2012年05月31日

悪魔のような5月相場が終わりました

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 こんにちわ 竜之介です。 やっと、悪魔のような5月相場が終わりました。ウォール街の格言では、「5月に売って、どこかに行け そして、9月に戻ってこい」とありますが、底なし沼は、まだまだ続くと考えねばなりません。

 日経225先物市場は、大引け 8530円-80円  スペインやイタリアの国債利回りの上昇に、リスク回避売りが拡がった欧米市場の流れれを引き継ぎ、東京市場も売り先行で、前週の安値更新の流れとなったものの、日銀のETF買いが影響して、買い戻される展開で引けました。 ギリシャが、ユーロ離脱と予想する投資家は、1/3程度と、大勢はユーロ残留を予想しているようで、なかなか底入れしない理由ともなっているようです。 さて、明日晩の、雇用統計後に、どっちに動くか? 注目されるところです。

 今日の石油市場は、東京ガソリン -1780円〜-1920円安推移 夜間原油 WTI 6月限は 87.78ドル推移 北海原油 7月限は、103.37ドル推移 ユーロ安や欧米株安に下落した海外石油市場を反映して、東京市場も大幅安の展開 対ドルでの円高進行も、下落に拍車を掛ける展開でした。 米大統領選挙年は、積極的な景気対策による株高と、インフレ対策によるガソリン安と、同時進行する年が過去多いですが、今年は、3月天井からの下落波動が始まったばかりであり、月足の陰線が、2本経過しただけとなっています。39ヶ月の上昇波動だっただけに、少なくとも、6ヶ月以上の下落波動が欲しいところです。

 ユーロドルは、34本(±20%)のサイクル波動が、多くの局面で観測されますが、現在時間(16:00)では、22本が経過しており、後、15時間〜95時間の範囲で、短期的な底入れとなる公算です。 よって、今晩の戻りは、安心して売り参戦で良いかと思うところです。ユーロドルのCFTC建ち玉報告では、大口ファンドの、ポジションは史上最高の売り越しとなっている事から、彼らが買い戻した時の反発力の強さを警戒する人もいますが、総取組高(Open Interest)が、史上最高を更新している事から、ドル高の流れが、ファンド系の買い戻しで、急ブレーキが掛かる事は、考えにくく、この相場 ユーロの買い方が、投げるまで、下がり続けると見た方が良さそうです。総取組高が減少確認されるなら、初めて、戻り警戒と考えます。
 



landsky at 16:36│Comments(0)TrackBack(0)

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