◆ 【宝塚記念考察 その2】(本命ドリパス)
人気競馬ブログ 『競馬』という名の推理小説 、本命ドリパスさんからの寄稿です。
ラップギアを介した競馬の見方、その参考になると思います。 (岡村)
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【宝塚記念考察 その2】
その1
【日経賞】
37.0-43.9-38.7-37.8 =2.37.4 ▼4▼2△7 平坦戦
重馬場でかなり時計の掛かったレース。
時計が遅いので例年と数字だけを比べても分かりにくいですがラップのバランスだけ見ればこんな感じになります。
普通→速い→遅い→遅い
スタートしてからメインスタンドを通過し1コーナーに突入するまでネコパンチがとにかく飛ばして10馬身以上のリードで逃げます。
1コーナーに突入するとコーナーワークでペースを落としそのまま淡々と流れます。
このレースのポイントは第3ブロックでこの区間が遅いこと。
第3ブロックは向正面〜3コーナーの区間ですがネコパンチはここをスローで行けたことが上がりの▼4▼2という加速に繋がっていると思います。
後続の馬達は残り800m付近から動いていますが逃げたネコパンチが第3ブロックでスローにしてるのだからもっと早く差を詰めておかないといけないレースだったでしょう。
重馬場だったので早めに動くとラストでバテるという懸念はあったし逃げた馬が12番人気のだから舐めていたということはあったでしょう。
宝塚記念も重馬場になればネコパンチにはチャンスかと思いますがこのレースほど簡単には逃げさせてくれないでしょう。
ウインバリアシオンが2着、ルーラーシップが3着でしたがルーラーシップが早めに動いた分最後の最後で差された結果でこのレースに限っては同じぐらいの評価が出来ると思います。
【大阪杯】
39.1-51.1-35.3 =2.05.5 ▼4▼7△10 瞬発戦
その1で書いた鳴尾記念と同コースでの重賞。
違うのは大阪杯は稍重で時計が掛かる馬場だったことぐらいで非常に似たレースとなりました。
ラップギアも鳴尾記念が▼7▼6△10に対して大阪杯が▼4▼7△10というものでここからも分かると思います。
大阪杯を勝利したのはショウナンマイティでその鳴尾記念2着の馬というのは(展開が似てるから)納得で更に納得なのがナカヤマナイトとアーネストリーがどちらのレースも同じ様に敗退していること。
但し、本番はこの2レースの様な瞬発力勝負にならないない可能性が高いのでこの着順がそのままと考えると危険かと思います。
この間に入ってきたのが大阪杯2着のフェデラリスト。
瞬発力勝負ではショウナンマイティに及びませんでしたが消耗戦の中山記念、平坦戦の中山金杯を制した馬なのでこちらも逆転候補の一頭でしょう。
特に中山記念は重馬場のレースで(最内を通ったのもありますが)一頭だけ次元の違う脚を使えているだけに本番が道悪になれば急浮上する可能性はあります。
(本命ドリパス)
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3歳馬が10月以前に芝・準オープンを勝つのはかなり珍しい211.09.12
【日経賞 回顧】(本命ドリパス)11.04.05
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37.0-43.9-38.7-37.8 =2.37.4 ▼4▼2△7 平坦戦
重馬場でかなり時計の掛かったレース。
時計が遅いので例年と数字だけを比べても分かりにくいですがラップのバランスだけ見ればこんな感じになります。
普通→速い→遅い→遅い
スタートしてからメインスタンドを通過し1コーナーに突入するまでネコパンチがとにかく飛ばして10馬身以上のリードで逃げます。
1コーナーに突入するとコーナーワークでペースを落としそのまま淡々と流れます。
このレースのポイントは第3ブロックでこの区間が遅いこと。
第3ブロックは向正面〜3コーナーの区間ですがネコパンチはここをスローで行けたことが上がりの▼4▼2という加速に繋がっていると思います。
後続の馬達は残り800m付近から動いていますが逃げたネコパンチが第3ブロックでスローにしてるのだからもっと早く差を詰めておかないといけないレースだったでしょう。
重馬場だったので早めに動くとラストでバテるという懸念はあったし逃げた馬が12番人気のだから舐めていたということはあったでしょう。
宝塚記念も重馬場になればネコパンチにはチャンスかと思いますがこのレースほど簡単には逃げさせてくれないでしょう。
ウインバリアシオンが2着、ルーラーシップが3着でしたがルーラーシップが早めに動いた分最後の最後で差された結果でこのレースに限っては同じぐらいの評価が出来ると思います。
【大阪杯】
39.1-51.1-35.3 =2.05.5 ▼4▼7△10 瞬発戦
その1で書いた鳴尾記念と同コースでの重賞。
違うのは大阪杯は稍重で時計が掛かる馬場だったことぐらいで非常に似たレースとなりました。
ラップギアも鳴尾記念が▼7▼6△10に対して大阪杯が▼4▼7△10というものでここからも分かると思います。
大阪杯を勝利したのはショウナンマイティでその鳴尾記念2着の馬というのは(展開が似てるから)納得で更に納得なのがナカヤマナイトとアーネストリーがどちらのレースも同じ様に敗退していること。
但し、本番はこの2レースの様な瞬発力勝負にならないない可能性が高いのでこの着順がそのままと考えると危険かと思います。
この間に入ってきたのが大阪杯2着のフェデラリスト。
瞬発力勝負ではショウナンマイティに及びませんでしたが消耗戦の中山記念、平坦戦の中山金杯を制した馬なのでこちらも逆転候補の一頭でしょう。
特に中山記念は重馬場のレースで(最内を通ったのもありますが)一頭だけ次元の違う脚を使えているだけに本番が道悪になれば急浮上する可能性はあります。
(本命ドリパス)
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