2015年12月

2015年12月30日

コメント欄ではさらっと触れたが、実は我が家はリニューアルの真っ最中。テレビ・家具・本棚などの再配置を余儀なくされ、当然のことながらパソコンデスクも宙ぶらりんの状態だ。なのでどうしてもブログ更新が滞りがちだが、ここに来てようやくそれも終息に向かいつつある。さて記事を書こうかな?と思ったら、

アップルストアの「Lucky Bag」、2016年は発売せず
2015年12月26日 17時00分 更新

毎年恒例のアップルストア福袋「Lucky Bag」が、2016年は販売されないことが明らかになった。本誌の取材によれば、全国のアップルストアでLucky Bagは販売せず、2016年は1月2日から通常通り営業を開始するという。理由としてアップルジャパンは、「全世界で均質なサービスを提供するという目的のため」と回答している。

とのニュースが飛び込んできた。当ブログを読んでくれている方ならすでにご存じだろうが、毎年このアップルストア"Lucky Bag"には並々ならぬ情熱と意欲を持って取り組んできたつもりだった。が、こうもあっさり終焉を迎えるとはなんとも残念、一度ぐらいは銀座に参戦すべきだったかも・・・・大いに悔悟するところがあるが、リニューアルに伴い急遽難問が浮上してきたために、"Lucky Bag"への想いはひとまず打ち切ることにした。

■今年もやってきました!毎年恒例アップルストア銀座徹夜行列福袋"Lucky Bag"の悲喜交々2015

なんとか年越す前に解決したいよな・・・・と嫁さんとの思惑が一致した難問というのは、リニューアル前と後ではテレビの見え方がかなり異なることだった。

【リニューアル前】 キッチンからテレビを見ることができた。
【リニューアル後】 キッチンから死角になるために見にくい。

これ、計画段階から分かっていたことなのだが、いざ実際にその配置になるとやっぱりテレビが見られない、何とかして・・・・とこうなったわけだ。嫁さんは料理を作りながら、あるいは片付けをしながら、合間を縫ってテレビを見るのが大好きで、事実上の必需品。無いと寂しい、つまらない、張りがない・・・・携帯電話と同格の存在価値があるらしい。

ということで早速相談に乗ることにした。が、私が引き受けたからにはありふれた製品はNo,Thank you!!

■2015年12月10日 【年末恒例】 2015年度に購入したモバイル機器 & サービスBEST15~Part1

■2015年12月13日 【年末恒例】 2015年度に購入したモバイル機器 & サービスBEST15~Part2

これらの記事で書いたように、自宅内すべてのテレビ・レコーダー・パソコン・モバイルIT機器は有線・無線ネットワークでつながっており、新型AppleTVは2台、FireTV(箱型)も2台ある。が、それに伴うネットワーク構築費用もバカにならず、有線16ポートHUBの空きポートはすでに枯渇、1000BASE-T対応の24ポートHUB購入は資金不足で次年度繰越、無線LANルーターMACアドレス最大割り当て可能個数32個到達、HDMI差し込み口の空きも全くなし・・・・という状況だ。

嫁さんの条件は

A できれば水で濡れても無問題
B 地上波TVが見られればOK
C キッチンにおけるポータブルタイプ

と実に控えめな条件だが、私の目標はぐっとハードルが上がり、

D 防水型
E 地上波・BS対応
F 有線または無線LAN搭載
G 録画機能搭載
H 既存ブルーレイ録画番組の視聴可能

となってしまう。

今回の宅内リニューアルにあたり最大限に尊重したのは、1階・2階、どこにいても録画した番組を見ることができるようにすること。普通リニューアルといえば、壁紙の色、フローリングなど内装の仕上がりに拘るようだが、スマホガジェットカテに所属している以上、テレビ&PCをメインとしたネットワークを構築するのが主眼となるのだ。

ここまで来たら、単にワンセグor フルセグチューナー搭載のポータブルテレビを購入して済ませるというわけにはいかんだろう・・・・テレビを見ることよりも様々な視聴環境の充実、確立に血道を上げるいつもの悪い癖が出て、なによりもネットワークに参加させることを前提に機種選定を開始した。

蛇足ながらiPad mini & iPad AirではE,F,G,H,全て可能だ。が、D(防水型)だけが実現できず、iPad mini & iPad Airの代替は無理っぽい・・・キッチンで使うことが前提となるために防水機能だけは外せない。万が一、iPad mini & iPad Airをキッチンで使って有償修理対応となったら、修理費の方が高くつきそう・・・ということで選び出したのがこれ↓

家じゅう好きなお部屋へ!外出先でも録画番組が楽しめる、持ち運べるテレビ

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一つの製品がチューナー部とモニター部に分かれ、モニター部分はどこにでも持ち運ぶことができる、いわゆるポータブルテレビだ。現在自宅にあるブルーレイレコーダーはともにパナソニック製品。H(既存ブルーレイ録画番組の視聴可能)を実現するには親和性を考えると、ここはやっぱり、リビングとつなぐことができる"お部屋ジャンプLink"搭載機種を選んだ方が無難だろう・・・・

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嫁さんにはD,Eは説明したが、F,G,Hは黙っておいた。有線LAN,無線LANの言葉の意味は知らないし、G,Hについては完全にオーバースペック。また要らない機能がたくさんついている(その分高価となる)製品を買ったわけね・・・と言われるのがオチだからだ。

たくさん買い込んだ本年度モバイルIT機器類の有終の美を飾るべく、かつまた全ての機器はネットワークでつなぐという自己満足を満たすべく、ようやく届いたパナソニック・ポータブルテレビUN-10T5。

【価格.com・プライベート・ビエラ UN-10T5-K [ブラック]】

関心ある方は価格.comの口コミを読んでいただきたいのだが、現時点では地上波・BSの設定が完了し、これから無線LANの設定作業に入るところ。30分ほどつけっぱなしにしていてテレビを見ている限り、ユーザインターフェイスを含めた使い勝手は良好だ。これであとは宅内2台のブルーレイ録画番組を見ることができれば文句なし!

年末年始はdTV(スターウォーズ),アマゾンプライムビデオを見て過ごすつもりだが、これにて本年も打ち止めだなと思っていたら、ようやく手にしたのが MADOSMA Q501WH SIMフリー。年明けはこの記事になるかも・・・・

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2015年12月26日

2ch・Android板で人気なのが、"Amazon FireTVシリーズ"。Nexus5X & 6P,さらにはXperia,ZenPad S 8.0を抑えて、勢いランキングで第1位になることもしばしばだ。アマゾン・プライム会員御用達のセットトップボックスとは言いながらも、プライム会員以外にははっきり言って無用の長物。ユーザ層はかなり限定されるのだが、なにゆえに人気があるのかというと・・・・

20151225_FireTV_1

■FireTVシリーズは全般的に価格が抑えられており求めやすい。
■年会費3900円(税込)で動画も音楽も楽しむことができる。
■テレビとの接続が簡単で分かりやすく誰にでも出来る。

といった理由が挙げられるが、これはあくまでも表向きの理由だ。AppleTVが将来を嘱望されている期待の大型新人とするならば、FireTVは即戦力ですぐに実戦に溶け込める頼もしいベテランといった趣があるが、該当スレを読んでいて感じるのは・・・・

■標準ではインストールできないAndroidアプリをFireTVに移植する。
■ランチャーなどのさまざまなアプリをインストールし自分好みに仕立てる。
■音楽・画像・動画再生アプリ"Kodi"などを活用し、PC秘蔵ファイルを再生する。

このようにカスタマイズを行い、個々人に合った画像・音楽・動画再生環境を整える一助としてFireTVを活用しているのがよく分かる。とかく閉鎖的なAppleTVとは実に対照的で、Androidアプリを導入することにより、痒いところまで手を行き届かせているといっていいだろう。

実は現行FireTVは、Android 4.2 "Jelly Bean"改Amazon FireOS 3.0を搭載しており、早い話、Android4.2をベースにアマゾン仕様に仕立て上げたもの。つまりAndroidアプリを導入しやすい環境にあるのだ。FireTVは標準ではGoogle Playからアプリを導入することは出来ないものの、そこは歴戦の勇者、強者(つわもの)たちの腕の見せ所だ。

手練手管を弄してFireTVを使いこなす手法は読んでいて爽快感すら覚えるときがあるが、ごくごく一部の人たちの間で最近話題になっているのが、dTVアプリのFireTVへの導入方法だ。現時点ではアマゾンFireTV対応のドコモdTVアプリ公式版はリリースされておらず、FireTV上でdTVを見ることはできない。

これ、なんとかならないの?ルーツが同じなんだからAndroidアプリ"dTV"をFireTVに移植すればいいんじゃない?dTVアプリのFireTV対応版が出るのが待ちきれない・・・・orz、と喧々(けんけん)がくがくの議論の真っ最中だ。Twitterでは対応を明言した・・・などの情報はあるものの、現時点では対応期日は明言されておらず。

個人的には動画視聴環境コスパ最強は、アマゾンFireTV+アマゾンプライム動画+アマゾンプライムミュージック+dTV。自分が加入しているから宣伝するわけでもないが、アマゾン月額325円(税込)&dTV月額540円(税込)の合計865円で楽しめるのだから大盤振る舞いに近い。果たしてFireTVでドコモdTVを楽しむことが出来るのかどうか?早速検証してみた。

Google AndroidアプリをアマゾンFireTVに移植する方法はネットを探すといくつかあるものの、一番手軽なのはAndroidスマートフォンに"Apps2Fire"をインストールする方法だ。au Xperia Z3 SOL26を使って以下の手順で行った。

【参考記事】Fire TVにGoogle Playのアプリをインストールする最短の方法

【2014年07月29日】ファーウェイ"Ascend G6"に続き"ESファイルエクスプローラー"が中国バイドゥと密かに通信していることが分かってきた

【2014年08月08日】調べてみると隠れ蓑利用?蜘蛛の巣を張り巡らすかのようにAndroid端末内部にBaiduフォルダが自動生成されるような印象を受けてしまった

基本的な流れ
■アマゾンFireTVのセキュリティ項目の設定を変更する。
■提供元不明のアプリをインストール出来るようにする。
■au Xperia Z3 SOL26に"Apps2Fire"をインストールする。
■"Apps2Fire"の設定項目でFireTVのIPアドレスを指定する。
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■"Apps2Fire"で転送したいアプリを選択する。
■転送後、提供元不明のアプリをインストール出来ないように設定を変更する。

これはSOL26の"提供元不明のアプリ"項目↓
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注意事項
■アマゾンFireTVとau Xperia Z3 SOL26は同一ネットワーク上にあること。
■FireTVを固定IPアドレス運用していない場合は、IPアドレスが変わる可能性がある。
■転送アプリ容量の割には転送に少々時間がかかることが多い。

Google PlayからダウンロードしたAndroidアプリをインストール出来るようにFireTVの設定を変更し、所有のAndroidスマートフォンにインストール済みのアプリを選択するだけ、という実に簡単なもの。"Apps2Fire"アプリでFireTVのIPアドレス入力作業さえ間違えなければ、少々時間はかかるものの、Androidインストール済みのアプリがFireTVに転送される。

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あれ、こんなに簡単にAndroidアプリをFireTVに移植できていいの?と拍子抜けしてしまうほどだが、移植前に気になったのは、スマホアプリを地上波TVに接続しているFireTVにインストールして果たして正常に動作するんだろうか?ということだった。

■デジタルTV解像度 FHD(フルハイビジョン/2K) 1920×1080pixel
■Xperia Z3 SOL26 FHD(フルハイビジョン/2K) 1920×1080pixel


と解像度は全く同じだが、スマートフォンとセットトップボックスでは仕様が異なるし、dTV公式サイトでは対応ディバイスがきちんと明記されているし・・・・と確認してみると案の定、いくつかの不具合が発生している。

■画質が悪く、720×480pixelのSD画質。
■動画は再生されるものの、音声が出ない。
■FireTVリモコンでクリック場所を見つけにくい。

やっぱりau Xperia Z3 SOL26にインストール済みのdTVアプリをFireTVに移植しただけではダメなのね?と悟った次第だが、よくよく調べると可能性はまだ残されているらしい。というのも

Android TV搭載のソニー「BRAVIA」がdTVに対応
2015/12/23 12:38

ソニーが2015年から発売したAndroid TV搭載「BRAVIA」のX9400C/X9300C/X9000C/X8500C/X8000Cシリーズが、22日から映像配信サービス「dTV」に対応した。

dTVがテレビに対応することで、テレビリモコンの操作によりdTVを視聴可能。dアカウントを登録してdTVに加入すれば、 初回31日間は無料で観られる。なお、'13年~14年発売の一部のBRAVIAでもdTVに対応済みだったが、22日に操作方法を改善し、テレビ単体での視聴が可能になる。

ここから先は憶測・推測が入り混じった見解になるので事の真偽は不明だが、iPhoneでdTVアプリをダウンロードすればiPhoneに最適化したdTVアプリがインストールされ、au Xperia Z3 SOL26で同じことを行えばAndroidスマホに最適化したそれがインストールされるわけだ。OSが異なる以上、この二つのdTVアプリは似て非なるもの。

このAndroid TVにインストールされたソニーのdTVアプリを引っこ抜くことが出来れば、それをFireTVに移植してdTVを視聴できる可能性は若干ながらも残っていることになる。その方法は?というと、Android TVといえば同等機能を持っているのがGoogle Nexus Player。

Nexus PlayerでGoogle Playに接続すれば、au Xperia Z3 SOL26とは名前は同じながらも内容は微妙に異なるdTVアプリがインストールされ、ひょっとしたらひょっとするかもよ・・・・と言うわけだ。ちなみに自分が持っているのは、ドコモdTVターミナル、アマゾンFireTV、AppleTVでChromecastはあるものの、Nexus Playerだけはなし。うーん、これは実験できないな・・・ということで調べてみた。

【Android TV】Nexus Player Part4 [転載禁止](c)2ch.net
735 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2015/12/22(火) 09:13:01.30 ID:pNZcKmZr
あ~あSONY Android TVにdtv来たのにNPで落とせないやniconicoと同じ扱いかよcastしろって事か
各社4K対立してるし対応できないNPは無視される運命なんかなー

737 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2015/12/22(火) 09:27:47.92 ID:QZnhX6mM
今日から見られるよ。ホームページには、既にインストール方法
までアップされているでー

738 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2015/12/22(火) 09:48:02.62 ID:8TKK793N [2/2]
>>737
有益やんどこなん?ソースがないんよ

【Amazon】FireTVシリーズ Part8 [無断転載禁止]©2ch.net
164 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2015/12/23(水) 23:28:17.67 ID:glZvqHcW [2/2]
>>131
dtvはインストールできたけど、映画選択できない。自動で動画再生されると音が出ない。
開発者サービスが必要ですってでるけど、みんなどうしてるの?
入れるとこの機種には対応してないってなるし。

■dTV公式・対応機種一覧

アマゾンサイト・FireTV
かなり使い勝手が良い最高の格安万能テレビになるよ(つ∀<。)♪

また NTTdocomoのdTVも実は対応機種らしく
AFTSと言う名前で ライセンス認証が出来ます
コレもAndroid端末からアプリ転送する事で
対応可能です!
お使いの機種はGoogle開発者サービスがインストールされていません。インストールしますか?
と出ますがOKで次の画面に移動出来
動作エラーも全く無く使用出来ますよ〜

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どうやら一部の書き込みでは成功例もあるようだが、自分の場合、開発者サービスの督促は表示されなかった。TVとの組み合わせで個体差があるのかもしれないが、いずれにしてもFireTVでdTVアプリの視聴は現時点では難しい。年内には対応版が出るのかな?と思っていたが、この調子だと望み薄・・・・

とはいえAndroidスマホ同様にテレビ画面がカスタマイズ出来るのはとても面白い。気がついたら昨日で終了した割引セールスを利用して2台目のFireTVを申し込んでいた。

【追記】 この記事を読んで試される方は自己責任となりますことをあらかじめご了承ください。実験の結果トラブルが発生したとしても当ブログは一切関知しません。

【追記】 記事投稿を優先しました。書き込んでもらいました方、今しばらくお待ちください。

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2015年12月23日

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携帯電話の料金策定は本当に難しいと思う。

モグラたたきのように一つ解決したかと思えば、別な場所で新たな問題が発生し、それが永遠に循環する、まさに永久運動機関のようなもの。幾層にも重なった複雑な連立方程式を解くかのように、いくら英知を結集してもなかなかその解を見つけることは出来ないのだ。ジャーナリスト石川温さん曰く、

日本の通信は高い? 難しい操縦を迫られる総務省
過去に提供していた音声プランにはSS、S、M、L、LLといったように、通話量に応じた選択肢がたくさんあったはずだ。この方が使い方に合わせて選べてユーザーにとっては便利なはずなのに、キャリアは「料金プランが多すぎてわかりづらい」という批判を浴び続けてきたのだ。

その反発を考慮してシンプルな料金プランに整理したはずが、今度は「選べないのはおかしい」という批判につながっていく。選択肢を増やせば「多すぎて選べない」、シンプルにすれば「選択肢がなさ過ぎる」と、結局どうやっても携帯電話の料金プランは批判される運命にあるのだ。

どんなプランをキャリアが提案しても結局は批判されることになる・・・・鋭い指摘だと思うが、ただ3社合計の営業利益が2兆3000億円強となっている以上、料金プランが批判の矢面に立つのは致し方あるまい。以下の表を見る限り、各社ともに高収益でユーザ還元の素地は充分あるように見受けられるが、各国の同業者と比較すると際だった高収益体質でないことも、これまた事実となる。

携帯大手3社の決算比較から考える競争力
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本記事はなるべく客観的に、しかも分かりやすく、我田引水的な要素を極力排除するために総務省公式サイトからの引用を主としているが、10月19日配付資料・資料3によると、米英独仏のキャリアの売上高営業利益率は以下の通りだ。

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この【資料3-携帯電話の料金その他の提供条件に関する現状と課題】は全部で75枚のPDF資料だが、図解と表で構成されているために実に見やすく分かりやすい。関心ある方はぜひダウンロードして一読することをお勧めしたいが、その配付資料を見ていて感じるのは、携帯電話料金は決して高くないというのは、一面では確かに真実であると言うことだ。

KDDIの田中社長、日本の携帯料金「決して高くない」
――日本の携帯料金は高いと考えるか。

「グローバルにみると先進国のなかでは中ぐらいだ。一方で国内の通信ネットワークの質は世界でも1、2であり、決して高いとは思っていない。顧客の使い方が色々ある中で適当な料金プランをきちんと提供できているかについては幾分、課題もある。足らないところがあるというのがタスクフォースの意見なので、それについては真摯に聞き、足らないところがあれば改善していく」
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このグラフを見ている限り、中位の水準であることは理解できるのだが、ただこれは従来型の携帯電話(フィーチャーフォン)とスマートフォンの平均値であることは容易に想像がつく。スマートフォンへの移行は進んでいるものの、現時点で5人に2人はフィーチャーフォンユーザであり、2015年3月末時点でも5000万台以上のフィーチャーフォンが存在することになる。

そして気になったのは諸外国におけるデータプランの組み合わせだ。各国ともに500MBまたは1GBプランを用意しており、データプラン2GB未満を設定していないのは日本だけなのだ。この点が【ICTサービス安心・安全研究会】で俎上に上がっており、今回の【携帯料金値下げ会議】の主要議題となっているわけだ。

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各国料金と比較して高低を論ずることも必要かもしれないが、個人的にはやはり家計の中でのウェイトを重要視すべきように感じる。この10年間の勤労者世帯の消費支出総額は横ばい、または微減だ。賃金が上がらない以上、消費支出は抑えられがちとなるのは自明の理。にも関わらず【移動電話通信料】は(12,279円÷8,217円)=1.494と約5割も上昇しているのだ。小学生や中学生などの低学年の子供たちまでもが携帯電話を持つ時代ゆえに、過分に家計費を圧迫していると見られる側面もあるのかもしれない。

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長い年月にさまざまな経験を積んで、世の中の裏も表も知り尽くしていて悪賢いこと、あるいはそのようなしたたか者を海千山千と形容することがあるが、朝から晩まで料金プランのことだけを一日中考え続ける海千山千の、各キャリア・料金プランナーが今頃は斟酌案を策定していることだろう。

2006年ソフトバンクが初めて導入した携帯電話・割賦販売方式は、その後他社が追随することとなったが、2016年3月までには新料金プランが発表される。自分の使用量からすれば1GBプランが登場するのはありがたいが、末尾に掲載した"モバイルの達人"石川温さんの記事を読んでいたら、逆境を逆手に取り焼け太りする可能性も大なだけに今後の展開は要注意だ。

【参考資料】
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木を見て森を見ず 目先に終始した携帯値下げ会議
2015/12/17 6:30

安倍晋三首相の鶴の一声で10月から始まった、携帯電話料金引き下げに関する総務省の有識者会議(タスクフォース)。16日に開催された5回目の会合で最終回となり、わずか2カ月というスピード議論で方針案がまとめられた。だが、その細部を検証していくと、短期的な視点から目立ちやすい部分のみに対処した「木を見て森を見ず」の内容となっており、矛盾に満ちたとりまとめとなってしまっている。このままでは、携帯電話会社(キャリア)ばかりがもうかり続け、多くの利用者にとっては実の少ない不幸なことになりかねない。
今回の会議では「利用者のニーズや利用実態を踏まえた料金体系」「端末価格からサービス・料金を中心とした競争への転換」「MVNOサービスの低廉化・多様化を通じた競争促進」という3つの課題について方針案が出された。

■格安スマホに逆風

料金体系については「5000円以下の料金プランを、対象年齢や機種を限定せずにライトユーザーに向けても提供を検討すべきだ」とした。驚いたのは「5000円以下」という具体的な金額にまで言及して指摘した点だ。

そのために、あまりデータ通信を使わない人向けに、使えるパケット量を抑えた新プランや、少ないパケット通信プランの低価格化などを求めている。このため、大手キャリアでは、今後月額5000円以下でスマートフォン(スマホ)を持てるプランを新設することになりそうだ。

ただ、そうなると格安スマホを提供している仮想移動体通信事業者(MVNO)は大打撃を受けるだろう。これまでキャリアが提供するスマホの料金が高かったからこそ、格安スマホがブームとなって受け入れられてきた。大手キャリアが手ごろな安価のプランを用意してしまっては、MVNOの存在価値自体がなくなってしまう。

とりまとめ案では「MVNOが大手キャリアとの差別化を図りつつ、利用者に選ばれるような戦略をとっていくことが望まれる」とある。つまり、キャリアとの競争を促進することで、スマホ業界全体の低価格化や多様化を推進する役割をMVNOに期待しているのだ。

だが、大手キャリアですら市場での違いをなかなか打ち出せず苦心しているなかで、MVNOが料金以外の特徴で生き残っていくのは至難の業といわざるを得ない。キャリアに安いプランを用意させることが、業界全体を活性化するはずのMVNOを苦境に追い込んでしまう恐れがあるという構図を理解せずに、表層的な議論が進んでしまっているのだ。まさに、金の卵を産んでくれるかもしれないガチョウを、目の前の空腹に耐えかねて殺してしまうことになりかねない。

■キャリア大歓迎の「実質0円」禁止

とりまとめ案では、街でよく見かける「実質0円」を実現する高額な端末購入補助についても見直しを求めている。「実質0円」とは、端末代金を24回に分割して毎月支払うものの、その分割払い分と同額を通信料金から割り引くというプランだ。こうすることで、負担しているのはあくまで通信料金だけで、あたかも端末代金として支払う分は実質的に0円にユーザーからは見えるというものだ。

とりまとめ案では「実質0円の見直し」とあり、今後は実質0円での販売がなくなるような印象がある。だが、会議メンバーの1人である野村総合研究所の北俊一氏は「『もう0円端末がなくなる』『端末価格が高騰する』といった反応が出てくるだろうが、そもそも高騰ではなく元の価格に戻るということ。(実質)0円を下回るような(キャッシュバックのような)補助が見直しの対象だ」とくぎを刺す。

総務省としては、「実質0円」という売り方そのものよりも、端末を購入することで代金以上の割引が受けられたり、キャッシュバックで現金や商品券を得られたりすることの方を問題視しているようだ。

この方針により、端末代金に対する割引額が減ることは間違いなく、今後はスマホを買い替えにくくなることが予想される。スマホが売れなくなれば、端末メーカーは撤退を余儀なくされるし、販売手数料や販売奨励金で成り立っている代理店の経営が立ちゆかなくなりキャリアショップが次々と閉店に追い込まれる「官製不況」が起こる可能性もありそうだ。

その一方、キャッシュバックや販売手数料が減ることで、これまで「もうけすぎ」とさんざん指摘されてきた大手キャリアがさらにもうかることになる。ユーザーや代理店に支払っていたお金を削減できれば、キャリアの営業利益がその分アップするのだ。実際に、今年6月に発表したKDDIの決算では前の期は6632億円だった営業利益が7413億円と大幅に増えているが、そのうち実に840億円分が販売手数料などの削減によるものだという。

総務省としては、こうして浮いた利益分を料金値下げの原資にしてほしいという狙いだが、キャリア側がすんなり応じるとは思えない。ライトユーザー向けに5000円以下のプランを新設する分の穴埋めになるのが関の山ではないだろうか。

■いくらでもある抜け道

たとえ高額な割引やキャッシュバックが規制されても、キャリアは別の手段を使ってくる可能性がある。

例えば、自社や他社のポイントサービスを活用して、割引やキャッシュバックの代わりに多額のポイントをユーザーに付与するというやり方だ。すでにKDDIなどが実際に取り入れている。

KDDIにはauウォレット、ドコモはdポイント、ソフトバンクは連携しているTポイントと、それぞれ連携したポイント制度をもっている。端末購入者やMNP契約者に対して、端末分割代金に相当するような高額なポイントを毎月付与するというやり方であれば、とりまとめ案で問題視している「高額な端末購入補助」にも該当しない。

また、総務省では「型落ち端末に割引の制限を設けると端末流通に影響が大きいため配慮すべき」だとしている。つまり、型落ち端末についてまで値引きを規制すると、在庫が処分できない状態が続いてしまい、代理店やメーカーから反発を招きかねないと判断したわけだ。

しかし、市場の実態では「型落ち端末こそ多額の割引やキャッシュバックの温床」とされている。

報告書では指摘されなかったが、実質0円ではない「一括0円」という販売方法も存在する。これは文字通りに端末代金を一切支払うことなく、24回分の割引だけは実質0円と同じ金額がそのまま受けられるというものだ。端末代が無料になるどころか、その後24カ月にわたってかなりの値引きが適用される。この一括0円が、売れ残ってしまった型落ち端末などで適用されるケースが多いのだ。

実際、今年の9月にアップルがiPhone6sを発表する直前に、すぐ型落ちとなるiPhone6を大手キャリア各社は大量に仕入れていた。こうして仕入れた端末を、新機種の発表直前という名目で多額の割引やキャッシュバックを付けて積極的に販売しユーザー獲得につなげていたのだ。iPhone6sが発売された直後も、新製品を見に来た客に対して魅力的な割引やキャンペーンで型落ちになったばかりのiPhone6を大量に売っていた。

今回のとりまとめ案では、こうした型落ち端末に関しては多額の割引をしてもいいような書き方となっている。このため、今後も各キャリアがあえて型落ち端末を大量に仕入れて、割引して売りまくる施策をとってきてもおかしくないだろう。

■日本でも安いスマホが主流に?

ユーザーが使う端末についても大きく変わるかもしれない。

iPhoneが実質0円で販売されてきた日本は、世界的に見てかなり特殊な国だった。Androidスマホについても、iPhoneにつられて高額な端末割引を提供しており、結果としてキャリアはハイエンドに近い製品ばかりを取り扱ってきた。だが、今回のとりまとめを受けハイスペックな高額端末の割引に規制がかかるようだと、今後はほかの国と同様に安いAndroidスマホなどを使う人も増えてくるかもしれない。

アップルも来年に小型で安価な新iPhoneの投入を準備しているという噂がある。割引が規制されると、将来的にはアップルも日本市場では安価なモデルを中心的に販売するという戦略変更をせざるを得なくなるだろう。

とりまとめ案には、MVNOを盛り上げるために、中古端末市場の発展が望まれるという指摘がある。格安スマホ会社のSIMカードと中古端末を組み合わせることで、安価にスマホが持てるようになるというわけだ。

しかし、中古端末業者に聞くと、今回のとりまとめ案は中古市場にとって必ずしも歓迎すべき内容になっていないという。「端末購入時の割引やキャッシュバックが減ると、新品の端末が売れなくなる。結果として、中古市場に流れてくる端末が減ることになり、中古端末業者にとっては死活問題となる」(大手中古端末業者)からだ。

ここでも、端末割引やキャッシュバックに制限を設けると、中古端末市場を衰退させる結果になりかねないことを、総務省は全く理解できていないのだ。

高市早苗総務大臣は「実効性が重要。これまでと同じというわけにはいかない。総務省、政府として方針を速やかに策定する」と語った。年明けにも各キャリアは対応を迫られそうだが、混乱は避けられそうもない。そして、ユーザーにとっても、どれだけメリットのある結果になるのか、全く見えてこない。

今回のタスクフォースで実施された全5回の会議のうち、非公開の1回を除くすべての議論を傍聴してきた。だが、ユーザーにとっても「スマホの料金が安くなった」と実感できる日が本当にやってくるのか、首をかしげたくなる内容だった。


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2015年12月19日

今年の残念賞はなんといっても年中行事、アップルストア恒例の徹夜行列が無くなったこと。路上を不法占拠しているんだから廃止は当然という考えはもちろん理解できるが、季節の訪れを告げる風物詩として参戦はしたことがないけれど、とても楽しみにしていた。初詣に行き、気分新たに新年を迎えるのと同じで、やっぱり発売前の前座は必要だよな、でも決まったことだから・・・と思っていたら、我が家の年中行事をすっかり失念していた。

正確に言えば年中行事ではなくて、"隔年行事"だ。そう、2年に一度嫁さんは、iPhoneを機種変更するのだが、その前後が大騒動となるのだ。ちなみに嫁さんが所有しているアップル製品はというと・・・・

iPhone5s,iPad mini1st,iPad3,iPad Air1,そして新型AppleTV。

iPhone5s以外は全部私のお下がりだ。毎年iPhone,iPadの新機種を購入していることもあり、買い換えると同時に旧型機種は嫁さんにプレゼントするのが我が家のしきたりで、嫁さんはオクで購入すれば何万もする旧型機種を労せずして手に入れる特権をフル活用している。が、操作はできるが知識は皆無・欠落しているために、トラブル発生時には右往左往、バックアップすら取っていない有様だ。

バックアップはちゃんと取るんだよ!と言っても、これだけアップル製品があれば、全部一度に壊れることは無いはず・・・どれか1台は必ず使えるから、それがそれでバックアップだ・・・と妙な人海戦術論?で、個々の製品を適材適所(1階・2階)に振り分けているのだ。が、メインはやっぱりiPhone5s。そして私の記憶では確か11月が更新月に当たるはずなのだが、手続きをしなかったらしい。

iPhone5sは11月が更新月じゃないの?

行こう、行こうとは思っているんだけれど、買い物の帰りにauショップを覗くといつも混んでいるから・・・・

それにね、iPhone5sを下取りしてくれるのは12月31日まで、って書いてあったから別に11月じゃなくて12月でもいいよね?

■2年契約満了には全く関心がない。
■お店が混んでいると手続きをしない。
■下取り期限が無ければ多分年を越しそう。
■新型iPhoneが発売されても飛びつくことは全くない。
■オンラインショップは能動的行為なので手続きが面倒だ。
■ショップ手続きは受動的行為なので座っていれば全部やってくれる。

ライブドア・スマホガジェットカテを覗きに来る熱心なモバイルマニアからすれば、まさに何をか言わんやだが、世の中、こういう人たちの方が圧倒的に多いのだろう。嫁さん自身は然もありなん・・・と、特に慌てている様子はないのだ。
■iOSのバージョンアップは言われないとやらない。
■複数台あるiOS機器のバックアップは全然取らない。
■そもそもiOS8,iOS9のバージョンの違いが分からない。
■端末ごとにiOSのバージョンが不揃いであっても全く気にしない。

なので2年に一度のiPhone機種変更ともなると大変だ。

"連絡先"のデータは最重要よね。2年前に教えてもらったバックアップの仕方はもう忘れたから、iPhone5sをそのままauショップに持ち込んで、スタッフの人に預けてバックアップ取ってもらおうかしら・・・・連絡先のデータさえ消さなければ、後は何を消してもいいからって伝えればやってくれるかしら?

ええっと、iTunesのデータはネットワークハードディスクに入っているから、無くなっても大丈夫でしょ?でもiMessageのデータが消えるのは困るわね。iMessageのデータも連絡先と一緒にiPhone6sに移してね、って言ったら、ショップスタッフの人、やってくれるかしら・・・・

と、すべてが他力本願だ。電脳都市"秋葉原"を庭とし、休みの日は、新型PC & モバイル機器の動作チェックを何よりの楽しみとする私とは実に対照的だが、ハード・ソフトには無頓着でも料金だけは事前にチェックするのは、さすがに家計を預かる主婦ならでは、と言っていいかもしれない。

スーパーカケホ(電話カケ放題プランS/V)
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【現在】 カケホ2700円+300円+2GB/3500円=6500円

【変更】 スーパーカケホ1700円+300円+3GB/4200円=6200円


ねぇ、いまカケホ2700円に入っているけれど、そんなに長電話しないからスーパーカケホ(1700円)に切り替えようと思うわけ。2GBでさえ余っているし、3GBなんて要らないんだけれど。だからスーパーカケホ(1700円)+2GBをさっきから一生懸命探しているんだけれど、どこにも見つからないのよね。これって2GBプランを選べなくしているってこと?

普段は凡庸?寛容?な嫁さんだが、主婦としての本性か?料金面のことになると途端に舌鋒が鋭くなる。

■ 【図解で見る】低廉で利用しやすい携帯電話料金の実現を目指す総務省 vs 朝三暮四型・携帯電話料金を画策するキャリアの火花散る心理戦

■ 長期利用者が短期利用者を、ライトユーザがヘビーユーザを補填する携帯電話業界の特殊事情

専業主婦である嫁さんは、ほぼ一日を自宅で過ごすことが多い。ネットワークには滅法うるさい?私が構築した充実した無線LAN環境下で過ごすことが出来るために、月間使用量は1GBに全く満たない。総務省事務局が、公開されると世間一般への影響が強すぎると判断してあえて非公開とした、もっと言うならば値下げしないとこの資料を公開しますよ・・・とブラフ材料とした【月間データ通信量の分布は1GB未満】に属する人種だ。

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バイキング料理と同じよね。そんなに食べられるわけでもないのに、てんこ盛りで料理を並べて、食べる方はお腹いっぱいなのに。それにスーパーカケホで1000円下げるのはいいけれど、2GBプラン不可・3GBプラン選択可ってなんかおかしくない?小手先だましっていうか、朝三暮四そのものじゃない?

結局のところ、実質300円の値下げにしかならないということが分かり、現状のまま【カケホ2700円】プラン維持にしたようだが、auショップでの手続き中、電話がかかってきた。

あのね、いまauショップでiPhone5s→iPhone6sへの機種変更手続きをしているところなんだけれど、新しくセキュリティサービス?に加入しないか?って言うのよね。なんかこれに加入すると、家族全員のスマホのセキュリティが高まって、なおかつ家で使用しているパソコンでも導入できるらしいの。

やれ、やれ、手続き前に教えたことをもう忘れたらしい。機種変更ぐらい一人で出来ないとマズいと思って、わざと同行しなかったけれど、やっぱり一緒に行った方が良かったかも・・・・

あのね、加入してもいいサービスは"AppleCare+ for iPhone"だけってさっき教えたでしょ?相手は手練手管を弄してオプションサービスに加入させようと必死なんだから、すべてのオプションサービスは断らないとダメよ。

いい?この二つの記事をショップスタッフの人に読ませてごらんよ・・・・と言いたくなるのはぐっと抑えたが、結局オプションサービスには加入せずに帰ってきた。

■百害あって一利なしのプリインアプリが無くならない本当の理由

■百害あって一利なしの"プリインアプリ&携帯オプション強制加入"が無くならない本当の理由

iTunesでのiPhone5sバックアップをそのまま復元し、iPhone6sがようやく使えるようになったが、この調子だと2年後にも全く同じことの繰り返しになりそうだ。一度痛い目に遭ったにも関わらず、その学習効果が全く活かされずに忘却の彼方へと飛んでいき、2年後に再現される・・・備忘録として残しておかねば。

Lancer2000lancer2000 at 18:02│コメント(4)トラックバック(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote

2015年12月16日

ねえ、今日の午後、家具屋にソファーを見に行く時間ある?

ただいま我が家はリニューアル中。それに伴い、いくつかの家具を新調することにしたのだが、それを見に行こうという嫁さんからの申し出だった。

これからOSを入れ替えるからちょっと時間がかかるけれど、まあ多分大丈夫でしょ。午後には行けると思うな・・・・

Windows10 Mobile搭載のスマホが増えてきたので、そろそろ1台購入することにした。卵が先か、鶏が先か?とはよく言われるけれど、同じことがWindows10 Mobile搭載スマホにも言えるのだ。ここ日本ではWindow10 Mobile対応アプリが少ないから普及しないのか、それともWindowsスマホそのものが無いためにアプリが普及しないのかはともかく、昨今、続々とWindow10 Mobile搭載スマホの発売は嬉しい限りだ。

待てよ、Windowsスマホを購入するんだったら、その前にWindows10を導入しておかないと、これは片手落ち。

【注釈】片手落ちって差別用語ですか?

ということで今年の春に購入したMacBook Pro/RetinaディスプレイモデルにWindows10を導入することにした。同時にMacintosh OSも最新版を入れて、新しい気分で年末年始を迎えようという魂胆だ。

手順としては

1 Macintosh OS X 10.11 El Capitan(エル・キャピタン)のインストール用USBメモリの作成

2 同USBメモリから起動してMacBook Proを初期化のうえ、最新版のMacintosh OSをインストール

3 最新版のMacintosh OS 10.11 El Capitan(エル・キャピタン)の動作確認

4 Windows10 ISO(ディスクイメージ)をMacintosh上でダウンロード

5 MacOS純正のWindowsインストールソフト"BootCamp"でWindows用のドライバをダウンロード

6 MacOS純正のWindowsインストールソフト"BootCamp"でパーテーション分割

7 分割したパーテーションへWindows10のインストール作業開始

8 Windows10の動作確認

9 "BootCamp"で取り込んだWindows用のドライバのインストール開始

10 Windows用のドライバのインストール完了後にWindows10の動作確認

最新版のMacintosh OSとWindows10のダウンロードにかかる時間次第だが、経験的には2時間だとちょっときついけれど、3時間あれば楽勝でしょ?うまくいけば2時間ちょっと、まあ予想では2時間30分ぐらいかな。っていうことは9時30分に開始すれば昼頃には終了して、昼食を食べたら家具屋に行くことができる・・・・そういう算段だったが、同時に妙な胸騒ぎがしたのも事実だ。

OS大幅改変時には予期せぬトラブルが発生する確率は極めて高いです。余裕を持ったインストール計画を事前に立てましょう。

個人的にはこの文言は全てのPCおよびスマホ・タブレットの取扱説明書の第1ページ目というよりも、表紙そのものにデカデカと記載すべきだと思っているが、MacBook ProへのWindowsインストールは簡単なように見えても結構トラブルが多いのだ。パナソニック製品をソニーに持ち込んで修理依頼をするようなもの・・・・といえばそのハードルの高さがご理解いただけるかもしれない。

20151216_Windows10_1

Window10の記事はチラホラと読んでいたが、その殆どが流し読み。Windows10リリース当時は公式にはクリーンインストールができなかったために、クリーンインストールしたい人はWindows8.1→Windows10へアップグレード→Windows10動作確認後に再度初期化→Windows10インストールし直し・・・・という手間暇をかけなければならないために、なんだかなぁ・・・

過去幾多もの辛酸をなめ尽くした経験から、基本上書きインストールは論外、王道はやっぱりクリーンインストールでしょ?という考えを根強く持っており、それはスマホやタブレットでも変わっていない。昨今スマホやタブレットでもOSアップグレードによるトラブルは後を絶たないが、もしクリーンインストールをしていれば大半が無問題になるんじゃないの?とも思っている。

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さてPC OSインストールでは何度もの修羅場をくぐり抜けてきただけに、自然と醸成されていったのが危険予知能力だ。人間、痛い目に遭えば今度は気をつけよう・・・と身構えることになるが、今回のWindows10インストールでは妙に胸騒ぎがしたのは事実だ。虫の知らせというヤツか・・・そして結果からいえば悪い意味でその予感は見事的中することになる。

No.3までは順調に進んだ。MacBook Proに自社製の最新OSをインストールするわけだから、トラブルの発生する頻度は少ないはず・・・当たり前といえば当たり前だ。そしてNo.4。

Windows10本体をマイクロソフト公式からダウンロードするのだが、ここで表示されたのが以下の選択肢。

20151216_Windows10_3

なに?これ。マイクロソフトからすれば知らない方が悪いってことになるんだろうけれど、でもなぁ、すぐ真下にでも"N","KN"の違いを明記してくれればいいのに?不親切だよな。ちなみに公式によると以下の通り。

Windows 10 Home と Windows 10 Pro には、"N" エディションおよび "KN" エディションもあります。この 2 つのエディションは標準エディションとほぼ同じ機能を備えていますが、一部のメディア関連機能 (Windows Media Player、カメラ、ミュージック、映画 & テレビなど) および Skype アプリが省かれています。

四つある選択肢の最上位、つまり"Windows10"を選択すれば良いことが分かったが、知識なしの適宜選択はとんでもないしっぺ返しを食らうのはWindowsマニアならば先刻承知のはず。これからSSDを初期化してインストールをしようっていうときに作業中断、出鼻をくじかれたのは少々痛いが、気を取り直してNo.8までは順調に進んだ。

やれやれ、これでMacintoshとWindowsの最新OSをインストールしたから、あとはアップルがリリースするWindowsドライバをインストールすれば終わり。このWindowsドライバのインストールはいつも時間がかかるけれど、この調子でいけば予定通り12時前には終わるだろうな・・・とほっと一息してMacBook Proの前を離れた。

10分ぐらいして戻ってくると、まだWindowsドライバのインストールは続いている・・・・

ふーん、結構時間がかかるんだな。でもそれにしても進行状況を示すプログレスバーがあまり進んでいないような気がするんだけれど、気のせいかな?まあ、そのうちに終わるだろう・・・・

と、再び10分後に戻ってくると、まだ進行中。なにやら嫌な予感がした。

ひょっとしたら進行しているように見えても、実は全く進んでいないんじゃない?

蛇足ながらドライバは日本語に訳すと、通訳、仲介または橋渡しといった意味になる。iPhoneの画面のアイコンを触れると該当アプリが起動するのは該当アプリとiPhone本体(ハードウェア)との間に、ここを触れたらこのアプリを起動してくださいね・・・・という仲介するドライバあるからだ。

縁の下の力持ち的な存在だが、まさに言葉通り、無くてはならぬもの。必須であるのがドライバであるが、と同時に一番トラブルが発生しやすいのも、このドライバ周りなのだ。具体的な統計数字はないものの、パソコン・スマホ・タブレットなどのモバイルIT機器のトラブルは、元をたどればドライバ、という言葉があるのかどうかは知らないが、ほぼ最後はこのドライバに行き着く・・・と言っても過言ではないぐらいだ。

12時になったので昼食にしたが、昼食後にプログレスバーが進んでいなければ、トラブル発生と見なしてよいだろう。以下の画像はネットからプログレスバーをご理解いただくために拾ったものだが、見るとバーの下に文字が表示されている。

20151216_Windows_6

"RealTek"

そんなに注意深くプログレスバーを見ていたわけではないが、この文言、ずっと表示されているなぁ・・・・っていうことはこのドライバ周辺で何かトラブルが発生していると判断して差し支えないはず・・・・ネットで調べてみると、出てくるわ、出てくるわ、うわっ、みんな、これで困っているのね、とちょっとホッとした。

同類相哀れむでホッとしたのではなく、トラブル件数が多ければ多いほどすでに先人・賢人が解決策を具体的に掲示している可能性が極めて高い。みんな困っているっていうことは、探せば解決策がありそう。ということで見つけたのがアップル公式サイトだ。なんだ、自分と全く同じ現象じゃないの?

Windowsサポートウェアのインストールが途中で停止する
MacBookAir El Capitan 13"

BootCampにてWindows10をインストール

Windowsサポートウェアは最新版をBootCampアシスタントからダウンロード

この状況で、Windowsサポートウェアのインストールが途中で停止します。必ずrealtek サウンドのインストール途中で止まります。以降、Windowsサポートウェアのインストールが進まないため、BootCampコントロールパネルのインストールもされません。ドライバについては個別にインストールすることはできますが、BootCampコントロールパネルは個別インストールができないため、現状手段がありません。

realtekのドライバを先に個別インストールしてから、Windowsサポートウェアのインストールを行いましたが、やはりインストール途中で停止します。

ちなみに解決策はこちら。

■MacのBootCampでWindows10をインストールしているんですが、OSのインストールが終了し最後にWindowsの画面でBootCampをインストールしている時にRealTekオーディオから先へ進みません。

11月13日にWindows10初のメジャーアップデートが行われたが、それ以前は何ら問題がなかったという書き込みがあることから、真相はWindows10アップデートに伴うRealTekサウンドドライバの不整合と判断して良かろうが、昼食後に一服していたこともあり、時はすでに午後2時直前だ。

通常、Windowsドライバをインストールするときには、"Setup.exe"をダブルクリックする。するとMacBook ProでWindows10が動作するのに必要なドライバが全部インストールされる↓
20151216_Windwos10_4

先人・賢人の知恵はこれ。一括インストールするから途中で止まってしまう・・・だから問題の"RealTet"フォルダだけをいったんBootCampフォルダの外に出して、"RealTet"フォルダをインストールできないようにする。無事にインストール完了したら、単独で"RealTet"フォルダをインストールすれば良い↓
20151216_Windwos10_5

なんだ、そんなに簡単なことなの?というなかれ。これ、手品の種明かしと全く同じで、分かってしまえば、ふーん、そんなことなの?になってしまうが、そこに至るまでの過程で先人・賢人が苦労を重ねていることは理解してあげねば・・・・

なんか、今日はダメっぽいわね・・・・と嫁さんが話しかけてきたが、見ると時計は14時過ぎ。解決方法が分かったので安堵したが、このあと徒し心(あだしごころ)が持ち上がってきた。

Ubuntu(ウブントゥ)もどうせならインストールしないとね・・・・

20151216_Ubuntu_1

取っ替え引っ替え、その日の気分次第でOSを使い分ける習慣になってしまっており、このブログでは殆ど触れたことがないが、Ubuntu(ウブントゥ)も好きなOSだ。その点、MacBook ProはWindows,Macintosh,Ubuntuのトリプルブートを構築しやすい環境にあるため、しかもSSD初期化、Windows & Macintosh総入れ替えならば、Ubuntuも併せてインストールするのに絶好の機会だ。

が、リスクはある。一度Ubuntuをインストールすると、元の状態に戻すにはSSDそのものを初期化しなければならないのだ。Windows,Macintosh,Ubuntuの3種のOSが入った状態で、Ubuntuだけを削除することはできないために、もう一度最初からMacintosh,Windowsを順番にインストールしなければならない。

失敗したらスタート地点からもう一度やり直し・・・・とは確かに辛いが、別にこれが初めてのトリプルブートでもなく、しょっちゅうやっていることなので安心していたら、最後の最後でとんでもないどんでん返しが待っていたのだ。

■Ubuntu 15.10 → 通常版で2015年10月リリース・2016年7月までサポート
■Ubutnu 14.04 → 長期保証版で2014年4月リリース・2019年4月までサポート

最新版にするか?長期保証版にするかで迷ったが、いまインストールしたら1年間はSSD初期化はやらないだろうね、ってことでUbutnu 14.04の長期保証版をインストールすることにした。が、インストール用DVDを挿入しても画面にダイアログボックスが一切表示されず、インストール作業を進めることができない。

通常はこの画面が表示されるはずなのに、ダイアログボックスの輪郭線だけが見えて内側の日本語が一切表示されない状態だった↓
20151216_Ubuntu_2

何で表示されないの?と少々疑問に思ったが、発売年月日を考えるとその謎もすぐに解けた。

■Ubutnu 14.04 2014年4月リリース
■MacBook Pro 2015年3月リリース

1年後に発売される、しかも高解像度Retinaディスプレイモデルのビデオドライバを"Ubutnu 14.04"が分かるわけないよな・・・・だったら"Ubuntu 15.10"をインストールすればいいんじゃね?と試してみると、これがあっさりと通る。いつものUbuntuインストール画面が表示されたので、これでホッと一安心。

やれやれ、時計を見ると15時過ぎだったが、これでようやくWindows,Macintosh,Ubuntuのトリプルブート環境が構築できたわけだ。スマホで例えるのならば、1台のスマホにiOS,Android,Windows10 Mobileの3種類のOSが入っているようなものか・・・・まあ、単なる自己満足と言ってしまえばそれまでだけれど、でもそれが面白いんだよね。

そして再起動後に表示された画面を見てびっくり・・・・・orz

知っている人は知っているかと思うが、これが俗に言うブルースクリーン↓
20151216_Ubuntu_3

ブルースクリーンとは
Windowsにおいて、オペレーティングシステム (OS) に何らかの異常が発生した際に表示されるメッセージおよび、その画面全体を指す通称である。青い背景に文字が表示されることからこの名がついた。

再起動を行って解決できる場合もあるが、幾度も同じエラーが生じる場合はシステムの復元を用いたり、セーフモードでログインしトラブル発生直前にOSに適用したプログラムを削除したり、最悪の場合はオペレーティングシステムをクリーンインストールし直したり、デバイス自体に問題がある場合は交換する必要もあり得る。

一度ブルースクリーンが表示されると、正常な状態に戻すためには極めて高度な知識が要求されるために、復旧にはかなりの時間を要する。エラーコードは表示されているものの短時間で調べた範囲内では、復旧よりも初期化の方が手っ取り早そう・・・・

トリプルブート環境、完成したな・・・・と思った瞬間にブルースクリーンとは、一気に奈落の底に突き落とされた感じだが、Windows & Macintoshのデュアルブート環境ならば手順は覚えたので、2時間はかかるまい。

気がつくと時計の針は18時過ぎ。やれやれ。朝9時30分から一日かけてやったことと言えば、WindowsとMacintoshのインストールだけかぁ・・・・こうなりそうな予感はあったけれどね・・・・前掲の文言は、まさに正鵠を射た指摘だったことが改めて証明されたわけだが、同時にどっと疲れた自分がいるのに気がついた。

OS大幅改変時には予期せぬトラブルが発生する確率は極めて高いです。余裕を持ったインストール計画を事前に立てましょう。


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