いを完全に失った米マイクロソフト(MS)を本気で潰しにかかったとの報道も目立った。ただ、今のところ、アップルのお膝元の米西海岸でさえ大きな変化は生み出せていない。

■根強いエクセルへの支持

「エクセルを使わないと仕事にならない」。

顧客情報管理(CRM)ソフトの世界最大手、セールスフォース・ドットコム社内には、アップルのパソコンが多数並んでいる。だが、アップルの表計算ソフト「ナンバーズ」はデザイン性や処理スピードの評価は高いものの、ほとんど利用されていない。社員の慣れや顧客がMSの表計算ソフト「エクセル」を使用しているなど様々な理由はあるが、「ナンバーズは使いにくい」との声が強いためだ。

アップルは法人市場に以前より力を入れており、パソコン端末のシェアは伸びている。ただ、エクセルを支持するユーザーの分厚い壁が立ちはだかる。パソコンはもともと計算のために最適化して開発された機器であり、キラーソフトである表計算ソフトで依然圧倒的シェアを誇る「MS帝国」の守りは意外に堅い。エクセルはアップル創業者のスティーブ・ジョブズ氏のお気に入りでもあり、1980年代にはMSと独占採用契約を結んでいたほどだった。

ExcelとOutlookさえあればあとは何も要らないかも・・・・・というぐらいにMicrosoft Officeは愛用しているが、マイクロソフトしてみれば金城湯池。アップルよ、来るなら来てみなよ・・・・ということなのだろうが、実はこのExcel、もともとはMacintosh版がWindows版よりも先行して発売され、Macintoshキラーアプリだったということを知る人はあまり多くない。

すでに表計算ソフトの代名詞として、押しも押されぬWindows定番ソフトの地位を確立したといってもよいMicrosoft Excelだが、Macintosh版は1985年9月、そしてWindows版は1987年10月と、先行開発されたのはMacintosh版だったのだ。

閑話休題、その日経新聞プラス1を読んでいたら、これはちょっとWindowsタブレットも楽しめるかも・・・・と思うようになった。Nexus7(2013),iPad Airともに不平不満は殆どなく、これで充分すぎるから当分タブレットは買わないぞと決めていたのだが、つい先日発表されたばかりのVivoTabのレビューを読んでいたら食指が動いてきた。

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ASUS VivoTab Note 8 の海外レビュー―TheVerge
実際の使用感は「Surface Pro」と似ており、ディスプレイに触れることなくカーソルが移動可能、Windows 8.1にプリインストールされているアプリでしか試していないため完全な感圧テストは行えないものの、小型Windowsタブレットに搭載されたスタイラスペンでは最高の使用感とのこと。(途中省略)

『VivoTab Note 8』はWindows 8.1搭載しており、Photoshopやillustratorといったソフトをインストールして、ワコムスタイラスペンを利用できる理想的なタブレットとした上で、同じくCES 2014で発表された「Lenovo ThinkPad 8」のような高い解像度ではないが、小型Windowsタブレットでワコムスタイラスを利用するなら代替はないだろうとしてます。

PhotoshopやIllustratorを使うのはさすがに無理があるとは思うのだが、【スタイラスペンでは最高の使用感】との触れ込みが心をくすぐり、さらに前述の"Office Home and Business 2013"が標準搭載ともなると、これは買いかも・・・・あとは人柱報告待ちだなということで早速2ch掲示板該当スレを覗き込んでみた。

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もともとこのVivoTab Note 8は、2014年1月6日にラスベガスで開催されている展示会【2014 International CES】で発表されたために、もし日本で発売されたとしても春頃だろう?早くても2月末~3月ぐらいじゃないの?という読みが多かったのだが、ところが事態は急転直下。春先どころか、1月24日にここ日本でも大手家電量販店を通じて一斉に発売されたのだった。

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何の前触れもなくいきなり発売されたために、蜂の巣をつついたかような大騒ぎと言ったら少々大げさかもしれないが、多くの人に取って寝耳に水の出来事ゆえに1月24日は多くのマニアが東奔西走する事態となった。ちなみに米国市場での価格299USドル(日本円換算約3万1191円/2014年1月23日時点)に対し、ヨドバシ.comの販売価格は4万9800円(税込)と2万円近い価格アップだが、Office標準搭載ともなると妥当な価格かもしれない。

Asusの製品はNexus7(2012&2013)と好印象を抱いているので、4万前半まで下がってくれれば即、手を出しそうなのだが、そんなに値下がりしないかな。

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2014年01月24日

この後に引用する【KDDI悩ます「負の遺産」、LTE整備を急ぐもう一つの狙い】を読んでいたら、そういえばちょっと前にドコモが音声通話に定額制を導入するっていう記事があったような、ないような・・・・ということで検索すると見つかったのが以下の記事だ。

ドコモ、音声通話に定額制 14年度メド月1000円軸
2013/6/7 2:00

NTTドコモは携帯電話の音声通話に定額料金を採用する検討を始めた。2014年度をメドに新規発売する携帯電話から音声定額を標準サービスにする方針。料金は話し放題で月額1000円前後を軸に調整する。携帯の国内大手3社で音声通話を定額にするのは初めて。他社も追随を迫られる可能性があり、スマートフォン(スマホ)の普及で料金競争は新たな局面を迎える。

定額料金はデータ通信では03年ごろに始まった。音声通話では一部の相手に対する通話や、決まった時間帯の通話を定額とするサービスがあるが、通話時間に応じて課金する従量料金が携帯3社の基本となっている。

ドコモは自社どうしばかりでなく、他社の携帯電話や固定電話にかけても一定料金で話し放題とする方針。具体的には14年度をメドに相次ぎ発売する高速データ通信(LTE)で通話できるスマホで定額料金を標準メニューにする計画だ。

最近ネットを徘徊すると、ドコモがLTEを活用した音声通話サービス(VoLTE)を開始するという噂がまことしやかに囁かれているが、今から半年前に掲載された日経新聞の記事を読んでも、そろそろかなという気はする。どうやら2014年に胎動する新たなサービスとして徐々にその紹介記事が増えているが、ちなみにVoLTEとは以下の通りだ。

第558回:VoLTE とは
NTTドコモの「Xi」や、イー・モバイルの「EMOBILE LTE」といった新しい世代の通信で利用されている規格「LTE」。今回紹介する「VoLTE」は、このLTE上での音声通話を実現する技術です。その名称は英語で「LTE上の音声」を意味する“Voice over LTE”からきています。

LTEでは、これまでの携帯電話の通話機能で利用している回線交換網がなく、全てのデータ通信をパケット網を使って処理しています。そのため、たとえばNTTドコモのXi対応スマートフォンでは、Xiネットワークに繋がっている場合でも、音声通話をする場合は、自動的に3Gネットワークに切り替えて、従来の回線交換網を経由しています。この技術は、「CSフォールバック(Circuit Switched Fall Back、CSFB、回線交換フォールバック)」と呼ばれています。

簡単に言えば従来の3G回線ではなく、"Voice over LTE"の文字通り、LTE網を活用して音声通話サービスを行うことをVoLTEと呼ぶが、その分かりやすい記事が日経新聞に掲載された。auが積極的にVoLTEを導入する理由を手始めに、現在の進捗状況、利用者へのメリット、そして導入時期を解説しており、auファンならばこれはちょっと期待したくなるかも・・・・と思わせるに充分な読み応えがある。

ドコモ・au・ソフトバンクの社長の中ではやっぱり田中社長に一番親近感を感じると同時に応援したくなるが、【常にLTEで通信でき、利用者の端末上に『3G』の表示を出させないことを合言葉にしている】という下りを読むと、あまり大風呂敷を広げるとまた・・・・と要らぬ心配をしてしまうが、【LTE対応の済んだ場所でも、接続が不安定で100回に1回ほど3Gで接続してしまうといった事象があれば、1つひとつ洗い出し改良している】というから、その気合いの入れ方は半端ではない。

そして気になるのは利用者メリット。記事文中では通話料金の大幅値下げと同時に、端末価格も下がる可能性が高いと書かれているが、実はそれだけではないのだ。ここから先は携帯マニアの妄想に近いことなので当たるも八卦当たらぬも八卦だが、結構その可能性は高いと踏んでいる。果たしてauがVoLTEを導入する時期はいつなのか、そしてどのような仕様で端末は発売されるのか。春モデルに心あらずして、すでに夏モデルに心を躍らせている携帯マニアも多かろう・・・・日経新聞記事の後にいささか私見を述べてみた。

KDDI悩ます「負の遺産」、LTE整備を急ぐもう一つの狙い
2014/1/23 7:00

KDDI(au)が高速の携帯電話回線「LTE」の整備を急ピッチで進めている。実人口カバー率は2013年12月末時点で98.7%となり、同社の公約である「14年3月末に99%」の達成が視野に入ってきた。LTEのエリア拡大は、つながりやすさや通信速度でNTTドコモやソフトバンクなどのライバルに対抗する競争力の源泉。しかしKDDIが躍起になってLTE整備に取り組む背景にはもう一つの理由がある。同社が抱える「負の遺産」、つまり、旧来型の3G通信サービス(CDMA2000)との決別だ。

■合言葉は「3G表示を出さない」

実人口カバー率は、全国を500メートル四方に区切り電波の届いている地域に居住する人口を足し合わせて算出する。東京や大阪のような人口密集地を重点的にカバーすれば「90%までは簡単にいく」(田中孝司社長)

99%近い現状では主要都市やその郊外までは既にLTEを設置済みで、地下鉄の駅やトンネルも既に整備が完了している。現在進めているのは主に「3人程度の利用者のために基地局を建てる」(田中社長)といった人口の少ない山間部や、高層ビルの屋内に取り付ける小型基地局などの設置だ。

ドコモやソフトバンクは必ずしもLTEの全国網羅を急いでおらず、利用者が少なく回線が混雑しない地域は既設の第3世代携帯電話(3G)回線をそのまま使い続ける方針だ。山間部にLTEの基地局を建てるには、光ファイバーやマイクロ波を使った高速の中継回線を引き込む必要があり、手間や投資額は桁外れ。費用対効果を考えるとドコモやソフトバンクの方針にも合理性がある。

だが「常にLTEで通信でき、利用者の端末上に『3G』の表示を出させないことを合言葉にしている」(田中社長)と、KDDIはあくまでLTEでの全国網羅にこだわる。その理由はKDDIが3Gで使っている「CDMA2000」という通信方式にある。通信ネットワークがLTE時代に急速に移りつつある中で、CDMA2000がKDDIにとって「負の遺産」となりつつあるのだ。

■LTE網羅は、VoLTEへの地ならし

3Gの通信方式としては、ドコモやソフトバンク、欧州やアジアの事業者で広く使われている「W-CDMA」が主流派。CDMA2000は米国や韓国で普及しているが、世界的に見れば劣勢だ。端末メーカーからスマホを調達する際、W-CDMAより対応の優先順位が下がるといった懸念がある。

機能の制約もある。CDMA2000ではデータ通信と音声通話が同時にできない。このため、例えばパソコンを無線LAN経由でスマホにつなげて通信させる「テザリング」を使い仕事をする際、電話がかかってくると通信が途切れ、通話が終わるまで再開できない。ドコモやソフトバンクが使うW-CDMAでは、通話中もデータ通信を利用できるのと対照的だ。

しかも悪いことに、当初LTEは音声通話の仕組みがなかったため、KDDIを含む各社はLTEをデータ通信専用として運用している。電話がかかってくると、LTEのエリア内でも3Gに切り替え通話する仕組みだ。この仕組みで運用を続ける限り、KDDIはずっとCDMA2000を維持する必要がある。

そこでKDDIが期待するのが、通話時の音声もLTEのデータ通信でやりとりする「VoLTE(ボルテ)」だ。VoLTEを使うと、音声通話の際に3Gに切り替える必要がなくなり、エリア内では常時LTEだけで接続できるようになる。通信しながらの音声通話も可能だ。

だが、VoLTEを本格導入するには全国どこでもLTEで安定的に通信できる環境が必要となる。VoLTEは3G回線に非対応で、通話中にLTEから3Gに切り替わると通話が切れてしまうからだ。

通信会社にとって音声通話は根幹をなす基本サービス。それだけに準備は徹底しており「LTE対応の済んだ場所でも、接続が不安定で100回に1回ほど3Gで接続してしまうといった事象があれば、1つひとつ洗い出し改良している」(田中社長)というほどだ。

■利用者には2つの値下げメリット

音声通話がVoLTEに切り替わることは、利用者にも2つの面でメリットをもたらす可能性がある。

1つは通話料の大幅値下げだ。現状、携帯大手各社で主流の料金プランを契約すると、通話料は1分あたり42円。これに対し、インターネット電話の「LINE」や「スカイプ」では、同じサービスの利用者同士では無料でかけ放題だ。一般の携帯電話が相手でも、スカイプでは1分あたり10.81円と格安だ。

こうした競合サービスの通話料水準を考慮すれば、VoLTEでの通話料金が1分あたり20円を切る水準になることも十分あり得る。月々数百円の固定料金で話し放題といったプランも考えられるだろう。家庭のアナログ電話を光ファイバー回線経由の「ひかり電話」などに切り替えると通話料を大幅に下げられるが、それと同じことが携帯電話でも起こる可能性があるのだ。

もう1つが、スマホ本体の低価格化だ。VoLTEのサービスを始めて、LTEで全国を網羅できるようになれば、わざわざ音声通話用にCDMA2000の回路を積む必要がなくなる。将来的には3G通信機能をもたないスマホが登場する可能性もあるだろう。部品が減るだけでなく設計も容易となるので調達コストの低下が期待できる。

■99%達成が節目、夏~冬モデルに注目

KDDIはVoLTEの導入時期を明らかにしていない。だが、ドコモは14年にもVoLTEを導入する見通しであり、KDDIも遠くない時期にVoLTE対応が現実となるだろう。KDDIは10日に、スカイプと組んで提供していた格安通話サービス「Skype|au」を6月末に終了すると発表しており、これもVoLTEの導入が近いとの観測を後押しする。

公約通り、3月末に実人口カバー率99%を達成すれば、それがVoLTE導入に向けた1つの節目となり得る。例年5月の連休明けに発表される夏モデル、あるいは10月ごろ発表の冬モデルでVoLTE対応スマホが登場するか否か、早くも気になるところだ。

2012年07月17日 Android端末をルート化してカスタムROMを導入してみた感想

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【東日本】docomo 新規一括情報★146
230 名前:非通知さん[sage] 投稿日:2014/01/22(水) 14:07:05.71 ID:aUU1JcJu0
これドコモから出たら買ったのに

232 名前:非通知さん[sage] 投稿日:2014/01/22(水) 14:15:02.65 ID:UGwpgaUR0
>>230
ズルトラはroot取ればドコモでも使えるらしい

706 SIM無しさん sage 2014/01/22(水) 01:36:14.80 ID:By7RI9ov
ややスレチになるけど
SOL24はW-CDMAも対応してるから
グローバル版ROM焼きや何やらでdocomoMVNOのSIMも行けそう
プラスエリア化もできるだろうし
auとの2年契約後も色々遊べそうで楽しみだな


709 SIM無しさん sage 2014/01/22(水) 02:04:10.30 ID:By7RI9ov
>>707
GCFはWCDMA 850(Band 5)/1900(Band 2)/2100MHz(Band 1)で通ってる

技適はCDMA2000のみだけど
docomoのSIMで使えてるXperia ULとかと同様だからいけるはず

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1月25日にauから発売されるXperia Z Ultra SOL24は、現時点ではau専用端末だ。ゆえにドコモユーザは利用することができないのだが、システムを改造することにより、ドコモSIMカードも利用できる可能性が高いらしい。もちろんシステムを改造することはキャリア保証の対象外となるために自己責任にて行わなくてはならないのだが、腕に覚えのある携帯マニア、カスタマイズ大好き人間にとってはまさに至福のひととき。

まして昨今はMVNO SIMという、またとない援軍がある以上、トライする欲求を抑えることのできないツワモノたちも数多く居るはずなのだ。早い話、何かしらの方法でau Xperia Z Ultra SOL24を入手し、魔改造、MVNO SIMを装着すれば、あっという間に低価格ドコモデータ専用端末が完成する。

前述の書き込みはそれができるはずだよ・・・・と示唆しているのだが、もしauが夏モデルでVoLTE端末を発売すれば、より容易にそれができるようになるのかもしれないのだ。というのも、現在auが採用しているCDMA2000端末よりも、ドコモ・ソフトバンク端末が採用しているW-CDMA仕様に近づいた端末をauが発売すれば、ドコモSIMカードを認識しやすくなるからだ。

一般的に端末の販売価格はドコモよりもau端末の方が安いと言われているだけに、Xperiaに同一モデルでドコモ版、au版が存在するときには、わざわざドコモ版を購入することなく、低価格au版を調達すれば、ドコモ版Xperiaと同等の機能を持つau Xperia by ドコモMVNO SIMカードができあがることになる。

まだ発売されてもいないVoLTE端末であるがゆえに、その仕様・特徴は一切不明だが、今までは通信方式の差異によりドコモ・au共用は不可能だったが、ひょっとしたら、ひょっとするかも・・・・と思わせるに充分な記事だった。

【追記】 記事投稿を優先しました。書き込んでもらいました方々、いましばらくお待ち下さい。

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2014年01月22日

最後に引用したiPhone人気を分析した記事【日本人はなぜこんなにiPhoneが好きなのか ユーザーのITリテラシーが低いから?】によると、【欧米と比べて日本のユーザーはITリテラシーが低い】からiPhoneに人気が集中するとのことらしい。もちろんそれ以外にもいろいろな要因があるのだろうし、反論するつもりは毛頭ないけれど、記事を読んでいたら重要な点を一つ見逃しているのでは?という気がしてならないのだ。

それは何かというと、過去に発売されたAndroidガラパゴススマートフォンの出来が悪かったから、2年縛りが終了すると同時に、あるいはそれを待たずして、みんなiPhoneに機種変更しているんじゃないの?ということだ。個人的な感想でいえば、ああ、これでAndroidガラパゴススマートフォンもようやくiPhoneと同じ土俵に立てるようになったんだなと感じたのが、2012年11月末に発売されたドコモ・シャープ製SH-02E。

このあたりの感想は人によって異なるのはもちろん理解しているが、2011年末から2012年夏にかけて、ようやくAndroidガラパゴススマートフォン全体が使えるレベルになってきたような気がする。

【2012年12月09日】 ドコモ冬モデル人気No.1 AQUOS PHONE ZETA SH-02E 対 iPhone5の徹底比較!
GALAXY S III αと比較できないのが残念だが、このレベルまで来れば正直韓国製端末を選ぶ理由は見当たらず、国産端末もようやく一皮むけたと感慨もひとしおだ。

個人的には外出時の受動的な使い方がメインのビジネスマンには、ありとあらゆる意味で大画面を活用できるので、iPhone5よりもSH-02Eが向いているもしれない。また、一部サイトでは神機種認定されているが、嘘偽りは全くないので安心して購入できる機種だと思う。IGZO液晶パネルを含めて、iPhone5と遜色のない素晴らしいAndroidスマートフォンを作り出してくれたシャープ開発陣には素直に敬意を表したい。

もちろんそんなにAndroidガラパゴススマートフォンを購入していたわけではないが、それまでの国産Androidガラパゴススマートフォンといえば、発熱問題を筆頭に端末そのものの完成度が低く、明らかに開発能力の低さを露呈していたように感じるのだ。そして困ったことに閉鎖的な日本市場であるがゆえに、Androidといえば国産Androidガラパゴススマートフォンしか選択できない殆どのユーザにとって、本家本元のAndroid端末、いま現在でいえばNexus5、の購入など夢のまた夢。つまり素のAndroidを端末を購入する道が閉ざされていた当時の背景を考えると、Android=国産Androidガラスマにならざるを得ず、その意味で不幸といえば不幸だったのかもしれない。

そして完成度が低いまま市場に登場すれば、当然のことながら頻繁にアップデートを繰り返す事態となるが、不具合を改善するためのアップデートが逆に不具合を誘発するアップデートだったという、笑うに笑えぬ本末転倒の事態が日常茶飯事となるにつれて、初めて手にするAndroidガラパゴススマートフォンへの不信感が初心者の間で高まっていったとしても別に不思議ではないのだ。

さらにiPhoneとは対照的なセキュリティレベルの低さが、その不信感を一層募らせたのは想像に難くない。端末の出来は悪いし、アップデートをしたらさらに悪くなるし、Google Playに潜んでいる不心得者がいつなんどき牙をむき出しにして襲いかかってくるやもしれぬとあらば、なんの知識もない、ごくごく普通の人達にとってGoogle Playは魔界の巣窟、危うきに近寄らず・・・・のイメージが自然と醸成されてしまう。本来であれば、リコール対象製品として認定されてもおかしくないAndroidガラスマも何台かあったように記憶しているが、リコールにならなかったのは生命に危険を及ぼすことがなかったからか・・・・などと邪推してしまう。

【2013年05月04日】 知らないことによるユーザ不利益を少なくするために理解しておきたいAndroid OSの特徴をまとめてみた

押し付けアプリ満載の弊害は【Android端末のバッテリー持ちが悪い要因の一つとしてプリインアプリの存在は決して無視できないと考える理由】【百害あって一利なしのプリインアプリが無くならない本当の理由】に詳しいが、キャリア自身、自分で自分の首を絞めているのは当然のことながら理解しているのだろう。が、企業としては利益追求を第一目的として活動している以上、やむを得ない側面があるのは分かるのだが、業界関係者はもう少し声を大にしてAndroidガラパゴススマートフォンの弊害をユーザに伝えるべきだと思う。

これだけiPhone5sが売れている以上、従来型のキャリア押し付け・Andoridガラパゴススマートフォン仕様は崩壊していると考えるべきで、その意味で初めてNexus5を購入した人達は、【Google「ガラスマふざけんな、お前らのせいでAndroidの評判ガタ落ちだろ!!」】の言わんとすることがよく理解できるのではないか?

【ユーザーのITリテラシーが低いから?】ではなく、今まで発売されてきた国産Androidガラパゴススマートフォンの出来が悪すぎたから、iPhoneに相当数のユーザが流れたと分析してもおかしくないように思うのだが、週アスPLUSの【不審なアプリを削除できない時はセーフモードを試そう|Android】を読んでいたら失笑してしまった。

不審なアプリを削除できない時はセーフモードを試そう|Android

読んだ瞬間思ったのは、まだ、こんなこと、やっているんだ・・・・・

これってWindowsやMacintoshなどのパソコンOS時代から連綿と続いているトラブル解決の一手段で、Android OSが旧態依然としたパソコンOSの設計思想から抜け出し切れていないことを端的に示しているものであり、このような解決方法を記事として明示しなければならないこと自体が、OSそのものの完成度が未熟であることを告知しているのだ。

20140122_Android_001

セーフモードで起動するには、電源ボタンを押した直後にセーフモードで起動するまでホームボタンを長押しします。ただし、メーカーや機種によって起動方法がそれぞれ異なります。以下はおもな起動パターンですが、わからない場合はネット検索を使って「(機種名)セーフモード」とったキーワードであらかじめ調べておくといいでしょう。

いったい、いつの時代のOSなんだよ・・・・

もう、こういう、100人のユーザにうち、知っているのは1人か2人ぐらい、の知識の強要からは抜け出したOSを開発してもらわないと困ると本気で思う。もちろんこの事例だけを持ってAndroid OSはダメというつもりも全くないが、【日本人はなぜこんなにiPhoneが好きなのか→従来の国産Androidガラパゴススマートフォンにはリコール対象製品が数多く存在したから嫌気がした】とする見方があってもいいかもしれない。



日本人はなぜこんなにiPhoneが好きなのか ユーザーのITリテラシーが低いから?
2014/1/19 10:00

日本人は、米アップルの「アイフォーン(iPhone)」が大好きなようだ。世界的には、米グーグルの基本ソフト「アンドロイド」を搭載したスマートフォン(スマホ)のシェアが上回るが、日本は唯一ともいえる「例外」となっている。

毎年、新モデルが発売されれば徹夜組が行列を作り、メディアは大々的に報じるなど注目度の高さは変わらない。国産メーカーが太刀打ちできないほどの「iPhone大国」となった背景には何があるのか。

携帯各社が「端末料金実質ゼロ円」といった優遇策をとったのも原因

調査会社カンター・ジャパンが2014年1月15日に発表した2013年9〜11月のスマホ販売シェア調査結果によると、日本はiPhoneが69.1%と、アンドロイド端末の30%を圧倒している。ところが、こうした現象は日本でしか見られない。米国はiPhoneが43.1%なのに対してアンドロイド機は50.3%。英国もiPhoneは30.6%でアンドロイド機55.7%と、欧米各国はすべてアンドロイドが優勢だ。中国やドイツに至っては、iPhoneのシェアは17%台にとどまる。

iPhoneの影響力の大きさを示したのが、契約者数の伸び悩みにあえいでいたNTTドコモの「復活」だ。2013年12月の携帯電話3社による契約数は、新規契約から解約を差し引いた純増数で2年ぶりの首位に返り咲いた。「iPhoneなし」だったドコモは最下位がほぼ定位置で、解約数の方が多い「純減」を記録した月もあった。だが2013年9月、ソフトバンクモバイルやKDDIと並んでiPhone5sと5cを発売。当初は品薄だったが、徐々に解消していった。これが首位奪回につながったと考えるのが自然だろう。

日本でiPhoneの人気が高い理由は、これまでも分析されてきた。しばしば挙げられるのは価格だ。携帯各社が販促のため「端末料金が実質ゼロ円」といった優遇策をとり、安い料金プランを提供するので「割高なアンドロイド」を買う意味が感じられなくなるわけだ。海外市場では、iPhoneよりもずっと安価なアンドロイド端末が普及しており、シェア拡大に貢献している。国内ではハイエンドモデルばかりで、価格でiPhoneとの違いが出せない。

だが、それにしても「iPhoneシェア7割」という数字は圧倒的だ。ほかにも日本特有の事情が潜んでいないだろうか。角川アスキー総合研究所主席研究員の遠藤諭氏に聞くと、考えられる要因を挙げた。まず、欧米と比べて日本のユーザーはITリテラシーが低いとの指摘だ。欧米の学校におけるIT教育の素地は、日本とは比べ物にならないという。そのため、スマホ入門者にとっては比較的操作がしやすいiPhoneに流れるのではないか、と推測した。

アンドロイド本格参入前に勝負をつけていた

アンドロイド端末の国内参入が、海外と比べて遅かったのも「iPhone独走」に影響したのではないかと話す。日本を含む世界市場で「iPhone3G」が発売されたのは2008年6月だが、欧米では初のアンドロイド端末が同年10~11月にかけて投入された。欧米の場合、初代iPhoneが2007年に出ていたが、当時は「ブラックベリー」も広く人気を集めており、必ずしもiPhoneの独壇場ではなかった。

これに対して、日本で最初のアンドロイド端末となった台湾HTC製の機種発売は2009年5月だ。国産メーカーのアンドロイド端末投入はさらに遅れる。こうして国内では、競争相手がいない間にiPhoneがスマホの代名詞となったというわけだ。「アンドロイドが本格参入する前にブランドの確固たる地位を築き、勝負をつけてしまったのではないでしょうか」(遠藤氏)。

周りがiPhone多数派だと、その勧めに従って「自分もiPhoneにしようかな」と流されがちだろう。加えてメディアが一般向けに紹介するスマホは、とかく知名度の高いiPhoneが選ばれる傾向にある。実際に遠藤氏は、あるテレビ番組の担当者から「iPhoneを取り上げると視聴率が上がる」と明かされたそうだ。

角川アスキー総研が2013年1月に実施した1万人調査で、年代別のiPhoneの購入意欲をみると10代が非常に高かったという。「10代にとってはいまや、『これを買っとかなきゃ』というマストアイテムになってきている。これにより端末メーカーだけでなく、iPhoneが強すぎることによるコンテンツ業界への影響なども考えられる」と遠藤氏は指摘した。

若年層まで食い込んでいる現状を考えると、「iPhone大国ニッポン」は当面揺るがなさそうだ。


Lancer2000lancer2000 at 21:05│コメント(22)トラックバック(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote

2014年01月19日

KDDI、auの春モデルを1月22日に発表――タブレットやファブレットをラインアップか

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新製品に注目! auが2014年春モデルの発表会を1月22日の午前10時に開催します

久方ぶりにau2014春モデル情報を集めていたら、LGの曲面スマートフォン"LG G Flex"が発表されそうであるとの記事を目にした。曲面スマートフォンといっても分かりにくかったので早速調査開始。以下の動画を見ると、高さ方向、つまり長手の方向が湾曲しており、強度も保証されているという。


普段使用している時には平面で、電話をかけるときには横(短辺)方向に湾曲してくれれば、5インチスマートフォンでもだいぶ電話をかけやすいんだけれど・・・・と思っているので、縦一方向の湾曲固定を知った段階で少々拍子抜けしてしまった。触れたこともない製品に最初からけちを付けるのも変な話だが、湾曲することでどんなメリットがあるのだろう?

湾曲ディスプレイの秘密とは? LGが湾曲ディスプレイ採用グローバルスマホ「LG G Flex」を公開!!
ひとつは通話がしやすくなること。一般的に、ディスプレイが大型化するとスピーカーを耳に当てたときにマイクが遠ざかってしまう。このため通話がしにくくなる、というのがこれまでの常識だった。しかしLG G Flexはボディが曲がっているためマイクが口元にくる。ひいては通話がしやすくなるというのだ。

LGがもっとも強くアピールするのが動画視聴の際のメリットで、これが端末開発の発端にもなっている。具体的には、ディスプレイを曲げることでユーザーは動画コンテンツに没入できる。また画面に奥行きが出るため、劇場のような臨場感を味わうことができるとのことだ。(途中省略)

このほか背面が丸みを帯びているため、手にもよくなじむ。また指とディスプレイの距離を一定に保てるため文字入力がしやすく、フリックなどによるWebサイトのページ遷移もやりやすいという。

いまは横幅58.6ミリのiPhone5sと横幅70ミリのAQUOS PHONE SERIE SHL22を併用しているのだが、毎日のように携帯電話で長時間話していると横幅70ミリはものすごく疲れる。経験的には連続・断続を問わず横幅70ミリの携帯電話で毎日1時間、週5時間も話していたら持っているのが嫌になるほど腕がしびれるといっても決して大げさではないと思うが、その点秀逸なのがiPhone5s。初代iPhoneの横幅61ミリよりもさらに狭い現行iPhone5sの58.6ミリは実に扱いやすく、長電話をしても決して疲れることはないのだ。

長電話しがちな営業職の人は、5インチスマートフォンよりもガラパゴス携帯やiPhone5sのように横幅が狭いスマートフォンが便利だろうけれど、もし普段は平面で電話をかけるときにだけ横(短辺)方向に湾曲するスマートフォンが開発されればこれは買いかも・・・・と思っているので、ちょっとLGには期待している。

【2013年04月07日】 ドコモiPhone発売によるメーカーの淘汰の可能性と次期iPhone5Sのデザインがちょっと驚き

さて以下の画像は2013年4月に投稿した記事より再掲した画像だ。次期iPhone5sの湾曲する方向は、高さ方向ではなく、横方向に湾曲するんじゃないの?という予想画像だが、こうして改めて見るとLGは縦方向、次期iPhone5s湾曲方向は横方向と実に対照的だ。3枚目の写真は、そのあまりの精緻さゆえにいまだにその製造方法が解明されていないアップルのテレビリモコンだが、これも湾曲方向は横方向。

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個人的には現行iPhone5sの横幅58.6ミリは通話主体で考えると実に扱いやすく、この横幅を維持して欲しいのだが、Androidスマートフォンの大画面化に対抗するにはやはりiPhoneも画面を大きくせざるを得ないのであろう。そういえば最近次期iPhoneは大画面で2種類あり・・・との噂がまことしやかに囁かれているが、大画面化を果たしつつ、なおかつ扱いやすさを損なわないようにするには、LGが採用した縦方向湾曲よりも、次期iPhone5sの予想記事が採用した横方向湾曲に分がありそうな気がするのだが、果たしてどうだろう?

ここからは完全妄想の世界に入ってしまうのだが、もし本当にこのデザインでiPhone5Sが発売されるとしたら、これは驚愕以外のなにものでもないのだ。というのも真ん中が厚く、両端部が薄い製品の場合、ホールド感は確かに優れるものの、部品の集積配置の制約が一段と厳しくなり、その困難さは従来の、直方体形状のスマートフォンなど比べものにならないからだ。

直方体形状であれば左右端部に配置できた部品が必然的に中央寄りに配置されることになり、となると従来中央に位置していた部品が玉突きで押し出されるように移動していく。行き場を失った部品はさらに薄さを要求されるという堂々巡りとなり、まさに部品製造会社泣かせのデザインと言っていいだろう。

そして少しは言及してくれるかな・・・・と期待しているのが、Firefox OS搭載スマートフォンだ。Tizenとは異なり、すでに世界各国で発売されていることから、こちらの方がより現実的。新しいOS好きなので、低価格で日本語が使用できるのであればぜひとも1台購入してみたいなと思っているが、その発売元のMozilla財団、調べてみると以前よりもGoogle依存度が高まっているようだ。

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【2013年02月27日】 スマートフォン向け各種OSの特徴とFirefox OSの実態とは?
Mozilla財団公式サイトでGoogleが最大の収入源であると明記されており、かつまた2010年度時点では収入のほぼ100%をGoogleに依存している事実を考えると、FirefoxはGoogle別働隊という見方もできなくはないのだ。市場占有率が90%を超えていたWindowsOS全盛時代、世界各国でマイクロソフトと当該国では軋轢(あつれき)が生じていたが、その経験則からGoogleも市場占有率はほどほどにしておかないとマイクロソフトの二の舞になると踏んでいるのだろう。

iOSとの二強体制に突入したAndroid OSの市場占有率は70%前後で、ますます寡占化が進んでいる。が、あまりにも高まると今度は火の粉が我が身に降りかかってくる可能性がある。火の粉がかからぬようにはしたいが、レゾンデートルであり、かつまた収益源であるOSの検索窓口だけは抑えたい。携帯電話会社のガス抜きを計りながらも、肝心要の自らの収益基盤の権利窓口だけは絶対に手放さない。それらの様々な思惑が複雑に絡み合った結果、自らは黒子に徹しつつ、Mozilla財団に寄付するという形を取ったような気がするのだ。

【公式サイト】Mozilla の現状
Mozillaの収入の大半は、Firefoxブラウザの検索機能によるものです。Googleは最大の収入源であり、Mozillaは2011 年 12 月に、Googleとの間で双方にとってメリットのある重要な収益契約について交渉したことを発表しました。この新しい契約によって、Mozilla がGoogleとの間で長年にわたって築いてきた検索に関する関係が、さらに少なくとも 3 年間延長されます。

【2013年11月22日 19時00分13秒】FirefoxをリリースしているMozilla財団は収益の90%をGoogleに依存
インターネットブラウザで最大シェアを占めるのは、Microsoftの「Internet Explorer」で、第2位にMozilla Foundationの「Firefox」、第3位にはGoogleの「Chrome」、というレポートがNETMARKETSHAREで発表されています。このうち、第2位にいるMozilla Foundationは、以前から収益の大半を「Chrome」を持つGoogleに依存していますが、2012年にその割合が90%に達していることが明らかになっています。

こうなってくると、ひょっとしたらWindows Phoneについての言及があったりして・・・・と思わせるのが、今年になってから流れ出したWindows Phone Xperiaの噂。当ブログでも何度か触れたようにWindows Phoneそのものの出来映えはとても素晴らしく、iPhoneやNexus5とほぼ同等の完成度といっても良いかと思う。

ただ惜しむらくはアプリの絶対数の少なさ。ゆえにあまり他の人にはお勧めできないが、Windows Phone Xperiaが発売されれば、少なくとも起爆剤の一端にはなるような気がするのだ。アプリが少ないから発売しないのか、機種がないからアプリが少ないのか、このあたりはまさに鶏と卵の関係とそっくりだが、現時点で今年一番気になる端末ではある。

でも個人的にauに期待したいのは、Nexus5発売とパケット定額段階制の導入だ。LGファンの人には悪いけれど、曲面スマートフォン"LG G Flex"発表よりも【Nexus5導入+パケット定額段階制】の方が遙かにインパクトはでかい。

コスパ最強は当たり前としても、やはり現時点ではいろんな意味でNexus5は、ガラパゴスGALAXY,Xperia,ARROWS,AQUOSよりも完成度の高い携帯電話だと思っている。スマートフォン初心者にとっては、キャリアが力を入れているガラパゴススマートフォンよりもNexus5の方が遙かに分かりやすく、扱いやすく、そして維持費が安いのは厳然たる事実であり、日本国内におけるiPhoneのシェアが図らずしもそれを証明してしまっている。繰り返すが、Nexus5を買わずしてAndroid OSを語るのは片手落ちそのもの。その意味で大手3キャリアの中で先陣を切ってNexus5を導入して欲しいのだが・・・・

Lancer2000lancer2000 at 18:19│コメント(2)トラックバック(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote