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2017年08月31日

そういえばiPad Pro 12.9インチ・2ndってApple SIM対応だったはず・・・・と思い出し、早速調べてみた。

Wi-Fi + Cellular モデルの iPad で Apple SIM を使う
au、DoCoMo、Softbank(各社の販売店で購入):内蔵のApple SIMとnano-SIMトレイは、iPadを販売した通信事業者専用にロックされます。日本国外では、内蔵のApple SIMまたはSIMトレイに装着したnano-SIMカードを使って、別の通信事業者のモバイルデータ通信プランを設定できます。

自分はいまドコモnanoSIMカードを使用しているので、設定画面からApple SIMを選んでみると・・・・

『新規プランを追加』をタッチする
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するとこの画面が現れる
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"AlwaysOnline"をタッチする
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1時間単位、24時間単位、30日単位の選択肢が現れる
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1時間単位をタッチすると、現れるのがこの画面
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20MB制限なので実用的ではないかもしれないが選択は可能だ
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30日プランだと500MB,1GB,3GBの中から選べる
1GBだと月5500円、3GBだと13,000円強
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もう一つのプランであるGigSkyデータプランはというと・・・

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iPad Pro 9.7インチ版の内蔵Apple SIMを海外で使ってみた

"AlwaysOnline"も"GigSky"もおそらくここ日本では使用することができないはずだが、画面を見ていて分かったことがいくつかある。

■1時間単位で契約することできる
■"GigSky"は日本語化されている

ライブドアのスマホ・ガジェットカテを覗きに来るような方々であれば、SIMカードの脱着については先刻承知だろうが、うちの嫁さんレベルだと、nanoSIMと言っても、それ、なに?の世界だ。

つまりデータ通信が1時間単位で切り売り販売できるなんて知るよしもなく、ただ単に言われた通りに、律儀に2年契約を守るだけ。そんな彼女がこういうことを知ると、おそらく言い出すのは、朝6時から夜中の24時まで使えればいいわ。

24時過ぎたら朝の6時まで使えなくても文句言わないから、月額8000円の費用をなんとか6000円にしてくれないかしら・・・ということだ。計算高い彼女のこと、1日のうちの絶対に使用しない時間を決めてもっと月額費用を減らすことを考えるかもしれない。

あれだけ複雑怪奇な料金プランを練り上げ、手練手管を弄して顧客をだますことに長けたキャリアであれば、この程度の料金プランなら臨機応変、柔軟に対応できるはずだろう。

24時間対応 月額8000円
18時間対応 月額6000円→使用しない6時間は各人の任意設定

こういう減収に直結しそうな1時間単位の切り売り販売を設定しないところを見ると、対応は可能であっても本音はやりたくないんだろうねと思ってしまうが、"GigSky"が完全に日本語化されているということは、すでに準備万端、あとはAppleのOK待ちなのかもしれない。

自分だったら、寝ている時間と会社勤務時間帯の併せて15~16時間ぐらいは、携帯電話を使用しないので、現行の月額費用を半分以下にして欲しいが、ここに来て困った問題が一つ発生してきた。

というのもApple Watch3にSIMスロットが搭載され、LTE対応になるとの噂がまことしやかに囁かれているのだ。

今秋の優先順位は
■iPhone8 or iPhone7s
■Google Pixel2
■Windows PC

となっており、正直Apple Watch3と新型Apple TVまで触手を伸ばすのはしんどいかも・・・という気がしている。

Apple Watch3がLTE対応になってもまた月額通信費で1000円,2000円アップされるのは勘弁して欲しいな。だったら要らないかも・・・っていう感じだが、現行のモバイルSuica決済同様に、1つのカードをiPhone8とApple Watch3で共有することはできないんだろうか?

現在モバイルSuicaは排他制御でどちらか1台でしか使用できない。つまりiPhone7側にモバイルSuicaカードを設定しているときはApple Watch2は使用できず、その逆も同じだ。ただ切り替えそのものは以下の画面も見ても分かるように実に手軽にできる。

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状況に応じてiPhone7側のモバイルSuicaカードを持ってくることも、Apple Watch2側にモバイルSuicaカードを持ってくることも自由自在だ。だったら同じようにiPhoneとApple Watch3で1枚のApple SIMを共有し、排他制御でどちらか1台でのみ使用可、となればApple Watch3を購入する価値もあるというものだが、果たしてどうなるのだろ・・・・??

Lancer2000lancer2000 at 20:44│コメント(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2016年04月19日

我慢することができなかった・・・・・orz

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そのデザインに一目惚れし、だいぶ前に発売は知っていたのだが、価格が5万円に近かったために当然のことながら購入は見送り。以来あまり記事は見ないようにしていたのだが、つい先日巡回していたサイトで大幅に価格が下がっているのに気がついた。

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うわっ、税別31,900円って安くない?うまく行けば税込36,000円前後で購入できるんじゃないの?どうやらここ日本でも半年遅れでようやく公式発売となりそうな雰囲気が漂っているが、それらと比較してもExpansys(エクスパンシス)の価格はだいぶ抑えられている。

真偽のほどは定かではないが、Nexus5Xの購入を画策していた時のことだ。

■窓口 Google Play → 発送 Expansys → 税別価格56,400円前後
■窓口 Expansys → 発送 Expansys → 税別価格34,000円前後

発送元が同じなのに窓口が異なるだけで、かなりの価格差が生じる事を偶然知った。海外品は慎重にコトを運ぶに限る・・・海外通販サイト購入履歴から学んだ貴重な経験則だが、だとすれば初めて購入するAndroidスマートウォッチ、念には念を入れて用意周到、準備万端で臨まねばならぬ。

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よく新聞の社会欄にはスマホ盗撮の記事が掲載されているが、これだけ摘発されているにも関わらず枚挙にいとまがないのは、ひとえに男性自身の心の奥底に眠っている本能とでも呼ぶべき深層心理を惹起(じゃっき)するからなのだろうか?

曰く、理性を失ってしまった・・・・
曰く、衝動を抑えることができなかった・・・

多くの男性諸氏は気持ちは分かるが、それをやっちゃぁ、おしまいよ・・・自分は社会人としての一線を踏み外し、ルビコン川を渡ってしまうことなどあり得ないと固く信じているところだろうが、だとすれば女性にとって不倶戴天の敵とでも呼ぶべき盗撮者と同様に理性を失い、衝動を抑えることができずにポチってしまったということは、moto360 2nd genそのものが琴線に触れてしまったということなのだろう。

前置きがだいぶ長くなったが、moto360 2nd genを購入した。

Apple Watchを1年間使い続けた感想

この記事で書いたようにスマートウォッチを1年間使い続けた。スマートウォッチに対する感想はひとそれぞれだろうが、自分の場合は端的に表すと必需品である。特にiPhone & Apple Watchの組み合わせは比類のない完成度を誇るといってよいが、おかげでAndroidスマートフォンXperia Z3 SOL26はメインからサブのポジションになりつつある。

いま所有している携帯電話は3台。ドコモ/SIMロック解除済みiPhone6s,Xperia Z3 SOL26,MADOSMA Q501WHだが、Windows10 Mobile搭載MADOSMA Q501WHは当然のことながら出番が少ない。従来はiPhone6s,Xperia Z3ともにメインで交互に使っていたのだが、Apple Watchとのコンビネーションの良さに軍配が上がり、現状はiPhone6sがメインだ。

過去に購入したパソコンは数十台。数十台と言っても10,20のレベルではない。記録を取っていないので正確な数字は把握できないが、モバイルIT機器同様にすぐに目移りしてしまう悪い癖がある。なので選択肢が二つあるときにはどちらかを選択するのではなく、両方とも。選択肢が三つあるときには三つとも欲しくなってしまうのだ。

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なので、iOSとAndroid端末があるときには当然両方とも購入する。そしてiPhone6sとXperia Z3 SOL26は、インストールしているアプリからアイコンの配列までほぼ瓜ふたつだ。自分のメインマシンはWindowsなので、親和性を考えれば当然Androidスマートフォン一択のはずだが、iOS搭載端末とWindowsOSとの同期も常にしたくなってしまうのだ。

一つのOSに縛られるのはあまり好みではなく、日によって、気分次第で、稼働するPC OS,モバイルOSを切り替えるのを楽しみの一つとしており、コストはかなりのものだ。いまはだいぶ減らしたが、一時期パソコンが全部で5台あり、しかもその全てがデュアルブートまたはトリプルブートマシン。つまり最低でも10個のOSが内包されていることになり、メンテナンス時間がバカにならなかった。

出かけるときに女性が洋服をとっかえひっかえ鏡に当てて、今日はどれを着ていこうかな・・・・・と試着するのと同質だが、常に複数のモバイルIT機器を稼働させているもう一つの理由がバックアップだ。これだけパソコンをいじっているとバックアップの大切さは骨身に染みて分かるが、ある日iPhone6sがいきなり壊れたら、あるいは破損したら・・・Androidスマホにすぐに切り替えればいつも通りの作業を続けることができる。

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そんな訳でiPhone6s,Xperia Z3 SOL26を所有しているが、正直なところ、iOSとAndroid端末の顕著な差はもうないと感じている。iPhoneがAndroidよりも優れているということもないし、その逆もしかりだ。ただ個人的にAndroid端末がiPhoneよりも大きく劣る箇所を一つ挙げるとすれば、iPhoneを含むiOS搭載端末は作り手の息づかい、または情念がハードウェアを通して常に感じられるのに対し、Android端末でそれを感じさせる端末は皆無に近いということである。

Androidファンの方には申し訳ないが、中国台湾勢の躍進ぶりは評価するものの、発売される製品は正直なところ【組み立て屋】が作った組み立て加工品ばかりでそこに【生命】を感じることはない。いい悪い、好き嫌いは抜きにして、iOS搭載端末はハードウェアを通して企画・立案・設計・製造・検査した人たちの息づかいが伝わってくる。AndroidではNexus5X &6P,Galaxy Edge,Xperiaぐらいだろうか?

デザインに一目惚れがmoto360 2nd genの購入動機だが、Android,iOSの両OSに対応しているのも後押しする要因となった。iPhone6s & Apple Watchの使い勝手の良さはもう分かった。となると試してみたくなるのはAndroid wear & Xperiaの組み合わせ。Gmailが早くApple Watchに対応して欲しいということは何度か書いたが、これでようやく実現することになる。

【Android wear】moto 360 (第2世代)/Sport part3 [無断転載禁止]©2ch.net
598 名前:名無しさん@3周年[sage] 投稿日:2016/04/04(月) 20:47:29.31 ID:Ch6es167

もはや説明不要かもしれませんが…

androidのスマホ側にandroid wearのアプリを入れて母艦にした上で、AerlinkをMoto360とiPhoneの両方にインストール。

その後、Aerlinkを使ってMoto360とiPhoneをペアリングすることで、androidとiPhoneの2台からMoto360で同時に通知を受け取れるようになりますよ。


【追記】 記事投稿を優先しました。書き込んでもらいました方々、いましばらくお待ちください。

Lancer2000lancer2000 at 21:03│コメント(2)トラックバック(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2015年07月15日

Apple Watchの米国売り上げ、6月末にかけて急降下

このような記事を最近よく見かけるようになったが、個人的にはApple Watchは順調な滑り出しではないのかな?と思っている。通信機器非搭載ゆえにiPhoneとのペアリング使用が前提、つまりiPhone所有者以外は購入しても宝の持ち腐れとなるために、iPhoneユーザにしか売れないわけだが、いまや販売台数においてモンスターマシンと呼んでも決しておかしくないiPhoneと比較すると、どうしても販売台数が見劣りするのは事実だ。

※7月21日にアップル業績発表があるが、発売後半年経過したスマートフォンとしては、iPhoneは驚異的な販売台数を叩き出すことがほぼ確実視されており、一方Android最大販売台数を誇るサムスンGalaxyは失速している。

再び訪れる「サムスンショック」 業界に広がる余波
「瞬間風速的には売れたが、その後すぐに事前の想定受注量を割ってしまった」

スマートフォン(スマホ)向けの電子材料を手掛ける国内メーカー営業担当者は頭を抱える。主要取引先の一社である韓国サムスン電子の新型スマホ「ギャラクシーS6」シリーズの売れ行きが振るわないからだ。「(1年前に発売した)前機種のS5シリーズのときと同じ動向。またか、という感じ」。

2015年4月10日に発売されたS6シリーズ。前機種が不発だっただけに、今回は失敗できないとの思いで投入した渾身の新作だった。しかし、現段階では業界の想定を下回る結果だ。香港の調査会社によると発売から20日間の販売台数は約600万台。前機種は超えたが、発売わずか3日で1000万台を突破した米アップルの「iPhone6」シリーズほどの勢いはない。

Apple Watchは一時的な失速があるにせよ、次第に右肩上がりに販売台数が上向く可能性が高いような気がするのだ。というのも日経新聞に掲載された【アップルウォッチの真価 iPhone取り出す回数激減】を読んでいたら、やっぱりみんな同じような感想を持っているんだなと思ったからだ。

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自分の場合、スマホを見る回数が激減したということは全くなく、今までとあまり変わらないかな?という感じだ。ただ、Apple Watchを見る回数は確実に増えており、総じてモバイルIT機器に触れる時間が増えたような気がするのだ。以前に

Apple Watchを購入すべきかどうか迷っている人へ。Apple Watchを身につけて良かったこと。

を投稿したが、Apple Watchの長所を理解するにつれて、少しずつだが重要性は高まっている。

外出するときのことを考えれば一目瞭然だ。自宅を出てすぐにiPhoneを忘れたことに気がつくと、誰でもiPhoneを取りに帰宅するはずだが、もしApple Watchを忘れたとしても、まっ、いいか?今日一日ぐらい無くてもなんとかなるだろう・・・・現状のiPhoneとApple Watchの関係はそんなもんだ。

と書いたが、今ではApple Watchを忘れてもすぐに取りに帰る。その理由はというと・・・・

■iPhone常時マナーモード設定→Apple Watch着信連絡→iPhoneで通話

■iMessage,ヤフーオークション,アマゾンの連絡通知

■アクティビティ(運動管理アプリ)

この三種の機能が手放せなくなったからだ。なので、休日も朝から自然とApple Watchを身につけており、嫁さんから、アナタ、今日、会社行かないのに何で腕時計をしているの?と聞かれる有様だ。

自分の場合、携帯電話は場所と時間によってマナーモードのON,OFFを割とこまめに切り替えているのだが、マナーモードONの時でもかかってきた電話はなるべく出たいなと思う方だ。今までは着信を見落としていないかどうか気になって、チラチラとiPhoneを見ていたのだが、Apple Watchを常時身につけるようになってからは、iPhoneのチラ見が全くなくなった。

iPhoneに着信があると、ワンテンポ遅れてApple Watchが振動するように設定されているので、電話機能としてのiPhoneは気にする必要がなく、Apple Watchを見ていれば済むからだ。ただ単に手首付近で振動するだけなのだが、電話としての使い勝手を優先する人にとってはこれは実にありがたい機能だといってよい。

この機能のために、Xperia Z3 Compact SO-02GまたはSOL26にもソニー製のスマートウォッチを購入してみるのもいいかもね?と考えたぐらいだが、ヤフーオークションを活用するようになってからは、Apple Watchの通知機能が一段と便利に感じられた。

メールは転送すると常時振動するので、自分の場合、iMessage,ヤフーオークション,そしてアマゾンの通知だけに限定してApple Watchに転送している。iMessageは嫁さんとのたわいもない連絡、たとえば、今日何時に帰る?とか、いま会社を出たとかの短文メール。オークションは落札しました!発送しました!などの節目の連絡が来れば問題はないので、iPhoneの長文メールは返って不要となるのだ。

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このアマゾンの発送通知を見ても分かるように、自分の知りたいことだけ、要点がうまくまとめられて掲載されており、必要にして充分。もちろんiPhoneでも代替は可能であるけれど、iPhoneメールをわざわざチェックする必要もなく、Apple Watchでコトは足りる。

そしていま一番気に入っているのがアクティビティ(運動管理アプリ)だ。関心の無い人にとってはどうでもよいアプリの代表格だが、逆に言えば必要としている人にとってはこれほど壺にはまるアプリも少ない。実は痩せていたときの体重に戻すべく、一念発起してダイエットを始めたのはいいのだが、となると途端に気になりだしたのがカロリー計算。

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今まではろくに食事ごとのカロリー計算すら出来なかったのに、毎日の消費カロリーが分かってくると、これが結構面白いのだ。今日はこれだけ歩いたから結構からだを動かしているよね・・・・っていうことは消費カロリーも結構いっているかも・・・・あっ、これはちょっと凄いかも・・・・ってな具合だ。

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素人目に考えても、現在はアップル標準アプリだけだが、朝食・昼食・夕食→iPhoneで写真撮影→即座に写真データ転送→数十秒でカロリー計算をサーバーで行い、その可否がApple Watchに表示されたら最高だね、と思っているが、この健康管理面でのApple Watchの用途は実に広い。

Apple Watch & iPhone連動により各種身体情報が集約されるiPhoneは関係者にとってはお宝の山に変身かも?
先ごろ、ウオッチの機能を用いて皮膚の汗や脈拍の変化を感知し、ユーザーの状態を測定する健康状態監視アプリの搭載は見送られると報道された。腕にゆるい状態で装着するケースや、毛深さや乾燥肌など個人差によって精度が得られないなどが原因で、米政府当局の規制をクリアしそうにないとの理由からという。高度な健康監視機能の搭載が先送りされるとなると、期待されていたヘルスケア市場で当面は不発となる可能性が高い。

複数台のPCを所有している人ならば理解してもらえるかと思うが、簡単に出来そうで極めて困難なのが、実はデータの同期だ。80%のレベルで、だいたい似ていればOK、っていうのならば無問題だが、80%,90%,100%とハードルを上げれば上げるほど加速度的に難易度が増していく。Nexus5とNexus7の2台を持っていても、その2台とも全く個人データを同一にするのは難しいのと同じ理屈だ。

が、iPhone & Apple Watchはその異機器間のデータ同質性を現状考えられる限り最高レベルで保持している唯一のカップリング製品であり、同等性能の所有するAndroid or Windowsスマートフォンはまずもって存在しないということだ。アクティビティ(運動管理アプリ)とかiMessageとかのアップル純正アプリで実現しているだけじゃないの?という反論もあるかもしれないが、もしこれが心拍数、血圧、ストレスレベル、いわゆる健康管理面で実現可能になってくると、iPhone & Apple Watchの存在感はぐっと重みを増してくる。

7月21日のアップル決算発表会でApple Watchの販売動向が明らかにされるのかどうかは不透明だが、Apple Watchの用途は漸次拡大傾向にあるのは間違いない。2nd,3rdが発売されたときに本領発揮になるプランをアップルは描いているような気がするのだ

「Apple Watch」、健康関連機能の搭載を断念の可能性--センサの問題で
Appleは、まもなく発売予定の同社スマートウォッチ「Apple Watch」において、内蔵センサの問題から多数の健康関連機能を削除せざるを得ない状況に追い込まれたと報じられている。

The Wall Street Journal(WSJ)によると、Apple Watchで心拍数、血圧、ストレスレベルをモニタリングできるようにする計画が中止になったという。センサの動作があまりにも一貫せず、同社の望む結果が得られないためだという。4年間にもわたる研究、開発、試験にもかかわらず、バンドの締め付け具合、皮膚水分量の変化、装着者の腕の毛深さといった変数の補正が難しすぎることが明らかになった。


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2015年05月14日

アップルの2015年は「感圧タッチ」の年になるかも?

iPhone6は買った。iPad Air2も買った。で、Apple Watchも買ったとなると次なるターゲットは?MacBook Pro?それとも27インチiMac Retina 5Kディスプレイモデル?

27インチiMacは税別258,800円だからなぁ・・・今年の秋には5Kディスプレイモデルがもうちっと安くなるかもしれないし。まだ買い時としては早いよね。となるとMacBook Proか?でもMacBook Proも秋口まで待った方が得策かな?と考えていたら、決め手となったのは感圧タッチトラックパッドだった。

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自分の場合、メインはやっぱりWindows。Macintosh OSはメインOSではないために、久方ぶりにWindowsノートPCを買おうかな?と考えていたのだ。っていうことで、高価格で高嶺の花だけれど見に行ったのが銀座ソニービルにあるはずのVAIO Z。Xperia Z4も展示されているはずだしね。

Z3 Compact SO-02GとSOL26で運用しているから、Z4は飛ばしてもいいんだけれど、まあ見るだけ見たいし。それに年明けから忙しくてVAIO Zも全然いじっていないしね・・・で、ゴールデンウィーク中に銀座まで行ったんだけど、VAIO Zを見てビックリした。これ、そのまんまMacBook Proじゃないの?

林信行さんに言わせると、アップルデザインの影響を受けていない工業製品デザイナーは皆無らしいけれど、やっぱりみんなマネしちゃうのね。VAIO Zを手に持ってみると、軽いながらも剛性感は充分確保されており、打鍵感も気に入ったので、VAIO Zも悪くないよね、さてとどうしよう?と、その足で歩いて5分のアップルストア銀座に行き、改めてMacBook Proを確認した。

ソニーから独立しても“最強伝説”は健在か?――新生「VAIO Z」徹底検証(後編)

でも気になったのはソニービルは閑散としていたのに、アップルストアは大賑わいだったこと。休日に行くとアップルストアはいつも混んでいるんだけれど、ソニービルは元気がない。昨日発表されたXperia Z4はZ5までのその場しのぎ感がありありとしていて、キャリア要請からどうしてもお化粧直しで発売しなければならなかったのは分かるけれど、あんまりソニーブランドを安売りするのは良くないかも。

【あの伝説の大人気スマホ「VAIO Phone」、白ロム業者も扱いに苦戦中の模様 -「また入荷」】

さてMacBook Proをとっかえひっかえ見ていたら、やっぱりその質感の高さに惚れ惚れとしてしまった。メインWindows遣いなのにMacBook Proを選択したのは以下の理由からだ。

■モノとして見たときにパーフェクトに近い圧倒的な質感の塊を感じる。
■MacBook Proのアルミユニボディは手肌の感触がよく、作業終了後に満足感を感じる。
■BooCampを利用すれば誰でも簡単にWindowsをインストールできる。
■WindowsとMacintoshではキーボード配列が若干異なるが、ユーティリティソフトでほぼ解決できる。
■iPhone,iPad Air,Apple WatchそしてMacintoshの異なる機器間での連携が半端なく完成度が高い。
■創造的な作業をするとき、Photoshopで年賀状の写真を編集加工するときは、Apple Worldの方がその気にさせてくれる。

【2014年11月12日】 iPhoneとXperiaを数週間使い込んで感じたアップルとソニーの差

【2014年12月15日】 iPhone6とXperia Z3を使い込んで感じたアップルとソニーの差 Part2

これらの記事でも書いているが、アップルが無双(時価総額88兆円・2位マイクロソフト48兆円・3位グーグル45兆円)状態なのは、【ハード、ソフト、サービスを最高の水準で融合させ、使いやすい製品を生み出す組織としての『一貫性』にある】からだろう。そして次のステップはiPhone単体で【ハード、ソフト、サービスを最高の水準で融合させ】るのではなく、【異なる機器間での連携プレイ】を最高水準で融合させることにあるように思うのだ。

なぜならスマホ事業はアップル・サムスン、そして中国の一部のメーカを除けば全く儲からない事業だからである。

ソニー副社長の言葉によると、【テレビ事業と同様、スマホ事業は需要の変動が大きく、リスク事業と位置づけている。今期は販売台数を追わず、一旦はしゃがむしかないと考えている。ただ、コンシューマーエレクトロニクスからの撤退は考えていない。逃げずにやり続ける】とのことだが、要約すれば一般消費者との最初の接点として切り捨てたくはないということだろう。とはいえ、ソニーにとってスマホはコア事業ではない以上、また投資を抑えたリスク事業である以上、Z5の販売動向によってはVAIO同様に事業売却も現実味を帯びてくる。

圧倒的。アップルがスマホ利益の93%を独占
数で押すAndroid勢にたいしてiPhoneはなかなかシェアを伸ばせないのが現状ですが、利益ベースではその圧倒的な強さに陰りはないようです。Canaccord GenuityのアナリストMichael Walkleyさんによると、アップルは2014年第4四半期(10月~12月)のスマートフォン利益の93%を獲得したそうなんです。

前記事でアップルウォッチの評価を書いたが、その真骨頂はiPhoneと一体化したシームレスな動きにある。

その操作性は練りに練られてMacintosh OS~iPhone OS~iOS同様に実に扱いやすいインターフェイスとなっているのだ。しかもiPhoneとの機器連携は非の打ち所がなく、シームレスという言葉はiPhone & Apple Watchのために定義されているのでは?と言えるほどの完成度の高い仕上がりだ。

複数のモバイル機器やパソコンを所有している方なら理解してもらえるかと思うが、初心者の方でもパワーユーザの人でも難儀するのが、複数機器間での同期だ。複数機器を所有していると、あれ、あの写真、どのパソコンに入っていたかな?それともXperiaで撮影したままだから、ひょっとしたらZ3 Compactに入れたまま?こんなことがしょっちゅうある。

例えクラウドを活用したとしても、いつでもどこでも常に最新のデータに触れることができるようにする、っていうのはかなりハードルが高いと思っているが、購入以来iPhone & Apple Watchをずっと身につけて感じたのは、両端末間がまさに継ぎ目なく、一体モノとして使えるようになっていること、iPhoneでもApple Watchでも最新データが見られるということだった。

かれこれ3週間近くApple Watchを使って感じたのは、Apple Watchを単体で批判している人はおそらく木を見て森を見ることができない人。自宅を出るときにiPhoneを忘れたら取りに戻るけれど、Apple Watchは取りに戻らなくていいのだ。森の構成要素として見たときには、別に木の1本や2本なくても変化はないはずだから。

が、ここまでiPhoneとApple Watchが密接に連動し合っていると、以後続々と登場するアプリによっては、枝→幹→樹木→大木へと変化していく可能性はかなり高いような気がしている。

【もう登場!】Apple Watch ✕ iBeacon
しかし、Apple Watchと組み合わすことによって絶大な効果を上げるのではないかと考えられます。

スマートフォンとBeaconの組み合わせだと、店内を回遊しているユーザーがポケットやカバンにスマートフォンを入れていると、情報やクーポンが配信されてもなかなかその場で気づくことは困難です。そのため、回遊しているユーザーに対して”スマートフォンを手に取らせる施策”をプラスして行う必要があります。

それに対してApple Watchに対する情報配信であれば、商品を手にとっている最中や、子どもと手を繋いでいるような時でも、通知に気づき、目を通すことが出来ます。そのため、情報の配信数に対するユーザーの情報認知数が上がることによって、施策の効果向上が期待出来ます!


アップルとていつまでも我が世の春を謳歌できるわけではない。ましてその利益の源泉であるiPhoneの属するスマートフォン市場はすでに飽和状態、今後の劇的な進化を望むべくもなく、利益無き繁忙を続けている。下降曲線に突入したときに問われるのは顧客の囲い込み戦略だろう。その意味でこれからはモバイル機器単体での進化もさることながら、より重要視されるのは異機器間での連動性のような気がする。

1+1が2ではなく、3にも4にも見える魅力を研ぎ澄ますことが大事になってくるのだ。次期iPhoneにはApple WatchやMacBook Pro13インチで採用された感圧タッチ(Force Touch)が搭載される可能性があるという。

次期「iPhone」、大幅なアップグレードへ
この感圧タッチは、現行のノートパソコンのうち、12インチの「MacBook」と「MacBook Pro Retinaディスプレイ」の13インチモデルのトラックパッドに使われている。

また先月発売した腕時計型端末「Apple Watch」のディスプレイにも採用されており、指先で軽く触れるタップと、強く押すプレスの違いを感知する。クオ氏によると、この機能により、端末の操作方法が豊富になり、iPhoneの使い勝手が一段と向上するという。

iPhone,iPad Air,Apple WatchそしてMacintoshの異なる機器間での連携が半端なく完成度が高いこと、そしてiPhone6sで搭載されるかもしれない感圧タッチ(Force Touch)を一足先に楽しむのもいいかもしれないね。これが今回MacBook Pro13インチを購入した最大の理由である。

【追記】 記事投稿を優先しました。書き込んでもらいました方々、明日までお待ちください。

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2015年05月11日

5月10日→4月24日に前倒し出荷されたApple Watchの完成度は想像していた以上に遙かに高かった

米アップル、1〜3月の純利益33%増 iPhone販売好調
2015/4/28 11:20

米アップルが27日発表した1〜3月期決算で、売上高は前年同期比27%増の580億1千万ドル(約6兆9千億円)、純利益が33%増の135億6900万ドルになったと発表した。増収増益は5四半期連続。スマートフォン(スマホ)「iPhone(アイフォーン)」などの販売が好調で、中国の旧正月商戦をてこに業績を伸ばした。

iPhoneの販売台数は40%増の6117万台、パソコン「Mac」は10%増の456万台となった。一方、タブレット(多機能携帯端末)「iPad」は買い替え期間の長期化の影響が続き、23%減の1262万台にとどまった。ソフト・サービスの売上高は9%増。地域別では中国の売上高が71%増となった。

2014年10~12月期 750億ドルの売上高に対して180億ドルの純利益 iPhone 7446万台
2015年1~3月期 580億ドルの売上高に対して135億ドルの純利益 iPhone 6117万台

っていうことは、半期で315億ドルの純利益=3兆7800億円、iPhone・1億4000万弱販売とまさに無双状態のアップル。いくらアンチiPhoneの人でもこれから半年ぐらいは大人しく黙って見ているしかないでしょ?って言うぐらいの見事な勝ちっぷりだ。ちなみにApple WatchはiPhone5以降に対応しているのでiPhone5,iPhone5s,iPhone6の推定販売台数を調べてみると4億台前後。

※iPhoneの販売台数はこのサイトに詳しい。2012年10月〜2015年3月までのiPhoneの販売台数を単純に合計すると4億5513万台となる。

真偽のほどは不明だが、初年度Apple Watchの出荷台数は2000万台を目指していたとの噂があることを考えると、アップルの胸算用としては20人に1人、つまりiPhone購入者の約5%がApple Watchを購入することを考えていたのかもしれない。

ゆえに【Apple Watch、発売1日でAndroid Wearの歴史を塗り替える】程度の数字では手放しで喜ぶまでには至らず・・・売れるのは当たり前、今後はいかにスマートウォッチという新しい商品を理解してもらうか?が課題となるが、そのApple Watchを4月25日以降、外出時はずっと身につけており、その感想を随感随筆で書いていきたい。

Apple Watchが速攻でバラバラに分解され、驚きの精密構造が明らかに

青いピンで裏面のボタンを押すと青いバンドをスライドすることができる
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青いバンドをスライドして取り外すところ
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バンドを取り外した部分にはモデル名の「A1553」が刻印されており、その横には謎のカバーがはめられています。どうやらこの奥には診断用のコネクターが隠されているようですが、この時点では取り外し方がわからなかったとのこと。
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【デザイン】 AppleWatchの質感、実は高級機械式を凌駕
ダイヤルの操作感、押し込んだボタンのクリック感なども適切で質感をさらに高めていますが、曲面ガラスとケース曲面のつながりの良さ、チリの合わせ込みがスゴイですね。この外観、ケースの質感は、あまりにも高すぎます。もちろん、”中に入っているもの”が違うため、機械式腕時計と単純比較はできません。

しかし、50万〜100万円ぐらいの機械式時計の中には、Apple Watchよりも質感が低いものもあります。今後、Apple Watchの品質に多くの方が触れるようになると、顧客が求める質感の水準が一気に上がってしまう可能性があります。そうなると、腕時計メーカーはもう一段、品質を上げていかねばなりません

前々から書いている通り、自分が購入したのはApple Watchのスポーツモデル。いわゆる廉価版だが、質感は相当高い。正面、裏面、側面などあらゆる角度から眺めてみても緩やかな弧を描いており、美しさを感じさせるのだ。特に裏面のデザインは近未来感を演出しており、アップルデザインの真骨頂とも呼べる仕上がりとなっている。

アルミボディとIon‑Xガラスと呼ばれる強化ガラスは異素材ながらも段差が殆ど感じられず、指でなぞっても異なる別材をあたかも一体もののように感じさせる、精緻極まる仕上がりには驚嘆してしまう。iPhone6は側面底部にわずか2本のビス頭がかろうじて確認できたが、Apple Watchにはそれすらないのだ。

一体どうやって部品を組み込んで仕上げるの?ましてIon‑Xガラスの端部はR加工となっており、身の回りの家庭用品のガラス組み込み手法としてはまず見ることのできない仕上がりとなっている。だからGigazineの分解記事でもナイフを使ってこじ開けているのだ。

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本体を開けるために、iOpenerを使ってディスプレイ周辺を温めて接着剤を柔らかくします。これは本体のどこを眺めてもネジのようなものは全く見つからなかったため。

バッテリー

発売前にはバッテリー持ちの悪さに苦言を呈する意見が相当多かったように感じていたが、結論から言えば杞憂に過ぎなかった。もちろん必要にして充分のバッテリー容量と言い切るつもりもなく、毎日充電が必須であるのは事実だが、よほどApple Watchをがんがんに使い込まない限り、1日過ごす分には全く問題がない。

というよりも付属の無線充電器で充電するのが実に面白く、単なる充電作業に『潤い』を与えるアップルの心憎いばかりの演出には感心してしまう。近未来感を感じさせる裏面の充電部位、そして無線充電器を近づけると内蔵したマグネットにより吸い込まれるかのように、無線充電器がApple Watch裏面に密着する。

気楽さ・楽しさ・面白さを一つの動作として吸収し、受け手に満足感を与える手法は他社が逆立ちしてもマネできない、アップルだけが持ち得る設計思想だ。いずれ他のスマートフォンにも波及していくのだろうが、個人的にはAndroidスマートフォンのUSBケーブル充電方式が一番煩わしい。

Apple Watch充電様式>>iPhone/Lightning USBケーブル充電方式>>>>>AndroidスマートフォンUSBケーブル充電方式

【満足度/Apple Watchを身につけて良かったこと】

■iPhoneは無音&マナーモードあるいは着信音有りの2通りのパターンを状況に応じて切り替えていたが、いまは常に無音&マナーモードにしている。電話がかかってくると、Apple Watchが振動するのですぐ分かるからだ。かかってくる電話は極力逃したくない人、たとえば営業の人などにとっては重宝する機能となるかもしれない。

■メール着信までApple Watch振動を設定するとしょっちゅう振動するので、現在はiMessage受信(嫁さんからの連絡)と予定表の開始時刻のみApple Watch振動設定にしている。【Apple Watchを使って2週間――林信行の生活はどう変わったか】によると個別メール受信→Apple Watch振動も設定可能とのこと。振動による通知確認に利便性を見いだす人にとって有用性は実に高い。

■メールは送信者と件名が分かるようになっており、初期設定では本文は3行しか表示されない。もちろん全文読むことも可能だが、混雑電車内や会議中のときなど、メール本文よりも誰からどの用件のメールが来たのか知りたいときには、これはこれでとても便利である。

■個人予定表→Outlook & iCloud管理 → iPhone自動同期 → Apple Watch自動同期となっており、Apple Watchの小画面でも内容をきちんと確認できるのがありがたい。自分はiPhone & Androidの両端末を持っているので、Androidスマートフォンの時は以下の設定だ。

個人予定表→Outlook & iCloud管理 → Androidアプリ"SmoothSync for Cloud Calendar" → XperiaでiCloud管理の予定表を閲覧

iCloud管理の予定表をAndroidスマートフォンでもiPhoneと同様に即、閲覧できるようにしているのだが、予定開始時刻になるとApple Watchが振動するので約束を見落とすことがまずなくなった。

■アクティビティは本日の行動をつぶさに記録しているが、健康管理に気を遣う人にとっては、なくてはならぬアプリとなる可能性が充分にある。iPhoneでもApple Watchでもほぼ同じ画面で行動記録を見ることができるが、本日の"アクティブカロリー""合計歩数""合計距離"が一発で分かるので、ちょっと楽しくなってきた。Apple Watchの小画面に見合った円グラフ表示が斬新で美しく感じる。

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Apple Watch でアクティビティを使う
Apple Watch のアクティビティ App で、日々のアクティビティを測定しましょう。たとえば、アクティビティのリングを見ると、毎日どの程度動いているか(ムーブ)、運動しているか(エクササイズ)、立っているか (スタンド) がわかります。

■混雑電車内で音楽を聴いているときに難儀するのが、iPhone Musicの音量調節や選曲だ。ゆったりとした車内であれば別にiPhone操作で構わないのだが、Apple Watchの小画面でも音量調節、選曲が可能なためにこれはこれで重宝する。

■公衆の面前では使用する気になれないが、Apple Watchで電話をすることももちろん可能だ。Apple Watchを口元まで持って行く必要は全くなく、時計を見る程度の感覚で腕を曲げればそれで通話は可能だ。

■Siriに向かって【明日のアラームは午前6時にセットしてください】と話しかけると、Apple Watchにアラームセット画面が表示され、iPhoneの代わりにiPhoneのアラームをセットしてくれるのは、ちょっと未来的。もちろん直接iPhoneに向かって話しかければ済むことなのだが、将来的な機器連携の楽しさに夢を膨らませることができる。

■Siriに向かって【1ドルは何円?】と聞くと、即座に119円と表示してくれる。

【良くないところ】

■iPhoneとはBluetooth接続だが、たまにアプリの反応の悪い時がある。が、おおむね良好である。

■iPhoneのバッテリーが減るのが早くなってきた。先日バスツアーに出かけたとき、iPhone6 & Apple Watchともにバッテリー100で出かけたのだが、iPhoneは朝から18時ぐらいまで一度も手に触れず、Apple Watchで時間を確認していただけなのだが、iPhoneのバッテリーは100→75まで減少していた。iPhoneとApple WatchをBluetooth接続し両機器間で通信を行った結果、25減少したと考えられる。

【ぜひ期待したいのは?】

■Gmailを筆頭にGoogleアプリの早期対応を切に望みたい。

■腕のかざす方向に問題があるのは理解しているが、おサイフケータイ代わりにApple Watch単体で決済を済ませることができれば、もっといえば改札口をApple Watchだけで通過できるようにして欲しい。

■ベルト部位にiPhoneで言うところのTouch ID同等機能を持たせ、ワンタッチでロック解除、ツータッチで銀行残高表示をして欲しい。

外出するときのことを考えれば一目瞭然だ。自宅を出てすぐにiPhoneを忘れたことに気がつくと、誰でもiPhoneを取りに帰宅するはずだが、もしApple Watchを忘れたとしても、まっ、いいか?今日一日ぐらい無くてもなんとかなるだろう・・・・現状のiPhoneとApple Watchの関係はそんなもんだ。

iPhone=主、Apple Watch=従の関係にあるために、基本Apple WatchでできることはすべてiPhoneでも操作可能であり、だからこそ前述のようにiPhone購入者20人に1人がApple Watchを購入してくれれば御の字、アップルはそんな計画を立てたのだ。現状Apple WatchはiPhoneの機能拡張の一手段に過ぎず、例えていうのならば、かゆいところに手が届くことを目指している。

従って、いまのiPhoneで充分、【満足度/Apple Watchを身につけて良かったこと】に書いてあったことは、オレ、全然関係ないし・・・・っていう人は購入してもあまり役立ちそうもないが、【かゆいところに手を届かせたい】人にとってはiPhone以上に有用な機器に変身するだけのポテンシャルは充分に秘めているのだ。

その一例がApple Watchによるモバイル決済、ホテルのルームキー代わり、愛車のキー代わりだが、いずれにせよ命運は今後のアプリ展開次第、ただそれに尽きると言ってもいいだろう。

2012年後半から2013年初頭にかけて出る、出ると言われ続けてから、すでに2年以上が経過している。満を持して発売しただけに、その操作性は練りに練られてMacintosh OS~iPhone OS~iOS同様に実に扱いやすいインターフェイスとなっているのだ。しかもiPhoneとの機器連携は非の打ち所がなく、シームレスという言葉はiPhone & Apple Watchのために定義されているのでは?と言えるほどの完成度の高い仕上がりだ。

かれこれ2週間以上使用してみた感想としては、操作性・機能性・装着感・完成度は文句なし、よりiPhoneを能動的に使いこなしたい人は買い、そうでない人は半年・1年後のアプリ浸透度・充実度を見極めてから購入してもいいかもしれない。

でも確実に言えるのは、デスクトップiMac,ノートPC/MacBook Pro,iPad Air2,iPhone6,そしてApple Watch、これら機器が目指したアップル統合ワールドを崩すのは現時点では至難の業だということだ。時価総額マイクロソフト48兆円、グーグル45兆円。両社を足してようやくアップル時価総額と肩を並べることができるのだ。

分解専門家「Apple Watch、パーツが細かすぎ!」

使われているパーツもiFixItが「こんな小さいネジは初めて」というほど、これまで分解した中でも最も小型化されたガジェットだったようです。


Lancer2000lancer2000 at 20:59│コメント(8)トラックバック(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック