「ランドスケープをしよう」管理人ブログ

LANDSCAPING & MOVEMENT STAFF DIARY
since 22/Feb/2005

ランドスケープ日々

農体験とランドスケープ

日本造園学会のサイトでは、「これからのランドスケープ仕事」が連載されていますが、今回、私も興味深い寄稿文を見つけたのでご紹介したいと思います。

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これからのランドスケープNO.6
http://www.jila-zouen.org/la-future/6382
農の生きるまちの魅力を今後のまちづくりの指針に
浅井 葉子

練馬区の都市農業担当部の方の寄稿です。都市部の農の存在の大切さと、ランドスケープがもっと目を向けていい分野であることを事例も交えて書かれています。
私が生まれた場所は大阪の郊外で、都市型の農業地がたくさんありましたから、内容に共感することができました。
特にここの記述がいいですね。。
都市農家は,環境学,土壌学,育種学,化学,教育学,史学,都市緑地論,コミュニティ論......等の卓越した知識を有している。

そして著者は言います。
是非ともプロ農家に直接学び本物の農業を経験して欲しい。

あーなるほどなぁ。。
実は私は大学卒業後、1年間、研究生であるとともに、宮崎の農家のアルバイトで収入を得ていました。うん、あの1年間はすばらしい経験でした。なので余計に興味深く感じるのかもしれません。私のちょっと違うランドスケープの立ち位置もこのあたりの経験にあるかもしれませんね。

ちなみに、もう一つの寄稿文の「どんな庭師になりたいですか?」を大変おもしろいのでぜひ御覧ください。

「カーボン・オフセット大賞」優秀賞を受賞した造園会社

一昨日、環境省にて「第7回 カーボン・オフセット大賞」の受賞者の決定が発表されました。
普段はあまり気にしていないのですが、今回の優秀賞受賞団体の中に、造園会社が受賞されていました。
環境省:
「第7回 カーボン・オフセット大賞」の受賞者の決定について
http://www.env.go.jp/press/104842.html

受賞した造園会社:
石井造園株式会社
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http://www.ishii-zouen.co.jp/
横浜の造園会社さんですが、ホームページも素敵ですね。
他にも横浜での横浜環境活動賞の受賞や、500人を超える来場者のあるマルシェの開催、ブルーベリー(ホームベル)の苗木300株を無償配布など、環境活動や地域活動に積極的に取り組まれているようです。

環境活動も大切ですが、こうした活動をわかりやすく多くの方に知ってもらうことも同じぐらい大切。そうした積み重ねで今回の受賞も成果になったのでしょう。

造園会社は、環境活動や地域活動にも大きな責務が果たせるということを感じますね。こんな元気で素晴らしい造園会社がこれからも地域で増えることを期待したいと思います。

高千穂探訪 其之五「夜泣き石の伝説」

月曜日からお話してきた神都高千穂探訪は本日で最後です。と言っても来週また高千穂にいくのですけれどね。
さて、昨日、ひっぱった遺構の話は、この「夜泣き石」についてです。
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高千穂:夜泣き石
http://takachiho-kanko.info/sightseeing/detail.php?log=1338292849&cate=all&nav=6
村に災いがある時、石が夜なきして知らせた事から「夜泣き石」と言われている。伝説では瓊々杵尊(ニニギノミコト)の子を宿した木花開耶姫(コノハナサクヤヒメ)が、難産の末この石に抱きついてお産をしたとも言われている。
夜泣きの激しい赤ん坊はこの石に触ると泣きやむとも言われ、昔は子供を抱いた若嫁の姿を見かけたそうです。


おお、とてもありがたい逸話がありますね。あれ?でもコノハナサクヤヒメですよね?
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隣に並ぶ木が、イスノキとツバキなのが少し気になったりして。。あまり大きくないですし、近年になって植えたのか、場所が移設されたのかな?(動くという逸話もあるそうですし)

あと、もう一つ、疑問があって、実は昨日話しをしました神代川かわまちづくり計画書では、河川改修の際、この「夜泣き石」は、河川敷内に描かれていて、今後、移設されるのだなぁ。。と思っていました。
でも現場を見た時に、この「夜泣き石」のずいぶん手前に丁張がされていて、計画図と微妙に法線が違うよなぁ、と思いました。(下写真の赤白の棒が丁張(たぶん護岸位置を示しているかと。。))
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もしかすると、計画後に、やはり「夜泣き石」を移設するのは畏れ多い、みたいな話になったのかもしれませんね。
大変な調整であったと思いますが、歴史と営みを大切にして人と川を結びつける「川まちづくり」の方針としてはよかったのだと思います。

高千穂探訪 其之参「樹齢1300年の神話級ケヤキ」

高千穂探訪第三弾です。
今回は、ある川まちづくりの事例を見学するために訪れた際に、偶然見つけた天真名井の「樹齢1300年の神話級ケヤキ」をご紹介します。
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天真名井(あまのまない)
http://takachiho-kanko.info/sightseeing/detail.php?log=1338293702
天孫降臨の時、この地に水がなかったため、天村雲命(アメノムラクモノミコト)が再び天上に上がられ、水種を移されたと伝えられる。けやきの老木の根元から今も天然水が湧き出ている。
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こちらが対岸から見たケヤキの全景です。枝を支える支柱が、周囲の木よりも太いです。

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幹の周囲は現在このようになっていますが、実は昭和30年代はこのような姿でした。
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(画像:みやざき県庁職員日記より)
神話と大木と生活が一体となってる貴重な風景の写真ですね。

さて、実はこの手前の河川は神代川というものすごい名前と由来のある川で、現在、河川整備が行われています。その話はまた明日報告します!!

貴重な宮崎県の「みどり」の図書を見せてもらう。

とある40年近く前に策定された宮崎県の「みどり」の基準についての貴重な図書を見せていただくため、ひさびさに宮崎県庁を訪れました。
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うーん、やっぱりこの県庁前のクス並木通りは素敵ですね

さて、その図書は、現存するのは2冊しかなく、保管しているという宮崎県の総合政策課まで訪ねました。事前に県立図書館から連絡してもらったため、すぐに図書を貸してもらいました。
コピーも可ということでしたが、大変貴重な資料のため折り目なんてつけたくありませんでしたので、県民室でよませてもらうことにしました。

・・・これはすごい。。

概要は別の本で調査済でしたが、想像以上にわかりやすく丁寧に作られています。ちなみにこの図書では、「ランドスケープ」という言葉に言及する内容もあり、私が知る限り行政資料としては、一番古い「ランドスケープ」の引用です。

この図書では、ランドスケープ
「立体的に人の目に飛び込んでくる映像としてのみどり景観−ランドスケープ-としてとらえて分析したことである。」
「ランドスケープ・アーキテクチチュアを造園と訳しているようであるが、人間が自然とのかかわり合いの中で造園修景して創り出してきたものが、今日の景観、ランドスケープであり、その主役を演じてきたのがみどりなのである。」

というように書いてあります。
さすが日本初の景観保全の条例を策定した宮崎県の緑行政ですね。ほんとにすばらしいです。ありがたいとも思います。

大変貴重なこの資料が現存2冊しかないということで、電子化や複製して各図書館で保管してもらうこともお願いしてきました。

さて、今回、この図書にであったことで、さらなる謎や見たい図書も新たにでてきてしまいました。まだまだ宮崎県の緑と景観に対する私の探求は終わりそうにありません。

庭師の少年と少女が紡ぐ、甘く切ない青春ラブコメ庭師マンガ「君の庭。」読書レポ!

造園やランドスケープの普及のため、「もっとメディアの露出がほしいなぁ」と常々思っておりましたところ、なんと庭師をテーマにした少女漫画が発売されていると聞いて、さっそく全3巻を読んでみました。

えー、まぁ、うん。この表紙で、まさか庭師マンガだとは思わないですよね。ちょいセクシーでキラッキラしてますし。(あざとい

でも本編はなかなかシビアです。
「両親を交通事故で亡くし、一度も会ったことがない祖父の家で暮らすことになった岡野かりん、16歳。そこで同い年の庭師見習い・藍川樹一と出会う。はじめは、無愛想な藍川に苦手意識を持つかりんだったが、彼の庭への熱い想いに触れていくうち、次第に二人の心の距離は縮まり始めていく。庭師の少年と少女が紡ぐ、甘く切ない青春ラブコメ!!」(amazon内容紹介)

はい、青春ラブコメだったですね。(おっさんにはきつい
よく考えてみれば、主人公の厳しい生い立ちも少女漫画としては王道でした。しかしそのかいあって、現時点(2017/10/25)で★5のレビュー(3件)
なかなか健闘しております。造園界始まって以来なのではないでしょうか、たぶん。

さて、マンガ自体は既に3巻で完結しておりまして、さっそく1巻からよんでいきましょう。

・・・初庭師登場シーンで、庭師さん、刈り込み鋏で高木の枝を落としている。。

他にもいろいろ知っている者ならではのつっこみどころはでてきますが(いいんだよ、こまけーことは)、物語としては、本道でしっかりしております。うん、ちゃんと読める。

そのうち、メインキャラのイケメン共から庭に関する名言がでてきます。
「庭師が庭に向き合う時、自分の感情と、即ち自分の人生と対峙せよ」

「庭の力って本当にすごいと思ったんだ・・・庭って生きていく上で必ずしも必要なものではないけど・・・人の救いになるかもしれないって」

「俺はどんな庭を造るんだろうか・・・まだ全然見当もつかねぇけど「庭」ってやっぱり凄いと思うんだ」


ぬおおおお!!超イケメンですやん。なんか胸キュンがダイレクトに来ましたわ。(飲み屋でつかったろ
そして最終巻の最後に、もう究極の庭名言が生まれるのですが・・・これは皆さんでご確認ください。

でも、最後まで刈り込み鋏で高木の枝を落としているんだよなぁ。。

*1巻のダイジェスト版がこちらで無料で公開されています。
https://www.mangabox.me/reader/48824/first/

ネットで語る素敵な日本庭園

先日ニュースで、「海外の荒れてしまった日本庭園を国が再生し、日本の魅力を伝える拠点にしようという取り組みを始める」ということが掲載されました。

個人的には喜ばしいことですし、その力は十分あると思うのですが、ニュースのネット掲示板をみると、多少肯定する意見もあるものの、「無駄遣い」、「無能」、「バカ」とかなりの誹謗罵倒にあふれていました。

ネット民には日本庭園は魅力がないのかなぁ。。などと思っていたら、ちょうどこんな風なスレがたってまとめられていました。

ニュー速クオリティ
【画像】素敵な日本庭園の画像で心を和ませるスレwwwwwww
http://news4vip.livedoor.biz/archives/52244296.html
・落ち着く(´-ω-`)
・日本の美って感動するよね。
・小さい橋かわええー

など、肯定する意見も多く(まとめられていることもありますが)、というか掲載されている写真が素敵過ぎます。

ネットの意見というと、ひとかたまりで批判されることがありますが、実際は自由なところが一番の強みですね。ある意味、信じちゃいけない。情報と距離をおいて客観的に見て楽しむぐらいがよいですね。

でも、ホント眼福でした。
ちゃんと管理された日本庭園は心に響きます。



facebookのランドスケープ

今年のASLA(The American Society of Landscape Architects )賞の情報を、いつもの「グリーンインフラとまちづくり」ブログで紹介されていました。ほんともうありがたい
世界が注目するASLA賞、その内容をぜひお楽しみください。

2017 ASLA PROFESSIONAL AWARDS
https://www.asla.org/2017awards/index.html

さて、「グリーンインフラとまちづくり」のブログ記事では、本賞の中で、FACEBOOK社のランドスケープデザインもリンクを紹介されていました。
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https://www.asla.org/2017awards/327767.html

このランドスケープデザインに対する私の個人的感想。
「FACEBOOKのwebデザインは最近丸くなってるのに、建物とランドスケープはカクカクなんだな」

しかしそれぞれの賞のプレゼンレベルも非常に参考になりますね。

福岡城を歩く

羊ボランティアの休憩時間に逃亡致しまして、隣接する福岡城を訪ねることにしました。
福岡城の詳細はこちらのwikiを御覧ください。
まぁこの前大河ドラマで黒田官兵衛由来の御城ですね。

陸上競技場横から登り始めます。
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イチョウ並木から、桜、梅と沿道植栽が続き、季節によって色取りの表情を見せるだろうなぁ。。と想像してしまいます。(ただ梅はちょっと密植しすぎじゃないかな・・石垣が見えない)

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それほど距離を歩くことなく、天守閣まできました。なんと無骨な木製階段。。なんでなの??っと疑問に思っていたのですが、あとで観光案内所で聞いてみると、安全対策とのこと。観光案内所では、木製階段がない写真がのこっていて、やっぱりそっちのほうがかっこよかったです。

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そうして天守閣石垣を登ってみると、展望デッキとなっております。眺望はとてもよかったですね。ただ、天守閣に来たという感慨というものはあまり感じることができなかったです。事前に情報も得ていなかったのもあるのですが、なにか工夫があってもよかったかな?

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あと、石垣が好きな人にとって、福岡城ってどういう城なんでしょうか?すごく詳しい人っていますよね。なんとなく他の御城より、石垣の角度がゆるい気がしたのですがどうでしょう?あと、ちょっとおもしろい組み方があったので、写真をとっておきました。
あと、基本、石垣が草ボーボーだったので、好きな人はちょっと残念に思うのではないかなぁ。。

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あと1つ。石畳の通路が多くみられて、これは復元なのか、元からそうなのかちょっとわからなかったのですが、上の右側の写真で、石畳の斜路に対して、少々デザインが乱暴なスロープが作られていました。うーん。。バリアフリーについては、必要なのかもしれませんが、ただ石畳にのせただけ、という作り方はどうなのでしょうね。

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それでも管理が適切に行われている区間もありまして、そこは暑い夏日の中でも静けさを感じる癒やしの空間となっていました。また桜の季節はとても美しいのだろうなぁ。。という場所も見つけて、少し気持ちも和らぎました。

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さて、先程、観光案内所というお話をしましたが、実はこの建物、学校の廃校の建物を再利用しています。最初、まったく知らずに、独特の入り口の雰囲気で躊躇(学校嫌い?)してしまったのですが、案内人の方が2人もいて、いろいろ親切に教えていただくことができました。こちらの施設のテーマは、福岡城の過去、現在、未来だそうです。

多くの外国人観光客も訪れている福岡城なのですが、ちょっと維持管理や観光資源としての活用は、もうひと工夫できるんじゃないかな、と思いました。
それにしてもこの日は暑かったです。貴重な休憩時間を歩き回ってしまって、少々バテてしまいました。






HP更新:「ランドスケープBOOKLIST」31冊更新!

「ランドスケープBOOKLIST」更新です
今回は7カテゴリ、31冊の更新です
半年ぶりの更新で大幅追加となりました。更新が遅れて大変申し訳ありません。システムを利用しているamazonさんの検索方法が大幅に変わって、時間がかかってしまいました。見逃している図書などもあるかと思いますが、ぜひお知らせ下さい。

「ランドスケープをしよう」
http://landscape-project.net
ランドスケープBOOKLIST

<公園・広場・遊び場>・・・1冊追加
国立公園の本です。国立公園が制定されて80年。大きな役割を果たしてきましたが、最近も新たな役割について議論されていますね。新しい取り組みのためにもここで押さえておく必要がありそうです。

<庭園・ガーデン>・・・4冊追加
まず世界と日本の庭園図鑑を紹介しています。観光面でも重要な要素になっている庭園資源をどう活かすか!海外事例も踏まえて考えていきたいですね。あと、庭づくりの海外絵本も選んでみました。お、お高い!?

<植物・緑化>・・・3冊追加
森林景観について本格的な本がとうとう出ました!うれしいですね。日本は森林大国でもあるのです!(景観カテゴリーにも入れました)あとSNSでも廻ってきた海外の樹木の本も話題の一冊です。

<都市・農村計画>・・・9冊追加
大量追加です。特に都市のあり方は一般のニュースでも取り上げられるようになりましたから、ここ数年はたくさん本もでるかもしれませんね。マルモ出版からも都市関連の本がでています。

<まちづくり>・・・6冊追加
「世界一訪れたい・・」は、amazonでカテゴリーのベストセラー一位になっていました。興味深いですね。また「まちづくりの法律がわかる本」もとっつきにくい分野なので、大変ありがたいです。

<色・光・サイン> ・・・1冊追加
やっぱり気になるサイン。安全な景観づくりのためにも押さえたいですね。

<その他ジャンル> ・・・7冊追加
こどもの遊びにかかわることを追加してたくさんの追加となりました。遊びは本当に一度社会が見直さなければいけないです。

では、また面白い本や著書がありましたら、ぜひご紹介ください!

青森県の景観地画像貼ってく

巨大匿名掲示板は賛否両論はありますが、実は景観について、活発な議論がでることがあり、一般?の方の遠慮のない声がきける機会としてとても重宝しています。(嫌いな方はお避け下さい)

今回は青森県の景観の話題でした。

キニ即:青森県の景観地画像貼ってく
http://blog.livedoor.jp/kinisoku/archives/4803044.html

盛り上がってますね。
観光ガイドでは見られないような写真や話題もありました。
こんな風に景観で立場を超えて自由におしゃべりしたいですね。

渋谷区道路課さんに聞いてみました。

テレビでもお馴染み、住宅・不動産購入や売買をサポートする情報サイト「SUUMO」「SUUMOジャーナル」というコーナーを持っています。
その中で、興味深い記事を見つけました。

SUUMOジャーナル ピックアップ:
街路樹って誰が選ぶの? 選ばれる木の基準を探ってみた(2014年5月の記事です)
http://suumo.jp/journal/2014/05/08/62512/

これは一般の人も気になることですよね?こちらでは、渋谷区役所土木清掃部道路課の担当の方がわかりやすく解説してくれています。

「基本的には地元の人と相談をしながら選んでいます。仮に、新しくつくる道路であれば、300〜400メートルといった具合で区間を決めて、その界隈に住んでいらっしゃる方の好みで決まります」
「街路樹を植える場所に一番近い家の方の意見を採用するので、結果的に植える木がバラバラになるということはありません」


おー、とてもステキな手法だと思いますが、ちょっと気になったことがいくつかあります。
こうした手法は渋谷区の多くの街路樹で徹底されているのでしょうか?
街路樹は、あまり住宅地域には配置されず、商業地域に多いと思うのですが、この手法を取られるルールというものがあるのでしょうか?


この疑問を実際に渋谷区道路課さんに聞いてみることにしました。
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おお、さすが世界の渋谷区、ホームページはわかりやすく、メールでの問い合わせにも対応していますね。(そしてかっこいい

そして問い合わせして1週間後・・・
ちゃんとご回答いただけました
実際、役所や企業、協会などにこうした問い合わせても無視されることって多いんですよね。。
幸いこのSUUMOで解説されていた担当の方にご回答いただけました。その一部をご紹介いたします。

「不動産会社のHPに若干違うところもあり、それを含めてご説明させていただきます。
渋谷区では、都市計画道路等の築造にあたって街路樹を設置する場合は、日当たり具合や維持管理のことを考慮し、地元の町会や商店会などに樹種を選んでもらっています。ただし、都市計画道路の整備自体は平成に入ってから3事例ほどしかなく、今ある街路樹の多くは、東京都が管理していた時代のものを引き継いでおり、選定方法は定かではありません。
不動産屋さんのHPでいう「一番近い家の人に選んでもらっている」との内容は、一個人に聞くということはなく、あくまで町会や商店会の方に意見を聞く場を設けている次第です。
概略については以上となりますが、もし不明な点があれば一報いただければ幸いです。」


丁寧なお返事を頂き、感激ですね。
ネット記事ではつかめなかったことがわかりました。今回のネット記事も比較的丁寧で良心的なものでしたが、編集の際にどうしても圧縮する必要もあることから、なかなかすべての内容を記述することも難しいのはわかります。
ただ誤解があるなかで際限なく広まっていくのはネット社会の恐ろしいところですね。私もできるだけ確認をとってみなさんに紹介するようにしています。

渋谷区さん、お忙しい中ご回答ありがとうございました。



YOUR LAND

先日ご紹介した「都市に農業を」の記事でもお伝えした山田順之さんのblogにて、とても興味深い取り組みが紹介されていました。

ASLA(American Society of Landscape Architects:アメリカランドスケープ協会)で、次世代の造園家向け職能紹介冊子が発行され、無料で公開されているという記事です。

グリーンインフラとまちづくり :
次世代の造園家向け職能紹介冊子/ASLA
http://greeninfrastructurejapan.blogspot.jp/2017/04/blog-post.html
*ページ内に公開しているリンクが貼ってあります。

実際にその冊子YOUR LANDを見ましたが、次世代にランドスケープの魅力を興味を伝えるとてもステキなデザインでした。

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まず表紙と目次ですが、まずタイトルがシンプルでいいですね。「YOUR LAND」。ぱっと目に飛び込みます。目次もこの小さな冊子にすごい多様な内容です。
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最初のつかみは「これ、誰が作っているの?」
・・・ふふふ、ランドスケープ・アーキテクトなのです。

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じゃあ、「ランドスケープってなんなの?」
ってことで、
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こんなこと、やってるんだよ、というのを美しい画像とシンプルで短い言葉で感覚的に紹介しています。うまい!!
そして最後に、
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「ランドスケープアーキテクトになるためには?」と答えています。

まさにYOUR LANDですね。

私も、一般の方々へランドスケープの世界の紹介と、この業界への誘いのために「ランドスケープをしよう」を立ち上げて、もう18年となります。
そして設立した当初から、こうした情報提供は、ちゃんとしたランドスケープの業界・協会で責任をもっておこなってほしい、と願ってきました。
業界、協会というのは、会員のみの利益確保のためにあるのではなく、これからの人材や、受益者(社会・国民)のためにもあると思うのです。
ただ、ランドスケープに限らず日本の業界は、とことんこの視点にかけているんですよね。。

YOUR LANDは、アメリカのこれからの学生のために作成・公開されましたが、日本にとっては、ランドスケープの協会・業界になげられた課題だと思っています。

ファンタジーの中のランドスケープ

私は以前から、映画、ゲーム、アニメなどに描かれる背景デザインが気になっていて、「ファンタジーのランドスケープデザイン」というものに興味を持っています。

以前「ランドスケープデザイン」にて連載していたMEDIAMIX企画の中でゲームデザイナーと対談する「ゲームの中のランドスケープ」という構想を持っていて、これが実現していないのだけが心残りです。
なので、今でもこうした記事に反応してしまいます。
マイナビ;
ジブリ以外にも! 大学生が「風景・背景が美しい」と思うアニメ作品9選
https://gakumado.mynavi.jp/gmd/articles/48594

とりあえず、この記事にでてくるアニメは「君の名」以外全部見てました。特に秒速5センチメートルは驚いたなぁ。。映像美で驚いたのは、黒澤監督のに次いてこの作品を挙げたいと思います。

今は、海外のランドスケープデザインで気鋭のデザインがどんどん生まれていますが、日本において、子供から大人まで、多くの人を引きつけるための新しいランドスケープの扉は、心の描写であるファンタジーの中にあるのかもしれない、少なくともヒントがあるのでは?と、どうしても考えてしまうのです。

沿岸の都市美

鹿児島は南薩地域を北上し、鹿児島市に行く途中で、錦江湾越しに鹿児島市が見えてきました。
思わずハッとして写真を撮りました。
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写真では対象が小さく見えてしまうので伝えきれないところですが、正直、海を通して見る都市というのは美しいものだなぁ、と思いました。

鹿児島市は、錦江湾の奥にあるため、3方向からこうした海を通して都市の全体像を見ることができます。
1つ目は、私のような南薩から錦江湾を挟んで見るルート
2つ目は、大隅(宮崎側)から錦江湾を挟んで見るルート
最後は、桜島から錦江湾を挟んで見るルートです。

鹿児島のような60万都市をこうして海を通して全体を見渡せるということは、とても稀なのではないでしょうか。鹿児島は今、世界的な観光地として発信していますが、その魅力の1つに、海を通して見る都市景観があるのではないかと思います。
ロンドンやニューヨークなど、よく世界の都市を紹介するときには、海や川を挟んでその都市を象徴する建築物や都市全体を映すことがありますが、水を通すとより魅力的な景観に感じるのではないかとおもいます。

昔読んだ海外の景観構成の本(リンチだかパターン・ランゲージだか・・すみません固有名詞覚えるの苦手なんです)に、「自らが住む地域を見渡す眺望点を持っている都市が優れた都市の要素の1つ」ということを書いてあったことを思い出しました。

海を通して見る都市の全体景観は、それを超える価値があるのではないかと思います。昔、宮崎と大阪を船で往復していたときは、フェリーの海上からそれぞれの都市を見て、とても感動したものです。
これは実際にここに住む人達にとっても誇るべき景観だと思います。

いまいち、自分の価値観で話しているので、うまく伝えきれてない気がするので、今回のブログは景観メモ扱いですが、こうした景観価値はもっと評価していくことができるのではないかと考えています。

楽園の絶景

ネットのまとめ記事サイトのnaverで「ここは地上の楽園!?心奪われる花の絶景スポット【10選】」と銘うって、日本各地の花の絶景スポットを紹介していました。
まとめた人の個人の感想ではあるのでしょうが、興味があるのでチェック!チェック!

naverまとめ:
ここは地上の楽園!?心奪われる花の絶景スポット【10選】
https://matome.naver.jp/odai/2148620207731726201

ほ〜。
確かにいずれも世界の人を魅了している観光地であり、美しいところばかりなのですが・・・
この選択では、<単一の植物によるシンプルで広大な景観>が、ここでは絶景ということになるのかな。
確かに物量的に圧倒されてしまいますが、これはどういう心理からくるのでしょうか。

個人的には生態的な価値も低いので、ちょっと嬉しくはないし商業的なのかなぁとも感じてしまうのですが、そのインパクトは大きく、効果的ではあるのかな。でも花の時期は一時的ですし、病害虫も含め、管理が大変そうです。

あまり楽園とはいえないでしょうね。

ただ、ここで紹介された絶景ポイントの花の名所は、歴史的・文化的背景も維持管理もしっかりしていると評判の場所ばかりです。永続的な花の絶景ポイントであるためには、それを美しく保つ努力も絶大になることから、どこでも真似できるものではないということは言えるかもしれませんね。

「―すべての子どもに遊びを― ユニバーサルデザインによる公園の遊び場づくりガイド」公開

リンク集でも紹介しています「みーんなの公園プロジェクト」では、今回、多様な子どもにとっての遊びの重要性の観点から公園のユニバーサルデザインを考えた、みーんなの公園プロジェクトのオリジナルガイドを作成し、公開いたしました。

ユニバーサルデザインの遊び場の原則、多様な住民参加の手掛かり、幅広い障害の特性を踏まえた具体的なデザインのポイントに加え、海外の先進事例も多数ご紹介しております。

下記のURLからダウンロードが可能です。
http://www.minnanokoen.net/download07.html
(15.0MB, PDFファイル)

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「生態系を活用した防災・減災」と「長野県の災害に強い森林づくり」

QS_20160401-115142先日「ランドスケープ掲示板」にて情報紹介をしていたのですが、環境省で>「生態系を活用した防災・減災に関する考え方」のパンフレットの公表をしました。こちらの資料の中で「生態系を活用した防災・減災に関する考え方 参考事例」(リンク先pdf)が公開され、国内外の様々な参考事例が掲載されています。

その中で自分が面白いと思ったのが、「11.災害防止機能の定量的評価に基づく森林整備指針(長野県)」でしたので、さらに詳しく調べたいために、長野県のサイトも探ってみましたところ、下記の資料を見つけました。

災害に強い森林づくり:長野県
http://www.pref.nagano.lg.jp/shinrin/sangyo/ringyo/hozen/chisan/saigai.html
『災害に強い森林づくり指針』がpdfでダウンロードできます。

QS_20160401-115916ここでは、土砂災害防止機能の高度発揮が必要な整備対象森林を、その立地環境に応じて「崩壊防止型」「崩壊土砂抑止型」「渓畔林型」の 3 つに分類して、分類ごとにどういった樹木を育てるべきか適合樹種を指定しています。

こちらは森林分野ですが、私は、こうした樹木それぞれの特性を理解して、人と社会を結びつけるようなことをもっともっと造園・ランドスケープから提案できるのではないかな、と思っています。そのためには、もっと生態系や環境、そして樹木のことを知る必要がありますが、それこそ造園家としての本来の役割ではないでしょうか。


「新たな時代の都市マネジメントに対応した都市公園等のあり方検討会」中間とりまとめの公表

国土交通省では、人口減少・少子高齢化社会におけるオープンスペースの再編と利活用のあり方や、まちの活力と個性を支える都市公園の運営のあり方等について検討を行い、今回、新たな時代の都市をつくる緑とオープンスペースの基本的考え方について、中間とりまとめとして公表を行いました。

00国土交通省:
「新たな時代の都市マネジメントに対応した都市公園等のあり方検討会」中間とりまとめの公表について
http://www.mlit.go.jp/report/press/toshi10_hh_000208.html
*添付資料のpdfとして、概要版・本文ともにダウンロードできます。

大きく取り上げられているのは、<緑とオープンスペース>について、「新たなステージ」へ移行すべきとし、
1.ストック効果をより高める
2.民間との連携を加速する
3.都市公園を一層柔軟に使いこなす

が挙げられています。

現在、財政難によって、緑とオープンスペースの価値や優先度が低くなっている時代、緑とオープンスペースが<新たなステージ>に向かうために、今こそ、より意欲的で身近な取り組みが全国で生み出されることを期待したいと思います。

HP更新: 「ランドスケープリンク集」3サイト更新!

「ランドスケープリンク集」にて、3つのサイトを新たに追加しました

「ランドスケープをしよう」
http://landscape-project.net
ランドスケープリンク集
今回の更新は、数が少ないのでこちらでも紹介します。

まずは<ランドスケープ(国内)>から
QS_20150914-101544「ランドスケープアーキテクト連盟(JLAU)」
http://jlau.or.jp/
登録ランドスケープアーキテクト(RLA)有資格者が中心となって組織化を進めてきた一般社団法人ランドスケープアーキアテクト連盟のHP。部会のレポートやイベント情報が掲載されています。

次は<公園・広場>から
QS_20150911-105227「公園文化web」
http://www.midori-hanabunka.jp/
公園財団が運営している公園文化や公園の達人等を紹介して身近な公園を楽しく使い込んでゆくための全国の公園と市民を結ぶ情報サイトです。

そして<植物検索>から
QS_20150911-105214「LOVE GREEN」
http://www.lovegreen.jp.net/
フラワー&グリーンに関する最新情報や、暮らしに役立つ情報を発信するサイトです。情報記事も読み応えがあります。

その他、リンク切れ等を整理しました。

動画:「白砂 伸夫(ランドスケープアーキテクト) <ローズガーデンの魅力とデザイン>

前回、「動画:進士 五十八氏の「ランドスケープのことなら何でも聞いてください! 」をお伝えしましたが、もう1つ、マルモ出版より、「白砂 伸夫(ランドスケープアーキテクト) <ローズガーデンの魅力とデザイン>」の講演の動画がYoutubeに挙がっていましたのでお知らせいたします。


アメリカのランドスケープ界では、こうした動画の積極活用がなされていますが、出版社によるシンポジウムやこうした動画でのメディアミックスも増えてきました。ランドスケープの広がりとネット活用の取り組みが進められると嬉しいです。

動画:進士 五十八氏の「ランドスケープのことなら何でも聞いてください! 」

ランドスケープデザイン』 誌100号記念講演会にて、東京農業大学名誉教授・元学長の進士 五十八氏が「ランドスケープのことなら何でも聞いてください! 」の後援会の様子がYouTubeで公開されていました。


進士五十八氏の著作には学生時代にかなり影響を受けました。こうしてアップしてくださるマルモ出版さんにも感謝です






久々の便り

この時期は、「ランドスケープをしよう」への質問メールをいただくことが多くなります。
内容は留学関係から、「ランドスケープ」そのものへの質問など、多岐にわたります。就職や就学を考える時期なのでしょうね。

その中で、「海外ランドスケープレポート」に寄稿してくださった方へ連絡が取りたいというメールをいただくことがあり、その橋渡しをすることがあります。

今回もそうしたお便りを頂いて、橋渡しをしていたのですが、メールを送っても連絡がつかないことがあり、心配になりました。実は震災以降、連絡が取れない方もいらっしゃるのです。。

でも、今回、とうとうその方と連絡を取ることができました。
どうやら、私とのメール交信に不具合があり、私の最初のメールは届いていたものの、こちらにメールが届かなかったことがわかりました。

大変ご心配とご迷惑をお掛けしました
でもまたご連絡いただけてとても嬉しいです。
また、ブログの毎日更新も不定期に変わって、私自身についても心配頂いておりました。
はい、私は大丈夫です

先日の11日で、「ランドスケープをしよう」も15周年となりました。
今後も「ランドスケープ」を通じた交流・情報発信は続けていきたいと思っていますのでよろしく御願いします。


竜安寺の歌

竜安寺の歌」の存在を知人に教えてもらいました。

日本庭園のすばらしさをやさしく伝えるいい曲ですね。
まさか2355で歌われているとは。

見聞録:熊本駅新幹線口のロータリー広場デザイン

先日、福岡から熊本-鹿児島-宮崎とぐるっと事例視察に行ってきました。
いやいやとても疲れましたが、いろいろいいものが見られました。九州は特色があって面白いですね。

その事例視察の際、熊本での待ち合わせが熊本駅の新幹線口であったのですが、こちらのロータリーと駅前広場とてもおもしろく作られていたのでご紹介します。

P7180096
こちらが熊本駅の新幹線口の正面です。まぁそれほど他と変わらないかとおもいきや・・
P7180092P7180099
壁がロータリーを囲み、景観的な境界をつくっているのです。
駅前ロータリーというのは一般的にいろいろな建物などで景観的にちょっとうるさくなりがちですが、ここでは統一した壁で守られています。ところどころデザインされた通し窓で息苦しさもありません。
P7180101P7180102

実は、以前、熊本にいる知人のブログにこの駅前が紹介されていたのですが、やっぱり実際見るのとは迫力が違いますね。
P7180104
そして個人的に好きな<噴水>です。わかりづらいと思いますが、じわじわと水が滲んで流れています。
熊本といえば、湧水というイメージをもっているのですが、いろいろ派手な噴水がある中、岩からにじみ出る清水を表したこの広場前の噴水のセンスはとてもすばらしいと思いました。

「ランドスケープリンク集」8サイト更新!

「ランドスケープリンク集」にて、8つのサイトを新たに追加しました

「ランドスケープをしよう」
http://landscape-project.net
ランドスケープリンク集
今回の更新は、数が少ないのでこちらでも紹介します。

まずは<総合デザイン・リンク集>から
QS_20140620-114347「土木建築設備工事のフリーソフト 」
http://johnny-g.watson.jp/frsoft/kenfs/
という土木建設・建築設計・設備工事のおすすめCADのフリーソフト/おすすめ無料ソフトからフリーデータのリンクを紹介しています。また、このサイト内にある
「フリーデータ/CAD・メーカー・EXCEL 」
http://johnny-g.watson.jp/frsoft/kenfrdata/
というフリーソフト、フリーデータを抜き出したリンク集を紹介しています。

次は<公園・広場>から
QS_20140620-114430「みーんなの公園プロジェクト」
http://www.minnanokoen.net/index.html
ユニバーサルデザインを含めた障害の有無などにかかわらずすべての子どもが、自分の力をいきいきと発揮しながら、様々な友だちとともに遊び学べる公園づくりを目指す活動です。

4つめは<植物検索>から
「公園・街路樹等病害虫・雑草管理マニュアル」
http://www.env.go.jp/water/dojo/noyaku/hisan_risk/manual1_kanri.html
環境省が公開している公園や街路樹等における農薬の飛散による健康被害を防止するため、「公園・街路樹等病害虫・雑草管理マニュアル」の改訂版です。PDFによりダウンロードできます。

5つめは<資格支援>より3サイトです。
QS_20140620-114405「受験対策と資格試験。フリーソフトのリンク集。」
http://ptay.blog.fc2.com/
実は先に紹介した「土木建築設備工事のフリーソフト 」等の上位サイトになります。情報満載ですね。またここから
「資格試験DEアップ」
http://raku59.cava.jp/
「資格試験支援ツール」
http://homepage2.nifty.com/303geos/index_001.htm
などのサイトにつながります。資格支援の総合デパートですね。

最後に<学習・教育素材>から
「環境省:パンフレット一覧」
http://www.env.go.jp/guide/pamph_list/list_ja06.html
いろいろ講義資料を取りまとめるときに活用させてもらっています。環境省の各部署別に区分けされ、ダウンロードできるので便利ですよ。

これからもたくさんの情報お待ちしております。

第4回 『ブログde景観ギャラリー』 (「ランドスケープをしよう」管理人ブログ)

「景観散歩日和」ブログの管理人さんが、本日の<景観の日>にあわせ、お気に入りの景観写真をブログに掲載する『ブログde景観ギャラリー』を呼びかけていましたので、今年も参加することにしました。

テーマは自由ということですが、ちゃんと考えないと資料は膨大。。
というわけで本ブログでの今年のテーマは「なつかしの手作り遊具・広場」とし、自分が気ままに撮影した<つれづれ写真>で確保しておいた写真の中から、いくつか展示したいと思います。

【なつかしの手作り遊具・広場】
s-P1060816
まずは<懐かしい>ということで、江戸東京たてもの園にあった土の広場を紹介します。園のテーマとして、昭和の広場を再現したものですが、土管と土だけでたくさんの人が集まっています。みなさんも、ここで集まってみたくないですか?芝生や舗装ばかりの広場にはない魅力がありますね。

次は東京のプレーパークの中から2つの遊具を紹介します。
s-P1060759
s-P1060735
利用者と見守るプレリーダーによって管理されるプレーパークには工夫と自由がいっぱい。これこそ自由な発想と冒険心を育む拠点です。大人も遊ぶ方、作る方にも参加したくなるでしょう?

最後は、広島尾道で見つけた猫の彫刻。
s-IMG_7556
前にもご紹介したかもしれませんが、地元でひろった石をつかってアーティストがつくっておいてある作品です。路地のあちこちに置かれて旅人を誘うのですが、ストーリーも含めて手作りならではの幻想的な味わいがあります。

いかがだったでしょうか?
今回、「なつかしの手作り遊具・広場」としたのは昔ながらの手作り感や利用者による自由・工夫というものが制約されていると感じたからです。環境や自然、子どもたちを結びつける、おおらかな自由さと作り手と利用者の工夫が創造されるような景観が待ち望まれている気がします。

以上、「ランドスケープをしよう」管理人による『ブログde景観ギャラリー』でした。

「ランドスケープリンク集」5サイト更新!

「ランドスケープリンク集」にて、5つのサイトを新たに追加しました

「ランドスケープをしよう」
http://landscape-project.net
ランドスケープリンク集
今回の更新は、数が少ないのでこちらでも紹介します。

まずは<公園・広場>から
QS_20140513-090027
「ミズベリング」
http://mizbering.jp/
という水辺の活用を普及・PRするとてもおしゃれなサイトです。いろいろなメディアをつかって水辺の楽しさを発信しているので、水辺のことだけでなく、今後のネット活用にも参考になると思います。

次は<環境・ビオトープ>から
QS_20140513-085944
「人と動物が幸せに暮らす社会の実現プロジェクト」
http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/project/index.html
これは個人的にも思い入れがあるプロジェクトです。来月には具体的なプランが公開されるということなので期待しています。応援団も募集するそうですので、その時はみなさんのお力もお貸しください。

3つめは<データベース>から
「国土交通省都市局講演資料」
http://www.mlit.go.jp/toshi/toshi_fr2_000005.html
こちらの内容はこのブログでも紹介したことがあります。まだ公開資料は少ないのですが、内容は今後の都市形成に関わる内容も含まれるので、今後の公開を期待しています。

4つめはこちらは個人のブログですが<留学情報>で
QS_20140513-085957「ランドスケープデザイン日誌」
http://www.landscapearchitect.jp/journal/
アメリカに住む日本人ランドスケープ・アーキテクトの個人ブログですが、留学相談などの内容も公開されています。留学を目指す方にはとてに力づけられる内容です。

最後に<学習・教育素材>から
「聞き書き甲子園」
http://www.foxfire-japan.com/
こちらは前回の記事でも紹介していますね。このサイトからリンクをたどるとまた面白いサイトに巡りあえます。

これからもたくさんの情報お待ちしております。

【読書】ランドスケープデザイナー田瀬理夫さんを紹介している本

以前、現役の学生さんから「植物学を専攻しているが、ランドスケープデザインをしたい」という相談メールを頂きました。
いろいろな選択肢を含めてお話させていただいたのですが、その選択肢の1つに、今勉強している植物学を活かして就職を含めた今後の計画を考えてみる、ということもお話し、その例として、ランドスケープデザイナー田瀬理夫氏とそのプロジェクトを挙げたことがあります。

田瀬理夫氏は、アクロス福岡の「山」をコンセプトとした大規模な屋上緑化計画をされた方として大変よく知られている方です。
私も「ランドスケープデザイン」誌を通じてそのプロジェクトや田瀬氏のことを見ていました。

ただ田瀬理夫氏について、「ランドスケープデザイン」誌以外では、なかなか紹介されたものがなく、ネット検索してもあまり出てこないんですね。機会があればずっとお話を聞いてみたいと願っていた人でした。

それが、昨年、働き方研究家の西村佳哲氏によって、田瀬理夫氏を紹介する本ができました。
それがこの
ひとの居場所をつくる: ランドスケープ・デザイナー 田瀬理夫さんの話をつうじて」という本です。

ご本人の著書ではなくインタビュー形式なので、田瀬氏の人柄やプロジェクトに対する思いも伝わってきて、田瀬理夫氏とそのプロジェクトに興味を持っている方にはとてもいい本です。個人的にも、知っている方が登場したりして、親しみ深く読ませてもらいました。

本書は、まず田瀬氏とその仲間が手がけている遠野のカントリーハウスから話が始まり、そこから田瀬氏の土地利用に対する考え方が紹介されます。その考えをベースに、様々なプロジェクトが紹介され、これからのランドスケープに必要な取り組みの話につながっていきます。

「ランドスケープデザインはどういう目的と方法をもっているのか」ということも語られているので、これからランドスケープを目指す方にもぜひてにとってほしいと思います。

中国の壁面緑化作品-狩谷くんのレポート-

メインサイトの海外ランドスケープレポートMEDIAMIXでお馴染みの狩谷龍俊くんから新年の挨拶とともに、中国で担当・監修したプロジェクトを送ってくれました。とてもおもしろいのでご紹介します。

s-DSC_0210s
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s-IMG_8957百貨店内の噴水と巨大な壁面緑化です。それにしても長い。。
個人的にも気に入ったのは、巨大壁面緑化の下のデザイン。
これ、板根だよね〜、ってきくと、その通りと連絡がありました。(私はスオウノキのような板根フェチです。)おお嬉しい。最近はアート・デザイン作品の中でも植物の形態をモチーフにしたものも世界中で増えてきました。

以前は、こうしたランドスケープ作品の発表の場を本サイトでも提供していたのですが、あまり作品が集まらず閉鎖してしまいました。でも本サイトあてにプロジェクトや作品を送ってくださいましたら、いろいろな場で紹介したいと思いますし、増えてきたらまた作品紹介ページを開設したいと思いますので、みなさんも様々なランドスケーププロジェクトをご紹介ください。



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管理人:ミヤガワ
1972年生まれ。今は主に宮崎・鹿児島の南九州圏に生息しています。たまに国内外に飛び立ちます。
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