若葉区金親町の松重（まつえ）飯店さんに行きました。
こちらのお店は、なんと8年ぶりの訪問になります。
この度Twitterのフォロワーさんから、オムライスがあるという情報をいただいたので、久しぶりに訪れました。
駐車場は、お店の奥に5台くらい止められます。お店の前にも2台くらいいけそうです。
この重厚な感じの看板がいいですね。
ただ、車から見ると、幟1本しか立ってないので見落としがちなお店です。
それでも、創業53年ほどの歴史あるお店なのです。
開店時間ちょうどくらいに到着しました。すでに1台止まっています。
店内は、昭和の雰囲気を漂わせる空間です。
テーブル席とお座敷席の店内です。（お座敷席は通常は使って無さそうですが）
黒いメニュー表が歴史を感じさせます。
いつも思うのですが、こういう手書きのメニュー表は、専門の業者さんが書くんでしょうかね。達筆ですよね。
今もこういう仕事は残っているのでしょうか。気になるところです。
厨房に高齢のご夫婦、フロアには娘さんがいらっしゃいます。これは8年前と変わっていないようです。
お元気そうで何よりです。
店内の壁には2ヶ所大きな鏡があり、店内が広く見えます。自撮り写真などを撮りながら待ちます。
こんな雰囲気の落ち着いたお店です。
メニューは、麺類、炒めもの類、その他、御飯類、揚げ物類、お飲み物、酒類、
があります。
メニュー構成は、オーソドックスな町中華らしい品揃えです。
特別なものはありませんが、串カツやポークソテーがあります。町中華の特徴でもある、カツ丼、親子丼もあります。
こちらが、麺類の1番高価な焼豚ワンタンメン1,100円です。
老舗のお店には、リスペクトの思いを込めて、少しでも多くお金を使わせていただきたいです。
黒っぽいスープに、ワンタン、チャーシュー、メンマ、ワカメ、かまぼこ、ナルト、ネギ、
が載っています。
チャーシューに隠れて見えませんが、たっぷりワンタンが入っています。
豪華な一杯です。かまぼことナルトが入っているのがレトロな感じですね。
それでは、いただきます。まずはスープですが、ほのかに生姜が香る醤油味です。
ガラ系のスープに、旨み調味料もしっかり入っています。
麺は、柔らかめの細縮れ麺です。レトロな町中華らしい麺です。
とろっとした皮に、少量の肉餡が入っているタイプのワンタンです。たっぷり入っていて食べ応えがあります。
チャーシューは、脂身のないしっかりとした肉質のものです。噛むとしっとり柔らかい食感です。
胡椒で味付けされたメンマがいいアクセントになっています。
こちらが、オムライス800円です。
ちょっといびつな形がなんとも愛嬌があります。付け合わせは紅生姜です。オムライスに紅生姜は珍しいです。
薄焼き玉子は載っけるタイプです。
濃いめに味付けされたケチャップライスです。後掛けのケチャップがいらないくらいです。
豚肉、玉ねぎ、ニンジンが入っています。
ラーメンがボリュームあったので、お腹いっぱいになりました。
お会計時には女将さんがいらして、2人前食べたね、と微笑んでおられました。
ちょっとした触れ合いが嬉しいです。
これからもできるだけ長く続けていただきたい老舗町中華です。
ごちそうさまでした。
