TEASPOT 紅茶雑記〜ティータイムのある日常〜

いろいろやってる紅茶のひと・やすえが語る、紅茶についての雑感あれこれ。 読めば紅茶が飲みたくなる?!

紅茶の歴史

神農祭が近づいてきました〜11/22・23は神農祭

曜日などに関係なく、
毎年決まった日付で行われるお祭りは、
各地にいくつかありますが、
こちらもその一つでしょう。


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大阪市中央区道修町にある、
少彦名神社の「神農祭」は、
毎年11月22・23日に行われます。



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道修町通と御堂筋との交差点にこれが出ると、
ああもうそんな時期か、と。





…と、まるで昨日撮ったみたいに書いてますが、
今日掲載の写真は全て昨年撮ったものです。





そんなわけで本日は、
昨年この時期に不調すぎてブログに書けなかった、
昨年の神農祭の模様を振り返りながら書いていきます。










神農祭の当日には、
御堂筋から堺筋に向けて、
ずらっと屋台が並びます。



そして、昨年はこんなのも。

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くすりのキャラクターって、こんなにいたのか…



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当日はこんな感じで、
キャラクターたちが道修町通を練り歩いてました。


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神農さんはこんなキャラ。

私がかつて、
講義の合間にテキストに落書きしたものとは、
かなり違ったイメージです。




他には、お馴染みのこんなキャラクターや、
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こんなキャラクター(?)まで。
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また、道修町通には、
くすりにまつわる展示施設もいくつかあります。


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神社の社務所のビルの3階にある、
「くすりの道修町資料館」を、
昨年訪れた際に見学したのですが、
展示品がたくさんあって、なかなか見ごたえがありました。



他にもいくつかの見学可能な施設があり、
原則として土日祝日は休館のところが多いのですが、
昨年の神農祭のときには、特別開館しているところもあったので、
お時間あれば、参拝の際に見学するのもおもしろいでしょう。









そして、
お祭りの時には、道修町通のあちこちに、
こういった奉納提灯が立ちます。

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この柱を立てるための穴が、
道修町通には、ちゃんと設置されているのです。

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むしろこれ、
お祭りの時期以外に見ていくと、
きっとおもしろいんだろうな…と思いつつ、
この一年、見に行くことがなかったことに、
今気づいてしまいました。

(近々、見に行ってみたい…)






神社の場所や、お祭りの詳細は、
少彦名神社のサイトにも掲載されています。


ただ、神農祭当日の参拝は、
ものすごく行列になるので、
時間に余裕を持ってお出かけすることをおすすめします。

イギリスの“紅茶の国”歴はいつから?

何せ英国紅茶などと言うくらいなので、
紅茶と言えばイギリス、と連想をされる方も多いかと思いますが、
イギリスの紅茶文化の歴史は、実は意外と新しかったりします。




茶の樹のふるさと中国では、
4世紀頃から茶の栽培が始まったと推定され、
そこから世界各地へ、徐々に広がっていきました。
日本へは遣隋使によって茶が伝えられ、
平安時代から鎌倉時代にかけて、
中国より茶の種が持ち込まれて栽培されるようになり、
安土桃山時代には、千利休に代表されるような、
茶の湯の文化が流行しておりました。



…ところがその頃、イギリスには紅茶どころか、
茶そのものがまだ伝わっていなかったのです。



1516年(日本では室町時代後期)、
ポルトガル人が初めて海路で中国(マカオ)を訪問した際、
茶の存在を知り、
その後1610年(日本では江戸時代)に、
オランダによって初めて中国の茶が買い付けられたのが、
ヨーロッパへ茶が運ばれた最初の公式記録とされています。



イギリスに茶が伝わったのはそれよりさらにあと、
1650年代に入ってからと推定され、
同時代にイギリスで流行したコーヒーハウスにて、
予め煮出しておいた茶を注文の都度温め直して提供したり、
一部の店では茶葉の販売もされていました。



当時は緑茶および半発酵の烏龍茶が輸入されていたのが、
当時のイギリスの肉中心の食文化もあって、
酸化発酵のより進んだものが好まれるようになり、
時代が下るにつれ、紅茶の製法が確立されていき、
現在では世界に流通している茶の7割が紅茶となっています。




それでは、茶が伝わる以前、
イギリスでは何が飲まれていたのか?


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[ photo by pakutaso.com


「エール」という、ビールの一種の飲み物が、
中世以降のイギリスの国民的な飲み物で、
それこそ朝から一般家庭で自家製のエールが、
水分と栄養補給のために飲まれていたそうです。




茶がイギリスに伝わって以降、
アルコールの入っていない、健康的な飲み物として、
エールに代わって上流階級から一般庶民まで、
徐々に紅茶が飲まれるようになり、
19世紀には自国植民地であるインドでの紅茶生産が始まり、
「紅茶の国イギリス」が確立されていったのでした。





紅茶はどれだけ飲んでも酔っ払いませんし、
もちろん二日酔いすることもないので、
お年始の集まりなどでも、お酒の代わりに紅茶、というのも、
また雰囲気が変わって良いかも知れませんね。





…と、
正月早々、実家にて飲みすぎて酔いつぶれたことを反省しつつ、
本日のブログを締めたいと思います(苦笑)。



















※イベント開催のお知らせ※

◆「TeaMeeting@NPO法人創泉舎」(宝塚)
1/20(火)14:00〜
気軽に紅茶を楽しんでいただくお茶会です。
事前申込不要。当日直接、会場へ。


◆「TeaMeeting in ドーナップの日」(京都)
1/30(金)11:00〜
GINGA☆Bakeryさんとのコラボで、
ドーナップ販売日にシェ・ル・ボタニストにて、
TeaMeetingを開きます。
この日は神戸から、似顔絵描きのNAOさんもやって来る!
事前申込不要。当日直接、会場へ。

イギリスの「コーヒーハウス」のはなし

今でこそ、紅茶と言えばイギリス、というぐらい、
英国紅茶のイメージは浸透していますが、
そのイギリスにはかつて
「コーヒーハウス」と呼ばれるお店が何千店もあったことは、
あまり知られていないのではないでしょうか。



17世紀はじめ頃、ロンドンでは市民が酒場に集まって、
息抜きと同時に情報交換を行っていた風習があったものが、
17世紀半ばには新聞が発達し、
また、コーヒーや茶が一般化してきたこともあって、
無料で新聞を読める「コーヒーハウス」というお店が出てきて、
これが酒場に代わって盛んになり、
最盛期のイギリスには2千〜3千店もあったともいわれています。



初期のコーヒーハウスは身分や職業に関わらず、
入場料を1ペニー払えば入場できて、
別途、1杯2ペンスでコーヒーや茶が飲めて、
置いてある新聞や雑誌を無料で読めるので、
市民はそこで情報収集をしたり、
他の客とコミュニケーションを取ったりできるので、
俗に「ペニー大学」とも呼ばれていたそうです。


「コーヒーハウス」と言うからには、
そこで出されていた飲み物はもちろんコーヒーでしたが、
同時代にイギリスに伝わってきた茶も提供されていました。
(まだこの時代には紅茶ではなく、緑茶か半発酵の茶でしたが)
紅茶について学ぶ際に出てくるコーヒーハウスに、
「ギャラウェイ・コーヒーハウス」というお店があり、
茶の効用についてのポスター広告を貼り出したことで有名です。
(内容はこちらのような、万能薬的な扱いでした)


すべてのコーヒーハウスで茶が出された訳ではないようですが、
注文が入ると、あらかじめ煮出してあった茶を温め直して、
提供されていたようです。
(コーヒーも同様の提供方法だったようです)

余談ですが、お店によっては、
「to insure promptness(迅速なサービスを保証)」
と書かれた箱を置き、
早くサービスしてほしいお客がそこへ小銭を入れる、
というシステムを導入し、この頭文字の「T・I・P」から、
現在のチップが始まったという説もあるそうです。




残念ながらコーヒーハウスは女人禁制で、
男性の社交場および情報交換の場ではありましたが、
そこで交わされるさまざまな会話に思いを馳せるのも、
また、面白いかも知れません。












※主催イベントや出没情報のお知らせ※

◆「TeaMeeting in ドーナップの日」(京都)
12/10(水)
11:00〜日没頃(だいたい17時くらい)まで
GINGA☆Bakeryさんとのコラボで、
ドーナップ販売日にシェ・ル・ボタニストにて、
TeaMeetingを開きます。
どうぞお気軽にお越しください。
(年内イベントはこれが最終です)

紅茶の神様っているのかな?〜本日と明日は神農祭

紅茶に限るわけではなく、お茶に関する神話・伝説の類で、
初めてお茶を飲んだ神様の話、というのがあります。



(…史実ではなく、
あくまで“伝説”ということで、ご理解頂ければと思います。)



中国の天地創造の神話によれば。

紀元前2700年頃のこと、中国に現れた三皇帝のひとり、
農業の神、薬草の神、火の神とされた炎帝神農が、
植物の薬効と毒性とを調べていたときのこと。

ある日、午前中の務めを終えて、喉の渇きを癒すため、
小川のほとりで水を汲んで火にかけ、湯を沸かしていると、
そこへ頭上の樹から木の葉がはらりと鍋に落ち、
きれいな色と良い香りを放ったので、
飲んでみるとえもいわれぬ美味しさで、
沸かした湯だけを飲んだ時よりも明らかに体力が回復したとか。

これが茶の葉で、以来神農皇帝は、
一日に百草を嘗め、70以上の毒に当たる、
という、身体を張った研究をしつつ、そのたび茶の葉で解毒していた、
と言われています。







この神農皇帝の話は、
ティーインストラクター養成研修のテキストにも、
ちらっと出てくるのですが、

講義の際、先生が、
「神農さんというのは、
頭が牛で、身体が人間だったとも言われていたらしい」
と仰るのを耳にして…



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私ったら、こんな落書きしてました!
(こんなん書いてるから、
筆記試験落ちまくって3回も受ける羽目になるんやで!
…と、タイムマシンがあれば当時の自分に言いにいきたい…)







という訳で、何で今日、こんな話を書いたかというと、
今日・明日は、大阪で神農さんのお祭りがあるんです。

少彦名神社

薬草の神様であることから、大阪の薬問屋が多く集まった、
道修町(どしょうまち)に祀られているのは良く分かる気がします。

曜日に関係なく、毎年11月22・23の2日間、
道修町には露天が並んでにぎわっています。

(風邪を引いてなければ本日行きたかったのですけどね…)











※主催イベントや出没情報のお知らせ※

◆「TeaMeeting in ドーナップの日」(京都)
11/30(日)11:00〜日没頃まで
GINGA☆Bakeryさんとのコラボで、
ドーナップ販売日にシェ・ル・ボタニストにて、
TeaMeetingを開きます。
どうぞお気軽にお越しください。
(12/10も実施します!)

紅茶の時間〜「アフタヌーンティー」

紅茶の時間と聞いて、何となくイメージされる単語のひとつに、
「アフタヌーンティー」
があるかと思います。


直訳すると「午後の紅茶」。
紅茶飲料の名前にもなっているので、
耳なじみのある方も多いでしょう。


今回はその「アフタヌーンティー」について、
少し詳しくお話していきましょう。






現在、紅茶の専門店や、ホテルのティーラウンジなどで、
アフタヌーンティーのセットを注文すると、
ポットにたっぷりと入った紅茶とともに、
サンドイッチやスコーン、ケーキなどが、
3段もしくは2段に連なったアフタヌーンティースタンドに盛られて運ばれてくるパターンが多いかと思います。


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[ photo by
pakutaso.com




アフタヌーンティーは日常的な紅茶時間ではなく、
特別なティータイムという位置付けとなっています。


3時のおやつと混同してしまいがちなのですが、
単なるティーブレイクではなく、“ハレ”の日の、社交的イベントで、
ヴィクトリア王朝期(1837年〜1901年)頃にイギリスで、
その形式や心得などが確立されたと言われています。



アフタヌーンティーの由来として有名なエピソードが、
第7代ベッドフォード公爵夫人、アンナ・マリアによるもの。

夕食までの時間の空腹に耐えかね、いわゆる虫押さえとして、
夕方、召使に紅茶とバター付きのパンを用意させたのが、
アフタヌーンティーの習慣が普及したきっかけだとも言われています。


…と書くと、アンナさんってどんだけ食いしん坊なん?
という印象も受けるかも知れませんが、
当時のイギリスの食事は、
朝、しっかりとした食事を摂り、昼は軽めに済ませ、
夕食は夜の社交のあと、おおむね午後9時を過ぎてから、
というタイムテーブルだったそうなので、





そら、おなかすくわな!





と納得できます。


(余談ですが、現在の私の食生活も、
家族の帰宅を待って夕食にするとなると、
夜9時をまわってからとなることもあるので、
アンナさんのはらぺこ具合に大いに共感する次第)





正式なアフタヌーンティーでは、紅茶を正しく淹れることはもちろん、
ティーフードを多種類用意することや、
そのメニューに関する細かい指定などもありますが、
(3段のアフタヌーンティースタンドは、
狭いテーブルでも品数を多く用意するために考案されたもの)
今では労力の都合上、簡略化されたり、
ホテルなどでは現代風にアレンジされたアフタヌーンティーのセットが供されたりもしています。



ですが、アフタヌーンティーにいちばん必要なものは、
おもてなしの心と、交わされる会話、
そして美味しい紅茶です。


女性向けの社交の場としての機能も果たしてきたアフタヌーンティー。
現代の皆さんのライフスタイルに合わせて、
たまには、少しご無沙汰しているお友達と、
お茶の時間を持ってみてはいかがでしょうか。
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