弥生賞予想より、一部抜粋
競馬最強の法則WEB ラップギア 弥生賞予想より、一部抜粋
------
朝日杯FSを制したローズキングダムと並び、3歳2強と称される(1)ヴィクトワールピサが登場。この2頭が同じ新馬戦でデビューしたことは競馬ファンに広く知られるところだが、今この時点で一緒に走ればどちらが人気を集めるのだろうか?
1.その新馬戦で2着に敗れたヴィクトワールピサは単勝1.8倍の1番人気であり、勝ったローズキングダムは単勝2.2倍の2番人気だった。
2.ローズキングダムは東京スポーツ杯2歳Sで単勝3.6倍、朝日杯FSでは単勝2.3倍。対してヴィクトワールピサは未勝利、京都2歳S、ラジオNIKKEI杯2歳Sすべて単勝1倍台(今回の弥生賞もおそらく単勝1倍台)。
以上のことから、ひょっとするとヴィクトワールピサのほうが人気になるのではないかとも考えたが、ローズキングダムは実際にヴィクトワールピサを下したという実績がある。
…難しいな。もしこの弥生賞にローズキングダムが出ていたら、ヴィクトワールピサと並んで2頭とも単勝1倍になっていたのかも。常識的に考えれば2頭とも2倍台の前半なのだろうが、マスコミが「2強対決!!」と騒ぎ立てれば、相乗効果で票が集中するだろうし。
ここまでを読んで、「単勝1倍台が2頭なんてあり得ないのでは?」と思う方もいるかも知れない。それが全然あり得なくはないのだ。過去10年では3例しかないが、たとえば1996年オールカマーなんかは、1番人気マヤノトップガンが単勝1.8倍、2番人気サクラローレルが単勝1.9倍という一騎打ちだった。
一番最近では2006年4月15日の中山1R未勝利戦。1番人気は単勝1.8倍のジェイケイボストン、2番人気が単勝1.9倍のヒカルラブハート。その前は2001年のレースだった。2001年頃までは、ほぼ毎年「1年に1度や2度は見られる光景」だったのだが、2001年以降は10年で3回。何かあったっけ? 2005年の競馬法改正以外で。やっぱりここ10年ぐらいの競馬は難しくなっている?
さらに余談だが、オールカマーは前述の1996年以外にも、たとえば1994年にも1番人気ビワハヤヒデが単勝1.2倍、2番人気ウイニングチケットが単勝2.8倍なんてレースがあったりする。その時の3番人気は単勝32.6倍。3番人気なのに32.6倍。このレースでの3番人気トミシノポルンガが、1986年以降サラブレット系のレースでもっとも人気のない3番人気だったりする。
(後略)
------
日曜は3場開催なのに1重賞かー。去年は2場開催だったから気付かなかったけど、土曜に2重賞を回しての日曜1重賞ってのはすごいね。弥生賞ってばG1並みの扱いだ。
00:05│その他