2018年01月09日

auのSIMカードは制約が多い。詳細は以下の記事を読んでいただきたいが、他社携帯電話や海外SIMロックフリー端末で使用するのは難しく、事実上、自社販売端末での運用を前提にしていると言っていいだろう。

■au VoLTE対応nanoSIMカードをNexus5X H791に入れてみたら

ドコモはspモードを解放しており、他社携帯電話や海外SIMロックフリー端末でもアクセスポイントとしてspモードを設定すると開通通知がSMSで届くのに対し、au版spモードである"LTE NET"は門戸開放とまでは至らず実に閉鎖的で、別途500円の"LTE NET for DATA"に申し込む必要がある。

20180109_spmode_1

spモードをご利用される場合は、アクセスポイント(APN)を「spmode.ne.jp」に設定してください。

ただいま所有している端末は
■ドコモiPhoneX
■au Galaxy S8 SCV36
■SIMロックフリーNexus5X
の3台だが、ドコモiPhoneXのnanoSIMカードはNexus5Xに装着しても何ら問題なく使用できるのに対し、au Galaxy S8 SCV36のそれはNexus5Xでは使用できない。

そこで今回はau VoLTE対応nanoSIMカードに別途500円の"LTE NET for DATA"を申し込み、そしてNexus5Xに装着するとどうなるのか?を実験してみた。ちなみにauのLTE対応バンドは、Band1・11・18・26・28・41。Nexus5XはBand11以外は対応しているため、auで運用するのにそれほどの支障はないはずだ。

■LTE NET for DATA

門戸開放ドコモSIMカードは他社製携帯電話や海外SIMロックフリー端末でもさほど問題なく利用できるのに対し、閉鎖的auSIMカードは利用できる他社製携帯電話や海外SIMロックフリー端末を探す方が難しい。

総務省・情報通信審議会の方々には、2年縛り撤廃と同時にSIMカード・IMEI自社縛りも是非とも撤廃して欲しいが、au SIMカードの適用範囲の狭小さは自分にとってはかなりの大問題で、もう少し緩やかにならない限り、必然とドコモSIM運用を前提とした端末選びになってしまうのだ。

Nexus5Xのアクセスポイント名(APN)設定画面
20180109_Nexus5X_1

"LTE NET for DATA"を申し込みしたので、あとはAPNを設定するだけ。ものの数分でau nanoSIMカード運用Nexus5Xの出来上がり・・・・と目論んでいたが、そうは問屋が卸してはくれなかった。

というのもAPN設定だけではauの電波を捕捉せず、『モバイルデータ通信が出来ません』と表示されるばかり。SIMカードを一度外して再度装着を二度ほど繰り返してみたがダメ。っていうことはAPN設定が間違っているっていうこと?

Nexus5Xのアクセスポイント名(APN)設定完了。これで通信可能になると思いきやau電波を捕捉してくれなかった
20180109_Nexus5X_2

一言一句、間違ってアルファベットを入力していないか?もう一度チェックするも無問題。あれ?なんでつながらないの?

『端末情報』を丹念に見ていくと、どうやらSIMカードそのものは認識しているっぽい。つまりSIMカードそのものの不良ではなく、端末本体がau電波を正常受信していない可能性が高いのだ。

ドコモnanoSIMカードならばAPNでspモードを指定するだけで簡単に通信可能になるのにね、これってau側の問題?それともNexus5X側の事情?こういうのは公式サイトで聞いてもたらい回しにされることは分かっているので、自分で片っ端から項目をいじくってみるとようやくauの電波を捕まえてくれた。

【Nexus5XをLTE NET for DATAで運用するとき】

■au公式サイトに掲載されているAPNの設定は必須
■『通信事業者』→『自動的に選択』→『KDDI』を選択
■再起動すると設定したAPNは消えないが『KDDI』は消える
■なので再起動するたびに『通信事業者』→『自動的に選択』は必要

↓自動的に選択をタッチすると、au電波を捕捉し4G/LTE通信が可能となる
20180109_Nexus5X_3

『通信事業者』→『自動的に選択』はそれほど手間暇がかかる設定作業ではないために、再起動のたびに選択してもそれほどの労力とはならないが、やはりキャリア指定端末以外を使用するときには一筋縄ではいかないのがよく分かる。

今回は偶然にも軽微な追加設定でau 4G/LTEを掴んでくれたが、事と次第によってはそうならないのでは・・・・という一抹の不安は残る。でも、まあ、自分ではこの結果には満足している。au VoLTE対応SIMでも"LTE NET for DATA"に申し込みさえすれば、海外SIMロックフリー端末でも運用できることが分かったからだ。

対応バンドは調べていないが、いま狙っているのはSIMロックフリーXperia XZ1 Compact。au Galaxy S8 SCV36と出来れば兼用したいな・・・と考えており、後は値下がり待ち次第。ついでに書いておくと、さすがにau nanoSIMカード入りのNexus5XではVoLTE通話は不可で、少々音声は曇っていた。でも実用上は何ら問題はなかったことを申し添えておきたい。

Lancer2000lancer2000 at 21:22│コメント(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote

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