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自分の考えていた「会話のキャッチボール」が、
定型発達者の認識とは異なる事は以前書いた。

では、一体何を求めているのだろうか?

自分で考えても分からないので、Google先生に協力して頂き、
大まかにネット上の意見を集めてみた。

■ネット上の意見
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・人間は自分のことを話したい
 (また、相手が話をノリノリ聞いて貰えるとくれると嬉しい)
・会話中は笑顔をキープした方が良い
 (相手に安心感を与え、会話が盛り上がる)
・同意や共感を得られる様にすべき
 (相槌ちをうつ、相手に合わせた話題をふる等)
・沈黙が続くと嫌になってしまう
(会話が無いと、「気まずい」と感じる)
・練習すれば、会話を長く続けられるようになります、
 会話が長く続くように、頑張りましょう!

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調べてみた結果ですが、
ほとんど、「気持ちがどうだから、こうしよう」という様な内容でした。

気持ちがどうこう、というのが
自分にはほぼ無いので、共感できない。
(定型発達者と認識が食い違うのも当然。)


とりあえず、上記ネットの意見に対する、自分の意見。
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・人間は自分のことを話したい、聞いてもらえると嬉しい
⇒不要な会話は話そうと思わない、要らない。

・会話中、笑顔だと安心感を与え、盛り上がる
⇒自分は相手の主張内容だけを聞くので、
  相手が笑顔かどうか(表情)なんて気にしてない。

・同意や共感を得られる様にすべき
⇒共感とか同意を得るとか、そういうのは考えてない。
 
自分は「言いたい事を言う」という様な感じ。
・会話が長く続くように、頑張りましょう!
長く続ける必要ってあるんですかね?

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会話に対する自分の考えもついでに述べます。
自分にとって、会話の目的は下記の2つのみです。
①情報共有
②意志の伝達


つまり、連絡事項肯定/否定質問/反論ぐらいです。やるのは。
以下、具体例↓
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■肯定
相手:「今日は暑いですね」
自分:「そうですね」
(あなたの主張は事実と相違ないです。)

■否定
相手:「今日は寒いですね(気温38°)」
自分:「いや、自分は暑いと思います」
(あなたの主張は、間違っています。)

■連絡事項
自分:「こっちの道は、通勤ラッシュ時刻でも混雑しないらしいですよ。」
相手:「そうなんですね」
(相手に取って役立つ可能性のある情報を、伝達する。)

■質問
相手:「何か分からない事があれば言って下さい。」
自分:「作業Aに必要なものはありますか?」

■反論
相手:「謝罪は必要です。」
自分:「必要ありません。起こったミスに対して、何ら寄与しないからです。」
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健常者はこんな訳の分からん事を
考えながら話をしてるのか…。

理解できない概念の上に、
理解できないルールをどんどん作ってる
ので
ついていけないです。
(ついていく必要性も感じない。)

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相手:「今日は晴れてますね」
自分:「そうですね」(見たら分かるわ)

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健常者は、こんな生産性の無い会話でも、しなければ生きていけないらしいです。
(精神的な支えが無くなり、日々の生活に支障が出る?)


<余談>
日本人がアメリカで生活をすると、アメリカの人間関係のドライさから、
日本人は精神を壊してしまう事があるらしい
です。
(アメリカの仕事場では、「これやっといて」と作業を依頼され、
 依頼されたものを完遂したら後は帰宅、みたいな、
  職場の人間同士の繋がりが薄かったりする。)


有名な話だと、
上司から「君は熱があるから休んでいなさい」と言われた場合、
日本人は、「気遣って貰った!嬉しい!」と感じたりするのに対し、
アメリカ人は、「自分は仕事場には必要ないのか…」と落胆したりする模様。
(仕事であれば、「気遣い」「思いやり」どうこうよりも、
 「能力を必要とされているか?会社に貢献出来たか?」を重視したりする。)


不思議なもんですね。



ひとまず、最後に定型発達者が求める「会話のキャッチボール」について
纏めておきましょう。

■まとめ
①相手が気になりそうな話題をふる
笑顔などの表情や、アイコンタクトなども駆使する
③こちらからも、何か質問を返す(会話を長引かせる)
④相手の発言に対し、同意、共感の意思を示す